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F1初心者の会☆コミュの2010アブダビGPレースレポート(決勝結果あり)

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こんにちは☆管理人のケロックです☆
いつもF1初心者の会☆にご参加いただきありがとうございます☆

アブダビGP!皆さんご覧になりましたか??
4人での王者決戦のを今回も振り返っていきたいと思います!


☆こちらのトピックで引き続き決勝観戦後のコメントを受け付けております!




【4人による王者決戦!最後に笑ったのは?】
フェルナンド・アロンソ、マーク・ウェーバー、ルイス・ハミルトン、セバスチャン・ベッテル。この4人による2010王者決戦となったアブダビGP。
ポイント的にはアロンソが有利といわれていましたが、予選では3位に。ランク2位ウェーバーもタイムが伸びず5位に沈んでしまいます。逆にチャンピオンの可能性が薄いといわれていたベッテル、ハミルトンが1−2位を独占しました。

このスタートグリッドが「ミラクル」への第1歩だったのかもしれません。


★★ここがポイント(1)「スタート直後のセーフティーカー」★★
注目のスタートはベッテル、ハミルトンが順当に1−2位で通過、3位にバトンが飛び込み、4位アロンソ5位ウェーバーという順で始まっていきます。
しかし、ここで後方で大きなクラッシュが!
ミハエル・シューマッハがスピンし、反対向きになっている状態のところにビタントニオ・リウッツィが正面から激突!マシンに乗り上げてしまうクラッシュとなってしまいました。
特に下にいたシューマッハの頭の真横にタイヤやマシンが乗り上げたため、彼の容態が心配されましたが、特に大きな怪我もなくマシンを降りました。


ここで、マシン撤去のためにセーフティーカーが導入されます。
この時にロズベルグやペトロフなどが義務となっているタイヤ交換を済ませ、戦列に合流。順位を落としてしまいますが、ペースがコントロールされているセーフティーカー時では、すぐに追いつき、前方のマシンと差がなくなる。
つまり、実質的に後方からだけど、ピットに入る必要がない状態で再スタートが切れる事になるため、後々大きな順位アップをする事が出来るのです!


★★ここがポイント(2)「アロンソの4位というポジションの“意味”」★★
前述の通り、スタートで4位に落ちたアロンソ。この時の4人の位置関係は1位ベッテル、2位ハミルトン、4位アロンソ、5位ウェーバーです。
この状態であればアロンソがチャンピオンになるのですが、もしアロンソが5位以下に落ちてしまうと、ベッテルがチャンピオンを獲得する事になります。

この時アロンソ陣営は。ポイント差を考えると一番警戒しなければいけなかったのは「ウェーバー」だったのですが、同時「ベッテル」との争いも気にしなければいけなくなってしまいます。

しかし、アロンソとフェラーリの決断は「ウェーバー徹底マーク」だったのです。

クラッシュの撤去も終わり、レースが再開されて間もなく、11周目にウェーバーがタイヤ交換を行います。ここでフェラーリ再度は「何としてもアロンソの前にウェーバーを出させない」包囲網を築こうとします。
そこで、まず召喚されたのがマッサ。13周目にタイヤ交換を行いウェーバーの前に出る事を狙いますが、失敗。ここでフェラーリ陣営は“焦らなくても良いところで”焦りだします。

新品タイヤでペースが上がっているウェーバーの前に必死に出るために、15周目にタイヤ交換。ウェーバーの前に出る事は成功しましたが、1周目にタイヤ交換を済ませていたロズベルグ、ペトロフの後ろで合流する事に。

これで、全員がタイヤ交換を終了した時の順位を想定すると、1位ベッテル、2位ハミルトン、3位バトン、4位ロズベルグ、5位ペトロフ、6位アロンソ。となり、アロンソはチャンピオン獲得のために「あと2つ」順位を上げなければならなくなり、レース前の優勢から、一気に劣勢となっていってしまったのです。

シーズン後半でマシンの戦闘力も向上しているルノーのマシン。しかし、トップ争いをしているベッテルたちから比べると明らかに遅いペースです。アロンソは必死にペトロフ攻略を試みますが、逆に“焦り”につながってしまいミスを連発。抜けないままレース終盤を迎えていくことになり、さらに11位から「ハードタイヤ」でスタートし、レース終盤まで2位を走行していたクビサ(ルノー)にも逆転を許し、アロンソは絶体絶命の7位にてんらくしてしまったのです。


★★ここがポイント(3)「4つ巴の王者争いが生んだ“盲点”」★★
誰もが予想していなかった「アロンソの後退」。
今回のアロンソの戦略は、対ウェーバーだけの事を考えれば完璧なものだったと思います。しかし、逆転チャンピオンの可能性を持っていたのは“例え15ポイント差、24ポイント差”であっても、もう2人いたのです。その2人に対する「対処」がおソロかになってしまったがために、取り返しのつかない戦略ミスを犯してしまっていたのです。

そういう意味で、複数人が絡んで行われる最終王者決戦の場合(特に2007年もそうでしたが)、一番プレッシャーがかかるのは「追われる1位の立場」にいるチーム・ドライバーであるということを改めて感じました。

追う側のドライバー、特に自力で決める事が出来ないドライバーは、ひたすた「自分が出さなければいけない最低限の結果」を出すために必死に走るだけですが、追われる側は、今回のように「相手に確実に勝てるためには何位であれば・・・」と、守りモードの戦略に走ってしまいがちです。その消極的なレースが、思わぬところでミスやトラブルにつながり、敗者になってしまっていくことがあるのです。



【2010ワールドチャンピオン:セバスチャン・ベッテルの誕生】
こうしてアロンソは7位に落ち、スタートから安定した走りで1位を守り続けたベッテル。途中戦略上の関係でバトンに1位を譲りますが、最終的に今季5度目の優勝を手にしました。
途中、無線機のトラブルでチームとの交信が上手くいかず、年間8基ルールのエンジンで、厳しい状態にあった1基を使用してのレースで、本人もプレッシャーを感じていたと思います。

しかし、そんなプレッシャーを跳ね除け、見事23歳と134日。2008年にハミルトンが記録した「史上最年少チャンピオン」更新し、堂々とワールドチャンピオンを獲得しました!!




★★今日一番のポイント!!「苦しい時も拾い上げてきた“1ポイントたち”の結晶」★★
レース後、おそらく皆さんも聞いたと思います。
チーム代表のホーナーに「おめでとう!お前がチャンピオンだ!お前こそ男だ!」という祝福の無線に、泣きながら「ありがとう」答えるベッテル。

いつも感情を表に出すタイプではないベッテル。そんな彼が周りを気にすることなく、あれだけ号泣する瞬間を目にするのは、初めてではないかと思います。


実は、それだけ23歳のベッテルは大きなプレッシャーと戦っていたシーズンだったのです。
「今年こそ彼はチャンピオンになる!」そう世界中のファンから期待されたベッテル。しかし実際にシーズンが始まるとマシントラブルや本人のミスでポイント獲得が思うようにいかず、苦しい日々が続きました。

自分も、良くレースレポートで「ベッテルの失点」について色々と言及してきましたが、その中でもベッテルが行っていた事が、実は一つだけあったのでです。
それが「1ポイントでもいいから獲得できるものは獲得する」ということでした。

思い出してみてください。
バーレーンGP:マシントラブルで失速を余儀なくされても、上手く走り方を変えて、最後まで諦めずに4位入賞。
イギリスGP:スタートとミスからタイヤパンクの不運。それでも終盤にスーティルを抜くなどし、7位6ポイント。
イタリアGP:途中エンジントラブルに見舞われ、こちらもペースダウンを余儀なくされますが、戦略変更で上手く切り抜け、4位12ポイント。

これ以外にも、「ベッテルのこだわり」で搾り出してきた1ポイント、1ポイントが数多くあります。
それが最終的に256個集まって「2010年のワールドチャンピオン」につながったのです。



1年前のブラジルGP。逆転できると思って挑んだブラジルGPで戦略ミスや本人のミスが重なり、初チャンピオンの夢が立たれてしまいました。レース後、ピット裏で座り込んで悔し涙を流していたベッテル。それが、1年後のアブダビで「嬉し涙」に変わることを・・・予想していた人は、決して多くなかったかもしれません。

今回も逆転チャンピオンの可能性はかなり厳しい状態でした。でも、ベッテルが出来ること「優勝」に向かい、一瞬も気を抜くことなく走り続けました。
もしかすると、本人も「チャンピオンは無理かもしれない」と少しは思っていたかもしれません。ただ、「出来ることはちゃんとやり切ろう」と決めて、ここでもちゃんと25ポイントを搾り出して、念願のチャンピオンを手に入れることになったのです!



いかがだったでしょうか??
もしかしたら、今シーズンからF1を見始めた方も多いかもしれません。なかなかルールが分からないまま見ていらっしゃった方もいたかもしれません。

でも、同じところを何度もグルグル回っているだけのF1には、これだけ計り知れない「ドラマ」と「感動」があるのです。

それを、若干23歳のベッテルに教わったレースでしたね!

コメント(17)

地上波、今終わりました〜わーい(嬉しい顔)!!
アロンソが4位を守り抜いてチャンピオンになると思ってたのに
レースって何があるかわからないですね〜ふらふらexclamation ×2
でも、ベッテルまだ23歳なのに“やっとワールドチャンピオンになれた!!”って感じでしたね☆
地上波でのレース後のインタビュー、字幕も同時通訳もなくて涙
英語力のない自分にがっかりがまん顔バッド(下向き矢印)
2008年並みにドキドキして見ておりました!
ベッテルおめでとー!!!
最年少、ダブル戴冠!

感動で泣いちゃいましたよ。

レースは色々ありましたが・・・
ベッテルに祝福を!
自分も観ましたぴかぴか(新しい)
もう本当に感動目がハート

ベッテル様々ですねるんるんるんるん

ただルノーゎ本当にキーマンになりましたねあせあせ(飛び散る汗)あっかんべー
こんな結果、予想していなかったげっそり
だけど、うれしいですハート達(複数ハート)感動したぁ泣き顔
ベッテル、史上最年少王者おめでとう!!

韓国GPでリタイヤして、もう無理かと思っていたら。。。
様々な要因が重なってこんな結末になるとは。
2007年のライコネンがチャンピオンになった時のようでしたね。
一番条件的には苦しかったけれど、結果を見れば最速ドライバーが勝つ。
色々トラブル等あったが、やはり速い者が王者に輝くのは納得です。
無線で泣いてたところが、ベッテルの思いが伝わってきました。

アロンソは。。作戦ミスですね。
そして"最強"ドライバーがあんなに焦ってはなぁ。
皮肉にも古巣のルノーにやられてしまった感じがしました。

本当に最終戦にふさわしいレースでした。
2010年は見どころ満載でおもしろいシーズンでしたわーい(嬉しい顔)
いつもはROMだけど…
失礼しますあせあせ(飛び散る汗)


ベッテルおめでとう!ぴかぴか(新しい)

感動しました(´;ω;`)
ベッテルを応援してたから
すごく嬉しいです><

最後のインタビュー
字幕がなかったから
英語が苦手な私には
何を言ってるのかわからなくて
ショックでした(っA`)


来年も楽しみです(^^)ハート
なんか直接対決して欲しかったけどあせあせ

最終戦はいろんなことが起きますねexclamation ×2

アロンソ有利かと思いきや、タイヤ交換後前にいけないとはあせあせ

ベッテルおめでとうぴかぴか(新しい)
来年も楽しみに待ってますウッシッシ
アロンソの走り、切なかったぁ涙ぴかぴか(新しい)

ベッテルの最後の無線と涙は感動的でした涙ぴかぴか(新しい)

来シーズンが今から楽しみですうれしい顔ぴかぴか(新しい)
マッサ、アロンソに頑張って欲しかった・・・たらーっ(汗)

本当に残念です泣き顔
決勝に3番手スタートと知って王者はアロンソって
思ってただけに・・・泣き顔

ベッテルは最後の20周くらいから余裕の走りでしたねexclamation
来シーズンはどうなるのでしょうかあせあせ(飛び散る汗)
こんにちは☆管理人のケロックです☆
いつもF1初心者の会☆にご参加いただきありがとうございます☆

アブダビGPのレースレポートを掲載しました!!

また、今回は自分の個人的な理由も重なり、コース紹介や予選レポートをアップできなかった事をお詫びいたします。
申し訳ありませんでした。

あの感動を、もう一度思い出していただければと思います。

また、後編も今回は掲載予定ですので、そちらも是非ご覧ください☆

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