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ブックトークオフ――読書会コミュの☆オフ会レポート第5回 ぶらぶら文学オフ 今度は伊藤左千夫「野菊の墓」2011.10.08

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 ☆オフ会レポート
 第5回 ぶらぶら文学オフ 今度は伊藤左千夫「野菊の墓」2011.10.08
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【日時】 10月08日(土) 14時〜
【場所】野菊の墓 碑〜矢切の渡し〜帝釈天
【集合】千葉県松戸市 北総線 矢切駅 改札
【参加者】7人(男性3人・女性4人)

みるたむさん
やまさん
ペネトレさん
おくらさん
さりぃさん
くりさん
naoki

※ イベントのトピック
http://mixi.jp/view_event.pl?id=64333054&comm_id=4501801

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 一応読書会だし、
 文学を渉猟しなくてはなあ、と思い立ち、少しハイキング気分で行けるところは
 柴又の近く、松戸に伊藤左千夫の碑があったなあ、と思いつき、ぶらぶらオフのテーマとしてしまった。

 14時に、矢切駅で待ち合わせる。
 「矢切の渡し」の歌を知らないという人もいて、おじさんはショックを受ける。

 待合せの間に「野菊の墓」について少々雑談。
 「なんとも切ない話ですよね」
 「そうだね、こんなにも切ない、やるせない話とは思わなかった」……
 青空文庫は、絶版や全集にしか入っていないのも収録されていて、それはそれでとても良い。
 
 伊藤左千夫「野菊の墓」オフなのだが、そのくらいでお話しは終わり。

 1名は無断欠席。7名が集い、ぶらぶらに出発。
 矢切駅から住宅街を歩いて、「野菊の墓」の碑の前で記念撮影。

 高台から矢切の方向を見下ろす、川を挟んで、松戸と葛飾では風景が違う。

 野菊の小道! を歩いて矢切の渡しへ。
 晴れた日に、のんびりと野道、畑の中の道を歩くのは気持ちがよいものである。

 矢切の渡しで、100円を払い舟へ。
 初秋の川面は凪だった。艪の軋みを聞きながら、川を渡る。
 あっという間に対岸へ。
 葛飾区の河川敷は、公園となっていて、畑の続いた松戸側とは対照的である。

 河川敷から、少し歩いて帝釈天へ。
 私は境内で行われていた猿回しに魅入ってしまった。なかなか面白い。
 おみくじで「凶」を引いた人もいるらしい。どん底なら、あとはあがるだけ。
 ある意味、いい卦がでたのかも。

 柴又の商店街を散策しながら、「とらや」へ。
 映画寅さんの、といっても観たこともない人もいて、昭和は遠くなりにけり、である。
 草団子とか焼草団子とか、甘水(だったけ?)トカ、各自甘味を堪能して、しばし英気を養う。
 しかし、まだ日は高い。
 このまま金町まで行っても、お店は開いていないのである。
 ということで、柴又から金町まで、江戸川沿いを歩いて行くことに。

 夕暮れの川辺は気持ちよく、暮れなずむ空を見ながら、ぶらぶらと歩く。
 ゆっくり歩いても、まだ時間があったので、葛飾中央図書館を見学する。

 開店ほぼ直後に金町の「千年の宴」に入る。
 個室に通され、落ち着く。
 この店の個室は、完全に個室である。ふすまで仕切られている個室ではなく、壁で仕切られている。
 少しくらい照明になんだか和んでしまう。
 誰かの家にお邪魔しているような感じ でのんびりと語らうのであった。

 なんだかんだといってもブックトークオフコミュなので、本は紹介してしまう。

みるたむさん
「真夜中の探偵」 有栖川有栖
 装幀がとても綺麗、でも色落ちするのがショック!
 トリックがすごい……

「七瀬ふたたび」 筒井康隆
 何度も読み返す、筒井康隆の傑作です。
 ――ここで、映像化された七瀬ふたたび、で年代がわかるとか、筒井は中学生の時に読んだらいいなどなどと――

やまさん
「遠回りする雛」
「儚い羊たちの祝宴」 米澤穂信
このシリーズは最初の三冊を少し我慢すると、いい!

ペネトレさん
「トッカン 特別国税徴収官」高殿円
 とてもいい

「図書館戦争」有川浩
 すごく甘い

「地獄のサラミちゃん」朝倉世界一
 空気が読めないとか行間が読めないというけど、このマンガはコマ間を読ませる。
 すごくいい。
 サラミちゃんがラブレターを渡すところがすごいのだ。

おくらさん
「ミレニアム?」スティーグ・ラーソン
 作者はもう亡くなり、内縁関係だった人が協力していたのだが、死後作者の親族が全てを奪ってしまった。という後日譚で盛り上がってしまった。

「装飾庭園殺人事件」ジェフ・ニコルスン
 訳者が風見潤さんだから読んでしまった。

さりぃさん
「モルヒネ」安達千夏
 はじめての医療小説。まだ途中。

くりさん
「秋の花」北村薫
 この中に、矢切の渡しに乗って、というシーンがあるんですよ。
 北村薫って、女性だと思っていた。とか

naoki
「ぼくのゾンビ・ライフ」S・G・ブラウン
 ゾンビのリアルな生活小説。まだ途中。

 あとは、のんびりと本の話を
 「びっくりした結末」とかそんなお題が出されて
「京極夏彦の姑獲鳥の夏は、あれはないよね」
とか、「清流院〜」「歌田〜」「島田〜」「有栖川〜」
 等々のミステリ作家のトリックはどうなのか、とか
 連載中のマンガは、作者が死ぬまでに終わるのか、
 ワンピースはもう何十巻もあるけど、やっと話の半分だ、とか。
 ガラスの仮面とかなんとか、いろいろ
 ただただ、本の話だけをしていて、4時間が過ぎてしまった。

 まあ、じゃあそろそろと終わったのは9時を過ぎていた。
 長いオフ会だったけど、それでもまだ9時であった。

 ぶらぶらするのは、楽しい。
 次回は、皆さんも是非参加を、お待ちしています。

※ 次回は 「樋口一葉を偲んで、谷根千をぶらぶら」です。

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