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イチロー・旭天鵬の自己管理法コミュの怪我・故障・病気をしない・腐らない

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野球の見方に、打つ・走る・守る・投げるなどがあるが、怪我・故障・病気をしない・腐らないという面から見た、選手の見方もある。

怪我とは、スポーツ中のある瞬間に身体の一部に大きな力が加わって起こるもので、例えば、打撲・捻挫・骨折。

故障とは、同じ動作の繰り返しで、特定の場所が慢性的に傷むこと。別名「使いすぎ損傷」で、例えば、腱鞘炎・靭帯付着部炎・変形性関節症などで、動けるからといって放置しておくと、元に戻らない軟骨の損傷を引き起こしていることもあり、スポーツ障害も適切な診断と治療が必要である。

病気とは、人間や動物の心や体に不調または不都合が生じた状態のことである。

腐るとは、気分がすぐれないこと・ショックを受けたり・がっかりするなどで、何か次に行動を起こそうといった意欲などが無くなっているさま=「意気消沈」。

今年のイチローは、打撃が不振(←イチロー・スタンダード)である。

ところが、怪我もせず・故障もせず・病気もせず・腐りもせず、たんたんと試合に臨んでおり、守備防御点が『6DRS』、好プレイが『15』でミスプレイが『2』というように、外野手として、守備面でしっかりと評価されているのは凄いね(→ホッとしている)。

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【MLB】打率1割台でもスタメンになれるメジャーの評価基準

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 日本人野手がメジャーに挑戦する場合、とかくバッティングばかりが取り沙汰されていますが、守備面について触れられることがあまりに少ないように思います。川崎宗則選手や西岡剛選手が守る内野だけでなく、青木宣親選手や福留孝介選手がポジションを競う外野でも、メジャーは守備に対して非常に厳しい評価基準を持っています。よって今回は、メジャーが考える『守備』についてスポットを当ててみたいと思います。

 まず、守備の話で思い浮かべる選手といえば、『オズの魔法使い』ことオジー・スミスでしょう。セントルイス・カージナルスの名将ホワイティ・ハーゾグは守備力を強化するために、1982年、サンディエゴ・パドレスからオジーを獲得しました。するとその効果はすぐに表れ、チームはいきなり世界一に。ハーゾグ監督はオジーのことを「年間50〜75点ぐらい防いでくれる選手」と評しました。もちろん当時、その発言はデータに基づいて述べられたわけではありません。

 しかし現代は、データによって具体的に『野手がどのぐらい失点を防いでいるか』という数値が出るようになりました。スポーツデータ分析会社『ベースボール・インフォ・ソリューションズ』のジョン・デワン社長が考案した、『守備防御点=ディフェンシブ・ランズ・セーブド(DRS)』というものです。計算方法は非常に細かいので割愛しますが、この守備力を測る指標が確立されると、メジャーリーグは各選手の『守備力』について、さらに注目するようになりました。

 たとえば、守備防御点(DRS)の数値が『5DRS』だとすると、その選手が平均よりもシーズンで5点防いだという評価になります。逆に『マイナス5DRS』ならば、平均より5点余計に与えたということです。よって、数値が高ければ高いほど、守備力の高い選手ということになります。

 5月のメジャーの成績を見ると、トップはトロント・ブルージェイズのブレット・ロウリー三塁手で、数値は『14DRS』。2位がシアトル・マリナーズのブレンダン・ライアン遊撃手の『13DRS』でした。ただ、ブルージェイズは守備防御点の恩恵を受けやすい守備シフトを多用しているので、関係者の間では、ライアンの守備力のほうが高く評価されています。

 さらにライアンがすごいのは、好プレイ(グッドフィールディングプレイ/GFP)とミスプレイ(ディフェンシブミスプレイ&エラー/DM&E)の比率が、他の選手と比べて抜きん出ている点です。平均的なショートの好プレイとミスプレイの比率は『2:1』。しかし5月のライアンは、好プレイ『17』に対してミスプレイ『4』と、実に『4:1』の比率でした。これは、ショートとしては驚異的な数字です。

 マリナーズのなかでもライアンは、決して目立つ存在ではありません。アメリカのスポーツニュース番組の好プレイ集を見ていても、ライアンが登場する機会は決して多くないでしょう。でもそれは、ライアンが難しいボールも簡単にさばいているからなのです。

 マリナーズのエリック・ウェッジ監督は、「どんな難しいプレイでも簡単に見えてしまうのは、ライアンの予測が的中しているからだ」と絶賛しています。つまりライアンは、味方のピッチャーが投げる球種によって、相手バッターの打球の方向が三遊間か、それとも二遊間かを予測し、小まめにポジションを変えているのです。テレビでは映りにくいプレイですが、ライアンは実に玄人(くろうと)好みのする『現役最高のショートストップ』と言えるでしょう。

 今季、打率.160前後のライアンがスタメンに名を連ねているのを見て、「なぜ、使われ続けているのか?」「川崎選手を起用した方がいいのではないか?」と疑問を持つ方もいるかと思います。しかし、バッティング以上に守備での貢献度が高く評価されるショートのポジションだからこそ、ライアンは生き残っていけるのです。ウェッジ監督も「どんなに打率が低くても使い続ける」と明言しています。なんといっても、それだけ守備で失点を防いでいるわけですから。

 メジャーでは守備防御点を筆頭に、好プレイやミスプレイの数字などで選手の守備力を示す土壌が確立しています。こういったさまざまなデータをもとに、スポーツ専門チャンネル『ESPN』が選出する5月の『月間最優秀守備選手』に、見事ライアンは選ばれました。ちなみに2位は、チームメイトのイチロー選手です。成績は、守備防御点『6DRS』で、好プレイ『15』、ミスプレイ『2』。今、イチロー選手のバッティングは好調とは言い難いですが、外野手として守備面でしっかりと評価されているのです。

 バッティングはもちろん重要な要素ですが、打率が1割でもスタメン出場できるポジションがメジャーリーグには存在します。決して派手ではありませんが、『守備』という側面からゲームを見るのも楽しいと思いますし、日本人メジャーがレギュラーを獲るために、いかに厳しいハードルと闘っているのか理解するキッカケになれば嬉しいかぎりです。

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