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F1初心者の会☆コミュのミハエル・シューマッハが「皇帝」になった16年間(1991年〜1997年)

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こんにちは☆管理人のケロックです☆
さて、今回は・・・今シーズンで現役を引退するミハエル・シューマッハについてです。

歴代最多91勝、68回のポールポジション(予選1位)、そして7度のワールドチャンピオン。文字通り、F1史上最強のドライバーです☆
デビューからシューマッハを見ている人、フェラーリに移籍してからシューマッハファンになった人、「皇帝」と呼ばれるようになってからF1を見始めた人、そして今年にF1を知った人・・・たくさんいると思いますし、それぞれ色々な角度からシューマッハというドライバーを見てきたと思います。

シューマッハ=勝って当たり前、皇帝、強すぎる。というイメージを持っていらっしゃる方も多いと思いますが、もちろん、強くなかった時、苦しんだ時、ルーキーだった時があります。

今回はそういった部分も含め、16年間のF1人生を振り返ればと思っています。


【1991年】
アイルトン・セナとナイジェル・マンセルがチャンピオン争いをしていた91年、シーズンも後半になったベルギーGPで、「皇帝」はF1デビューしました。チームは、当時参戦1年目だったジョーダンチーム。決して強豪ではないマシンでした。正ドライバーの欠場により、急遽参戦が決まったのがシューマッハでした☆
当時は、プロスト、ベルガー、ピケ、アレジ、パトレーゼといったスーパースターが揃っていたF1ですが、その中で、超難しいベルギーのコースで予選7位!!決勝はトラブルでリタイヤしたものの、「これからが期待できる選手だ」誰もがそう感じました。
シューマッハは翌イタリアGPからブリアトーレ(現ルノー監督)率いるベネトンチームに移籍。皇帝への階段を上る、その第1歩となったシーズンでした☆

【1992年】
ベネトンに移籍し、大先輩でチームメイトだったネルソン・ピケが引退。F1参戦2年目にして、チームのエースとなるのです☆
シーズン前半は常に上位争いを展開、セナやマンセルを脅かす存在になってました。そこで、迎えたベルギーGP。レースは雨が降ったり止んだりと微妙な天候。その中で、的確に天気を見極めたシューマッハがうまくペースコントロールをして、見事初優勝!誰もが「次世代を背負う人間」そう確信していました☆

【1993年】
デビュー3年目にもかかわらず、メディアからの目は、「場合によってはチャンピオン候補の一人」とまで注目されるようになったシューマッハ。しかし、このシーズンも1勝のみ。まだ若さあふれるシューマッハ。すぐに熱くなり、焦ってミスをするシーンが多く、損をするレースも数多くありました。

【1994年】
1980年代のF1を引っ張ってきたアラン・プロストが引退。自ずとセナvsシューマッハの構図でシーズンが開幕しました。そうするとシューマッハが開幕2連勝、セナは連続リタイヤという展開。そして第3戦サンマリノGP・・・。レース中の事故で、セナは帰らぬ人に・・・。それからシューマッハは勝ち続けます。が、シーズン後半には、若さゆえにでてしまった行為がルール違反であったり、マシンも規定違反のパーツを使用していたりと、2戦出場停止処分を受けます。結果セナの同僚だったデーモン・ヒルと、たった1ポイント差で最終戦へ。シューマッハリードで迎えた最終戦。なんと同士討ちとなる接触事故を起こし、シューマッハ、ヒルともにリタイヤ。結果、シューマッハの初のワールドチャンピオンが決定しました☆(よく、金網越しでのチャンピオン決定とも言われました)

【1995年】
このシーズンもヒルとのチャンピオン争いになったシューマッハ。しかし、今年のシューマッハは巧みなピット作戦を使い、完璧な「作戦勝ち」を見せ付けます。これにより、ラスト2戦を残した状態で2年連続のチャンピオンを獲得☆当時では史上最年少での2年連続ワールドチャンピオンとなりました☆

【1996年】
この年、名門フェラーリに移籍したシューマッハ。もともと速いマシンは持っていても、マシントラブルで優勝できない日々。年に1勝できれば、「快挙」とまで言われたことがありました。シューマッハは、そんな「勝てない名門」を復活させるためにフェラーリに移籍したのです☆「3年後にはこのチームでチャンピオンを獲得する」移籍したとき、シューマッハはこう宣言しました。
そのシューマッハの手により、移籍初年度には優勝3回!2位3回!!ドライバーズランク3位に入るという好成績☆でも、シーズンの半分はトラブルによるリタイヤ。課題が残るシーズンとなりました。

【1997年】
移籍2年目のシューマッハ。この年からベネトン時代にピット戦略で勝ってきた「作戦参謀」ロス・ブラウンがフェラーリに移籍。またシューマッハと「勝利の方程式」を見せてくれることになりました☆このシーズンは、ジャック・ビルヌーブとの王座決戦となりました☆しかも、また最終戦!!シューマッハ1ポイントリードでの決戦。シューマッハ1位、ビルヌーブ2位で残り10周、事件は起きました。ペースが上がらないシューマッハにビルヌーブが抜きにかかり・・・接触。シューマッハはマシンにダメージを負いリタイヤ。ビルヌーブの初チャンピオンで幕を閉じました。が・・・
ここから事態は急変します。レース審議委員会は、両者の接触時、シューマッハが故意に進路妨害をしたのではないか?ということで調査を開始しました。しかも、レース前に全ドライバーには「今回のレースで記念すべき第50代のF1ワールドチャンピオンが誕生する。この戦いを邪魔するような行為があった場合、厳しいペナルティを与える」という通達をFIA会長直々に行ったのです。
結果、シューマッハの行為は「有罪」となり、97年シーズンの彼のポイントは全て
剥奪。最悪の結果になってしまいました。



この頃のミハエル・シューマッハ。確かにF1を背負っている存在でしたが、まだまだ「皇帝」と呼ばれる頃ではありませんでした。
逆に言えば、最強の王者も、こんな瞬間があった・・・ということでしょうね☆
世界の頂点に上り詰めるまでに、これだけの苦労をしてきたのです☆

そして、シューマッハが皇帝になるまでに・・・もう一人、決着をつけなければならない「永遠のライバル」がいました。

そのお話は・・・また今度☆

コメント(4)

懐かしいエピソードが満載ですね!
80年代はお話のとおりキャラクターの強いドライバーがたくさんいて90年代半ばまではその傾向にありましたね〜
その後を継いだのが皇帝シューマッハ。セナの亡き後のF1を牽引してきたのは間違いなく彼だと思います。もちろんハッキネンやデーモンなどのライバルの存在も大きいですけどね。
これからのF1はどうなっていくのでしょう?フジテレビも今宮さんのようなしっかりした解説者がいなくなって軽い感じになっているような気がします…
F1を広める意味ではいいのでしょうが、ちょっと物足りないような気もしますね〜
うーん、支離滅裂な文章で申し訳ない!

でわ続きが気になるのでよろしくお願いしますね☆
F1初心者でシューマッハファンです。
テレビで見たのはほとんどが2000年代のレースで、ここに書かれているエピソードは、本やネットなどで何度か目にしただけでした。もっと早く見始めればよかったって、いつも思ってます。
すごくわかりやすくて、文章も素晴らしい!続きがとても読みたいです。「永遠のライバル」はあの方のことかな?

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