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短歌点コミュの短歌点 △463お題「砂」

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銃に愛、敵に砲弾、傷に酒、友に裏切り、砂丘には風(黒瀬珂瀾)

くりかえし砂の時計のうちがわに降る降る風に吹かれない砂(やすたけまり)


今回は「砂」でお願いします。
漢字・ひらがな等は自由といたします。

(ルール)
1:出題者が、お題を出します。
2:お題は、何でもありで面白そうなもの。特定の単語・文字列を指定してください。
50題以前に出されたものであれば、既出のお題でもOKです。
3:出題者じゃない人はお題を詠み込んだ短歌を書き込みます。
(1題につき1人1首のみ)
4:一週間以後、出題者が(独断で)もっとも素晴らしいと思った短歌を1つ選び、その選出理由を書きこみます。
5:次のお題は、最優秀短歌を作った人が出すことになります。
(新トピック番号は「自分が選ばれたトピック番号+5)」
6:その後は、みんなでワイワイ感想をかわします。

コメント(105)

◆はせがわゆづさん
不器用な指先と砂利道を行く足音ふたつ重なる夕暮れ

「白衣」で看護師を表わしたり、「青い眼」で西洋人を表わすなど、部分を言うことでその全体を象徴する修辞のことを換喩といいます。この場合の「不器用な指先」は換喩にあたると思います。

すなわち、主体は誰かと一緒に歩いているんですね。その相手のことを「不器用な指先」と表現しているわけです。

この換喩で象徴される人物はしかし、前述の例と異なり、明白ではありません。ここは読者の想像にまかせられています。こういう場合、それを曖昧ととるか、奥行きがあって楽しめるととるかは読者それぞれかもしれません。その答えを示唆する手がかりが隠されていてほしいと私は願います。そしてここにはその手がかりが確かにあると私は見ます。

私は、この相手は恋人もしくは恋人になりそうな人と読みました。
その根拠は、まず「不器用な指先」から、手をつなぐのをためらう様子がうかがえますし、「足音ふたつ重なる」から、歩調が合っている、近しい存在を連想させるからです。

修辞があり、含意ある言葉があり、高度な出来ばえの作品だと思います。
独断で恐縮ですが、かなり私好みの作品です。

あえて言うなら、上句の句またがり、結句の字余りが解消されるともっとよくなると思います。歌の雰囲気から、「ジャリ」という音も少し引っかかります。漢字も多いですね。

不器用なこゆびと砂の道をゆく足音ふたつかさなる日暮れ
不器用なこゆびと砂の道をゆく足音ふたつ結ぶゆうぐれ
◆ナカノさん
噛む砂のその食感が嫌いではないとひとりで歩く朝です

「砂を噛むような」という慣用句が引用されているのだろうと思います。辞書には「あじわいやおもしろみが、まったくないたとえ」とあります。

砂を噛むような、味気なくつまらないことがあったのでしょうね。本来ならひとりではないはずなのに、ひとりで歩いている。本当はさびしいはずなのに、「嫌いではない」と強がりを言っているのです。自分に言い聞かせているようでもあります。

一体何があったのでしょう?
そのことには何も触れられていません。それを良しとするか、手がかりが欲しいと思うかは読者次第でしょう。私は、この歌の場合は間接的な手がかりが欲しいと思いました。慣用句でオブラートをかけてはいるものの、結局「つまんねえ」と直接言っているのとあまり変わらないと思うわけです。

それならばいっそ、象徴的にその出来事を示唆するような言葉と入れ替えて欲しかったと思うのです。
◆きじまっちさん
遠い日の教師にこころ奪われて氷砂糖のなかの少年

下句が実にいいですね。氷砂糖は上手いと思います。
甘い情感にとらわれているという含意、やがて溶けて行くという含意、いびつな形であるという含意、さまざまな物語が立ちあがりそうです。

しかし、です。
「こころ奪われて」は私には残念至極。ああそれを言ってしまったかぁ、って感じです。
おそらく一番言いたいところなんだろうと思います。だからこそ言って欲しくないのです。うんと踏ん張って他の表現で言い表して欲しいのです。要は、そこを直接言ってしまったのでは興ざめだし味気ないでしょう、ということです。

一番言いたいことをいかに言わずにおくか、それこそが作歌の妙だと私は思います。

繰り返し申しますが、下句は秀逸です。
以上二十五首、抜けてる歌はないでしょうか。
選歌はしばらくお待ちください。

寝ます・・・
お待たせしました。では選歌にはいります。
まず、今回の入選作品です。

◆サワオさん
砂の上で枯れた体にのしかかる空赤々と燃え尽きながら

◆テキーラ@「鉄火巻」さん
払いのけられた好意のかたまりが砂をまぶして転がってゆく

◆蜜柑さん
水底にひんやりとある砂でいる(いつか野百合を挿してください)

◆美結さん
砂浜へ行こう 勝手にあの人と同じ唄歌うFMラジオ

◆森ヰ森羅さん
ひとにぎりぶんの生命さりさりと水盆石に砂の散るらむ

◆おださん
夕凪にあそび給ふか遠つ祖の塚あかく照る砂丘のほとり

◆ぼんぼりさん
砂時計の砂を救出するときは砂丘の一番端っこにいます

◆パンタタさん
角砂糖溶けゆくまでの言ひわけを探してをりぬきみと向かひて

◆はせがわゆづさん
不器用な指先と砂利道を行く足音ふたつ重なる夕暮れ
どちらを選ぶかものすごく悩みましたが・・・

最優秀作品

◆美結さん
砂浜へ行こう 勝手にあの人と同じ唄歌うFMラジオ

次点
◆蜜柑さん
水底にひんやりとある砂でいる(いつか野百合を挿してください)

以上のように決定させていただきます。

みなさま、最後までおつきあいくださりありがとうございました。
では美結さん、次回のお題をよろしくお願いします。

ふみまろさん、ありがとうございます。

最優秀をいただき、とてもとても嬉しいです。

私なんかには、もったいないあせあせ(飛び散る汗)
本当によかったのかと、何回も読み返してしまいました。



私のお気に入りは、

■蜜柑さん
水底にひんやりとある砂でいる(いつか野百合を挿してください)

控えめで、美しい御歌ですね。

■きくさん
ポケットよりこぼれ散らばる砂のつぶ五月の風に心さわだつ

私は「心さわだつ」は好きです。


■ぼんぼりさん
砂時計の砂を救出するときは砂丘の一番端っこにいます

砂時計の砂を救出、というのがとても面白いです。
ふみまろさん、お疲れ様でしたm(__)m
ふみまろさんの講評は、毎回たくさんの発見をいただけるので、楽しみに拝見しておりますほっとした顔

そして、そして、次点に選んでいただき、嬉しいを通り越えて鼓動いたしました。
ありがとうございますクローバー
実は最近、真ん中あたりにくつくつと燻るばかりで浮かび上がりたがっているものを、なかなかうまく表現できずにおりました。
おりました、というより、未だイングであります。

なのでまた少し力をいただきました。
ありがとうございますほっとした顔

美結さん、最優秀おめでとうございます!
この切ない匂い、大好きです。
それが強がりだとしても、主体は前に進もうとしている強さと、まるでお構いなしに余韻と切なさを連れてくるラジオ。
それはあたかも心に寄せ返す波のようで、主体は終わることで新しい海を持ってしまったのだなぁと、どんどん妄想に浸らざるを得ないお歌でした。
もちろん、お気に入りでございます!

私の歌も気に入っていただきありがとうございますほっとした顔

最優秀の方のお気に入りに自分の歌を見つけた時って、ちょっとガッツポーズしてしまいます(笑)


その他の方のお気に入りは、また後日改めて書かせていただきたいのですが、なかなかゆっくりパソコンを開けず、改めて、が溜まっていて、ホラツキみたいになっていますが、後日必ずやあせあせ(飛び散る汗)あせあせ(飛び散る汗)

ふみまろさん

ご講評ご選歌まことにお疲れさまでした。

美結さん、最優秀おめでとうございます。

一読して素通りしてしまったのですけれど、ふみまろさんのご講評で「砂浜へ行こう」と「勝手に」にこめられた心象。FMラジオから作者さんの脳裏によみがえった光景がとても鮮明にイメージできまして、ああ、良いお歌と思いました。


改めておめでとうございます。

お気に入りは

ざるつさん
角砂糖ようもらったわ進物で あんた積んでは壊す子やった

崩すではなく「壊す」上手く書けなくてもどかしいのですが、この意味深い表現に唸りました。
お歌の向こうに詠む人の人となりが見えるお歌に惹かれる傾向がありますので、それが赤裸々でないこのお歌には尚一層惹かれました。

31音という少ない字数で親の思い子の思いを見事に表現されていて、短歌の妙味を見せていただいたお歌です。

私の歌、本人納得の評でなにも口答えできることはありません。特に「心」は安直ですね。

安直とわかっていながら「心」しか出てこないのです。ダメですねほんとに。

ご講評くださってありがとうございました。


講評、選歌おつかれさまでした。
美結さま、最優秀おめでとうございます。

こんかいは、非常識な作品を、投稿し、すみませんでした。にもかかわらず、丁寧に、講評して頂き恐縮しております。ありがとうごさいます。
美結さん、コメントありがとうございます。
「陽」ですか、いいお題ですね。
美結さんの初講評も楽しみにしております。
おめでとうございました。
蜜柑さん、コメントありがとうございます。
本当に素敵なお歌でした。
できるなら最優秀を二首にしたかったくらいです。
また楽しみにしています。
きくさん、コメントありがとうございます。
「心〜」についてはまあ私の独断ですので、参考程度に受け止めてください。

ざるつさんの歌、「くずす」ではなく「壊す」、なるほど!
そこまでは読めてなかったなあ。
さすが繊細でいらっしゃいます。
Reevivianさん、コメントありがとうございます。
常識・非常識なんてありませんから、あまり気になさらないでくださいね。
がんばってどんどん詠んでください。
はしるさん、コメントありがとうございます。
いえいえどんどんお世話かけてください(笑)
読めないのは私のリテラシーですから。
ふみまろさん、講評と選歌お疲れ様でした! 読み手にどう読んでもらえるか、、いつも的確で勉強になります!そして候補に選んで頂きありがとうございます! ふみまろさんに良いと言って頂けるのはとっても嬉しいです!「ワオ!」と声を出してしまいました(笑)。

美結さん、最優秀おめでとうございます!
前進する姿勢とラジオのからの歌がとてもいいタッグぶりで好きです!どんな歌かかっていたのかなぁ。と想像しながら楽しみました!

その他のお気に入りは、むらしんさんの何となく経験してる(笑)歌が好きでした。真っ暗な中のテレビから黄緑の光と砂嵐、いいです!
ふみまろさん
講評・潜歌おつかれさまでした。
美結さん
最優秀おめでとうございます。


「らむ」だなんて、似合わない歌を詠んでしまいました。らむぅ。
お気になりは美結さん
お気にいりは蜜柑さん
でしたm(__)m
追記
パンタタさんの一首は、喫茶店で向かい合ってる男女の映像が見えました。
それだと角砂糖でなくて「(アイスコーヒーの)氷」でも代用できるかもしれませんが、やはり角砂糖がいいですね。
ボンボリさんの一首は最初「救出する/ときは」と区切って読んでしまいました。砂時計が時間の象徴だからかもしれません。
サワオさん、コメントありがとうございます。

サワオさんの「ワオ!」ですか(笑)
「ワオ!かける3」くらいになれますように。
今後ともよろしくです。
森ヰ森羅さん、コメントありがとうございます。
らむ?
ラム?
まさか留美子つながり??(笑)
拓諳さん、コメントありがとうございます。
またいつか鼻毛を(笑)
サワオさん、自分の歌に触れて頂きありがとうございます。
4年ぶりの作歌と投稿でしたが、誰かの目にとまることができて望外の喜びです。

自分はぼんぼりさんの砂時計、理屈はわからないけど気持ちはわかる感じの歌が好きでした。
拙歌にコメントをくださった皆さん、ありがとうございます。

短歌を始めてまだ日が浅いので、とても嬉しいです。

お題「陽」もよろしくお願いします!
> はしるさん
お気に入りに選んでいただいてありがとうございますぴかぴか(新しい)

そして、()をつけた私の想いを見透かしていただき、嬉しくて疼きました。
どうしてもつけたい()でしたほっとした顔

> 森ヰ森羅さん
お気にいり、の方に選んでいただいて素直を通りこえてまっすぐに嬉しいですほっとした顔
ありがとうございらむぅぴかぴか(新しい)
ふみまろさん

ありがとうございました。
「推敲」をおこたって投稿しているのがいけないのでしょうが、歌の作り方にも何か陳腐な歌になってしまっている原因があるのではないかと思っております。
遅ればせながら、ふみまろさん、講評、選歌お疲れ様でした。
自作を丁寧に読んでいただきまして、ありがとうございます。
「なるほどぉ」と他人事のように感心しておりました(笑)

美結さま、最優秀おめでとうございます。
出だしで、なんだかパフィーを思い出したのは私だけ?(あれは確か「渚へいこう」でしたが)
陽気さが切なさを引き連れてくる、その温度差を感じるお歌でした。

また、自作をお気に止めていただいてありがとうございます。

森井さん>
なるほど、「救出する/ときは」でも区切れますね。
上手く言えないのですが、自分的にはどちらで切れても行きつくところは一緒だった気がします。

むらしんさんもお気に止めていただいてありがとうございます。
感覚で味わっていただけてHappyです☆
間が空いてしまいましたが、お気に入りを。

**砂の上で枯れた体にのしかかる空赤々と燃え尽きながら(サワオさん)

正直に打ち明けますと、はじめはあまり上手に私に馴染むようには読み取れずにおりました。
けれど、ふみまろさんの評のサバンナの解釈を拝見して、ぐんぐんと魅力的に感じてきたお歌でした。
壮大ですね。

**砂時計の砂を救出するときは砂丘の一番端っこにいます(ぼんぼりさん)

このお歌はぼんぼりさんにしか詠めないお歌ですよね。
こういうお歌を拝見するたびに、私はぼんぼりファンをやめられなくなるのです。

**不器用な指先と砂利道を行く足音ふたつ重なる夕暮れ(はせがわゆづさん)

「不器用な指先」という表現は決して新しくはないのですけれど、お歌の持つ全体の夕間暮れの色と匂いと砂利道の音には、むしろ新しい斬新な表現よりも素直でそのままなこの表現の方がしっくりと馴染むように思いました。
実はこういう素直なお歌こそ難しかったりしますよね。
重なる足音が内側に響きます。

実はまたまた打ち明けますが、テノタンではせがわさんのお歌をよく拝見していて大好きだったので、短歌点でも拝見することができて、個人的にうれしい限りです。

続きは次の枠で。。。
**噛む砂のその食感が嫌いではないとひとりで歩く朝です(ナカノさん)

こちらのお歌に関しては、私のある種の部分にあまりにも合致いたしましたので、冷静に引いて読み解くというよりも、私がこのお歌から受けた気持ちを打ち明ける(今回は打ち明けてばかり(笑))という形になりますことをお許しくださいませ、と先に申し上げておきます。

私はふみまろさんの読みとは違って、「砂を噛むような」ではなくて、
「噛む砂」であることに、いっとう最初に心のど真ん中を打たれました。

それは「砂」なのだと自覚していてあえて噛む。
なぜなら、その「砂」に例えられたものは、自分にとってはある種の違和感になるようなものだとしても、自分以外の大半の社会の価値観はそれを「砂」とは呼んでいないものだからなのではないかしら、と思い至るのです。

だから、それを噛む時に感じる「食感」に例えられた本来の自分の姿とのちょっとしたズレは、その食感が強ければ強いほど、イコール社会に適合できているかのような自分を唯一確認できる安心にも似た感覚となっているのではないかしら、と感じます。
だから、嫌いではない、と言っているのに、適合できていればいるほど、「ひとり」であるという感覚になってしまう。。。

強がりというよりも、何か自分以外の大切な人やものに対する責任感から来る「悟り」に近いような気がします。

私は本来、少しばかり価値観が大半の人とは違っているなぁと感じることがあって、自分が纏っているあらゆる名前(妻、嫁、母などなど)に責任を持つために、ある程度「良識のある人」という振る舞いに徹することがあります。
自分を押し殺して流されるということではないのですけど。
それは自分を守るためではなくて、家族が関わることに対しての責任として。

そんな自分は正しいと思うし、ただそこに酔えるほどにはナルシストにはなれないので、そんな自分が好きとは言えないのだけど、嫌いではないとは言えたりします(笑)

もちろん、まんまの自分を出せる場所は別に持つことにしていますが(笑)

「ひとりで歩く朝です」に暗さを感じないのは、地に足が付いている強さ故。
戦士ですね。
まさに戦士です。

読みがひとりよがりになってしまいましたが、お歌そのものはナカノさんらしい、いいお歌だなぁと感じました。

長くなってごめんなさいあせあせ(飛び散る汗)
ふみまろさん、御礼が遅くなりましたが、
稚拙な歌にご講評いただきありがとうございました。
「も」を使うときは一考を。早速メモしました。
基本的なことも知らないでいますので、
教えていただけるとホントに嬉しいです。

また、最優秀の美結さん、おめでとうございます。
夏が近づくにつれ、お歌の意が一段と心に染みてきます。
あ、本州はもう暑いのでしょうか?
札幌からですので季節が読めてないかも知れません。
札幌の時節にはピッタリのお歌、恋の風景とは遠ざかった身にも、
夏の日射しの待ち遠しさとともに、爽やかな情景が目に浮かびました。

今回は「砂」というお題のせいでしょうか。
イメージが茫漠としてさらさらと流れていくようなお歌、
またどこか退廃というか何とは指摘できない寂しさのようなものが
表れている歌がとても気になりました。

ぼんぼりさんのお歌
砂時計の砂を救出するときは砂丘の一番端っこにいます
と、
むらしんさんのお歌
砂嵐流すテレビのあかるさをたよりに開ける2個目のスキン
は、ずっと印象に残っております。
歌の全体が「砂」のイメージを持っていて、
「砂」がうまく生きているなと感じました。

また、
きじまっちさんのお歌
遠い日の教師にこころ奪われて氷砂糖のなかの少年
からは、王昌齢という詩人の漢詩の一節、
「洛陽の親友如し相問はば 一片の氷心玉壺に在り」
を勝手に感じ、美しさに身が震えました。

鑑賞したことをうまく表現できずもどかしい書き方になってしまいましたが、
いろいろと考えさせられる良いお題だったと思います。
しみじみ良き題には良き歌で答えたいものと思いつつ、
う〜ん、道は険しい…。

むらしんさん、コメントありがとうございます。
四年ぶりですか! 長くやってらっしゃるんですね。
ipodの歌も、私には詠めない着眼点でした。
また楽しみにしております。
Hideさん、コメントありがとうございます。
Hideさんが推敲を怠っているということはあり得ないと思います。
でも推敲には終わりがありませんから、つらいところですね。
私なんか推敲するたびに悪くなっていくようで・・・
ぼんぼりさん、コメントありがとうございます。
みなさんの人気も高いようで、いいお歌でしたね。
また楽しみにしております。
釣れんボーイさん、コメントありがとうございます。
「も」をはじめ、助詞はなかなかやっかいですね。
なんだか、いろいろ知っているような口ぶりで申し訳ありません。
テキーラさん、コメントありがとうございます。最優秀がテキーラさんと同じでよかった。
たいへん遅ればせながら。
ふみまろさん選歌ご講評まことにお疲れさまでしたわーい(嬉しい顔)

いつもながら安定感のある評、さすがです。「もうこれは歌評という枠にはおさまりきらない、ひとつの講座だよなあ」と感服しながら拝読していました。短歌の心得ともいえる数々の御指摘から、日々まなばせていただいております。特に「一番言いたい事をいかに言わずにおくか」という作歌の妙に、痺れましたです。



美結さん最優秀おめでとうございますぴかぴか(新しい)

■砂浜へ行こう 勝手にあの人と同じ唄歌うFMラジオ

短い三十一音の詩形のなかにせつない物語が凝縮されていて、情報量も申し分なく、情景がありありと思い浮かびます。FMラジオが主体の思い出の曲を流して「あの人もよくこの曲を歌っていたなあ」と詠むのは、ふつうの感覚。それを「あの人がよく好んでいた曲を勝手にFMラジオが歌っているなあ」とするすこしねじれた言い回しは、清新でおもしろい発想です。「〜しよう」という意志や勧誘には、あかるい予感いがいにもこのお歌のようにせつなさを伴う場合もあるのだと学ばせていただきました。さりげない一字あけの空白部分も、せつなさの醸しだしに一役買っています。

あらためまして、美結さん最優秀おめでとうございましたぴかぴか(新しい)


おきにいりはまた後ほど。
あらためまして。
ふみまろさんまことにお疲れさまでしたわーい(嬉しい顔)



以下おきにいりです。

■ひとにぎりぶんの生命さりさりと水盆石に砂の散るらむ(森ヰ森羅さん)

S音のここちよさと「さりさり」のオノマトペが上質な文語にくるまれて、とても静謐な世界を演出してくれています。

■夕凪にあそび給ふか遠つ祖の塚あかく照る砂丘のほとり(おださん)

夕つ方に「御先祖様の墓」と「砂丘のほとり」をとりあわせた情景がまことにうつくしく、また文語と「給ふ」の尊敬語から、筆舌に尽くしがたいとうとさを感じました。

■砂時計の砂を救出するときは砂丘の一番端っこにいます(ぼんぼりさん)

「砂時計の砂を救出する」に作者様の非凡な視点を思い、舌を巻きました。ふみまろさんの歌評を拝読し含蓄にふれて、よりいっそうこのお歌を好きになりました。

■角砂糖溶けゆくまでの言ひわけを探してをりぬきみと向かひて(パンタタさん)

「角砂糖」の多義的な道具立てがうまい、のひとことです。あたえられた時間の短さや、すぐにも崩れ去ってしまうだろう言い訳のもろさ。あるいは主体のその考え自体が甘いのだという事も、角砂糖から連想できるかしれません。

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