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柿本人麻呂さん☆☆コミュの山の辺の道の万葉歌碑2

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続きになります
http://www.geocities.jp/takeoka72002/page011.htmlより〜


万葉集第 二巻0157【高市皇子】山の辺の道【大和の青垣】
■北緯34度32分23.8秒■東経135度51分28.2秒
神山の 山邊真蘇木綿 みじか木綿 かくのみ故に 長くと思ひき
【読】みわやまの やまべ まそゆふ みじかゆふ かくのみゆえに
ながしとおもひき
【訳】三輪山の山のあたりにある真麻の木綿は短いものだ。そのように十市
皇女の命も短いものであったのに何としたことか、私はいつまでも長くつづく 命だとばかり思っていた。
万葉集第 七巻1269【柿本人麻呂】山の辺の道【大和の青垣】
■北緯34度32分24.9秒■東経135度51分25.3秒
巻向の 山邊とよみて 行く水の みなあわの如し 世の人われは
【読】まきむくの やまべとよみて いくみずの みなあわのごとし よのひとわれ

【訳】巻向の山辺をどうどうと音立てて流れ行く川の水泡のようなものだ。こ
の世の人であるわれらは。
万葉集第 七巻1087【柿本人麻呂】山の辺の道【大和の青垣】
■北緯34度32分24.9秒■東経135度51分25.3秒
痛足河、河波立ちぬ 巻目の 由槻が嶽に 雲居立てるらし
【読】あなしがわ かわなみたちぬ まきもくの ゆつきがたけに くもいたてるら

【訳】穴師川に川波が立っている。巻向山の由槻嶽に雲がわきあがっている
らしい。
万葉集第 七巻1088【柿本人麻呂】山の辺の道【車谷】
■北緯34度32分32.8秒■東経135度51分08.5秒
あしひきの 山川の瀬の なるなべに 弓月が嶽に 雲立ち渡る
【読】あしびきの やまがわのせの なるなべ ゆつきがたけに くもたちわたる
【訳】山から流れ落ちてくる川の瀬の音が高くなりひびくにつれて、弓月嶽に
は一面に雲が立ち渡ってゆく。
万葉集第 十巻2313【柿本人麻呂】山の辺の道【穴師】
■北緯34度32分26.1秒■東経135度51分22.1秒
あしひきの 山かも 高き 巻向の 岸の小松にみ 雪降りけり
【読】あしひきの やまかもたかき まきむくの きしのこまつに みゆきふりけり
【訳】おや、巻向川の川岸の小松に雪が降ってくる。このあたりは巻向山の
山裾で、平地に比べて高いせいなのだろう。
万葉集第 七巻1093【柿本人麻呂】山の辺の道【穴師】
■北緯34度32分32.8秒■東経135度51分08.5秒
三諸の その山なみに 子らが手を 巻向山は つぎのよろしも
【読】みもろの そのやまなみに こらがてを まきむくやまは つぎのよろしも
【訳】三輪山の山の並びに巻向山があるが、その並び方がまことによい。
万葉集第 七巻1101【柿本人麻呂】山の辺の道【穴師】
■北緯34度32分32.4秒■東経135度51分12.9秒
ぬばたまの 夜さり来れば 巻向の 川音高しも あらしかも疾き
【読】ぬばたまの よるさりくれば まきむくの かわとたかしも あらしかもとき
【訳】夜になってきたら近くの巻向川の川音が、とりわけ高くなってきた。山
嵐が激しくなっているのだろうか。
万葉集第 十巻2314【柿本人麻呂】山の辺の道【相撲神社】
■北緯34度32分41.2秒■東経135度51分17.8秒
巻向 の桧原も未だ 雲いねば 小松が末ゆ 淡雪流る
【読】まきむきの ひばらもいまだ くもいねば こまつがうれゆ あわゆきながる
【訳】巻向の桧の原にもまだ雲がかかっていないのに松の枝先を沫(泡)雪が
流れるように降っている。
万葉集第 七巻1369【作者未詳】山の辺の道【大兵主神社】
■北緯34度32分42.2秒■東経135度51分29.7秒
あまくもに ちかくひかりて なるかみの  みればかしこ みねばかなしも
【読】あまくもに ちかくひかりて なるかみの みればかしこ みねばかなしも
【訳】天雲の近くで光って鳴る雷のように、あの方にお逢いすれば恐れ多くて
近寄れず、お逢いしなければ悲しいのです。
万葉集第 一巻0017【額田王】山の辺の道【景行天皇陵】
■北緯34度32分56.9秒■東経135度51分02.9秒
うま酒 三輪の山 青丹よし奈良の山の 山のまにい隠るまで 道のくまい
さかるまでに つばらにも 見つつ行かむを しばしばも 見さけむ山を 心な
く雲の 隠さふべしや
【読】うまさけ みわのやま あをによしならのやまの やまのまにいかくるま
で みちのくまいさかるまでに つばらにもみつつゆかんを しばしばも みさけむやまを こころなくくもの かく
さふべしや
【訳】三輪山は何時までも眺めていたい。奈良坂の山間に消えるまでも曲がり道が幾重にも重なるまでも三輪
山を見ながら行きたいのに何度も眺めたい山なのに心なく雲が三輪山を隠す、そんなことがあっていいのか。
■初瀬街道(はせかいどう) 別名【伊勢街道】(いせかいどう)の歌碑
万葉集第 九巻1664【雄略天皇】伊勢街道【春日神社】
■北緯34度31分20.4秒■東経135度52分30.6秒
夕されば 小倉の山に 臥す鹿の 今夜は鳴かず い寝にけらしも
【読】ゆうされば おぐらのやまに ふすしかの こよいはなかず いねにけらしも
【訳】夕方になると、いつも小倉の山で寝る鹿は今夜は鳴かない。してみると
多分もう寝入ったらしい。
万葉集第 三巻0428【柿本人麻呂】伊勢街道【朝倉小学校】
■北緯34度31分20.5秒■東経135度52分38.4秒
こもりくの 泊瀬の山の 山の際に いざよふ雲は 妹にかもあらむ
【読】こもくりの はつせのやまの やまのまに いざようくもは いもにかもあらむ
【訳】泊瀬の山々のあたりにいつまでも去りやらずにいる雲は、あれは妹の
かわった姿でもあろうか。
万葉集第 一巻0001【雄略天皇】伊勢街道【白山神社】
■北緯34度31分23.4秒■東経135度52分50.1秒
こもよ みこもち ふくしもよ みふくし持ち この岳に 菜摘ます子 家のらせ
名のらさね そらみつ 倭の国は おしなべて われこそをれ 敷きなべて 
われこそませ 我をこそ 背とはのらめ(我こそはのらめ) 家をも名をも
【読】こもよ みこもち ふくしもよ みふくしもち このおかに なつますこ い
えの らせ なのらさぬ そらみつ やまとのくには おしなべて われこそませ われをこそ せとはつらめ いえ
おもなおも
【訳】籠も良い籠を持ち、へら(堀串)もよいへらを持って、この春の岳で菜をお摘みになっている娘さん。あなた
の家はどこかききたい。さあ言いなさいよ。この天が下の大和の国は私が押し靡かせており、私が統べ治めて
いるのだよ。さあ、あなたも私におしえてください。あなたの家も名も。
万葉集第 二巻0116【但馬皇女・タジマノヒメミコ】伊勢街道【出雲】
■北緯34度31分29.7秒■東経135度53分30.5秒
ひとごとを しげみこちたみ おのが世に 未だ渡らぬ 朝川わたる
【読】ひとごとを しげみこちたみ おのがよに いまだわたらぬ あさかわわたる
【訳】人の噂があれこれとひどくやかましいので、生まれてまだ一度も渡った
こともない朝の川を渡ることだ。(人目につかないように早朝に帰る。)
万葉集第 七巻1270【作者未詳】伊勢街道【長谷寺山門】
■北緯34度32分04.4秒■東経135度54分28.4秒
こもりくの 泊瀬の山に 照る月は みちかけすてふ 人の常なき
【読】こもくりの はつせのやまに てるつきは みちかけすてふ ひとのつねな

【訳】初瀬の山に照る月は、満ちたり欠けたりすることだ。そのように人生も
また無常なことよ。

万葉集第 八巻1593【大伴坂上郎女】伊勢街道【長谷寺境内】
■北緯度分秒■東経度分秒
こもりくの 泊瀬の山は 色づきぬ しぐれの雨は 降りにけらしも
【読】こもくりの はつせのやまは いろづきぬ しぐれのあめは ふりにけらしも
【訳】初瀬の山はすっかり色づいたことだ。しぐれの雨が降ったに違いない。
万葉集第 二巻0203【穂積皇子・ホズミノミコ】伊勢街道【吉隠】
■北緯34度31分54.4秒■東経135度55分59.9秒
降る雪は 淡にな降りそ 吉隠の 猪養の岡の 寒からまくに
【読】ふるゆきは あはになふりそ よなばりの いかいのおかの さむからまくに
【訳】降っている雪よ、あまりたくさん降ってくれるな、皇女を葬った吉隠の
猪養の岡は寒いだろうから。

■大和長寿道(やまとちょうじゅみち)の歌碑
万葉集第 二巻0163 懐風藻【大来皇女】長寿道【春日神社】

■北緯34度30分21.6秒■東経135度50分0.1秒

神風の 伊勢の国にも あらましを 何しか来けむ 君もあらなく

【読】かむかぜの いせのくににも あらましを なにしかきけむ きみもあらなくに

【訳】伊勢の国にいればよかったものを、どうして帰ってきたのであろうか。

大津皇子もいないことなのに。
万葉集第 三巻0416【大津皇子】長寿道【吉備池?】

■北緯34度30分20.1秒■東経135度49分57.8秒

ももつたふ 磐余の池に 鳴く鴨を 今日のみみてや 雲がくりなむ

【読】ももつたふ いわれのいけに なくかもを きょうのみみてや くもがくりなむ

【訳】磐余の池で、ああ鴨が鳴いた。じっと見ると、物陰に鴨はいる。ぽっつり

と浮かんで。これを見納めとして、私は死んでいかねばならぬのか。
貴い天皇の子である私が。
万葉集第 二巻0165【大来皇女・オオクノヒメミコ】長寿道【吉備池?】

(大津皇子の屍が殯宮から二上山に移し葬られた時の歌)

■北緯34度30分20.1秒■東経135度49分57.8秒

現身の 人なる吾れや 明日よりは 二上山を 弟背と吾が見む

【読】うつそみの ひとにあるわれや あすよりは ふたかみやまを いろせと

わがみむ
【訳】肉体を持つ人間である私は、弟が葬られた今、明日からはその墓のある二上山を弟としてみることになる

のか。

■忍坂街道 (おっさかかいどう)の歌碑
万葉集第 九巻0092【鏡王女】忍坂街道【舒明天皇陵谷川中】

■北緯34度30分26.1秒■東経135度52分32.7秒

秋山の 樹の下かくり 逝く水の 吾れこそ益さめ 御思ひよりは

【読】あきやまの このしたかくり ゆくみずの われこそまさめ みおもひよりは

【訳】秋山の木の下を隠れて流れていく細い流れの水が、次第に水かさを増していくように、私のあなたに対する思いのたけは、あなたご自身の私への
御思いよりはまさっているのですよ。
万葉集第 三巻0241【柿本人麻呂】忍坂街道【倉橋溜め池】

■北緯34度29分49.1秒■東経135度52分10.3秒

大君は 神にしませば 真木の立つ 荒山中に 海をなすかも

【読】おおきみは かみにしませば まきのたつ あらやまなかに うみをなすかも

【訳】長皇子は神でいらっしゃるので、立派な木が茂っている荒れた山の中
にも、湖をお作りになることよ。
万葉集第 二巻0112【額田王・ヌカタノオオキミ】忍坂街道【粟原寺跡】

■北緯34度29分49.8秒■東経135度53分33.4秒

古に 恋ふらむ鳥は 時鳥けだしや 鳴きし我が恋ふるごと

【読】いにしへに こふらむとりは ほととぎすけだしや なきしあがおもふるごと

【訳】昔を恋い焦がれれているという鳥はホトトギスであろう。おそらく鳴いた

ことでしょう。私が恋い焦がれているように。

■磐余道 (いわれのみち)の歌碑
万葉集第 三巻0282【春日蔵首老】磐余の道【安倍文殊西古墳】

■北緯34度30分13.8秒■東経135度50分31.1秒

つぬさはふ 磐余も過ぎず 泊瀬山 いつかも越えむ 夜は更けにつつ

【読】つぬさはふ いわれもすぎず はつせやま いつかもこえむ よるはふけ

につつ

【訳】夜は次第にふけてゆくのに、まだ磐余のあたりも越してはいない。こん
なことでは、いつになったら泊瀬山を越すことができるだろう。
日本書紀【野中川原史満】磐余の道【山田寺跡】

■北緯34度29分04.9秒■東経135度49分47.9秒

本毎に 花は咲けども 何とかも 愛し妹が また咲き出来ぬ

【読】もとごとに はなはさけども なにとかも うつくしいもが またさきいでぬ

【訳】一木一草みな一株ごとに花が咲いているのに、どうして、いとしい妹が

再び咲いて出てこない(姿をあらわせてくれない)のでしょうか。

■多武峯街道 (とうのみねかいどう)の歌碑
万葉集第 六巻0990【紀朝臣鹿人】多武峰街道【市立図書館内】

■北緯34度30分26.8秒■東経135度51分07.5秒

茂岡に 神さび立ちて 栄えたる 千代松の 樹の歳の知らなく

【読】しげおかに かみさびたちて さかえたる ちよまつの きのとしのしらなく

【訳】跡見の茂岡(鳥見山)に神々しくなって栄え千年もたつとも見える松の

木は年も分からないことである。
万葉集第 六巻990【大伴坂上郎】多武峰街道【等彌神社境内】

■北緯34度30分21.8秒■東経135度51分11.7秒

妹が目を 始見の崎の 秋はぎは 比月ごろは 散りこすなゆめ

【読】いもがめを あとみのさきの あきはぎは このつきごろは ちりこすなゆめ

【訳】始見の崎の秋萩は、ここしばらくは散ってくれるな。けっして。
万葉集第 八巻1549【紀朝臣鹿人】多武峰街道【等彌神社鳥見山登山口】

■北緯34度30分20.8秒■東経135度51分09.7秒

射目立てて 跡見の岳邊の なでしこの花 総手折り われは行きなむ

奈良人のため

【読】いめたてて とみのおかべの なでしこのはな ふさたおり 

われはゆきなむ ならびとのため
【訳】跡見の丘辺のナデシコの花よ。その花をたくさん手折って私は持って行こう。奈良にいる人のために。
万葉集第 十巻2346【作者未詳】多武峰街道【鳥見山霊畤拝所】

■北緯34度30分23.0秒■東経135度51分18.4秒

うかねらふ 跡見山雪の いちしろく恋ひば妹が 名人知らむかも

【読】うかねらふ とみやまゆきの いちしろく こひばいもがな ひとしらむかも

【訳】鳥見山に降り積もった白雪のように、はっきりと人目につくような

恋の態度を示したら、人びとは私の恋人の名を知ってしまうだろうか。
万葉集第 三巻0415【聖徳太子】多武峰街道【春日神社境内】

■北緯34度29分52.6秒■東経135度50分56.5秒

家にあらば 妹が手まかむ 草枕 旅にこやせる この旅人あはれ

【読】いえにあらば いもがてまかむ くさまくら たびにこやせる

このたびとあはれ

【訳】家にいたならば妻の手を枕にすることであろうに。旅先で倒れて
おいでになるこの旅人よ、ああ。
万葉集第 三巻0292【間人宿弥大浦】多武峰街道【聖林寺山門】

■北緯34度29分30.6秒■東経135度51分07.2秒

倉橋の 山を高みか 夜隠りに 出で来る月の 光乏しき

【読】くらはしの やまをたかみか よごもりに いでくるつきの ひかりともしき

【訳】倉橋の山は高いからであろうか夜もふけてからやっと姿を出してくる

月の光はなんと弱くとぼしいことだ。
万葉集第 七巻1282【作者未詳】多武峰街道【桜井市福祉センター内】

■北緯34度29分30.0秒■東経135度51分42.8秒

梯立の 倉橋山に 立てる白雲 みまく欲り わがするなべに 立てる白雲

【読】はしたての くらはしやまに たてるしらくも みまくほり わがするなべに

たてるしらくも

【訳】倉橋山に立っている白い雲よ。見たいなと思うと同時に立ってきた
白い雲であるよ。
古事記【速総別王】多武峰街道【不動延命の滝】

■北緯34度28分12.2秒■東経135度52分10.0秒

梯立の 倉橋山を 嶮しみと 岩かきかねて 吾が手とらすも

【読】はしたての くらはしやまを さがしみと いわかきかねて わがてとらすも

【訳】倉橋山は嶮しくて女鳥王は岩にすがりついて登ることがかなわず

私の手を取って踏み越えてくることよ。
万葉集第 三巻0240【柿本人麻呂】多武峰街道【談山神社大東門】

■北緯34度27分56.7秒■東経135度51分58.5秒

久方の 天ゆく月を 網にさしわが大君 はきぬがさにせり

【読】ひさかたの あまゆくつきを あみにさし わがおおきみは きぬがさにせり

【訳】大空をわたる月を、鳥でも刺すように網でからめとり、

大君はその月を蓋になさっている。
万葉集第 二巻0095【藤原鎌足】多武峰街道【談山神社境内】

(鎌足が采女の安見児を妻にした時、喜んで作った歌。)

■北緯34度27分55.8秒■東経135度51分39.5秒

吾はもや 安見児得たり 皆人の 得かてにすといふ 安見児得たり

【読】われはもや やすみこえたり みなひとの えがてにすといふ 

やすみごえたり
【訳】私は、ああ、安見児を得た。すべての人が得難いものという安見児を得たことだ

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