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F1初心者の会☆コミュの振り返ろう☆2005年の日本GP☆

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こんにちは☆管理人のケロックです☆

さて!今回は、日本GP特集第2弾!ということで、
昨年の日本GPを振り返ってみましょう☆

昨年のベストレースのひとつ!とまで言われたレースでした☆このレースをみてF1を好きになった方も多いと思います☆
今回は、土曜の公式予選から、いろいろまとめてみました☆
ノーカット版なので、いつも通り長くなりましたが^^;鈴鹿の特徴・見どころが分かるかと思います☆

今年から、最近F1を見始めました☆って方は必見かもしれません☆


コース紹介☆
http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=10424639&comm_id=461146


【土曜日の公式予選・・・鈴鹿ウェザーが本領発揮】
この日は、朝から雨!コース上には水たまりができるまでの量が降っていました☆

お昼になって、雨は止んだものの、路面はまだまだ濡れた状態。この中での公式予選となりました☆

※2005年の予選ルール
現在のノックアウト方式ではなく、1台ずつコースに出て行く「1発アタック方式」でした。出走順は、前回のレース結果の悪かったほうから。つまり、前回レースの優勝者は最後の出走になるのです☆


〜予選前半〜
午前中のコンディションとは、微妙に変わっている鈴鹿のコース。トップバッターのベテラン、デビッド・クルサード(レッドブル)も手探り状態での走行でした。

前半の注目は、8番目に出てきたトヨタのヤルノ・トゥルーリ☆
第1区間では、トップタイムのクルサードを大きく上回るペースを見せます!・・・が、その直後のデグナーカーブで、なんとスピン!これで、トゥルーリはノータイムとなり、決勝は19番手スタートに・・・。


〜予選後半〜
後半の最初、第3グループ。11番目に登場するのが、佐藤琢磨(当時BAR)しかし、ルールにより琢磨の前にもインターバルが取られました。

その時です・・・

今まで我慢していた上空の雲から、ポツリ・・・ポツリ・・・雨が落ちてきたのです。
ここから雨でさらにコンディションが悪くなると、良いタイムは期待できません。
国際映像にも、雨粒が水たまりに落ちる映像が・・・
「このままでは琢磨のタイムが悪くなる・・・」
「でも、急いでタイムアタックすれば・・・」
10万人以上の観客が総立ちになって琢磨に声援を送ります。そして琢磨がコースへ、ウォームアップが終わり、いよいよタイム計測!めざすは、クルサードの1分46秒892

第1区間
クルサード:38秒207     琢磨:38秒042     −0,165秒
琢磨が勝っています!
第2区間
クルサード:1分25秒713   琢磨:1分25秒770   +0,057秒
琢磨、わずかに遅れます!
そして第3区間
クルサード:1分46秒892   琢磨:1分46秒841   −0,051秒
こうして、ギリギリで1位の座を奪い取った琢磨☆

その後は、トヨタのラルフ・シューマッハが最速タイムを記録!ジェンソン・バトン(BAR)も肉薄しますが、わずか0,035秒届かず2位になります。

ジャンカルロ・フィジケラ(ルノー)、ミハエル・シューマッハ(フェラーリ)フェルナンド・アロンソ(ルノー)、キミ・ライコネン(マクラーレン)、ファン・パブロ・モントーヤ(マクラーレン)と、2005年の優勝経験者が揃った最終グループ。

しかし、とんでもない結末を鈴鹿の空は用意していたのです!
これまでポツリ・・・ポツリ・・・だった雨が、フィジケラのウォームアップ中に大粒の雨となって降り出したのです!
フィジケラはギリギリで3位タイムを出せたものの、残りの4人は大雨の影響を受け、下位にしずんでしまいました。

この大波乱の予選、結果はこのようになりました。
http://sports.yahoo.co.jp/f1/2005/japan/1008/result05.html





【日曜日・・・これがF1のガチンコバトル!!】
日曜日、昨日の予選とは打って変わっての日本晴れ☆注目ドライバーの順位はこの通り☆
予選1位:ラルフ・シューマッハ(トヨタ)
予選2位:ジェンソン・バトン(BAR)
予選5位:佐藤琢磨!
予選14位:ミハエル・シューマッハ(フェラーリ)
予選16位:フェルナンド・アロンソ(ルノー)
予選17位:キミ・ライコネン(マクラーレン)

スター軍団。どんな追い上げをみせるのか??あるいは・・・。

そんな中、スタートが切られました!
1コーナー。なんと、そこで佐藤琢磨がコースアウト!!マシンにダメージを負ってしまいます・・・。とにかく、いつもと違うスタート順!スター軍団が猛烈な追い上げを見せます☆
その時でした!1周目の最終コーナーでモントーヤ(マクラーレン)がクラッシュ!コースをマシンがふさぐ形とのなり、マシン撤去のためセーフティーカーを導入します。


★★ここがポイント(1)「ラルフ、大誤算!!」★★
今回のラルフの作戦は・・・
?少ない燃料で、予選1位を獲得。?スタートと同時にハイペースで逃げる。?少ない燃料で走れる3回ピット作戦で、優勝をねらう!・・・ということでした。

3回ピットの長所は速いペースで走れることですが、逆にピット時間の合計が長くなることも短所です。つまり、逃げて逃げて逃げまくる!!でないと、ラルフの優勝の可能性が低くなるのです。
そこで、このセーフティーカー。今までの貯金は台無しだし、長引くと逃げる時間も短くなる・・・トヨタの初優勝は夢に終わってしまうのです。


★★ここがポイント(2)「Mシューマッハvsアロンソvsライコネン」★★
レース再開直後、なんと残念な事態が発生してしまいます!シケインで前を走るトゥルーリを追い抜こうとした琢磨が接触!!琢磨は大丈夫だったものの、トゥルーリはリタイヤとなります。
大きく順位を落としていた琢磨、焦ってしまったのでしょう・・・
この事故が危険行為と判断され、琢磨はレース後、結果を抹消される処分に・・・。


そして!レース中盤を沸かせたのが、2005年のチャンピオン争いの主役3人!Mシューマッハが前を走り、その「皇帝の壁」を越えようと、果敢に仕掛けるアロンソとライコネン☆
しかし、さすがは皇帝!鈴鹿の攻略ポイントを知り尽くしているため、そう簡単には抜かせません!!

そもそも!!ここ鈴鹿は抜きにくいコースということでも有名☆
そんな中で追い抜きバトルが見れるということは、とても珍しいことなのです☆

二人とも苦労はしますが、Mシューマッハを追い抜いて、上位をめざします☆



★★ここがポイント(3)「ラストチャンス」★★
トヨタのラルフが後退し、BARホンダのバトンもピット戦略がうまくいかず、優勝争いからは脱落。Mシューマッハも思うようにペースが上がりませんでした。

そんな中、ラスト8周。1位はルノーのジャンカルロ・フィジケラ☆
「このまま、フィジケラが優勝かぁ」誰もが、そう考えた・・・その時でした。
残り周回がひとつずつ減るたびに、1,5秒ずつフィジケラとの間隔を詰める影がありました。
キミ・ライコネンです。
まさに怒涛の追い上げを見せて、ついにラスト3周というところで、フィジケラの背後に!

しかし、舞台は鈴鹿、相手はベテランのフィジケラ。ラスト3周という時間はライコネンにとってあまりにも短い時間だったかもしれません。
ラスト2周のホームストレート。ライコネンは少しの隙間を狙いフィジケラに並びます!
しかし、追い抜くことはできません。
「もう少し近寄らないと・・・」
ライコネンは、マシンの長所を生かし、1コーナーで仕掛けるつもり。でも、その1コーナーもあと1回しか通過しません!
「絶対に抜ける。抜いてみせる!」
直前の最終コーナーからホームストレートで、フィジケラを追い詰めます☆残り周回は1周に・・・その時でした!
ラストチャンスに全神経を集中させたライコネン。アウト側に出来たギリギリ1台分の幅しかないスペースに自らのマシンをねじ込み、息を止めて1コーナーに飛び込みます!!



ラスト1周、フィジケラの逆転に成功しました☆
そのまま、チェッカーフラッグを最初にくぐったライコネン☆
決勝結果↓
http://sports.yahoo.co.jp/f1/2005/japan/1009/result07.html


いつのまにか、鈴鹿に詰め掛けていた16万人の観客は、総立ちになりライコネンに惜しみない拍手を送り続けていました☆
普段は、チェッカーと同時に家路を急ぐ観客もいますが、この時だけは、ほとんど誰も動こうとせず、ライコネンに注目していました☆

これぞ「スタンディングオベーション」という瞬間でした☆



追い抜き(オーバーテイク)が難しい鈴鹿、その鈴鹿で16人のドライバーを追い抜いて、最後までチャンスを信じたライコネンが勝った瞬間でした☆





いかがだったでしょうか?
今年は鈴鹿20周年ということで、まだまだ鈴鹿エピソードはあるんですが、まず一番身近な昨年の日本GPの様子を振り返ってみました☆

また、質問等ありましたら、どんどん書き込んでください☆
あと!昨年の鈴鹿エピソードをお持ちの方も、いろいろ書き込んでいただけると幸いです☆☆

コメント(1)

去年のレースを思い出して、鳥肌が立ちました(^^;;さすがケロックさん、わかりやすくポイント押さえてくれててすごいです。予選の雨、すごくポジションに影響してましたよね。私はライコネンのファンなので、天を恨みました(笑)
本選の攻防争いが激しくて、ラジオと画面と実物とアワアワしながら観戦してたのを覚えてます。
そして、最後のライコネンの1位になる瞬間!!17位からトップに登りつめたあの瞬間を生で見れた事が私の中で奇跡でした。
今年も、いい試合になることを祈ってます☆

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