ログインしてさらにmixiを楽しもう

コメントを投稿して情報交換!
更新通知を受け取って、最新情報をゲット!

ブックトークオフ――読書会コミュの★オフ会レポート第1部 第15回ブックトークオフ 2010.12.4

  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

===================
オフ会レポート 第15回ブックトークオフ
===================


・日時:2010年12月4日(土)18:30集合
・場所:北千住駅  マルイ近い入り口近く
    ドトール前のエスカレーター付近

・お店:「レストラン龍苑」
http://www.ryu-group.com/index.html


・参加者:17人(男性7人・女性10人 / 初参加:4人 2回目:1人、3回以上:12人)


スマさん (初参加)
camoさん (初参加)
いくさん (初参加)
のん太さん (初参加)

シミーさん (2回目)

ぴんこさん (5回目)
Penguin-blueさん (6回目)
nina_oleneさん (7回目)
みるたむさん (5回目)
ハンナさん (5回目)

アオさん (5回目)
圓子さん (6回目)
むらてさん (5回目)
アンドウさん (5回目)
JACKさん (7回目)

naokiさん (16回目)
いまむら (16回目)


※ イベントのトピック
http://mixi.jp/view_event.pl?id=57202598&comm_id=4501801


===================




.【1】 北千住ふたたび


 ふと昨年の11月を思い出す。11月7日の土曜日に、北千住の丸井地下1階ドトール前に、男性1名女性2名が仲良く語り合っていた。お互いに初めて同士なのに。むらてさん、圓子さん、ハンナさんである。ちなみに、この中に東京、千葉、神奈川、埼玉という一般的に東京近郊に住んでいる人はいない。そんなところも、ユニークなのかもしれない。

 この時のオフ会から、ブックトークオフは盛り上がってきた。それなりに人が集まるようになってきた。ブックトークオフのオフ会は通常はJR神田駅周辺で行われる。しかし、年に1回ほど、この北千住でも開催される。北千住には、何か特別なものがあるのかもしれない。新しい出会いを予感させてくれる、そんな待ち合せだった。

 僕とnaokiさんとで待ち合せの場所に、少し緊張しながら行くと、そこには誰もいなかった。まだ時間が早かったのかもしれないが。ふとドトールを見ると、むらてさんがこちらを向いて合図をしている。ふむふむ。彼は、飛行機で富山から「このオフ会参加のために(強調しよう)」やってきた。

 人は時々、旅というものを行う。ふと、会社に行かずに(急に風邪を引いて)東北の温泉なんかに行ったりする。就職活動の合間に気がついたら名古屋にいたりする。旅はいろいろあるわけだが、ブックトークオフという存在も、旅という言葉の中に入るのではないだろうか。旅行とは言いたくない、旅だ。けれど、旅人という言葉は使いたくない……。

 圓子さん、ハンナさんが、2人仲良く登場する。アンドウさん、アオさん……、ぼちぼちと参加者が集まってくる。

 しかし、参加予定人数である17名には、なかなか届いていない。初参加の4名も現われない。うろうろしてそうな女性に、眼で合図を送るがどうやら違うようだ(ちょっと恥ずかしい)。遅れてくる人からの連絡が入ってくる。

 ぎりぎりくらいで、初参加の人が何人か登場。どんな気持ちでこの瞬間を迎えたのだろうか。そういえば、最初の頃のオフ会では、初登場の人をちゃんとマークしよう、という話もあった。というのは、「どこか変なところに連れて行かれるんじゃないか。何か買わされるのではないか」と不審に思って帰ってしまう人もいるかもしれないのだ……。

 そろそろ店の予約時間だ。まだ来ていない人もいたが、naokiさんが残り、集まったメンバーで店に移動した。



.【2】 17人の参加者


 お店までは、少し歩く。土曜日の神田と、北千住とでは、まったく雰囲気が違う。人通りの多い商店街を、長い列となって歩いていく。5分ほど歩いて、店に到着。今回は、「レストラン龍苑」なのだ。なんと、ぐるなびに載っていない店だ。

 エレベーターで2階へと上がる。きれいな店内に入ると、シンプルな木のテーブルが、長く並べられていた。中華というと丸テーブルというイメージの人もいたようだった。けれど、ここはオシャレな雰囲気なのだ。それでいて、そんなに気取っているわけでもない。気軽に入れて、きれいで、美味しく、リーズナブル。

 この日は12月の土曜日ということで、最近には無い満席の状態ということだった。スタッフを補充して対応します、ということだった。これまでブックトークオフでいろいろなお店に予約をしてきたが、それなりに予約も面白いものなのだ。勉強にもなる。

 北千住という街は、土曜日に賑わうところでもある。なかなかお店探しは難しいのだが、naokiさんに事前調査してもらったりして(女性とおふたりで調査したというウワサがあるのだが……)、この店で行うことにしていた。

 今回は大人数のオフ会ということもあり、座席表というものが準備されていた。常連のメンバーと、新しいメンバーと、それから男女のバランスなど、固まらない方が楽しい。naokiさんは、悩みながらこの座席表をつくったのかもしれない。とにかくこの座席表を見るならば、管理人naokiさんのブックトークオフへの愛というものが感じられるだろう。

 なかなか考えられた座席表だね、という声を後から聞いた。いろいろな人と隣の席となる。これも楽しい出会いだ。

 ところで今回のメンバー構成というのは興味深いものだった。17名中、初参加は4名。2回目参加のシミーさんはいるが、それ以外は全て5回以上の参加となる。2回ですでに常連さんなので、5回目となると、もう大ベテランさんなのである。

 しかししかし、5回以上の常連参加だからといって、みんな顔を合わせているかというとそうではない。けっこう初めて、という人も多いのだ。今回のメンバーを僕は密かに、「ブックトークオフ・チームA」と呼んでいる。チームK、チームBもある。今の時代に対応したオフ会のあり方かもしれない。

 座席表にしたがって席についていると、naokiさんもやってきた。お店の端のスペースになっていることで、鞄などを置くスペースがあることが嬉しかった。紹介する本などは、見えないようにこっそりと手元に置いたりする。



.【3】 自己紹介と歓談と


 Penguin-blueさんとアオさんは遅れるということで、ビールで乾杯を行う。前菜がやさしい味で美味しい。過去に、台湾料理はあったが、中華料理というのは、はじめてだ。

 アオさんが来たところで、アオさんからの自己紹介が始まる。今年の読書関係の重大ニュースの最も大きなものは?というお題だ。中には、ブックトークオフへの参加ということを言った人もいた。そうそう、初参加の人の中には、オフ会レポートをしっかりと読んで来ました、ということを言ってくれる人もいた。書き手としては、お世辞でも嬉しいものだ。

 途中でPenguin-blueさんも到着。とにかく、店に入ってするのテーブルなので、便利なのだ。他のテーブルのお客さんが入ってきたときにも、「ここはブックトークオフです」というやり取りがあったような(笑)。

 飲み物は、飲み放題である。オシャレなお店ということもあり、飲み放題メニューもなかなかユニークだった。ギネスビール黒なんてのもある。nina_oleneさんは、かっこよくワインのボトルをお願いしていた。

 テーブルが長いことで、やや話の遠いところもあった。3つか、2つくらいに、話題が分かれたところもあった。人数が少ない方が、話はしやすい。けれど、こんな風に多くの人が集まって、全員に語りかける、全員で盛り上がるというのも、また楽しい。



.【4】 A面の本の紹介 その1


 話が長くなってしまった。ごめんなさい。最初の本の紹介に移ることにする。この日の進行も、人数が多いことで、それなりにテキパキと行われた。

 19時50分。運命のA面の本の紹介がスタートした。


★ スマさん/麻紀子さん (初参加)
http://mixi.jp/show_friend.pl?id=29371882
『避暑地の猫』 宮本輝 講談社文庫

 個人的にこの本のファンとしては、嬉しい始まりだった。宮本輝の本を好きだという人がいたとしても、どの本を1番とするか、さまざまになるだろう。スマさんは、2次会でも大活躍でした。

 スマさんは、ブログ版からの参加。オフ会のときは「麻紀子さん」という名前だったが、その後mixiに入り、「スマさん」に改名となった。


★ ぴんこさん (5回目) 千葉 出版社
http://mixi.jp/show_friend.pl?id=3877312
『プロメテウス解剖学コア アトラス』 坂井建雄(監訳)、市村浩一郎(翻訳)、澤井直(翻訳) 医学書院

 10月のオフ会のときに、ちらりとこの本の話題が出ていたと思う。紹介のあとに、「この本はいくらしたのか?」という質問が当然のように出ていた。それにしても重い本だった(笑)。値段的に、1万円しないというのも、まだ凄いところだったかもしれない。

・今年の重大ニュースは? 図書館の本に除菌機が!!
・旅に行きたいときろは? タヒチ
・アピール!! 来年もよろしくお願いします!


★ 圓子さん (6回目) 茨城県つくば市 特許事務
http://mixi.jp/show_friend.pl?id=11116754
『ヴァギナの文化史』 イェルト・ドレント 作品社

 「B面でなくA面なのね」という声があった。おおお(笑)。この本は、むらてさんの鞄の中に入っていくのだった。

・今年の重大ニュースは? 引っ越しました。本棚4本増やしました
・旅に行きたいときろは? バリ島、フィンランド
・アピール!! 人って何なのかを知るために本を読みます


★ アオさん (5回目) 東京 設計
http://mixi.jp/show_friend.pl?id=9345418
『イオニアの風』 光原百合 中央公論新社

 アオさんも、北千住での第2回オフ会参加メンバーである。いつも通り、明るく元気な本のアピールだった。

・今年の重大ニュースは? 11月は本1ケタしか読めませんでした。今年目標冊数達成できないかもです
・旅に行きたいときろは? 来年はギリシャ・トルコに行きたいです!
・アピール!! 大年はもっといっぱい読みたいです!


★ いまむら (16回目) 米沢
http://mixi.jp/show_profile.pl?id=764979
『夢を見るために毎朝僕は目覚めるのです』 村上春樹 文藝春秋

 書店のカバーを外そうとしたとき、全てを外す前にのん太さんに、もう読んだよ、とバレしてしまうのであった。


★ nina_oleneさん (7回目) 千葉 web
http://mixi.jp/show_friend.pl?id=24945807
『871569』 箭内道彦 講談社

 いつも意表をつく本の紹介をしてくれる。本を開くと、それはそれはユニークであり面白そうだった。

・今年の重大ニュースは? ハガレン27冊一気読み
・旅に行きたいときろは? フランス
・アピール!! クリスマスぼくめつ委員会発足したい


★ むらてさん (5回目) 富山
http://mixi.jp/show_friend.pl?id=11278944
『第二音楽室』 佐藤多佳子 文藝春秋

 むらてさんは、佐藤多佳子の世界を、あつくあつく語ってくれた。うーん。文章で書いても難しい。力強い本の紹介はライブでないとな、と思うだった。

・今年の重大ニュースは? カフェで本を読む
・旅に行きたいときろは? 山形


★ のん太さん (初参加) 江東区 IT関係&アクセサリー
http://mixi.jp/show_friend.pl?id=82055
『日和下駄』 永井荷風 講談社文芸文庫

 過去のレポートを全て読み、まだ紹介されていないということで、永井荷風をセレクトしたということだった。声に出して文章を読むと、すごいういい、というようなことを語ってくれた。
 講談社文芸文庫が出るというのも、嬉しいことだ。それにしても、このオフ会の本の総額はどのくらいになるのだろうか……。

・今年の重大ニュースは? 読書会に参加したこと
・旅に行きたいときろは? フィンランド
・アピール!! お食事がおいしかったデス


★ みるたむさん (5回目) 葛飾区 市場調査業
http://mixi.jp/show_friend.pl?id=688883
『独白するユニバーサル横メルカトル』 平山夢明 光文社文庫

 帯には、「このミステリーがすごい!」で第1位とある。紹介の話を聞くと、面白そうだ。しかし、怖そうだ(笑)。

・今年の重大ニュースは? 今年本棚を追加しました
・旅に行きたいときろは? 国内は飛騨、外国ならスペイン
・アピール!! 今更高村薫を読んでます



 みるさむさんの紹介が、だいたい20時20分くらい。つまり、本の紹介が始まって30分、店に入って1時間30分くらいが経ったことになる。7人目なので、まだA面の半分なのだ。

 ここでCMというか、このレポートも休憩を入れよう。

 第15回目となるブックトークオフ。回数を重ねるにつれて、より、本棚の奥の奥の方から出された本が増えているように感じられる。その奥というのは、読まない本ということではなく、大切にしている本という意味でだ。本棚を人に見せるというのは、ある意味で、裸を見せるようなものでもある(と僕は思っている)。どんな本を読み、どんな感想を持ったか。

 それにしても、女性の皆さんというのは、意外と残酷な本を好む人が多いように思うのだけど……。



.【5】 A面の本の紹介 その2


 本の紹介は途切れることなく、休むことなく、続けられた。もちろん、話はどんどん脱線していく。質問も入る。水餃子は熱いうちに食べなければならない。忙しい。

 今回のカメラマンのJACKさんから送られてきた写真も、2つに分かれていた。それだけ17人というのは、多い人数だったのだ。


★ Penguin-blueさん (6回目) 江戸の昔は村だったところ 旅行会社
http://mixi.jp/show_friend.pl?id=5121025
『犬の力』 ドン・ウィンズロウ 角川文庫

 遅れて登場のPenguin-blueさんは少し疲れているようだった。お疲れ様です。

・今年の重大ニュースは? 遅れてすみません
・旅に行きたいときろは? いつかウズベキスタンに行きたい
・アピール!! 来年は何かやりたい


★ JACKさん (7回目) 神奈川県相模原市 コンピューター系
http://mixi.jp/show_friend.pl?id=24303734
『切れない糸』 坂木司 創元推理文庫

 JACKさんという名前は、本名の「AMANO」から付けられている。「あまのじゃく」ということからだが。しかし、むらてさんと僕の見解としては、あまのじゃくではなく、真っ直ぐ路線を進んでいる人ということになっている(笑)。

・今年の重大ニュースは? 昔プラモデルの本を買っていた。その本が20年ぶるに復刊されてまとめ買い
・旅に行きたいときろは? 海外、南の島とか
・アピール!! マイミクになってください!


★ camoさん (初参加) 春日部 画廊(でも12月末で辞めます)
http://mixi.jp/show_friend.pl?id=2295203
『発作的座談会』 椎名誠、木村晋介、沢野ひとし、目黒考二 角川文庫

 初参加の人が自分の好きな本を紹介してくれるというのは、嬉しいものである。ちなみにnaokiさんは本の雑誌を愛する人である。なんというか、このあたりの本を好きだという感覚が、この本にしっかりと詰まっていると思う。

・今年の重大ニュースは? 母親に本のカバーを外されて50音順に並べられたこと
・旅に行きたいときろは? スペイン、イタリア、北海道
・アピール!! シェイクスピア始めました


★ naokiさん (16回目) 東京
http://mixi.jp/show_friend.pl?id=404841
『サビタの記憶・廃園』 原田康子 新潮文庫

 naokiさんの本を紹介する姿は、とても幸せそうである。特に今回は、女性に囲まれ、とてもとても幸せそうに見えたのだが(笑)。

・今年の重大ニュースは? ブックトークオフが盛大に


★ いくさん (初参加) 世田谷区 CRA
http://mixi.jp/show_friend.pl?id=1479539
『蒼穹の昴』 浅田次郎 講談社文庫

 ブックトークオフでよく言われるのだけど、定番の本というのが意外と出ていなかったりする。『蒼穹の昴』は、紹介されて一安心というか、良かったな、という想いが強くあるのだった。いくさんは、2次会の中心となっていました。

・今年の重大ニュースは? 本好きだ!
・旅に行きたいときろは? 世界中!
・アピール!! あまりないです。普通。


★ シミーさん (2回目) 西船橋 出版社
http://mixi.jp/show_friend.pl?id=23347245
「雑誌『広告』10月号新しい価値観」 博報堂

 シミーさんは、メモを取りながら話を聞いている。その姿が、なんだかカッコイイのだ。2回目というのは、もう常連になったということだ。これからのより大きな活躍に期待したい。

・今年の重大ニュースは? 出版社に内定いただきました
・旅に行きたいときろは? ルクセンブルク(国民がコーヒーをたくさん飲んでいるイメージなので)
・アピール!! 本は年間150冊程度しか読みませんが、読みたい本がたくさんあるので、色々ご紹介を!


★ ハンナさん (5回目) 山形県 会社員兼占い師
http://mixi.jp/show_friend.pl?id=8066901
『いま20代女性はなぜ40代男性に惹かれるのか』  大屋洋子  講談社プラスアルファ新書

 40代男性は、このオフ会の中にどのくらいいたのだろうか……?
 ハンナさんは、5回目の参加だ。すごい。この日も、彼女は少し早めにこの場から離れ、夜行バスに乗り、翌日の朝から仕事をするということだった。若さは凄い。身体に気を付けてください。

・今年の重大ニュースは? ブックトークオフ会に参加する為に上京して来たこと
・旅に行きたいところは? 北海道と神戸! 来年こそはどちらかに行きたい!
・アピール!! 来年はゆっくりとプランを立てて上京するようにしたいです


★ アンドウさん (5回目)
http://mixi.jp/show_friend.pl?id=7363439
『考える人 2010年夏号 村上春樹ロングインタビュー』 新潮社

 村上春樹ファンとしては、ぜひ読んでおきたい雑誌である。アンドウさんは、村上春樹のデビュー近くからのファンのようで、深い深い深い、思い入れがあるようだった。静かに、じっくりと語り合いたいものだ。



 アンドウさんの本の紹介が終わったのは、20時40分だった。約50分。まあ、普通のペースであると言える。しかし、テーブルには、〆となる麻婆豆腐と白い飯が置かれていた。白いご飯にアツアツの麻婆豆腐をかけて食べる。辛いけれど、美味しかった。





※ 続いて「第2部:縦に長いとやっぱり遠いね編」をお楽しみください。
http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=58638798&comm_id=4501801

★オフ会レポート第2部 第15回ブックトークオフ 2010.12.4



コメント(2)

写真の追加その1です。

撮影:JACKさん
写真の追加その2です。

撮影:JACKさん

ログインすると、みんなのコメントがもっと見れるよ

mixiユーザー
ログインしてコメントしよう!

ブックトークオフ――読書会 更新情報

ブックトークオフ――読書会のメンバーはこんなコミュニティにも参加しています

星印の数は、共通して参加しているメンバーが多いほど増えます。

人気コミュニティランキング