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F1初心者の会☆コミュの08マレーシアGPレースレポート(決勝結果あり)

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こんにちは☆管理人のケロックです☆
いつもF1初心者の会☆にご参加いただきありがとうございます☆

さぁ!2008年のF1も早いもので、第2戦マレーシアGPです!
皆さん、ご覧になりましたか?
今回もいろんな事が起きたレースを細かく振り返っていきましょう☆



【公式予選:マクラーレン5グリッド降格ペナルティ】
マレーシアGP予選第3ラウンド。圧倒的にフェラーリが速かった予選でしたが、終了直前。タイムアタックを終了したハミルトン、コバライネンと最後のタイムアタック中だったハイドフェルドがニアミスしてしまう事態が発生。
こういった場合は、アタックをしていないマクラーレンチームの2台が邪魔にならないようにラインを譲らなければいけないのですが、判断ミスで道を譲らなかったのです!これにより、「進路妨害」をしてしまい、2台は5グリッド降格のペナルティを受けたのです。

普通は「後方からアタック中のハイドフェルドが来てるから注意せよ!」と無線で指示がいくのですが、ドライバーに聞くと「そんな指示はなかった」とのこと。マクラーレンチームは以前も、ニアミス事件をやっていることが多々あるので、こういったミスをちょこちょこしてしまう傾向があるようです。





【フェラーリ:完璧なレースのはずが・・・】
開幕戦、2台リタイヤという最悪の結果を出してしまったチャンピオンチームのフェラーリ。地元イタリアではとてつもないブーイングを食らったそうです。汚名返上を目指して迎えた第2戦マレーシアは、予選から圧倒的な速さを見せていました。決勝も他を寄せ付けない走りを見せていました。
しかし・・・、2位のマッサが単独でスピン。コース復帰できずリタイヤとなってしまいました。結果的にライコネンが圧勝で優勝したものの、何かしっくり来なかったフェラーリの週末。開幕戦の惨敗といい、今回のマッサのリタイヤ。一体フェラーリに何が起こっているのでしょうか?

★★ここがポイント(1)「フェラーリも世代交代」★★
ここ数年は、超黄金時代を築き上げてきた名門フェラーリチーム。しかし、その黄金時代を築いたミハエル・シューマッハが2006年末に引退。戦略面、テクニカル面から支えたロス・ブラウンも06年末にチームを離脱、そのままホンダに移籍しました。
そして、1993年からフェラーリ再建のために監督を努めてきたジャン・トッドもフェラーリCEOの仕事に専念するため、07年末に現場を離脱しました。この事が、チームの雰囲気に何か変化を起こしているのではないか?という憶測は流れています。「シューマッハカラー」から「ライコネンカラー」へ変わっていくフェラーリ。そういう意味でもまだまだ不安定なところがあるんでしょうね☆




【トヨタ、今年こそチャンピオン争いを!!】
今年もフェラーリ、マクラーレンの2強。さらにBMWも上位に絡んでくる3強の展開になっています☆それに加え、今回のマレーシアではトヨタのトゥルーリの活躍が目立ちました。マレーシアGPでは、マクラーレン相手に互角の速さを見せてくれましたし、2回目のピットストップまでは、コバライネンを凌いで3位表彰台を獲得しそうな勢いでした!しかし、最後の最後でちょっと失速・・・。一体何があったのでしょうか?

★★ここがポイント(2)「ソフトでもハードでも速くて一流」★★
07年から始まったタイヤルール。レース中にソフト(白線あり)とハード(白線なし)を必ず1度ずつ使わなくてはいけないルールです。もちろん、ソフトタイヤとハードタイヤの特性は全く違います☆

◇ソフトタイヤ◇
タイヤのゴムが柔らかく、コーナーを曲がったときに、しっかり地面に食いついてくれる、グリップ力が強いタイヤ☆しかし、発熱しやすく、磨耗が激しいので、決勝レースなど長距離を走るのには、向いていないタイヤです。
◆ハードタイヤ◆
こちらは、ソフトと違ってゴムが堅いため、グリップ力は小さいですが、耐久力があるので、決勝レースでは長距離の走行に踏ん張りが効くというのがメリットです☆

今回は2回ストップ作戦(タイヤは3セット使用)を使っていたトヨタチーム。彼らにとって相性が良く速く走れたソフトタイヤをメインで使用する、
ソフト→ソフト→ハードという作戦でした。
前半のソフトで攻めてポジションアップ。最後のハードで守るという作戦ですが、ハードで守りの走りをするといっても、ある程度のペース・速さを発揮できないとポジションを守ることはできません。
特に今回のコバライネンとの争いでは、ハードタイヤに変えても前半と同等の「攻め」の走りができないと逆転できない状況でした。
ところが、ハードタイヤに変えたとたん、ペースがガタ落ち。結果的に5位ハミルトンに追い回されるまで、ペースが落ちてしまったのです。
逆に、今回のライバルだったマクラーレン勢や優勝したフェラーリのライコネンなどはソフトでもハードでも安定した速さで走れるということです☆

今回のトヨタは期待させてくれる部分と、トップに追いつくための課題もはっきり見えたレースだったと思います☆




【ルノーのアロンソ:古巣の戦力ダウンに苦しむ日々】
第2戦が終わって、ドライバーズランキングを見ると、ハミルトンが1位で14ポイント、2位は王者ライコネンで11ポイント。07年のチャンピオン争いの主役たちが今年も活躍する中、05,06年チャンピオンのアロンソは現段階6ポイントで7位と低迷。開幕戦オーストラリアでも予選最終ラウンドに残れなかったなど、今年のルノーのマシンが実戦で強さが発揮されていない状態に陥っています。05,06年のチャンピオンチームであり、昨年も決して悪い出来じゃなかったルノーチームのマシン。たった1年で何が変わったのでしょうか??

★★ここがポイント(3)「今年のキーワードは“トラクション・コントロール”」★★
おそらく、今年はいろんな場面でこの言葉が出てくると思います。今年の鍵になってくるのは、「トラクション・コントロールの禁止」というルール変更ですね☆
詳しくはこちらで↓
http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=28152666&comm_id=461146

今までのルノーの強さは「TC(トラクションコントロール)をうまく活用したマシン作り」ができていたということ。
例えば、2003年ぐらいの話になるのですが、TCと似た装置で「ロウンチコントロール」という装置がありました。スタート時のクラッチをつなぐタイミング、エンジンの回転を状況に応じてコンピュータ制御し、効率の良いスタートダッシュを発揮させてくれる装置です。これをうまく活用できていたのがルノーでした。もちろん、これまでの速さもTCの影響がかなりあったと思います。

そのTCが今年から禁止になりました。冬季テストではそれほどの影響を見せていなかったのですが、いざ120%の力を出し合うレースでは、マシンの不安定さを露呈してしまっている現状なのだと思います。

この2戦は、2度のワールドチャンピオンのテクニックで、なんとかポイント獲得にこぎ着けていますが、今後のチャンピオン争いを考えるとマシンの改善は、かなり緊急なものになってきますね☆





いかがだったでしょうか?
今回も、気になったチームを中心に話題を取り上げて、「復習」という感じで詳しく見てみました☆一度見たレースの内容を振り返ってみたりすると、「ピット戦略ってこうなっているのかぁ☆」とか「このレースのポイントはここだったのかぁ☆」と新しい発見もできますし、今後レース観戦するときの「ヒント」にもなるかもしれません☆
これからも、みなさんのF1観戦のお手伝いができるように、このようなトピックを立てていければと思っています☆

また、分からない部分などがありましたら、遠慮なく質問してください☆
レースを観戦した感想も随時募集中です☆

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