短歌点コミュの短歌点1193△お題「指輪」

＠貴さんのお題「いる」からバトンを受け取りましたはしるです。

お題は　指輪　です。
よろしくお願いします。

いまもなおダイヤの指輪はきらめきて約束だけが朽ちはててゆく

ルール
1：出題者が、お題を出します。
2：お題は、何でもありで面白そうなもの。
　 50題以前に出されたものであれば、既出のお題でもOKです。
3：トピック本文に「前回の出題者名」「前回のお題ワード」を明記してください
　（例：●●さんの「▲▲」というお題からバトンを受け取りました）。
4：出題者じゃない人はお題を詠み込んだ短歌を書き込みます。（１人１首のみ）
5：一週間以後、出題者が（独断で）もっとも素晴らしいと思った短歌を１つ選
び、その選出理由を書きこみます。
6：次のお題は、最優秀短歌をつくった人が出すことになります。
　（新トピックの番号は「自分が選ばれたトピック番号＋５」）
7：その後は、みんなでワイワイ感想をかわします。
ーーー
※2012年4月17日一部改定
（基本ルールに「特定の単語・文字列を指定してください。」を加筆。管理人：ツトム）
※2022年3月9日一部改定
（ルールの3番として以下加筆。「トピック本文に『前回の出題者名』『前回のお題ワード』を明記してください（例：●●さんの『▲▲』というお題からバトンを受け取りました）」

コメント(37)

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最新の40件

[2] mixiユーザー 08月03日 19:55

約束の指輪代わりのプルトップあの日のにおいファンタグレープ

[5] mixiユーザー 08月06日 15:18

Kindleが便利な帰省　背表紙のすすけた指輪物語読む

[6] mixiユーザー 08月06日 21:13

夜店には玩具の指輪電球の灯に照らされてそつと佇む

[7] mixiユーザー 08月07日 12:46

エチカ、その御許へゆかむ透きとほる月に指輪の穴をかさねて

[8] mixiユーザー 08月08日 20:52

古着ってなんか嫌だわと言う君の燻んだ指輪ごと手を繋ぐ

[9] mixiユーザー 08月09日 15:39

月よりも冷たきひかりゆくりなく手のなかに指輪なる造形

[11] mixiユーザー 08月13日 22:57

指輪から引き抜いた指見ていたら白くなって赤くなって白い

[12] mixiユーザー 08月14日 08:33

友人の指輪のそっと光る夕、悪意ある女王のようよ

[14] mixiユーザー 08月23日 06:06

約束とごめんねはとても近くって白詰草で作った指輪

[16] mixiユーザー 08月23日 07:57

湖で失くした指輪探すよう言の葉舟で詩を編む夜

[32] mixiユーザー 09月07日 16:13

はしるさん

コメントが遅れましてすみません

メッセージありがとうございました。

ご講評と選歌お疲れさまでした。
そして選歌を最優秀に選出いただきありがとうございます。
わかりづらい歌を提出してしまい申し訳ないです。
まさか拙歌がとは夢にも思わなかったので油断してました。

バトンお受取りさせていただきます。
近いうちに次のお題を提出しますのでよろしくお願いしますm(_ _)m

[34] mixiユーザー 09月09日 09:34

>>[31]
歌評と選歌、お疲れ様でした。
毎回思うのですが、はしるさんの歌評の小気味よさが私は大好きで、さらに、短歌とはなんぞや、というしっかりとした基盤がおありなので、気付かされる事も多くて、さすがなぁと唸らされております。

私の短歌も次点に選んでいただいた上に、「泣かされた」なんてこの上ない賛辞とありがたく、詠んでよかったと思わせていただきました。
約束、四葉のクローバー、白詰草の指輪、枯れてゆくもの、など、いくつかの連想の先に生まれた短歌でした。
ありがとうございました。

[35] mixiユーザー 09月09日 09:55

>>[32]
最優秀おめでとうございます！

エチカ、その御許へゆかむ透きとほる月に指輪の穴をかさねて

はしるさんも書いておられましたが、意味がしっかりと読み取れなくても、この歌の美しさと神々しさは本物で、@貴さんにしか詠めない短歌だと思いました。

>月に指輪の穴を重ねる
という発想にはため息が出ました。
自然に敬意を持ち、決して人間を驕る事なく共存していくという誓い。
正しく生きる、善行を重んじる誓いとして、新月(透き通る月を新月と読みました)に指輪を重ねる。
見えないものもそこにある。
そういう事に心を傾けて生きる。
月と重ねる指輪は自然との契りの儀式のように感じました。

自身にある傲慢さ、たくさんの忘れて生きていることに対して、光の剣のように問いかけてくる短歌でした。
さすがです。

私のお気に入りは、@貴さん、ひでさん、とみいえさん、でした。

ひでさんの、露店の指輪は私も詠んでみたい題材でした。

とみいえさんの短歌の不思議な読後感はじわじわきました。

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