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F1初心者の会☆コミュの日本GP(鈴鹿)コース紹介

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こんにちは☆管理人のケロックです☆
いつもF1初心者の会☆にご参加いただきありがとうございます☆

今回は、日本GPのコース紹介です☆
1987年から開催されている、伝統があり、世界的にも有名な「鈴鹿サーキット」が舞台となります☆
その鈴鹿サーキットを、今回は細かくご紹介していきたいと思います☆



◆サーキットデータ◆
コース名:鈴鹿サーキット
全長:5.807km
決勝周回数:53周(307.573km)
コースレコード:1分28秒954 ミハエル・シューマッハ(フェラーリ:2006年)


■コース紹介:【腕と度胸が試されるドライバーズサーキット“SUZUKA”】
今回の日本GPとなる鈴鹿サーキット。1987年の日本GPから開催されてきた、伝統あるサーキットで、日本のみならず、世界的にも有名なサーキットです☆
現在参戦しているF1ドライバーに「今年F1が開催さるコースの中で、最も走ってみたいコースは?」と質問すると、返ってくる答えは3つです☆
・華麗で過酷な市街地コース「モンテカルロ市街地コース(モナコGP)」
・“危険な壁”を持つ難関コース「スパ・フランコルシャン(ベルギーGP)」
そして、もう1つがドライバーの腕の差がハッキリ出ると言われる「鈴鹿サーキット」なのです☆

今のF1は、マシンの性能が高くなり、チームの技術力、マシン開発力がレース結果に反映するレースが多くなりました。しかし、ここ鈴鹿では、マシンの性能も重要視されますが、それだけでは攻略しきれないのが、鈴鹿の最大の特徴です。

この鈴鹿を速く走るため、そしてレースで勝つために最も求められる重要な要素、それが「ドライバーの腕と度胸」なのです☆



■歴史:【数多くのチャンピオンが誕生してきた伝統ある舞台“SUZUKA”】
1987年から開催されている鈴鹿での日本GP。毎年シーズン終盤の秋に開催されることもあり、過去20回開催されてきた日本GPの中で、10人のワールドチャンピオンが、この鈴鹿で誕生しました☆これはF1世界選手権の約60年の歴史から見ても、全体の6分の1は鈴鹿でチャンピオンが決まった事になります☆

細かく、チャンピオン決定のエピソードを見ていくと・・・
◆アイルトン・セナ(1988年、1990〜1991年)
自身の3度のチャンピオンは、全て鈴鹿で決定しました☆
◆デーモン・ヒル(1996年)
史上初の親子2代でのワールドチャンピオンを決定させました☆
◆ミハエル・シューマッハ(2000年、2003年)
まず2000年は、名門フェラーリに21年ぶりのドライバーズチャンピオン獲得という快挙を成し遂げました☆
2003年には、史上最多となる6度目(当時)のチャンピオンを決定させました☆

その他、鈴鹿の歴史はこちら↓
【第1弾:1987年〜1992年】
http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=44097274&comm_id=461146
【第2弾:1993年〜1997年】
http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=44337533&comm_id=461146
【第3弾:1998年〜2001年】
http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=45965908&comm_id=461146
【第4弾:2002年〜2006年】
http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=46448434&comm_id=461146

F1史上に残る、チャンピオン決定のエピソードの舞台となったのが、この鈴鹿なのです☆





■コース特徴(1):【世界的に珍しい8の字サーキット】
それでは、コースの特徴を細かく見ていきましょう☆
この鈴鹿サーキットは、なんと言ってもF1サーキットで唯一8の字レイアウトであるということです☆
コースは東西に横長になっているレイアウトで、基本的にコース前半部分(第1区間)を「東コース」、後半部分(第2・3区間)を「西コース」と呼んでいます☆そのちょうど中間部分が立体交差になっており、東コースは右回り、西コースは左回りのレイアウトになっています。現在のF1サーキットは右回りが多いので、ドライバーの負担、マシンへの負担のかかり方が変わってきて、チーム全体を悩ませることもあります☆



■コース特徴(2):【ひとつのミスが区間全体のミスに】
ここ鈴鹿が、ドライバーの腕の差がハッキリ出る理由、それは、他のコースと違って、コース攻略において「リズム」が求められるからです☆
通常のサーキットは、コーナーとコーナーの間に直線があり、「コーナーを曲がって、直線で加速をして、次のコーナーに備える」という攻略方法で走ることができました。それがいくつか連なって1周のコースを形成しているのですが、ここ鈴鹿は常にコーナーが2〜3つ連続しています。つまり、「コーナー」の次は直線ではなく「コーナー」なのです。これにより、普段はコーナーごとで呼吸を整えられたドライバー達も、鈴鹿では2〜3つのコーナーを「1セット」として考えて攻略しないといけないため、呼吸を整える間もなく次のコーナーが迫ってくるという特徴があります☆
もし、ここのどこかでミスをしてしまった場合は、いくつかのコーナーがセットになって繋がっているので、ひとつのコーナーでのミスが、その区間全てを台無しにしてしまい、区間全体でタイムロスを作ってしまうのです。
本当に気の抜けない、難しいサーキットなのです☆

では、「難攻不落」とF1ドライバー達の評価も高い、鈴鹿サーキットを細かく見ていきましょう☆



★★第1区間〜1,2コーナーを制する者は鈴鹿を制す〜★★
まず、メインストレートから1つ目のセットになっている1コーナーと2コーナーが現れます。
「鈴鹿を速く走る上で、最も重要なのは1,2コーナーである」
F1ドライバーのみならず、国内レースでもここを走るドライバー全員が口をそろえて言います。時速300km、ほぼアクセル全開で飛び込んでいく1コーナーからさらに低速の2コーナー、まったくタイプの違う2つのコーナーを「セット」にして攻略する。鈴鹿の特徴が凝縮された部分でもあり、ここをうまく走れないと1周全体をうまくまとめる事ができないと言われています。

その後は、左、右と連続するS字コーナー、やや高速での通過になるので、ミスもでやすいコーナーです。このS字とセットで攻略されるのが、次の逆バンクコーナー。通常、サーキットのコーナーには「バンク」と呼ばれるコーナーの内側が低くなってすり鉢状になっているのが、普通です。しかしここは、そのバンクがほとんどないため、時速200kmで飛び込むと、バンクが逆についていのではないか?と錯覚を起こすそうです☆
逆バンクを通過すると、連続コーナー区間最後となる、ダンロップコーナー。ここは上り勾配になりながら左に曲がっていくのが特徴☆F1ならば、ほぼアクセル全開です☆

ちなみに、このS字コーナーからダンロップコーナーまでが、「1セット」としてコーナーが繋がっている区間になるため、ここのどこかでミスをすると、第1区間全体で大きなミスが生まれることになってしまいます。


★★第2区間〜アクセル全開率の高い、高速区間〜★★
第2区間の特徴は、最初の第1区間に比べて高速な部分が多いです☆特に区間タイム計測視点である、西ストレートでは時速320kmに達することもあります☆
しかし、その西ストレートの最高速度を生かすか殺すかは、手前のスプーンカーブをうまく攻略できるかにかかってきます☆この「スプーンカーブ」名前の由来は、形状が食器のスプーンに似ていたからだそうです☆
しかし、コーナーの攻略となると、これがまた難しいのです☆
基本的には、1,2コーナーを左右反転させたものだと思っていただければ、簡単です。入り口、出口ともスピードを出しすぎるとコースアウト。安全策をとるとタイムロス。その中間のストライクゾーンはとても狭いコーナーです☆
ここの攻略次第で、またタイムも大きく変化してきます☆


★★第3区間〜世界屈指の難コーナー「130R」★★
第3区間の名物は、なんといっても130R!
「F1ドライバーのみならず、ここを走るドライバーの度胸が試されるコーナー」
として、世界的にも有名なコーナーです☆
コーナー名の由来は、カーブの半径130mを「130R」と表現するからです☆

一見、普通の単発な左コーナーに見えますが、通過スピードは時速300km!ほぼアクセル全開です!しかし、コース幅いっぱいを使わないと、全開では通過できません。しかし、攻めすぎて、1cmでもラインを外してしまうと、即大クラッシュにつながってしまう、怖いコーナーでもあります。それだけ、度胸が試されるコーナーなのです☆

その後は、コース改修により、追い越しポイントとなったシケイン☆
130Rで時速300kmに達している中を、一気に70kmにまで減速しなきゃいけないところで、ここも腕の差がはっきりと分かるところです☆

そして、下りながら加速していく最終コーナーを経て、1周の終了となるわけです☆




■見どころ:【追い抜きポイントがない!】
ドライバーの腕と度胸が試される、鈴鹿サーキットですが、実は「追い抜きポイント」がほとんどないことも大きな特徴の一つなのです☆
コース幅が狭く、まとまった直線の先は高速コーナーということで、追い抜くにもかなりリスクを背負ってしまうため、意外と鈴鹿では追い抜きバトルは見られません。

実際に、過去20回開催された鈴鹿での日本GPのうち、16回はフロントロー(予選1位と2位)からスタートしたドライバーが優勝しています☆
ここ鈴鹿では、80%の確率でフロントローからスタートしたドライバーが優勝をする、ということは☆フロントローからスタートできれば、かなり有利なのです☆

そうなってくると、ここ鈴鹿では、スタート順を決める予選が重要になってきます☆今までにも、土曜日の鈴鹿の予選で数々の名勝負、名ドラマが生まれてきました☆
なので、今回はいつも以上に、「予選の段階から決勝レースが始まっている!」というつもりで、予選にも注目してみてください☆





いかがだったでしょうか?
以前から鈴鹿でのレースを見てきた人も多いと思いますし、今回初めて鈴鹿でのレースを見る方も多いと思います☆
今回もどんなレースになるかは、始まってみないと分かりません☆
ただ、一つだけ言えることは、鈴鹿での日本GPのレースは、毎回そのシーズンの「ハイライトシーン」と一つとして、必ず取り上げられるほど、いろんなドラマが起きるグランプリです☆

今年は、一体どんなドラマが待っているのか、楽しみですね☆

また、質問等ございましたら、どんどん書き込んでください☆

コメント(6)

今まで、コースのことは全くわからなかったのですが、
ドライバー視点での見方がとてもよく理解できました。

ありがとうございます。

年に一度の楽しみの現地観戦が、さらに楽しめそうですわーい(嬉しい顔)
こんにちは☆管理人のケロックです☆
いつもF1初心者の会☆にご参加いただきありがとうございます☆

いよいよ明日開幕となりましたF1日本GP!!
舞台となる鈴鹿サーキットのコース紹介を更新しました!!

自分も金曜朝に鈴鹿入りします。
鈴鹿観戦BOXで、できる限り現地の様子を伝えていきますので、(期待しすぎず)お楽しみにしててください!
決勝しか見れないですが・・・
観戦してきますハート達(複数ハート)
130RのところのG席です!
めちゃくちゃ楽しみです。

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