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短歌点コミュの短歌点930△お題「姫」

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925△「重力」のナカノフスキさんからバトンを受け取りました。りなと申します。



お題は「姫」にしたいと思います。
いろんな姫に出会えたらいいなと思います。

泡になった気持ちがたまに月の光で浮かび上がるの ねぇ人魚姫



ルール

1:出題者が、お題を出します。
2:お題は、何でもありで面白そうなもの。50題以前に出されたものであれば、既出のお題でもOKです。
3:出題者じゃない人は、お題を詠み込んだ短歌を書き込みます(1人1首のみ)
4:一週間以後、出題者が(独断で)もっとも素晴らしいと思った短歌を1つ選び、その選出理由を書き込みます。
5:次のお題は、最優秀短歌をつくった人が出すことになります。
(新トピックの番号は「自分が選ばれたトピック番号+5」)
6:その後は、みんなでワイワイ感想をかわします。

※2012年4月17日一部改定
(基本ルールに「特定の単語文字列を指定してください」を加筆)

コメント(32)

密やかに三十一文字で遊ぶ吾も衣通姫の裔のまた裔

ひそやかにみそひともじであそぶあもそとおりひめのすえのまたすえ
初恋をしているみたいに見せといてもぎ取らせる気ね姫林檎め
姫君らあとを濁さず飛び去りて沼地の底でナマズ達酔う
疫病(わらわやみ)防ぐ無人の姫路城籠城せよと白き姿で
こんばんは。出題者です。
締め切りを14日(金)の18時までにしたいと思います。
よろしくお願いします。
夏姫の裾なだらかに山河かな鮎の跳ねれば翡翠の舞
飲みすぎた眠剤ぼくはねむり姫この世界から逃避しましょう
ご投稿ありがとうございます。
それではこれで締めきります。
選歌まで少しお時間いただきます。
お待たせいたしました。いつも通り、拙い感想から始めていきます。一感想としてとらえてもらえるとありがたいです。

>>[1] むらしんさん
密やかに三十一文字で遊ぶ吾も衣通姫の裔のまた裔

ひそやかにみそひともじであそぶあもそとおりひめのすえのまたすえ



「衣通姫」を知らなかったのですが、和歌に優れていてとても美しい女性だったようです。
名前の由来が、その美しさが衣を通して輝いているようだったから、とか。すごいですね。
また名前の読み方が「そとおしひめ」とも読むみたいですが、断然「そとおりひめ」のが素敵だなと思いました。
そして各句切りごとにサ行が入っており、読んでいてとても気持ちいいです。
>>[3]

初恋をしているみたいに見せといてもぎ取らせる気ね姫林檎め



姫林檎かわいいですよね。
姫林檎というと、わたしはお祭りの屋台のりんご飴を思い出します。これからやってくる夏の気配も感じられていいなと思います。

でも主体は姫林檎のかわいさ、初々しさはわざとだと言っています。わたしたちがつい手を伸ばしてしまうように、演じているのだと。小悪魔的な感じでしょうか。
ちょっと無理やりですが、姫と林檎で白雪姫を連想させ毒のあるイメージへ繋がるなあと感じました。
>>[5]

姫君らあとを濁さず飛び去りて沼地の底でナマズ達酔う



歌意がうまくつかめていないのですが、恋の歌として読んでみました。
ナマズと姫君は恋仲だったけれど、お別れをしてしまった。姫君は引きずりもせずに飛び立っていなくなってしまったが、ナマズ(主体)はまだ姫君に酔い、焦がれている。
姫が空へと自由に飛んでいくのに対し、沼で泥まみれになっているナマズとの対比がすごくて、二人の関係や気持ちまで表しているようでお見事です。
>>[6]

疫病(わらわやみ)防ぐ無人の姫路城籠城せよと白き姿で



コロナの歌と読みました。
自粛生活で姫路城にはいつもより人がいない。けれどその気高い白い姿で、わたしたちに家で大人しくしているようにと呼びかけている。
「疫病」を「わらわやみ」と読むのは知らなかったので面白いなと思いました。
またお姫様自体は出てきませんが、「白き姿」で姫が出てくるような高貴で清楚な印象を受けました。
>>[7]

ちさきものへ姫とかんむりつけたればやよひの里はうすべにの風



こちらもうまく歌意がつかめてないのですが…
やわらかい平仮名が多く、最後の「風」で頬を撫でていくような優しい手触りの歌だなと感じました。
小さいものは本当に愛らしく守りたくなるものです。それを「うすべにの風」がうまく表現している気がしました。

関係ないとおもうのですが、「やよいひめ」というイチゴの品種があり、なんとなく思い浮かべてしまいました。


>>[8]

放課後のたったひとりの歌姫はみつけてしまうゴッホの耳を



歌姫は練習をしていたのでしょうか。
「ゴッホの耳」とはゴッホと一緒に暮らしていたゴーギャンに馬鹿にされて、自分の耳を切り落としてしまった事でしょう。ゴッホは突発的な行動が多かったようです。それでも絵を描くことをやめなかったゴッホ。
たとえ誰かに馬鹿にされても、孤独を抱えていたとしても自分のやりたいことをやる、突きすすんでいくという決意を感じる歌でした。
ただ「見つけてしまう」という言葉がその道を進むのは偉いというわけではなく、辛く険しい道でもあるということを暗に示しているのかなと思いました。
>>[12]

夏姫の裾なだらかに山河かな鮎の跳ねれば翡翠の舞



すみません、こちらも歌意がうまかつかめてないです。
「夏姫」は中国の女性ではないですよね。(彼女と関わった男性は次々と不運が訪れるらしい)「夏姫」と調べて最初に出てきたのがこちらなのですが、歌の雰囲気から違うと考えました。

夏、姫、山河、鮎の鱗、跳ねた時の水しぶき、翡翠…
少し詰めこみすぎな感じもするのですが、全体的にきらきらと眩しい世界が広がっており好感が持てました。
>>[13]

飲みすぎた眠剤ぼくはねむり姫この世界から逃避しましょう


主体は眠剤を飲みすぎたと言っていますが、間違えたのでしょうか、いや、故意にですよね。
少しだけ説明的すぎるかなと感じました。
一人称が「ぼく」なのに「姫」なのが面白く、性別が入れ替わってしまうくらいに別の世界へ行ってしまいたいのでしょうか。
(でも10代の女の子でたまにボクって言う子いますね…。)
「逃避しましょう」と主体は言っており、なんとなく誰かも連れていきたいのかな?と感じました。「この世界」は嫌だけど、一人も寂しいみたいな…。

以上8首、間違いないでしょうか。
それでは次点の発表にうつります。




●次点
>>[6] 笹本 筆太夫さん
疫病(わらわやみ)防ぐ無人の姫路城籠城せよと白き姿で

「わらわやみ」が面白く、何度も口にしていました。
気高い雰囲気も「姫」につながりいいなと思いました。
それでは最優秀の発表です。





●最優秀
>>[1] むらしんさん
密やかに三十一文字で遊ぶ吾も衣通姫の裔のまた裔

ひそやかにみそひともじであそぶあもそとおりひめのすえのまたすえ


何度も口にしたくなるお歌で、実際に口にしたときの楽しさもやはり短歌の醍醐味のひとつなのだなぁと、再認識いたしました。
また「衣通姫」を知ることができたのも嬉しいです。

むらしんさん、バトンをよろしくお願いします。



また、他のお気に入りは蜜柑さん、はしるさんのお歌でした。
以上になります。
お付き合いいただきありがとうございました。
>>[24]

うわっ、やった!最優秀、ありがとうございます。

自分を和歌の神様の系譜になぞらえるという、こんな厚かましい歌を選んでいただき恐縮です。衣通姫の美しさに助けられました。

バトンお預かりします。取り急ぎ。
>>[25]

こちらこそ素敵なお歌ありがとうございました。
衣通姫のように美しく、歌の名人になれるように頑張りたいです。

「行」のトピック楽しみにしています!
>>[28]
労いのお言葉ありがとうございます。

あっ!上句の流れは理解していました。こちらこそ言葉足らずですみませんあせあせ(飛び散る汗)優しい雰囲気と愛のある語り口が好きでした。ご投稿ありがとうございます。

あと「ヒメシャラ」は知らないお花でした。綺麗な名前ですね!教えてくれてありがとうございます。
>>[23]
ご存じの方もいらっしゃったかもしれませんが、疫病は古語では「えやみ」というんだそうで、「わらわやみ」は別の字を当て、マラリアを意味するんだそうです。
なので疫病を 「わらわやみ」と詠んだのはわたしの間違いでしたがく〜(落胆した顔)
なので

この疫病(えやみ)防ぐ無人の姫路城籠城せよと白き姿で

とすれば良かったかなと思いました。すみませんでした。次点は取り下げてくださいませ。
>>[23]

またはコロナだけでなく、世界ではまだマラリアの死者も多いようなので

わらわやみも防がん無人の姫路城籠城せよと白き姿で

でもいいかも知れませんが。
>>[30]
そうなんですね!
わたしも調べ不足ですみません。
でも疫病(わらわやみ)を知れてよかったです。次点はそのままでお願いします。

ご投稿とコメントありがとうございます。

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