ログインしてさらにmixiを楽しもう

コメントを投稿して情報交換!
更新通知を受け取って、最新情報をゲット!

F1初心者の会☆コミュのモナコGP(モンテカルロ市街地コース)コース紹介

  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
こんにちは☆管理人のケロックです☆
いつもF1初心者の会☆にご参加いただきありがとうございます☆


さて、先日のスペインGPの余韻がまだ残っている人も多いかと思いますが、今週末には次のレースが控えています!今回は伝統のモナコGPです!!

世界一優雅で、世界一危険なモナコのコース「モンテカルロ市街地コース」

このモンテカルロ市街地コースのコース紹介を中心に、モナコでのレースでしか見られないことを、ご紹介していこうと思います☆


◆サーキットデータ◆
コース名:モンテカルロ市街地コース
コース全長:3.340km
決勝周回数:78周(260.520km)


■コース紹介:【国王がレースを主催】
今回の舞台となるモンテカルロ市街地コースはフランスの南にあるモナコ公国の中に、「年に一度」だけ出現する市街地コースです。いつもは、カジノやヨットハーバー、高級ブランド店が軒を連ね、世界中のセレブたちでにぎわう豪華な街が、レースの1週間前から完全閉鎖!!2車線の一般道路の脇には、普通より頑丈なガードレールが組み立てられ、優雅な街が、一瞬にして世界一難しいF1のコースに大変身してしまいます!

そして、F1が開催される週末には、世界中からセレブ中のセレブが大集結!あのハリウッドスターも☆あの有名アスリートも☆シーズン全17戦行われるF1世界選手権の中で、モナコだけは観戦に訪れます☆

こんな大胆なことが出来るのも、モナコGPを主催するのが、モナコ公国の国王だからなのです☆もちろんレースも、国王をはじめロイヤルファミリーが直接レースを観戦。表彰式のトロフィープレゼンターになるのです☆また、1950年から始まったF1世界選手権当時からこのモンテカルロで開催されていたということで、現代のF1では、安全面も重視され、普通なら開催が認められないほど狭いコースですが、「伝統を守っていく」という意味でも、今でも開催されているのです☆





■コース特徴1:【難攻不落で超危険なモンテカルロ】
さて、舞台となるモンテカルロ市街地コースは、まさにガードレールに囲まれた「逃げ道なし」のコースで、一つのミス=クラッシュ!になってしまうのです☆コース幅の2車線(片道1車線)の一般道。普通のレーシングサーキットから比べると、コース幅は約2分の1です!!一般道ですから、路面もデコボコしていて、マンホールや排水溝だってもちろんあります!つまり、F1マシンが走るには、相当難しいコンディションがズラリと揃っているコースなのです!

全体的なコースの特徴は、低速コーナーが多い「テクニカル型」のコースです。直線区間でも、時速300kmにやっと到達できるくらいのものです。





■コース特徴2:【コースの攻略ポイント☆】
では、モンテカルロのコースのポイントを細かく見ていきましょう☆

◆第1区間◆〜エンジンパワー勝負の区間〜
まず、待ち構える最初の難関が、スタート直後の1コーナー「サン・デ・ボーテ」。右にほぼ直角に曲がっていて、コース幅が狭いため、毎年のようにスタートで混乱が見られます。
そのあとは、全開で上っていく「ボー・リバージュ」。上りきったところで左に曲がると、豪華なカジノが姿を現します☆
この目の前を通過していく「カジノ・スクエア」。ここまでが第1区間で、どちらかと言えばパワー重視の区間です☆


◆第2区間◆ 〜モナコ名物のローズヘアピンにトンネルあり!〜
第2区間最初のコーナーは、下りながらのヘアピン「ミラボー」。ここは接近戦ならば、追い越しポイントにもなることがあります!
その次がモナコで最も有名なコーナー「ローズヘアピン」この“ローズ”という名前は、ヘアピンの正面にある建物(TVカメラが設置されている建物)がローズホテルという名前だったことが由来!(ちなみに今はホテル名称が変わっています)
このローズヘアピンで、一気に低速になると、そこからは低速コーナーの連続です。そして海が見え始めるコーナーが「ポルティエ」です。このポルティエも油断大敵で・・・1988年、当時独走でトップを走っていたセナが、ポルティエでまさかのミス!単独でクラッシュしてしまい、あまりにもの悔しさからそのままホテルに帰り、1人大泣きしていたエピソードもあります。

このポルティエをぬけると、あのモナコ名物の「トンネル」。このトンネル内、一応照明は付いているものの、ドライバーからすると暗闇同然。しかも全開のコーナーがあるため、よくクラッシュも起きます。トンネル内も危険ですが、出口もこれまた危険!今まで暗闇の空間にいたドライバーは一瞬にして、また太陽の下に投げ出されることになります!これだけは、ドライバーも慣れるしか方法はありません。。。

トンネル後は下り坂になって、モナコで一番の追い越しポイントである「ヌーベルシケイン」実際にギリギリ2台並べるくらいのコース幅しかないため、追い抜くにも度胸も必要です!
この後は、海を左に見ながらの走行。そこで差し掛かるのが「タバココーナー」というのがあります。コーナーの由来はいたって簡単で、「コーナー脇にたばこ屋さんがあるから」という理由だけという面白いコーナーです!


◆第3区間◆〜ドライバー・マシンの違いがはっきり見える区間〜
最終の第3区間は、細かいコーナーの切り替えしの連続というのが特徴です。まず、高速で飛び込んで、低速シケインが出口になっている「プールサイドシケイン」

その次には、シケイン+ヘアピンのような形状になっている「ラスカス」。2003年の改修により、コース幅は若干広くなったものの、出口がかなりタイトになっている難しいコーナーです。

そして、最終コーナー「アントニー・ノーズ」を抜けて、長い1周が終了します☆





■歴史:【勝利し者に与えられる称号】
このように、モナコは全てのコーナーに落とし穴があり、両脇にはガードレール・・・。まさに「難攻不落」といわれるコースです。よく言われているのが、モナコでの1勝は他のコースでの3勝分にあたいというのです☆ そのため、ここで何度も優勝できるドライバーには「モナコマイスター」という称号が与えられます。
ちなみに過去のモナコ最多勝ランキング(4勝以上のドライバー)を見ていくと、

1位:アイルトン・セナ    6勝(1987年、1989〜1993年)
2位:グラハム・ヒル     5勝(1963〜1965年、1968〜1969年)
2位:ミハエル・シューマッハ 5勝(1994〜1995年、1997年、1999年、2001年)
4位:アラン・プロスト    4勝(1984〜1986年、1988年)

というふうになっています☆特にセナは、モナコではめっぽう強くて、5連勝を含む通産6勝を記録。真のモナコマイスターと今でも言われ続けています☆

ちなみに現役ドライバーで見ると
ミハエル・シューマッハ 5勝(1994〜1995年、1997年、1999年、2001年)
フェルナンド・アロンソ   2勝(2006〜2007年)
ルイス・ハミルトン    1勝(2008年)
ヤルノ・トゥルーリ    1勝(2004年)
ジェンソン・バトン    1勝(2009年)

というふうになります。
これ以外にも、2008年で引退したデビッド・クルサードは2勝(2000年、2002年)していますし、ニコ・ロズベルグの父、ケケ・ロズベルグも1983年に優勝しています。また現在はF1を離れ、WRCで活躍中のキミ・ライコネンも2005年に優勝しています。

このように、モナコで1度優勝するだけで、まるでスーパースターになったかのようにレース界では語り継がれていくほど、「モナコでの優勝」というのは名誉のあることなのです☆


いかがだったでしょうか??

いよいよ今年も、1年のF1カレンダーの中で、一番華やかで、伝統のある「モナコGP」が開幕します!!

また質問等ありましたら、どんどん書き込んでください☆

コメント(14)

ケロックさん、いつもわかりやすい解説をありがとうごさいますわーい(嬉しい顔)   モナコGPメチャ楽しみで〜すモータースポーツ  あ、やっぱセナって凄かったんですねェ。 今期は誰の手に・・・ぴかぴか(新しい)トロフィーぴかぴか(新しい)
いよいよ今年も楽しみな市街地レースが今週末に開幕しますねわーい(嬉しい顔)わーい(嬉しい顔)

今年も いろいろなドラマが期待できるような気がしますウッシッシるんるん
こんにちは

ケロックさんの説明はとても分かりやすく
初心者の私にはものすごく助かっています!
本当に毎回ありがとうございます^^

F1にハマってから初めてのモナコGP!
(去年までは何となく見てた感じなので、今年は意気込みが違います・笑)

バジェットキャップ制度でフェラーリはじめ、
いくつかのチームが撤退してしまうのか不安満載ですが
モナコは楽しみたいと思います!!

実はスペインGPを見ながら、すでにモナコを楽しみにしてたりする^^;
モナコ(^o^)

フェラーリの駐車場はどのコーナーでしょうか?


解説いつもわかりやすいです

今年も来ましたね〜楽しみですあっかんべー
狭いコースだけに、大きくなったフロントウイングを
ぶつけそうな気がしますあせあせ

みなさんの言うとおり、ケロックさんの解説は本当に参考になります。

モナコはTV局にとっても別格なんですね。
ゲストもいるみたいですし、地上波の放送時間もちょっと早い。
地上波は23:15〜放送開始みたいなので、
24時前に始まると思ってるとアブナイですね。
いつもこの時間だととても嬉しいんですが…
こんにちは☆管理人のケロックです☆
いつもF1初心者の会☆にご参加いただきありがとうございます☆

今週末は日本GPのチケット発売!ということで、皆さん意気込んでいらっしゃるかと思いますが、実は!シーズンの中で一番優雅なレース「モナコGP」が行われます!!

そこで、コース紹介をリニューアルしましたので、また予習という形でご確認いただければと思います☆

また、フリー走行レポートもこちらで掲載中です!
http://www.plus-blog.sportsnavi.com/f1beginners/article/139

今回の本命は、ズバリ!!・・・アロンソ(フェラーリ)ですかね☆
>ときたまごさん
質問ありがとうございます☆
ラスカスは、コース終盤にあるヘアピン状の小さなコーナーの名称です。
前回のモナコGPをご覧になっていたら分かるのですが、チャンドックとトゥルーリがクラッシュしたところですね☆
>ときたまごさん
はい、ラスカスはピット入口手前のコーナーになります。

シケインとヘアピンは、コーナーの“形状”に関する種類の名称です。
具体的な図がなくて、申し訳ないのですが・・・

http://www.formula1.com/races/in_detail/china_827/circuit_diagram.html
↑この前、中国GPが開催された上海インターナショナルサーキットのコース図です。

このコース内の11コーナーの形状を、一般的に「シケイン」と呼んでいます。
また、14コーナーのことを一般的に「ヘアピン」と呼んでいます。

「シケイン」と「ヘアピン」は、そのままコーナーの名称となる場合もありますし、基本的には“コーナーの形状”を表す際に用いられる言葉です。

どうでしょう?スッキリしましたでしょうか??あせあせ(飛び散る汗)
横レス失礼します

ヘアピン>【見た目】髪どめの昔ながらの黒い単純なヘアピンの形状に似ているからです

シケイン>直訳すれば【障害物】
高速区間エンドに設置されるのが一般的です
鈴鹿の西ストレート>130R>カシオトライアングルシケインのような設置

シケインが一般的になったのは1955年のルマン耐久レースでのメルセデスの事故観客を巻き込んだ大惨事です

現フォードシケインがそれにあたります

ログインすると、みんなのコメントがもっと見れるよ

mixiユーザー
ログインしてコメントしよう!

F1初心者の会☆ 更新情報

F1初心者の会☆のメンバーはこんなコミュニティにも参加しています

星印の数は、共通して参加しているメンバーが多いほど増えます。

人気コミュニティランキング