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F1初心者の会☆コミュのF1基本ルール紹介【フリー走行】

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こんにちは☆管理人のケロックです☆
いつもF1初心者の会☆にご参加いただきありがとうございます☆

今回は、F1の1レースの流れの最初に出てくる「フリー走行」についてお話していきたいと思います。

フリー走行に関してはフジテレビの地上波放送も行われていないので、もしかすると存在自体知らない方も多いと思います。しかし、このフリー走行を知っておくことで、週末のレースを今まで以上に楽しく見れるようになりますし、鈴鹿(日本GP)など現地観戦でF1を楽しめる要素を持った走行セッションです!



【F1は1レース3日間で行われる】
通常、テレビで放送されるのは決勝レースのみですが、実際のF1は金曜、土曜、日曜の3日間かけて行われます。ここで、今年の日本GPの現時点で発表されているレーススケジュールをご紹介します
<金曜日>
10:00〜11:30 フリー走行1回目
14:00〜15:30 フリー走行2回目
<土曜日>
11:00〜12:00 フリー走行3回目
14:00〜15:00 公式予選
(Q1/14:00〜14:20、Q2/14:27〜14:42、Q3/14:50〜15:00)
<日曜日>
14:00〜 決勝レース

※レースによって、タイムスケジュールが変更になる場合があります。

F1の各レースは、こんなスケジュールになっているのです。
今回は、全日程の前半に出てくるフリー走行について見ていきたいと思います☆



【フリー走行って何?】
こういった記事掲載の活動をさせていただいている中で、「フリー走行って何ですか?」という質問をしばしば受けます。

一言で言うと、公式練習のことです!

指定された時間の間、コースが開放され、その間であれば自由に何周走行しても良いというのが基本のルールです。
よく、WEBサイトなどでフリー走行の結果が載っていますが、これは各ドライバーのコース1周のタイムを計測。そのベストタイムが速かった順で、順位が記載されています。
ただ、ここでの結果はあくまで参考タイムなので、特に「ポイントが追加される」とか「予選の際に有利な条件を手に入れる」とか、レース本体の結果に関わってくることは全くありません。





【フリー走行で、各チーム・ドライバーは何をやっているの?】
基本的に練習走行と考えていいフリー走行ですが、F1の場合は、予選・決勝で有利に戦うための「マシンの調整」を行っていく必要があります。


では、基本的にフリー走行で各チーム・ドライバーが行っていることをご紹介していきます。

■コースを覚える
特に新人ドライバーは全てのコースで行わなければならないことですね。もちろん、「次は右コーナーで、直線の後は左コーナーが二つで・・・」ということも覚えなければいけませんが、F1ドライバー達は「このコーナーは、ここに段差のような部分があるから気をつけよう。」「1コーナーのこの辺は、滑りやすいから注意しよう。あそこのコーナーは雨が降ると水溜りができる」という、細かい部分まで把握する時間となるのです。


■マシンを合わせ込む(新パーツの実戦テスト)
特に、今年はレース以外でマシンのテスト走行をすることは許されておりません。なので、特徴の違う世界中のコースを転戦していくF1マシンを、それぞれのコースで最高のコンディションに持っていくためにも、このフリー走行は重要なものになります。
また、改良版用に開発された新型パーツの実戦テストとしても、フリー走行での走行が使われるケースが多いです。
今ではIT技術も発達し、ミクロの単位でパソコン上で製作されたパーツ。もちろん、色々なシュミレーションを行い「このパーツなら鈴鹿のようなコースでマシン性能を向上させてくれるだろう!」と、計算上は実力があるパーツとして世に送り出されるのですが、実際に走り出してみると「こんなはずじゃなかった・・・」と色々誤差が生じてきて、全く上手く機能してくれないことも、しばしばあります。

それを試すのに使われるのが、フリー走行です!


■予選・決勝の「レース戦略を立てる」のに必要なデータ集め
これも、マシンのセッティング(合わせ込み)作業の一環となるのですが、各レースで均等に配られるタイヤの「性能チェック」です。
基本的に晴れであれば、ソフトタイヤとハードタイヤの2種類のみですが「そのソフトタイヤで鈴鹿を走ると、どれくらいの性能を発揮してくれるのか?」「ソフトタイヤとハードタイヤの“鈴鹿での”性能差は?」といった部分のチェック作業も行わなければいけません。

またタイヤのコンディションと同じように、「レース前半と後半」を想定し「ガソリン満タン状態だと、どんな動きをするのか?」「空タンではどれだけ速く走れるのか?」「その際のタイヤの消耗状況は?」ということも、実際に走行をしてデータ収集をしていきます。

こういった一連の作業を、フリー走行合計3回:4時間という限られた時間の中で行わなければいけません!
もし、このフリー走行でクラッシュしてマシンを壊したり、トラブルで修理に追われてしまうと、予選までに必要な準備プログラムを消化できずに終わってしまい、それが予選の走り、決勝の走りにも影響してくるのです。

なので、このフリー走行は、言ってしまえば単なる練習走行ですが、非常に重要なものなのです。




【ちょっと上級偏:フリー走行を有効活用しよう!】
フリー走行は単なる練習走行ではあるのですが、工夫して・注目して観戦することで、そのレースの流れが把握できて、予選・決勝に向けての「予習」ができるのです!!

☆タイムの比較☆
合計3回行われるフリー走行。その3回のうち、金曜午後の2回目、土曜朝の3回目を見比べていただくと、順位の上位にいるドライバー、それぞれのタイム差などに共通点があることに気付くはずです。
細かい順位はセッション(各走行)で異なりますが、上位にいるドライバー(例えばトップ10人の顔ぶれ)や、ライバル同士のタイム差などが、そのまま予選順位と共通している部分があるのです!

あくまで参考タイムなので、実際には予選や決勝が始まってみないと分からない部分もあります。でも、こうやって見分けることによってレースの予想もイメージしやすくなります。

今年はCS放送のF1中継はフリー走行1回目から全て放送されておりますので、金曜日や土曜日にお時間があるときは、是非チェックしてみてください☆

また各モータースポーツサイトでも、各フリー走行の結果が、リアルタイムで更新されていきます。結果だけ確認するだけでも、「今回はレッドブル有利なのかな?」「あ、フェラーリが調子よさそう!」など、予選・決勝に向けての展開が予想できて、より楽しみに予選・決勝を迎えることが出来ると思います。


★実際に生観戦するときは★
次は、鈴鹿などで現地観戦する時のフリー走行のすごし方、観戦のコツについて見ていきたいと思います。

◆フリー走行1回目
まずフリー走行1回目、この時点ではどのチームも、マシンのシステムチェックやコースの下見走行から行うので、比較的「本気モード」で走らないことが多いです。なので、1回目はどちらかと言えば「F1の雰囲気を楽しむ」セッションに使うといいかもしれませんし、実際の現地観戦で「チームとドライバーを見分ける」練習として活用していただくと、土曜・日曜の観戦がさらに楽しめると思います!


◆フリー走行2回目
この2回目から、本格的な合わせこみ作業が始まります。各ドライバーも「どこまでブレーキを我慢できるか?どこまで加速しても大丈夫か?」などコース攻略も本格化します。ここは、自分が見ようと思っている席か、違うところ(特にコーナーの部分)に足を運んで、各マシンの動きをジーっと観察してみてください。
感覚的な部分ですが、違いが見えてくるはずです!


◆フリー走行3回目
基本的に、観察するポイントは2回目と一緒です。ただ3回目は、予選に向けてのシュミレーションも行うので、より違いがはっきり出てくるかもしれません!

しかし金曜の2回とは違い、予選や決勝に向けての最後のフリー走行になるため、マシンやコースの最終チェックや、午後に行われる予選のシュミレーションが主に行われます。予選を想定した走りをほとんどのドライバーがするため、ここでの結果を見れば、誰が調子が良くて、誰が調子が悪いかが分かりやすいです。
実際の生観戦時に、ご活用ください。




F1は、基本的なルールはすごく単純です。でも、裏側の伏線がとても多いスポーツでもあり、それが初めて見るF1ファンを悩ませる原因にもなっています。
今後も、その「伏線」をひとつでも多く紹介できればと思っています☆


また、分からないことがあれば、どんどん書き込んでください☆

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