ログインしてさらにmixiを楽しもう

コメントを投稿して情報交換!
更新通知を受け取って、最新情報をゲット!

「俺たちの旅」が好き!コミュの第11話 男はみんなロマンチストなのです

  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
「第11話 男はみんなロマンチストなのです」

ヤクザから足を洗い、隅田川の蒸気船で働くタマに会いに来たカースケ。
タマは、所帯を持とうと思うノリコという恋人のため真面目に働いているのだ。

タマと別れたカースケは、河川敷で絵を描く年上の女性と出逢う。
しかし絵を褒めるカースケを相手にせずたそがれるばかりの彼女。

彼女に会いたくて、また河川敷を訪ねてしまうカースケ。
しかし彼女はせっかく描いた絵に絵の具を塗りたくり、無駄にしてしまう。
そのそっけない素振りにもひるまず、明日も会えないかと問うカースケ。

タマは恋人・ノリコの働く食堂にカースケを連れて行き、のろけるのだった。
将来のために、船舶免許を取ろうと努力しているタマ。

そしてまた河川敷を訪ねてしまうカースケ。
黄昏どきに現れた彼女。徐々に言葉を交わすようなる二人。
カースケは彼女の名を尋ねるが、名乗りあわないほうが夢があると言う彼女。
しかし翌日に会う約束を持ちかけるのだった。
ますます年上の彼女にのめり込んでいくカースケ。

-----

前々回ではオメダの恋愛を見守ったカースケなのに、
今回は自分自身がより深刻な状況に陥るという展開。
カースケの純情、純真さが荒々しく試されるラブストーリーですね。

人を好きになることに理由なんかない。
好きになったのだから、仕方ない。
そんなことを改めて感じさせてくれます。
心なしか、いつにもまして純粋に恋愛感情に身を任せるカースケの姿が切ないです。

そして、シリーズ初期の重要なセミレギュラー・玉三郎にもほのかな恋愛物語が同時進行。
サイドストーリーにするのがもったいないくらい、あたたかく、ほのぼのとして、やはり切ないタマの運命です。

カースケ、タマのどちらもが、
ひたむきに、好きな人との幸せな未来をただ願うだけなのに、それが叶わないという幕切れ。
残酷ではありますが、それが現実。
どんなに純粋な人間にも、現実はシビアに立ち塞がるものだと教えてくれるエピソードです。
こうした厳しさも、「俺たちの旅」の重要な側面ですね。


カースケとタマがじゃれ合うことで、互いの傷を癒しあう姿、泣かせますね...
ただお前がいい、
まさにそんな情景を描くラストシーンも美しいです。

コメント(0)

mixiユーザー
ログインしてコメントしよう!

「俺たちの旅」が好き! 更新情報

「俺たちの旅」が好き!のメンバーはこんなコミュニティにも参加しています

星印の数は、共通して参加しているメンバーが多いほど増えます。

人気コミュニティランキング