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親が変われば子が変わるコミュの子は鎹(かすがい)

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 かすがいって、難しい字を書くんですね。知りませんでした。

 なる、とか、ならない、とか言いますが、どうなんでしょうね。

 「子供のために我慢する」ということと、「子供のために自分が変わろう」ということは、似て非なるものだと思います。

 「子供のために」自体は、良い意味も悪い意味もないですよね。

 「我慢する」となれば、自分の責任を子供に転嫁していることになります。続く言葉は、「お前のためにしてやったんだ」「ありがたく思え」「お前のせいで・・・」のように、恨みがましいものになっていくでしょうし、

「自分が変わろう」となれば、自分の人生に責任を取る、という気持ちが表れてきます。「あなたがいたからがんばれた」「あなたがいたから成長することができた」という言葉が続くのではないでしょうか。


 こう考えてくると、自分の人生に対する「選択」「責任」ということがキーワードになってくるのではないかと思います。

 そして、それには、ゴール、というか、自分をひっぱってくれるものが必要だと思うのです。

 今風に言えば、ヴィジョン、というのでしょうか。「私は一生この夫(妻)と仲良く暮らしていく」とか、「自分も子供もずっと仲良くしている」「死の床には、家族みんなが私の周りにいて暖かく見守ってくれる」「シングルでも、偏らずに立派に子供を育てて幸せになる」

 などいろいろあると思います。

 現在一人で子育てをされている方にはきつい書き方になってしまっていたら申し訳ないのですが、

「夫婦」を例に取れば、結婚式の時にそうした誓い(病めるときも健やかなる時も云々 など)を交わしているにもかかわらず、今の日本ではそれが表面的な儀式だけのものとなっていたり、籍を入れるだけ、などの法的手続きだけのものになってしまい、本来の「結婚=誓い」の意味をなさないことが多いのかも知れません。

 この「誓い」が自分たちにとって重い意味を持つものならば、お互いに、その誓いを破らないように歩み寄ろうとするでしょう(現実にはどうかはわかりませんが)。
 少なくとも、この「誓い」が生きていれば、それが夫婦仲違いをしても修正へ引っ張っていってくれるものとなり得ます。


 夫婦は他人ですから、容易に別れることができます。この原因はおそらく、形はいろいろあるにせよ、『お互いに、相手に「自分を一番大事にしてくれないこと」への不満が大きなズレになっていくこと』なのだと思います。
 気持ちがあるからこそ、相手がそれに応えてくれなかった時に憎しみに変わる・・・。

 みんな、自分が相手から一番大事にされたいのですから、夫婦というのは、大げんかの末に別れても、気持ちを改めると復縁、ということがあり得るのでしょう。


 もちろん、事情によっては別れた方がいい場合もあると思います。

 経済的にはたいへんになっても、気持ち的には楽になることも多いでしょう。

 私自身、夫が子供たちのことを見てくれる人だし、仕事柄かなり長い時間一緒にいるのですが、なぜか、たまにですが、夫が不在でいる方が、物事はスムースに運びます。

 私と子供たちだけのリズムで生活した方が楽だな。と思えます。

でも、ここが難しいところで、目先のこの楽さに甘えていては、必ず後々そのつけが回ってくると思うのです。



 苦手なこと、できれば避けて通りたいことだからこそ、そこに取り組んで乗り越えられた時、「好きなことをやっている喜び」とは違う、もっと高次の喜びが手に入ります。同時にそれは自分の自信にもつながります。

 ここのコミュニティで書いたかどうか覚えていないのですが、人間は、苦手なことで成功するのだそうです。

 苦手なことに取り組んで、それが克服できた時、脳が非常に発達し、苦手ゆえに努力し、工夫し続ける、という好意をするので、ますます脳が発達して、その道のエキスパートになるのだそうです。よく片づけのスペシャリストが、実は誰よりも片づけが下手だった。などというのも頷けます。


 私はもともと感覚人間でしたから、理論的に考えたり、人にわかるように話をしたりするのはとっても苦手でした。
 私自身、今、なぜこんな、自分に向いていないと思われるたいへんなことにずっと関わり続けるのだろうと不思議に思うことがあったのですが、理論で責め立ててくる父の攻撃に対応するために、私なりに必死に理論立てて考えることを続けてきたから、つまり、最も苦手なことに長年取り組んできたからに他ならないのだと最近わかりました。

 だとしたら、夫婦、親子も同じことではないでしょうか。

 わからないから、異質だからこそ、わかろうと努力し、自分の今までのやり方ではうまくいかないから、相手に合わせてみたり、違うパターンを取り入れてみたりという工夫を凝らし、そのことが脳を発達させ、人間としての成長を促すのではないかと思います。


 子は鎹になるかどうか、ではなく、子を鎹と思って、「自分だけの幸せ」を追求するのではなく、家族全体の調和、親としての自覚を持って成長していく、少なくとそういう姿勢が大切なのではないかと個人的には思います。

   
 顔を合わせての講演などと違って、字面だけだと誤解を生む可能性もあるかな、と思ったのですが、とりあえず書いてみました。
 「この書き方は偏見ではないか」などのご意見がありましたら、ご遠慮なくお書き下さい。

コメント(5)

じゅねさん
ありがとうございました。
周囲から「母親としての自覚を持って・・・」とよく言われるこの頃。母子家庭になってから特に増えてるように感じます。

子は鎹とも考えられず、恩着せがましく「あんたらが居なければ・・・」などと考えてしまう自分が居ることがとても恥ずかしいと思っています。

でも、考えずにはいれない。
そんな日々を繰り返し、子供の寝顔を見ては
泣き崩れる日々でした。

何も変わっては居ないけれど、
子を鎹と思って、家族の調和、自覚を持って成長。
そうありたいと思っています。

母親しか居ない我が家ですが、
私の背中を見て、私の笑顔を見て、
幸せと感じてもらえるような母親に成長していきたいですね
じゅねさん、ツカさんこんにちは。
「子は鎹」ではいけないんだなあ、というのが私自身に対する反省です。

私の場合子どもが生まれて以来、夫はすっかり二の次になり、夫婦としてちゃんと向き合って話しをする機会も減ってしまいました。

こうして子育ての事ばかり考えていること自体が子どもにとってはよくないんだろうなあ、とも反省します。

夫はとてもよく子どもの面倒をみてくれます。
でも夫がもっと夫婦で出かけたり二人の時間をもちたいを思いつつ、我慢してくれているのを知っていながら、何も努力していない自分にそろそろ向き合わなくてはなりませんね。

>でも、ここが難しいところで、目先のこの楽さに甘えていては、必ず後々そのつけが回ってくると思うのです。

このご指摘にドキリ、という感じです。
ツカさん、しえなのママさん、おはようございます。

 夫婦のことにしても、親子のことにしても、私も毎日暗中模索の日々です。

 不安になれば相手に伝わり、うまくいっていると思ってあまり気にしないでいると、相手がすごく我慢していて爆発寸前になっていたりと、本当に、自己卑下もせず、いい気にもならず、適度な緊張感を持って平穏な心で過ごす・・・

 なんて、至難の業だとつくづく思います。

 パートナーがいれば、いるだけの苦労、相手に合わせたり、寄りそったり、自分を抑えたり、と、常に相手とのバランスを取っていく苦労、シングルならば、もう一人の分までの存在を補いながら一人で父親役も母親役もやっていかなければならなかったり、経済的や世間的な苦労があるでしょう。

 どちらがより苦労がある、というよりも、自らが選んだ人生を、前向きな意味で「この道しかないのだ」、と心を決めて取り組むのがうまくいく秘訣のようです。

 連鎖のセミナーでは、親を鏡にするのではなく、子を鏡にすればよいと教わりました。
 
 親子の相関関係から考えれば、子が見せている困った姿は、親の心をそのまま映し出しているので、形は違っていても、よく見て、その子のしている意味を考えれば、必ず思い当たるところがあるはずです。

 私も、「う〜ん、これは絶対に私じゃなくて夫の写し鏡だ」と、心の中で夫を責めながら子供の様子を見ていたら、ある日、実は私の姿だった、ということが何度もありました。

 もちろん、その意味に自分が気づいて自身の在り方を変えてからは、子供も変わっています。その繰り返しですね。 

喜びも多いのですが、

 「親になる」ってたいへん・・・(T-T)

と、思ってしまいます。
 
>じゅねさん

>自らが選んだ人生を、前向きな意味で「この道しかないのだ」、と心を決めて取り組むのがうまくいく秘訣のようです。

本当ですね。自分が選んだ人生にもっと前向きに取り組まなくてはいけませんね。夫との関係も、子どもとの関係も。

>その意味に自分が気づいて自身の在り方を変えてからは、子供も変わっています。その繰り返しですね。

これが私には努力を要するところです。自分の姿が子どもに映し出されているのを認めたくなかったり、わかっても頑固に変えることができなかったりです。

今の私と長女の問題は長女の家族に対する口の聞き方なんですが(妹や父親に命令したり、怒鳴ったり)、次女が長女の失礼な口の聞き方を覚えていくのが嫌でつい口を出してしまいます。

これはもう私が長女に対する口の聞き方を正すとよいことなのでしょうねえ。こうして書いてみると理由は歴然と見えてきてしまいました。
(ほんとにここで書かせていただくことで色々見えてくることがあって感謝します。)


>さすけさん

>今でもかっとなって自分を抑えられなくなることも多々あります。

私もです。
ほんとに何度も同じことを繰り返しては反省する毎日です。

自分もこんなに同じ失敗を繰り返すのだから、子どもたちの失敗ももっと長い目で見て待ってやらなくてはならないんですよね。

自分の子どもたちに大きな心を持ってほしいと思ったら、それ以上の大きな心を自分の中に育てなくてはいけないのだな、と思います。

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