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建築/形と姿コミュの『多柱空間』

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取り急ぎ、アップだけしておきます。

妹島氏の古河総合公園飲食施設です。

林のような。。。

コメント(16)

>トオルさん、早速のトピ、感謝!!です。『形』と『姿』の対比
出来る画像を考えていましたら時間が経ってしまいました(苦笑)。

これはまさしく『丸柱』=『形』、『丸柱の連立した状態』=『林
という姿』の好例ですね。

コルビュジエのチャンティガールもそうですが、『ランダムネス』な
立ち方も重要なファクターだと思います。

もう少し整理出来ましたら続いて論考します。
自分は建築は、その建築に求められる機能とその建築の建つ場所のコンテクストを読むことがとても重要だと思っています。
場所に建つコンテクストだけを考えることをすることは、余り理解できないので、機能とコンテクストともに考えた意見しかいえないのですがよろしいでしょうか。
妹島氏の古河総合公園飲食施設は、自分は、あまり良い建築だとは思っていません。確かに林のようなイメージと施設は、合致しており、その建ち方と内部の空間は、ランダムな柱と、鏡によって、林のカフェ的なイメージを呼び起こすかもしれません。
しかし、その使われ方は、かき氷のチラシが、ガラスに張ってあったり、裏の部分が丸見えとなってしまっており、林のような空間と、現実の機能とが喧嘩をしてしまったいると思います。
>ジャガー。さん。こんにちは。はじめまして。管理のarchisoundと申します。コメント、ありがとうございます。

まず多層的に建築に関するコミュを立てております小生のスタンスを
ここで述べておきたいと思います。個々の建築に関する良しあしは個
々のかたがたの好みが勿論有りますのでその事に関する『論争』は基
本的にいたしません。あくまでも建築が有する『質に関する論議』の
場でありたいと思っております。

というわけで、妹島氏の本作品が良い建築か否かは別としまして、ジャ
ガー。さんが提示されたコンテクストの読み取りとそれの作品への反映
はとても重要な問題ですね。小生も実見した折り、おっしゃる通り、
>現実の機能、と様々な狭雑物(ノイズ)との関係がキビシいなあ
(苦笑)と感じました。ただ、この事実は、ミニマルやピュアな建築を
指向するアーキタイプにおいて避けられない問題(というか事実)で
あると思うのですね。近くに有る内藤氏のあずまやだったら、そういった
ノイズもOKというわけではないと思うのです。とはいえ、例えば安藤氏の
ように公共建築においてそういったノイズは総て御法度!と建築家の
立場からいえるケースは中々ないと思います。

さて上のようなお話によって妹島氏の本作品はこれでもOKと肯定している
わけではありません。森のなかにポスターが張ってあったっていいじゃ
ないか!(笑)というわけにはいきませんよね。ただ、このノイズがす
ごくデザイン的にかっこいいポスターだったりしたらどうでしょう?
やはり印象はかなり異なると思うのです。

ピュアなイメージを追求した建築と、現実とのノイズとのフリクション
は、ハイカルチャーとポップカルチャーの対立にも近似しています。
これを理論的に止揚しようとしたのがヴェンチューリの『ラスベガス』
でしょうね。本作品に限らず、ジャガーさん。が提起された問題は
現代的な意味を持って持続していると思います。

結論めいた話に到達出来ず恐縮ですが、この問題についてはまたジック
リと論議させていただきたいと思います。

あっ、それとバックヤードのお話ですが伊東シューレのかたがたは
(勿論すべての建築家及び作品ではありません。くれぐれも誤解なき
様おねがいします)ピュアな空間を生成するため、バックヤードは
けっこう強引に分節している場合が多いですね。本作品では四周が
フリーのためむずかしかったと思います。近似した例としては伊東
氏の諏訪湖博物館が有ります。ボート状にシェイプされたメイン
スペースとバックヤードの無造作な箱は、全体的視点で見れば明らか
にミスマッチですが、湖側からの視点を重視するとどうしてもこのよ
うなスキームにならざるを得ないのですね。

またキタンのない御意見ぜひお待ちしています。
よろしくおねがいします。
ジャガー。さん初めまして☆archisoundさん、こんばんは。

>しかし、その使われ方は、かき氷のチラシが、ガラスに張ってあったり、裏の部分が丸見えとなってしまっており、林のような空間と、現実の機能とが喧嘩をしてしまったいると思います。
しまった!もたもたしてる間に先に言われてしまった(笑)。付け加えると、屋根面も相当無理してますので雨仕舞にも問題がでてます(苦笑)。
まぁこれらはいくらでも相対化できますのでarchisoundさんの言われる通りネタとしてスルーします(笑)。

こんなこと言ったらarchisoundさんに怒られそうだけど(笑)、誤解を恐れずに言えば、個人的には条件付き(ここ強調!)で「森のなかにポスターが張ってあったっていいじゃないか!」と思ってます(これもネタですよ。笑)。最近では西沢平良さんがそっち関係の話をしてますね。

他のコミュで言いましたが、つくる段階や出来た段階でコンテクスト(文脈)から切り離された建築も、使う段階では何らかのコンテクストを生みだすんですよね。これをエクスキューズにしていては問題ですが、この件は建築界でも議論が不十分だと思っております。徹底した妹島批判伊東批判と共に、徹底した街並派批判景観保存派批判が待ち望まれます。もちろんボク個人も考えていく問題であります。

で、次の画像です!藤森さんの「熊本県立農業大学校学生寮」です!白い天井にそのまま柱が突っ込んでますね。最近藤森さんの本読んで図面も家のどこかにあるはずなんですが、、、例によって行方不明です(泣)。よって構造も仕上げも分かりましぇん(><)
archisoundさん コメントありがとうございました。挨拶が送れて申し訳ありません。ジャガー。と申します。 

>個々の建築に関する良しあしは個々のかたがたの好みが勿論有りますのでその事に関する『論争』は基本的にいたしません。あくまでも建築が有する『質に関する論議』の場でありたいと思っております。

このコミュニティーのスタンスを理解できずに申し訳ありません。

>建築が有する『質に関する論議』の
場でありたいと思っております。


建築が有する『質に関する論議』とは、具体的にどのようなことを指しているのかを知りたいのですが・・・

>トオルさん 始めまして☆

>「森のなかにポスターが張ってあったっていいじゃないか!」
僕もあってもいいとは思います。しかし、建築家は、このポスターなど、ありとあらゆるものを内封できる建築をつくっていくべきだと思うんですよ。林の中にあるポスターのあり方みたいな提示があれば自分もちゃんと理解できるのだと思います。
>ジャガーさん、こんにちは。真摯なコメント、ありがとうございます。

こちらこそ、若干言葉不足で申し訳ありません。小生が言わんとしている
事は、まずのっけにこの建築が好き、嫌い、と言ってしまいますと、その
後、精緻に論旨を展開しても、折角の言説が個人的嗜好に回収されてしま
うおそれの可能性が有るからなのですね。ジャガーさん。のコメント主旨
は十二分に理解出来ますし、それこそトオルさんのおっしゃる様に妹島氏
は優れた建築家なれど建築メディアの保護下にあると思います。このあた
りをどこが優れているのか?どこが問題なのか?を精緻に読み解き、批評
若しくは批判論議に接続していくことばの思考=質に関する論議だと思っ
ております。
>僕もあってもいいと思います。(中略)ありとあらゆるものを内封でき
る建築をつくっていくべきだと思うんですよ。=これこそ建築の質に関す
る論議として優れた出発点のことばですね。ここから質を問うていく論議
がスタートするわけです。

>トオルさん、こんにちは。小生の行間を読み取っていただき感謝!!
です。そう『森のなかに、、』は反語としても機能しているわけですね。
コンテクストのエクスキューズの問題!おっしゃる通りです。とても
良い命題を示唆していただきました。ありがとう。とはいえ、この問題
は相当、根が深いですね(笑)。主観(これも必要です)と客観のバラ
ンスをうまくハンドリングしながら、来年の課題として繋げていきまし
ょうね。よろしくお願いします!
あっそうそうフジモリ建築はまたゆっくりとお話しましょう。下手な
発言をするとアブない(爆)建築家ですから。。
ジャガーさん、archisoundさん、こんばんは。

ゼヒゼヒ西沢さんの論文を読んで欲しいので、出自を調べておきますね!

>この問題 は相当、根が深いですね(笑)。
そーですね、怖いですね(笑)。今後の参考までに言っておくと、ボクはかなりリベラルですよ(笑)。来年は近代建築史を復習するつもりだったので、コンテクスチュアリズムやコーリン・ロウでも読み返さないとなぁ。。。まぁこれらは「建築と歴史」コミュとか「擬態」コミュの方が適切ですかね。


で、話は戻って危険(笑)なフジモリ建築ですが、資料見つかりました!なんか天井が「?」と思ってましたが、要は横架材を見せてないんですね。藤森さんが「やった人がいそうでいないんですよ」と言ってます。「そのほうが、林立してる柱が強調される」とも言ってます。確かにそーですね。それを見て伊東さんが「あれ見ると建築家はクラッとくるよな」と言ったそうな(笑)。
>トオルさん、こんにちは。

>ボクはかなりリベラルですよ。←小生はスーパーリベラル(笑)
です。というか基本的にインクルーシブですね。有名無名を問わず
建築それ自体のデザイン強度(構造の事ではありません(苦笑))
が批評基準です。古今東西ね!勿論そのなかには弱さ(の強度)も
含んでいます。

どうも最近の批評水準(建築メディア一般の事です、くれぐれも念
のため)は、木を見て森を見ず、な感じがしますね。正月早々具体
的な例は差し控えますが、明らかに日本の建築批評と作品の水準は
低下している(一部を除く)と思います。単にグローバリズムという
言説に回収される事無しに世界水準で思考する事。これが大切だと
思います。ちょっと強引ですがひとつだけ例を。コールハースの建築
は(勿論総てではありませんが)ポスターやチラシベタベタ貼ってあ
ったってビクともしない強靱さがあると思うのですね。IITキャンパス
の内部空間なんてまさにそんな感じです。ユーラリールのコングロエキ
スポも然り。雑駁な文章で恐縮ですが、とりいそぎ小生はそんなスタン
スの持主です。
こんばんは。

続いてラカトン&ヴァッサルの「レージュ、キャップ・フェレの家」です!

林の木を貫通させてしまいました。。。遂にやりました!って感じですか?(笑)表現的には床のコンクリートが効いてると思います。
ところでarchisoundさん、

>イギリスの建築家コフーン&ミラーによって論じられ
たフォーム&フィギュアの概念

これは何か本(日本語訳で。笑)出てるんですか?ざっと調べたんですが見当たらなかったもので。。。
>トオルさん、こんばんは。おっ、ラカトン&ヴァッサルの例の
作品ですね。樹木の貫通部分をクロロプレンゴム(だったかな)の
スペシャルエキパンションジョイント(笑)で成立させている。
でも、この建築はここだけでなく、細部にわたって良く出来た作品
ですね。一発芸的ではない(笑)。ジャン・プルーヴェの住宅を
彷佛とさせます。

コフーン&ミラーの論文、小生が読んだのは20年以上前のアーキテク
チャルデザイン(イギリスの雑誌)に掲載されたもののコピーだった
のです。(コピー現在行方不明)その後、日本の建築雑誌に訳出された
記憶があるのですが、こちらが即思い出せません。しばらく時間を下さ
いね。と、今、槙さんの『記憶の形象』(単行本のほう)を調べていた
ら113ページにデータと解説が有りました。始めはアラーン・コフーン
の単名(確か雑誌のほうでは連名になっていた記憶があるのだが)で
MITプレスから出た本からの抜粋だった様です。とりいそぎ
『記憶の形象』(現:ちくま学芸文庫、2分冊)で御確認下さい。
archisoundさん、こんばんは。

『記憶の形象』は学生の頃読んだ記憶があるのですが、読んだ記憶しかないです(苦笑)。チェックしておきます。

お次はスノヘッタの『アレクサンドリア図書館』です。画像がボケててすいません(苦笑)。
柱は600φくらいあるような気がします。ここはトップライトも連動していますね。
トオルさん、こんばんは。おぉっ例の超巨大図書館アレキサンドリア
ですね。とても良い画像ですね。感謝!です。
確かにトップライトとの連動がすごいですね。外観も強烈(笑)。
ランドスケープ・アーキテクチャーとも連動しそうですね。

国際コンペで創られたわりには余り話題にならなかった記憶があります
が、ペローのパリとはまたひと味異なったクオリティがあると思います。
そうそう、600位の柱の連立!まさしく『本の森』といえそうですね。
archisoundさん、こんばんは。

『アレクサンドリア図書館』は日経アーキでちょろっと見掛けただけでした(苦笑)。

画像は、五十嵐淳氏の『矩形の森』です。
なんと言っても化粧土台にはビビります。システムの表現?
今図面見てて気付いたんですが、土間コンに床暖パイプ(ってどんなん?)が埋め込んであるらしいです。
トオルさん、こんにちは。『矩形の森』ってなんだか、かのシノハラ氏
の作品名を合体させたような・・(笑)。
システムの徹底的な表現としてはよく出来ていますね。但し寒冷地
スペックとしては相当ムリしているらしいです(詳しくは後程(×フ×
コスペック(爆))。

画像はマルセル・ブロイヤー設計『セント・ジョーン修道院図書館』
(1950年)です。コンクリートの大樹。左右対称で2本有ります。
森とはいえないですかねぇ(笑)。まっ木陰の有る図書館という事で。。
こんにちは。

画像は、『永山コンプレックス』(伊東豊雄設計・1993年)
    『小田原の住宅』(富永譲設計・1978年)です。

大きなコンクリート柱の森、と、小さな木の柱の森。

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