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つりコミュコミュの井戸端-#18 シガテラ毒について

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↑写真はガンビエールディスカス属の渦鞭毛藻。写真左&中央はシテガラ毒の毒素の一つシガトキシンを発見した安元健先生によるもの。写真右は、沖縄県衛生環境研究所より。#無断転載ご容赦の程。m(_ _)m

TV朝日で放映された「開局50周年特別番組 列島異変2008」http://www.tv-asahi.co.jp/ihen/ の録画を本日観ました。この番組の中でシガテラ毒について取り上げてましたね。この番組を観た人は多いことでしょう。また、同TV朝日で7月に放送された、素敵な宇宙船地球号「北上する海の悪魔」〜温暖化と猛毒の恐怖〜
http://www.tv-asahi.co.jp/earth/midokoro/2008/20080713/index.html
でも、同情報を放映していたのを記憶しています。

今までは、南方へ遠征釣行する際には気にはしていましたが、ここ最近、地球温暖化→海水温上昇→オニヒトデ北上→サンゴ死滅→渦鞭毛藻繁殖→シガテラ毒とシガテラ中毒について耳にすることが多くなり、TV番組でもしきりに取り上げられるようになり一般認知度も上がっています。また、釣り師として知らぬ存ぜぬでは居られない状況になりつつありますね。

#関東では神奈川と茨城から発症報告がある(以前ネットで確認した際、茨城での発症件数が多かったことに驚いたのを記憶しているのですが、その際確認した日本国内発症件数分布図が見当たらない...)

TVだとイシガキダイに注視しており、謝った認識をInputする傾向があると感じました。そこで、この場にてシガテラ毒について情報共有が出来ればと思い井戸端会議トピックをたてました。皆さん、シガテラ毒・シガテラ中毒について情報交換しましょう。

参考までに、
日本水産学会による解説HPの紹介 http://www.miyagi.kopas.co.jp/JSFS/JSFS-kids/minkan03.html
Wikipediaより以下一部転載しておきます。

概説
シガテラ(ciguatera)とは、熱帯の海洋に生息するプランクトンが産生する毒素に汚染された魚介類を摂取することで発生する食中毒。Gambierdiscus toxicus などの有毒渦鞭毛藻が原因であることが多い。「シガテラ」の呼称は、キューバに移住したスペイン人が、この地方で「シガ」(cigua)と呼ばれる巻貝のチャウダーガイ(Cittarium pica)による食中毒の事を "ciguatera" と称したことに由来する。

毒素
シガテラを引き起こす毒素はシガテラ毒と呼ばれ、シガトキシン、スカリトキシン、マイトトキシン、シガテリンなどが知られている。シガトキシンは熱に対して安定であるため、一般的な調理では毒素を熱分解できず、従ってシガテラ中毒を防ぐことはできない。またこれらの毒素は魚の味に影響を与えない。

中毒症状・症例
シガテラは1-8時間ほどで発症し、症状としては吐き気、めまい、頭痛や筋肉の痛み、麻痺、感覚異常、この中毒最大の特徴である冷たさに対する感覚がドライアイスに接触し凍傷に罹ったかのような感覚になるドライアイスセンセーションといった神経系の障害のほか、下痢、腹痛、嘔吐などの消火器系の障害。血圧異常や心拍数異常などの循環器障害がある。 効果的な治療法は未だ確立されておらず、後遺症の回復に、半年から数年程度を要する。日本国内で死亡例はないが、海外では数例が報告されている。また軽微の中毒の場合、受診、報告なども無い場合が多く、中毒例は想像以上に多いと思われる。

保有生物
シガテラ毒の主な保有生物はバラフエダイ、ウツボ、カマス、サザナミハギ、ギンガメアジ、オニカマス、イシガキダイ、ブリなど、400種類以上にのぼる。食物連鎖によるシガテラ毒の生物濃縮が原因であるため、バラフエダイ、ウツボ、カマスやブリなど食物連鎖の上位に位置する魚類が危険である。必ずしも全ての魚がシガテラ毒を持っている訳でなく、また連鎖の低位にある生物であっても危険な場合がある。沖縄県衛生環境研究所の調査では、シガテラ毒に関して沖縄地方では幾つかの言い伝えがあるが、『すべてにおいて否定的な結果』としている。また同一魚種でも個体差、地域差があり、中毒魚の予測は困難であり、毒性を持った魚を外見で見分けることはできない。

コメント(8)

追記:
TVではイシガキダイに注視して紹介していました。確かに不思議なことに関東地区での保有生物は何故かイシガキダイに偏っているようです。食物連鎖であれば、他の魚もで発症すると思いますが...何故?イシガキダイが直接渦鞭毛藻を食べているって事でしょうか?

少々古いですが沖縄での魚種別シガテラ中毒の届出件数情報がネットにUpされてましたので転載しておきます。これからすると沖縄の場合は、食物連射によるもののように見受けられますね。
<沖縄での魚種別シガテラ中毒の届出件数(1988-1998)>
 魚種        件数
 イッテンフエダイ  5
 ウツボ       5
 アズキハタ     2
 イシガキダイ    2
 バラハタ      2
 アカマダラハタ   1
 オオアオノメアラ  1
 カンムリブダイ   1
 サザナミハギ    1
 バラフエダイ    1
 ゴマフエダイ    1
>茨城での発症件数が多かったことに驚いたのを記憶しているのですが
茨城はカジキが群を抜いて上がるくらいですから
暖かさも関係あるのでしょうか?
それとも、海流のぶつかりの関係でしょうか?

千葉が入っていても良さそうですがね


土曜日に三重県でイシガキダイが連れに釣れました。

この毒の事をTVで見ましたので、心配していましたが、結局塩焼きで食べたようです。
因みに大きさは25cmです。
今の所何も無いようです。
>真央さん

Wikipediaの解説にあるように、千葉においては、
軽微の中毒の場合、受診、報告なども無い場合が多く、中毒例は想像以上に多いと思われる。
ではないでしょうか?

地域を問わず、実際に軽症な中毒に掛った、もしくは、知人が中毒になった方、メンバーにも居るかと思います。

引き続き皆さんからの情報お待ちしてます。
>イダコさん

どの程度の確立で発症するのか情報があれば少しは心構えが出来るかと思いますが、
そのような情報は見当たらないですねぇ。

無味無臭なので判断出来ないようです。
1-8時間ほどで発症とのことなので、心配な場合は少量を試食し確認するとか?...
 初めて書き込みさせていただきます。残念ながらTVは見ていないので、内容が重複するかもしれません。

 千葉県勝浦でも、数年前にイシガキダイで、シガテラ中毒症が発生しております。この時は、私も治療に参加しました。ドライアイスセンセーションが発症した患者に対しては、いかなる治療も無効です。海外の文献を当たると、症状が20年以上とれなかった例もあるようです。要するに、シガテラが、神経につくと、それをとりはずす手段がない。自然にとれるのを待つのみだが、長いと年余にわたるということのようです。

 この海域のイシガキダイは、危険であると認識すべきです。シガテラの毒素を検出する試薬は、何年か前に東北大学で開発されたと聞きましたが、実用化されているかどうか不明です。

 さらに古くは、勝浦でとれた大型のヒラマサでもシガテラ中毒の報告があります。

 消化器症状で発症した直後であれば、大量の点滴と浸透圧利尿剤で、毒素の排出をはかることが可能ですが、そもそも医師の頭の中にこの疾患はなく、また、下痢に対して利尿剤を使うというのはそもそも治療としてはあり得ないので、初期治療が適切に行われる可能性はきわめて低いでしょうね。
>M氏さん
専門家からの情報、非常に有り難いです。

ググッてみたところ、関西の釣り情報WEB『釣りサンデー』 http://www.tsurisunday.jp/ に千葉と堺の事例情報が多少詳しく紹介されてました。千葉は2002年末、堺市は2007年6月の出来事とのこと。

参考までにURL貼っておきます。>ALL
http://www.tsurisunday.jp/news_spiral/post_4.php
宮古島で生粋の海人に聞いた話ですが、シガテラ毒の有無は判断できないため漁師でもあたることがあると聞いたことがあります。
統計データを見る限りフグによる中毒に比べ少ないように思われますが、実際にはもっと多いのかも知れませんね。
保有生物が特定できず、外見でも見分けがつかないとなると釣魚に限らず流通に乗る魚でも可能性はあるわけです。結局、食の安全は"at your own risk."ということになるんでしょうかね。

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