[dir]物理学全般コミュの鏡の中では左右が反対に見える、のは何故か？

鏡の中では左右が反対に見える、のは何故か？
今、話題の書、
東大教授（心理学）高野陽太郎著
　『鏡映反転』：「鏡の中では左右が反対に見える」のは何故か？
　　　（岩波書店）
がある。
ここには、次のように書かれています。
「鏡の中では左右が反対に見えます。しかし、なぜ反対に見えるのでしょうか？
　その理由については、紀元前のプラトンから現代にいたるまで、数多くの学者が説明を試みてきました。ノーベル物理学賞の受賞者も議論に加わっています。にもかかわらず、意外なことに、この身近な現象の原因については、未だに定説が確立していません。
　東京大学大学院人文社会系研究科の高野教授は、「鏡映反転は１つの現象ではなく、３つの異なった現象の集まりである」と考える独自の理論にもとづいて、鏡映反転にまつわるさまざまな事実を説明することに成功しました。」
　３つの異なった現象とは、光学反転、表象反転、視点反転だという。

　＊しかし、物理学的な説明が簡単にできるのではないだろうか？

　　皆様は如何お考えだろうか？

招待論文　第１部：小亀説
　「鏡像の左右逆」とは何か

　https://www.jstage.jst.go.jp/article/jcss/15/3/15_3_498/_pdf

招待論文　第２部　多幡説
鏡像の左右逆転・非逆転：物理学局面からの解明。

https://www.jstage.jst.go.jp/article/jcss/15/3/15_3_512/_pdf

　第３部：高野説

　多重プロセス理論による鏡映反転の説明

　https://www.jstage.jst.go.jp/article/jcss/15/3/15_3_536/_pdf

　　　　多重プロセス理論とは次の３つの原理による。
　　　　　　１．視点反転
　　　　　　２．表象反転
　　　　　　３．光学反転
＊鏡映反転の物理的解釈

　http://ww4.enjoy.ne.jp/~okano11/