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ベルゼブブ×郷田コミュのベル郷データベース

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ベルゼと郷田が絡むシーンを書き出してみたりします(*´∀`*)

※パソコンの文章を携帯で書き出しました。
誤字脱字ございましたら申し訳ありませんあせあせ(飛び散る汗)

※※ネタバレを多々含みますのでご注意くださいませ。

コメント(7)

◆EP2夏妃の部屋にて◆

郷田は眼前のそれが信じられなかった。
…扉を抜けて、…腕が、…腕が、まるで水面を突き抜けるように、
とても当たり前なように突き抜けて、擦り抜けて、懸命に扉を押さえつけている郷田の手を、手の甲を撫でるのだ。

……それは。ツツツと腕をなぞり、…胸へ、…そして、…顎へ。

もう郷田の悲鳴は、声になってなかった。
扉の向こうから、甘い囁き声が聞こえる。

…魔女のものではなかったが、声だけを聞くならば若い女に聞こえた。
…しかしこの世ならざる者の声であることに何の変わりもなかった。

「…くすくす。かぁわいい。
…ねぇ、見てるの、走馬灯。
…教えてね。終わったら。」
「ひぃいいいいいいぃいぃいいィぃいイぃいいいぃいいいいいいぃイィイイィィイイッ!!」

「ありがと。もう終わってるのねぇ。…くすくす!」

その淫らな腕が弾ける。
そして、物凄い速度で何かが部屋の中を跳ね回る音を聞いた。

それが何だったのか、分からない。
凄く早くて小さくて鋼鉄のようであるいは昆虫のようで…!
それの正体は…郷田の胸のど真ん中に打ち込まれて止まり、…初めて、奇妙な意匠の施された杭のようなものであったことがわかる…。
◆EP3厨房にて(「がっかりぃ!〜…」がベルゼです)◆


「肖像画の魔女を馬鹿にすると、祟りがあるか。…大怪我をして辞めた使用人もいるらしいし。…怪我は勘弁だなぁ。俺もこの歳だ。二度とこんな厚遇の職場にゃ恵まれねぇだろうよ…。あー。肖像画の魔女さま。真面目に働きますんで、ひとつ穏便に頼みます。」

郷田は神社でそうするように、肖像画に向かって手を合わせて拝む仕草をする…。

その時、…何か音が聞こえた気がした。

厨房?金物か何かが床に落ちる音だったろうか。

まさかネズミかゴキブリでも出て、食器を落としたのだろうか。いやいやまさか。普段から清潔は徹底している!

郷田はとにかく音の正体を確かめようと厨房へ入った。

厨房の明かりをつける。
…すると不思議な音が聞こえた。

カタカタカタカタカタカタ。
…料理人である郷田は、その音が圧力鍋か何かが蓋を震わせる音のように感じた。

まさか、人のいない厨房で鍋をかけているわけもない。
仮にガスを使っていたとして、その側を離れるなど、何と物騒な。

…郷田は念のため、ガス台の回りを点検することにする…。

「………何ですか、これは…。」

すると、ガス台の脇に、…確かに想像通りに圧力鍋が置かれていた。

しかしそれは火をかけられてはいない。
…にもかかわらず、蓋をカタカタ言わせている…。

何かが発酵してガスでも出している?
…まさか。…じゃあネズミでも入っているとか?
…まさか、馬鹿馬鹿しい…。

郷田は、人前では体格どおりの豪胆そうな性格を装っているが、…実際は、案外臆病な一面も持っていた。

その中に何が入っているのか、恐ろしくて、迂闊に確かめられない…。

彼は臆病にも、…近くのすりこぎを取り、それで圧力鍋の側面を、コン!と少し強く叩いてみた。

すると、カタカタ言わせていた音はぴたりと止まる。

…止まって安心のはずなのだが、…叩いたら止めた、という点がかえって不気味で、その中身の正体をさらに疑わせた…。

「………ん、…ごくり。……この世に、怪奇現象なんて存在しませんとも。えぇ、そんな魔女も魔法も、そんなもの存在するわけがない。全ての現象は科学的に説明できるんです。…オバケも魔女もいてたまるもんですか…!」

自分を勇気付けるように何度もそれを繰り返す。
…その言葉の意味するところと逆に見えるのが、何とも滑稽だった。

「何が魔女だ、何が魔法だ祟りだ…。…そら、…正体を見せてみろ…!っそりゃ!」

圧力鍋の蓋を、…取り払う。

そこに晒されるのは、…ピカピカに磨かれた銀色の鍋底。
…彼が想像した、恐ろしい何かはまったく存在しなかった。

「……ふぅ。…はははは、そりゃ当然です。…中に何も、いるわけがない。」

郷田は今頃になって、自分が小心者であったことを自覚する。

…ならばなぜ、蓋が鳴っていたのかという疑問ももちろん湧いたが、…ちょっとした角度とかの問題、などと抽象的に考え、深くは悩まないことにした。

そして手に取った蓋を、…そうっと元通りに置いてみる。
…大丈夫、音は鳴らない。…当然だ。魔女も魔法もあるもんか…!

カタ。
カタカタカタカタ。

「………え…?」

カタカタカタカタカタカタカタカタ。

カタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタ!

「ひッ、…ひっぃいいいいぃ!!」

厨房中の鍋が、食器が、一斉にカタカタと音を鳴らし始める。

それはさらに一層強くなり、とうとう一部の鍋は蓋を落としてしまうほどにまでなる…!

そして、…蓋を落とした鍋の中からは、……ぬぅぅっと、白く細い腕が、伸びだす。

次々に他の鍋も蓋を落とし、ぬぅぅ。ぬぅぅ。ぬぅぅぅ…。

「ひいいいいい!!!魔女なんかッ、魔女なんかいるもんかぁああぁあ!!信じるもんかああああぁああああ!!」」
その腕の数は7本を数えた時、黄色い哄笑が空間を叩き割る。

「がっかりぃ!これほどのオイシイお料理が作れる人が、こんな小物なんて本当ォにがっかりぃ!!」
「あんた、いんないなら私がもらうわぁッ、いっただきィ!!」
「ちょっとォ、駄目だってばぁあああぁ!!私がもらうんだからぁッ!!」

「えッ?!えッえッ?!ひゃああああああああああぁああぁああぁ!!」

「「「「きゃっははははははは!!!」」」」
◆EP3黄金郷にて◆


「さぁ、戦人さまもお席へ。今宵の料理人はこの郷田めの最高傑作を尽くしました。どうかぜひご賞味ください。」
「あんた光栄に思いなさいよね!!本当は私が全部食べるところを、お情けであんたらの分も残してあげてるんだからね!」
◆EP5第一の晩より(「な、何よこれ。〜…」、「ちょっと郷田ぁ!〜…」がベルゼです)◆


厨房では、郷田がさっそく、素晴らしい朝食のために腕を奮っていた。

朝食のメインはハーブオムレツ。

手軽に作れる料理の定番も、郷田の手に掛かれば、眠気も吹き飛ぶご馳走になる。
充分に下ごしらえをし、食堂で、みんなの分を目の前で次々に焼いて皿に盛ろうというのだ。

「ふんふんふんふん♪ぱんぱんぱんぱ〜ん♪」

郷田は鼻歌を歌いながら上機嫌に、準備を進めるのだった。

そんな郷田を見ていると、それを手伝う紗音もつられて上機嫌になってしまう。
サラダを、ちょっと粋な盛り付けにして、郷田にどうかと見せてみる。

「こんな感じでどうでさょう。トマトの感じが、ちょっと可愛くなったと思います。」
「ん〜〜、実に良いですよ〜!紗音さんもなかなかわかって参りましたねぇ!ふんふんふんふ〜ん♪」

「「ふんふんふんふ〜ん♪」」
上機嫌な二人は、思わずハイタッチの真似などしてしまう。

紗音は、ずるい郷田は苦手だが、上機嫌に料理している時の郷田は決して嫌いではなかった。

いっそ、料理以外の仕事はしない契約になってくれればいいのにとさえ思う。
そうすれば、余計な仕事で不機嫌にならずに済むのだから。

「食堂の準備が出来ましたよ。いつでも運べますからねぇ。」
「もうじきですので、配膳車の準備をお願いします。ふんふんふーーん!」

思わず熊沢まで、郷田の上機嫌につられてしまう。

厨房はとてもよい匂いとよい雰囲気で、朝から実に清々しかった。

そこへ、いつも通りに朝から不機嫌そうな嘉音が戻ってくる。
嘉音と源次は、カーテンを開けたりなど、諸々の朝の準備が担当になっている。

…しかし今日は、嘉音ひとりだったのでいつもよりだいぶ時間が掛かってしまった。

「終わったよ。…源次さまは?」
「まだいらっしゃらないの。…珍しいわね。寝坊されるなんて。」
「ほっほほ。あの源次さんでもお寝坊をねぇ。」
「親族会議の最中だというのに、緊張感に欠けてますねぇ。嘉音さん。起こしてきてあげてくれませんか?」

「……はい。」
「寝ぼけ眼の源次さんってどんな顔なのかしら。ほっほっほっほ。私もご一緒しますよぅ。」

郷田に配膳車の準備を頼まれたはずなのに、熊沢は嘉音にひょこひょこ付いてきて、実に流れよくサボる。

嘉音は、むしろ、よく寝坊するのは郷田の方だろうにと、ぶつぶつ、郷田の陰口を呟きながら、使用人控え室へ向かった。

(中略)

嘉音は恐る恐る源次の毛布を剥ぎ、源次の変わり果てた姿に、…絶句した。

「な、何よこれ。首がスッパリ、やられてるぅ!」
「……鋭利だ。…相当の刃渡りのものでなければ、ここまでの切り口には出来まい。」
「ど、どういうことよ。碑文の謎を戦人が解いたんでしょう?どうして殺人が起こるわけ?!」
「わからん。…いずれにせよ、厄介なことになるぞ。ベアトリーチェさまと夏妃さまにご報告申し上げた方がいい。」
「ベルフェは急いでルシ姉に報告を…!!」
「心得た…!」

飛び出した熊沢が、郷田と紗音を呼んでくる。

…そして、新しい二人もまた、先の二人と同じように、悲鳴を上げるのだった。

「ちょっと郷田ぁ!朝食の準備をサボっちゃだめぇ!」
「そんなこと言ってる場合じゃないでしょ!!…二日目の朝食は、決して静かに取れやしないってわけだわ。…嫌な予感がする。源次だけで済まないかもしれない。…屋敷内を確認するわよ、他にも何か起こってるかもしれない…!」
「はい、お姉様ぁ!!」
遅ればせながらくもさん、追加ありがとうございます!!(*^^*)
普通にメッセージでやり取りをしていたのでこちらでお礼しそびれていました;;ごめんなさいいいい…!
↓これもベル郷とみなします。笑(アニメ版うみねこのなく頃にベルゼブブキャラクター紹介より)


魔女・ベアトリーチェが召喚する“上級家具”の六女。“七つの大罪”の「暴食」の特徴を持つ。
食いしん坊で、口を開けば「お腹すいた」ばかり言う。
姉妹随一のいやしキャラ?かと思って侮るとイタい目を見るかも(郷田的な意味で)。
七女のアスモデウスと特に仲が良く、いつもコンビで行動している。

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