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F1初心者の会☆コミュの09ハンガリーGPレースレポート(決勝結果あり)

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こんにちは☆管理人のケロックです☆
いつもF1初心者の会☆にご参加いただきありがとうございます☆

さて、夏休み前の最後のレースとなりました、ハンガリーGP☆
みなさん、ご覧になりましたでしょうか?

今回もいろんなドラマがあって、面白いレースとなりましたね☆

今回も、ハンガリーGPのレースの内容を細かく振り返っていこうと思います☆




【予選:マッサ、大クラッシュで頭部負傷!】
土曜日の予選第2ラウンド、サーキットが一瞬凍りつくアクシデントが起きました。タイムアタック中のバリチェロのマシンからスプリング状のパーツが脱落、そのパーツが直後でタイムアタック中のマッサのヘルメットに激突しました。マッサはそのままコントロールを失い、大クラッシュ。マシンから救出後すぐにヘリコプターで病院に搬送され、緊急手術を受けました。手術の結果、マッサは額の裂傷、頭蓋骨を損傷している状態でした。手術は成功し、集中治療室で治療が続いているとのことです。
F1界では、2007年カナダGPのクビサ以来の大クラッシュとなり、サーキットは騒然としました。マッサは治療のため、ハンガリーGPは欠場となりました。




【予選:大混乱の予選の中、アロンソがポールポジション】
予選での混乱は、まだまだ続きます。Q3(第3ラウンド)終盤では、タイム表示のシステムがダウンし、誰が何位なのか分からない状態のまま予選が終了する珍事が起きました。予選後、システムが復帰して、順位を確認してみると、なんとアロンソが約2年ぶりのポールポジションを獲得しました☆




【決勝:逃げる方が有利か?追う方が有利か?】
まずは、昨日の予選結果(トップ10)と公式発表された車体重量です。
■順位:ドライバー(車体重量/1回目ピットの周回)
1位:フェルナンド・アロンソ(637.5kg/12周)
2位:セバスチャン・ベッテル(655.0kg/21周)
3位:マーク・ウェーバー(652.0kg/19周)
4位:ルイス・ハミルトン(650.5kg/20周)
5位:ニコ・ロズベルグ(654.0kg/20周)
6位:ヘイキ・コバライネン(655.5kg/21周)
7位:キミ・ライコネン(651.5kg/19周)
8位:ジェンソン・バトン(664.5kg/25周)
9位:中嶋一貴(658.0kg/22周)

今季初ポールを勝ち取ったアロンソ。しかし、フタを開けてみれば、上位勢の中で一番軽い燃料で、3回ピットストップ作戦でした。アロンソが3回ストップ作戦だとすれば、とにかくスタートから逃げて、1回目のピットまでに後続に対して約7秒の貯金が必要になってきます。レース序盤の注目ポイントはアロンソがどれだけ逃げられるかにありました。

★★ここがポイント(1)「アロンソに予想外の刺客現る」★★
注目のレース序盤、アロンソは順当に逃げて1位を守りました。しかし、その後ろは最強レッドブル勢ではなく、KERSを使ったロケットスタートでハミルトン(マクラーレン)が2位に浮上してきました。金曜日から調子の良いハミルトンのマシンに加え、レッドブルよりもやや軽いに燃料なので、アロンソを簡単には逃がしませんでした。何が何でも貯金を作りたいアロンソとルノーチーム。王者ハミルトンに追われているというプレッシャーから、致命的なミスを犯してしまいます。
12周目、アロンソは予定通りの1回目のピット作業を行います。しかし、少しでの早くコースに復帰させてあげたいと焦ったスタッフ。右フロントタイヤが完全にロックされる前に、アロンソにGOサインを出してしまいます。結果、コース内で右フロントタイヤが外れてしまい、せっかくの1位スタートをリタイヤという形で終える事になってしまいました。

どのチームも、マクラーレンの復活、ハミルトンの活躍を予想していなかったために、レース戦略にも誤算が生じていったのです。





【決勝:王者ハミルトン、苦労してつかんだ今季初勝利】
1位だったアロンソがリタイヤ。さらにスタートで後方に沈んだベッテルもマシントラブルで痛恨のリタイヤ。スランプに陥ったバトンも、上位争いが出来なくなり、レース中盤以降は完全にハミルトン主導のレース展開となりました。
昨年から、自分の流れでレースが進められるときは、無敵だったハミルトン。大失敗作と言われた2009年型のマシンをチーム一丸となって、徹底的に改良していき、今回のハンガリーGPでは久々に金曜のフリー走行から上位を維持していました。そして、スタートはKERSの長所を上手く使い、アロンソを追いかけ、アロンソがいなくなった中盤以降は、とにかく2位以下のペースや戦略を見た上で自分のペースをコントロールする、「ハミルトンの勝利の方程式」で、見事今季初の勝利を勝ち取りました☆


★★ここがポイント(2)「“旧2強”の復活の裏側」★★
今回、マクラーレンのハミルトンが1位、フェラーリのライコネンが2位と、まさに昨年まで当たり前のように見ていた「懐かしい2強」がレースを支配する結果となりました。マクラーレンチーム、フェラーリチームともにシーズン前半からマシンの出来が良くなく、ライバルに負ける日々が続き、悩んでいたチームです。その2チームが今回主役になれた理由、みなさんは思い浮かびますか?
もちろん、マシンの改良、進化という理由も十分あります。しかし、今回彼らが活躍できた最大のポイントは、「ハンガロリンク」のコースレイアウトにあったと思います☆今まで、ブラウンGPやレッドブルが強かったコースは、高速コーナーが多くマシンの空力面の良し悪しが、レース結果を大きく左右するサーキットでした。こういった場所で強いマシンを持っているのが、ブラウンGPとレッドブルで、今年のマクラーレンやフェラーリは、高速コーナーに弱いマシンになってしまっていました。しかし、今回のハンガロリンクは、低速コーナーがほとんどで、空力面が弱いマシンでも速さを発揮しやすいサーキットです。これに似たコースが5月に行われたモナコGP。実際にこの時もフェラーリが3,4位に入っています☆
はっきりとした裏づけはありませんが、ハンガリーGPのコースだからこそ、彼らには勝てるチャンスがあったのかなと思いますし、その少ないチャンスを利用して最高の結果をきっちり残すところは、やっぱり2008年の王者だし、名門チームだなぁと改めて感じましたね☆




【チャンピオン争い:バトンの貯金が勝つか?ベッテルの速さが勝つか?】
今回、ハミルトン優勝、ライコネンが2位という、懐かしい顔ぶれが上位を占めたハンガリーGP。逆にランク1位のバトンは7位と大失速、ランク2位ベッテルは今シーズン3回目の0ポイントで終わってしまいました。
ハンガリーGP終了時点でのドライバーズランキングは以下のとおりです☆

<ドライバーズランキング>
1位:70ポイント ジェンソン・バトン(ブラウンGP)
2位:51.5ポイント マーク・ウェーバー(レッドブル)
3位:47ポイント セバスチャン・ベッテル(レッドブル)
4位:44ポイント ルーベンス・バリチェロ(ブラウンGP)
5位:25.5ポイント ニコ・ロズベルグ(ウィリアムズ)
6位:22.5ポイント ヤルノ・トゥルーリ(トヨタ)

<コンストラクターズ(チーム)ランキング>
1位:114ポイント ブラウン・メルセデス
2位:98.5ポイント RBR・ルノー
3位:40ポイント  フェラーリ
4位:34.5ポイント トヨタ

まず、ドライバーズランキングですが、いよいよ1位バトンと2位ウェーバーとのポイント差が20ポイントを切りました!開幕時から圧倒的な力を見せ付けてきたブラウンGPチーム。しかし最近はマシンがコースに噛み合わなかったり、ライバルのマシンが改良され、進化してきており、苦戦するレースが続いています。おそらく、夏休み明けのシーズン後半も、ブラウンGPが苦戦し、レッドブル勢が一気にポイントを稼ぐレースが続くかもしれません。
普通、こういった展開になれば、一気にポイントランキングは逆転してしまいますが、バトンの場合はシーズン序盤で作った大きな「貯金」があります。この貯金のおかげで、今ランキングトップでいられる状態です。バトンにとっては、この貯金をどれだけ切り崩されないように踏みとどまれるか?そしてレッドブル勢は、踏みとどまっているバトン以上に頑張って、ポイントをどれだけ稼げるか?ここが後半戦のポイントになってくると思います☆

コンストラクターズ(チーム)ランキングも、ブラウンGP対レッドブルに関しては、全くドライバーズと同じです☆特にこちらの方が、ブラウンGPの貯金がかなり少なくなってきているので、早いうちに逆転があるかもしれません☆




【次戦展望:旧2強はバレンシアでも強い!?】
今回、低速系のコースで見事なレースを見せたハミルトン(マクラーレン)とライコネン(フェラーリ)。ここから1ヶ月間、F1は夏休みに入ります。この休みが明けた後のヨーロッパGP、バレンシア市街地コースでのレースも彼が有利になる可能性もあります。コースレイアウト上、高速コーナーがなく、空力重視型の近代サーキットではないため、求められるマシン性能は、今回ハンガリーと似てきます。さらにコース内も追い抜くポイントが少ないため、レース序盤で前に出られると逆転するのが難しくなります。その点、彼らはKERSを持っているので、またしてもスタートでKERSを使い、逃げの作戦に出てくる可能性もあります。これをふまえた上で、今年の2強であるブラウンGPとレッドブルが、どういった作戦で挑んでくるかが、大きなポイントになりますね☆





いかがだったでしょうか?
今回も、気になったチームを中心に話題を取り上げて、「復習」という感じで詳しく見てみました☆一度見たレースの内容を振り返ってみたりすると、「ピット戦略ってこうなっているのかぁ☆」とか「このレースのポイントはここだったのかぁ☆」と新しい発見もできますし、今後レース観戦するときの「ヒント」にもなるかもしれません☆
これからも、みなさんのF1観戦のお手伝いができるように、このようなトピックを立てていければと思っています☆

また、分からない部分などがありましたら、遠慮なく質問してください☆
レースを観戦した感想も随時募集中です☆

コメント(3)

高速サーキットゎ空力効率重視。

低速サーキットゎメカニカルグリップ重視。

というのを雑誌で見たのですがメカニカルグリップとゎ何ですか?
>モナちゃんさん
メカニカルグリップとは、サスペンションの性能向上や、マシンの軽量化など、タイヤの力や空力の力以外の部分でマシンを速くさせている要素のことです。
今回のようなハンガリーのコースとかは、ウイングなどの空力に頼るのではなく、マシン本体が持っている性能、力でコーナー時にマシンを踏ん張らせる力が必要になってくるので、低速サーキットはメカニカルグリップ重視といわれているのです☆
今回ゎ別ですがTOYOTAゎ空力パーツばかりアップデートしてたからモナコ等で結果が出せなかったんですね!

いつも質問ばかりすいませんあせあせ(飛び散る汗)あせあせ(飛び散る汗)
返事ありがとうございましたうまい!

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