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F1初心者の会☆コミュの2009総集編【Part.1〜シーズン前半〜】

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こんにちは☆管理人のケロックです☆
いつもF1初心者の会☆にご参加いただきありがとうございます☆


さて、今回は全4回(予定)シリーズで、2009シーズンの総集編を掲載していきたいと思います☆
シーズンが終わって改めて振り返ってみると、本当に色々なことがありましたね。

第1弾は、開幕戦オーストラリアGPから第7戦トルコGPまでのシーズン前半を、細かく振り返っていきたいと思います☆


2009全レースレポート
http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=48022982&comm_id=461146


【2009年の勢力図を大きく変えたルール変更】
2009シーズンの最初のニュースは、なんと言ってもルール変更でした。特に09シーズンは、テクニカルレギュレーション(マシンなどの技術面でのルール)に関する変更が大半を占めました。
<<2009年の主なルール変更点>>
◆フロント・リアウイング等の空力パーツのサイズ変更
◆スリックタイヤの復活
◆KERS(ブレーキエネルギー回生システム)の導入

★★「KERSとは?」★★
2009年から新しく登場したKERSという装置。これは減速時にブレーキをかけた際、後輪のブレーキにたまった熱を「エネルギー」としてマシン内のバッテリーに充電。そのエネルギーを「パワーブースト」として使用することができるシステムなのです★これにより、KERS使用時は通常のエンジンパワーに加えて約80馬力のパワーを発揮することができて、とても有利になります。しかし、テスト段階から、バッテリーの誤作動で、マシンに触れたドライバーやスタッフが感電するという事故が多発しており、さらにKERSを積むことでマシン重量も大きなハンデを背負うことになり、まだまだ課題の多いシステムです。
チームからの意見も賛否両論だったため、2009年はKERSの装着は、各チーム任意となりました。


これにより、各チームが今まで持っていたデータを使ってマシンを作ることが困難になり、まったく新しいコンセプトでのマシン開発が必要となりました。
主催者側としては、これだけルール変更をすることで、今まで以上に追い抜きシーンや接近戦でのバトルが増えると見込んでいましたが、実際はもっと面白い、興味深い結果が待っていました☆




【ホンダからブラウンGPへ、見事なデビュー戦勝利】
3月27日、今年もオーストラリアのメルボルンでF1は開幕しました。しかし開幕から昨年チャンピオンのハミルトンが予選Q2脱落。チーム王座を獲得したフェラーリも、最終Q3で上位に食い込めない波乱の展開となります。そんな中、Q2とQ3で1,2位を独占し、圧倒的な速さを見せ付けたチームがいました。新規参戦チームのブラウンGPです。実は2008年末に撤退したホンダチームを買収し、再結成されたチームです。チーム代表は08年に引き続きロス・ブラウン。ホンダ時代から1年かけて準備してきた2009年型のマシンは、デビュー時から他を圧倒するほどの速さ・性能を持っていました。

日曜日の決勝も、ホンダ時代からチームのエースとして活躍していたジェンソン・バトンが完璧なレースを見せ、デビュー戦にしてチーム初優勝をもたらし、バトン自身も2006年ハンガリーGP以来の2勝目を獲得したのです☆

2000年デビューのバトンは、1年目から新人離れした速さを見せ、「将来のチャンピオン候補になる」とF1関係者を騒がせていました。しかし、2年目に名門ウィリアムズを放出され、彼本来の速さを見せる機会が与えられないレースが続く中、2006年ハンガリーGPでホンダチームの39年ぶりの優勝、彼にとっては121戦目での初優勝を勝ち取りました☆しかし、この後も活躍が期待されましたが、チームは再び低迷。「バトンはもう過去の人だ。全盛期は終わった」と言われ始めていました。そして2008年末にホンダF1撤退。バトンも2009シーズンのレギュラーシートは絶望的と言われていた中で、ブラウンGPとして再出発することになっての2勝目獲得だったのです☆

ここから、バトンの2009シーズンが始まったのです☆




【2008年とは全く“新3強”による優勝争い】
新規チームのブラウンGPが大活躍を見せる中、昨年までの主役だったフェラーリ、マクラーレンといった名門チームは大苦戦をしていました。大きく変わったマシンルールにより、彼らが作った2009年型のマシンが、昨年までのような速さを発揮できていなかったのです。彼らは昨年10月下旬の最終戦までチャンピオン争いをしていた関係で、2009年型マシンの開発には力を入れず、08仕様のマシンの改良に力を注ぎ続けました。しかし、今回のブラウンGPなど、2009年に活躍したマシンの多くは、昨シーズン後半から少しずつ新ルール対策のマシンの研究・開発が進められていたため、マシンが完成した段階での熟成度が違ったのです☆
このように、新しく台頭してきたのがレッドブルチームです☆昨年、雨のイタリアGPで弱小チームのトロ・ロッソで初優勝を飾った期待の若手ドライバー、セバスチャン・ベッテルが新加入し、ドライバー面でも強さを増したレッドブル。そのベッテルが本領を発揮した第3戦中国GP。2戦連続でブラウンGPとバトンの指定席となっていたポールポジションを、たった1回のタイムアタックだけで獲得しました☆
そして、日曜日の決勝。天気は初優勝したときと同じ「雨」です。1位でスタートしたベッテルは、スタートから2位ウェバー(レッドブル)以下を引き離し、独走状態を築き始めます。これには、チームメイトで先輩のウェバーも、ブラウンGPのバトン、バリチェロも全く追いつく事ができませんでした。
今回も難しい雨レースで完璧な走りを見せたベッテルが2勝目を獲得。レッドブルチームも設立5年目で初優勝を獲得することとなり、ブラウンGPと同じく2009年で速さを見せるチームとして台頭を始めます☆


ブラウンGP、レッドブルと圧倒的な速さを見せる中、3チーム目で名乗りをあげたのが、参戦8年目になるトヨタでした☆
第4戦バーレーンGP予選、ここでの主役はバトンでもベッテルでもなく、トヨタのトゥルーリとグロックの2人!終始有利な展開で予選を進め、最終的にチーム初となる1,2位独占という結果を勝ち取りました☆もちろん、決勝での目標は「初優勝」です!
そして日曜日の決勝。スタートから1回目のピットまでは予定通り逃げる作戦を成功させたトゥルーリ。初優勝もかなり現実的なところまで迫ってきましたが、肝心のレース中盤でチーム側が適切な作戦を選ぶことができず、トゥルーリのペースが落ちてしまい、バトンとベッテルに順位を譲ってしまうことになります。
結果は3位。もちろん、3位という結果はトヨタにとっては嬉しい結果でも何でもありませんでした。「速さはあるけど、レース戦略でボロがでてしまう」というのがトヨタの課題として残ったレースでしたが、今回の結果が後々シーズン後半に役に立ってくることにもなるのです☆




【これが“皇帝の頭脳”向かうところ敵なしのブラウンGP】
ブラウンGPが圧倒的な有利な展開のまま、2009シーズンは本場ヨーロッパラウンドを迎えます☆ここからブラウンGPの本当の強さ「皇帝の頭脳」がフルに発揮されるレースが続きます。
ブラウンGPのチーム代表、ロス・ブラウンは以前フェラーリチームの技術責任者として、史上最多7度のチャンピオンを獲得した“皇帝”ミハエル・シューマッハの勝利に大きく貢献してきました。特に彼が考え出した「レース戦略」はレース中に起こり得る、あらゆる状況に対応できるようになっており、さらにライバルの行動も予想した上で考えられている戦略なのです☆これには、ライバルも、そして観戦をしている我々も驚かされるような斬新な戦略をとってくることがあります☆

それが発揮されたのが、スペインGPとトルコGPです☆
スペインGPでの戦略(レースレポートより)
http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=42500027&comm_id=461146
スペインでは、バトンとバリチェロがレース中の位置関係やライバルの状況に応じて、作戦変更をしながらレースを進めていきました。

トルコGPでの戦略(レースレポートより)
マシンだけの速さではブラウンGPにやや劣るレッドブルのベッテル。ピット戦略に強いブラウンGPに対して、ピット戦略で逆転しようと試みた、今年数少ない戦略勝負のレースでした☆
http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=43383985&comm_id=461146




【2年目の中嶋一貴、波に乗れないレースが続く】
昨年、ウィリアムズのレギュラーシートを勝ち取り、入賞5回、9ポイント獲得と大活躍を見せた中嶋一貴。2年目となる2009年もウィリアムズで戦うことになり、さらなる活躍が期待されました。
しかし、予選ではもう1歩のところでQ3進出ができず、11位や12位からのスタートとなってしまいます。それでも、粘り強く走るレーススタイルで、上位進出を目指しますが、重要な場面でミスやトラブル、速さを見せ付けることができず、ポイント獲得につながりません。
開幕戦オーストラリアGPでは、上位の混乱を利用し、4位まで浮上し、表彰台目前というところまできますが、自らのミスでクラッシュ、リタイヤと残念な結果となってしまいます。
また、今年一番ポイント獲得のチャンスがあった第7戦トルコGP。12位スタートの一貴は、順調に走り続けポイント圏内の7位が見えるポジションまできたのですが、2回目のピット作業時にタイヤがうまく固定されないトラブルが発生。これで大きくタイムロスし、自分のミスではないのに、目の前に見えていた「2ポイント」を逃す結果となってしまいました。
気を取り直して挑んだ第8戦イギリスGP。予選では自己最高の5位を獲得します!決勝も上位争いを期待させましたが、重要な場面で自己ベストタイムを出せなかったり、遅いマシンに行く手を塞がれてしまう結果となり、11位でゴールとなりました。

不運続きではありますが、あと「0,2秒速ければ・・・」と悔やまれるレースが続く、厳しいシーズンとなってしまいました。




いかがだったでしょうか??
第7戦トルコGPが終了した時点で、バトンが7戦6勝と、圧倒的強さを見せます☆このまま快進撃が続けば、夏のハンガリーGPにはバトンの初チャンピオンが決定するのでは?と言われるほどでした。
しかし、このまま終わらないのがF1なのです☆

シーズン後半の総集編Part.2は、また後日更新します☆
また、分からないことがありましたら、遠慮なくどんどん書き込んでください☆
「あの時はこう思った!」などのシーズン前半に関する感想も、大募集中です☆

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