ログインしてさらにmixiを楽しもう

コメントを投稿して情報交換!
更新通知を受け取って、最新情報をゲット!

ブックトークオフ――読書会コミュの★オフ会レポート 第8回ブックトークオフ 2010.5.29

  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
=====================
オフ会レポート 第8回 ブックトークオフ
=====================


・日時:2010年5月29日(土)18:50集合 19:15から22:15
・場所:JR神田駅南口集合
・お店:「やきとんうまか市場 まるし」
http://r.gnavi.co.jp/e374700/
(モバイル)
http://mobile.gnavi.co.jp/search/shop.php?uid=NULLGWDOCOMO&gUIDGet=1&gShopID=e374700&c2=1565988542


・参加者:15人(男性8人・女性7人 / 初参加:4人、2回目:2人、3回以上:9人)


naokiさん
いまむら
アンドウさん
ブーキーさん
ハンナさん
はなもげらさん
nina_oleneさん
ほんださん
ひろぽんさん

yutyさん
クリスティーヌさん

なつみさん
ベスさん
kumicoさん
荒水ライミさん



※ イベントのトピック
http://mixi.jp/view_event.pl?id=52066260&comm_id=4501801


-----------------------------------------------------------------




.【1】 まずは待ちあわせ


 僕の友人が言っていたのだが、「締め切りと借金取りはすぐに来る」のだそうだ。月に1回開催されているブックトークオフも、すぐに来るような気がする。そして、締め切りなるものも、来るのだ。


 今回のお店は、「やきとんうまか市場 まるし」である。2月開催の第5回オフ会での評判が大変良く(何の評判が良かったかについては、人によって違うようだ。特に、男性と女性とは違うかもしれない……)、2度目の開催となった。新しい店で飲むのも良い。けれど、常連さんみたいに、落ち着ける店を持つというのもいいものだ。

 2度目のお店とはいっても、参加者の約半分はこのお店は初めてとなる。そうしたことを考えたなら、同じ店で何回も行ってもいいのかもしれない。

 はたして、初めてこの店に来た人は、どのような表情で「さつまいもカリ」を食べるのか、また、どのような料理が出てくるのか、ドキドキする。


 JR神田駅南口での待ち合わせは、比較的順調だった。14人中13人がという参加者が、するりするりと集い、軽い会釈をかわす。新しい参加者も、「このあたりかな」とちゃんと来てくれる。4人も初参加者がいたわけだ。
 ほんださんについては、直接お店に行くとのこと。「駅に行くよりも、直接お店に行った方が早い」という理由のようだった。ブックトークオフには自由な風が吹いている。



.【2】 どんな風に座ったのか


 人数がするする集まったことで、少し早めにお店に行く。実はこれはちょっとゴメンナサイだった。予約の席というのは、お店の奥にある半個室のスペース。通常は、普通の席となっている。奥に飲んでいたお客さんがいたようで、早く行ったことで席を移動してもらったのだった。

 ぞろぞろ、ぞろぞろ、ぞろぞろと、お店の奥にある半個室スペースへと入り、あちこちと席に座る。


<< 座席 >>                   (入り口はこのあたり)
 
  いまむら・クリスティーヌ・ひろぽん
 ┌──────────────────┐ 
 │          テーブル           │ 
 └──────────────────┘ 
  アンドウ・ほんだ・kumico・ベス

  荒水ライミ・yuty・ブーキー・ハンナ
 ┌──────────────────┐ 
 │          テーブル           │ 
 └──────────────────┘ 
  naoki・なつみ・TAK@ドカティスタ・はなもげら


 ちなみに僕は一番最後に部屋に入った。いつも最初に入って端の席に座っていたので、たまには、最後に入って空いている席に座ろうと思ったのだ。まあ、端だったが。

 2つの列に分かれたわけだが、男女の割合について合わないのでは?という話もあった。気のせいだろう。ひろぽんさんは、シアワセそうな、やや照れた表情となっていたが。

 2度目のお店ということで、なんだかリラックスした感じがある。まずは、乾杯をし、フリータイム。そして、「どこから来たか」などの自己紹介。


 ここで少しばかり、レポーターとしての苦悩みたいなことを書かせていただきたい。なぜか、この店、このスペース独特の現象が出て来ていて、それで僕は混乱してしまうのだった。

 このオフ会は、「自己紹介」→「1冊目の本の紹介」→(広い座敷などの時は席替え)→「B面の本の紹介」となる。誰から行うかは、管理人であるnaokiさんに決定権がある。「誕生日が一番近い人は?」とか「一番遠くから来た人は?」とか、そんなことで決まる。また、ジャンケンなんてこともある。最初の人が、どのように進むか(右方向・左方向)みたいなことを決めたりする。
 まあ、なんというか、いい大人が、「今日はこういう風にしようね」と言って進んで行くのである。

 通常は、単純に「じゃあ、時計回りで」とかで進むのだ。ところがこの「まるし」では、違う時間の流れがあるように思う。「こっちから、渦巻き状で」という順序になるのだ……。最初メモをとっていたレポーターの頭の中は、それで混乱してしまうのである。ええと、誰が誰だったっけ、となる。もちろん、渦巻き状というのは、そうした異次元の感覚を味わえるところがおもしろいのだろう。ウルトラQのオープニングなんかの世界みたいに。

 「話の順序が混乱する」→「メモがいいかげんになる」→「レポートが遅くなる」という展開になっていくのである。言い訳であることは否定しません。けど、なんでこの店のときだけ、「渦巻き状で」となるのだろうか。ぐるぐるうずまき妖怪でも、この部屋にいるのだろうか。僕にとっては謎なのである。「第3回・まるしオフ」で、どんな時間が流れるのか、密かに注目しているのだった。



.【3】 A面の本紹介


 19時35分に最初の本の紹介がスタートする。今回は人数が多いことで、それなりに「速さ」が求められる雰囲気が漂う。
 それからこのブックトークオフでは、各自に本のタイトル、公開する情報、「読書以外に最近はまっていること」「アピール!」などを書いてもらっている。それについても、ここに書かせていただく。


★ kumicoさん (初参加)
http://mixi.jp/show_friend.pl?id=1162698
『4001の願い』 バーバラ・アン・ギプファー 向井千秋・向井万起男共訳 文芸春秋

・読書傾向は?:「何でも(特にエッセイ)」
・最近はまっていることは?:「旅行・本屋さんめぐり」
・アピール!:「年間本160冊読むのが目標です」

 神奈川県小田原市からの参加。両手でしっかりと本を持つ姿が印象的でした。


★ ほんださん (3回目)
http://mixi.jp/show_friend.pl?id=7562112
『乙女の教室』 美輪明宏 集英社

・読書傾向は?:「本から本へ」
・最近はまっていることは?:「ボクシング・おかまバー」
・アピール!:「最近興味をもったら体当たり、です」

 歩いて2〜3分のところに住んでいるご近所さん。おかまバーについての話が注目だった。


★ yutyさん (2回目)
http://mixi.jp/show_friend.pl?id=5388646
『腑抜け家ども、悲しみの愛を見せろ』 本谷有希子 講談社文庫

 伝説となっている第3回オフ(29名参加)以来の登場となったyutyさん。熱いトークが格好良かったです。

 yutyさん、ごめんなさい。アンケートが無かったのです。僕が無くしてしまったのかもしれません。それから、この居酒屋には妖怪がいて、どこかへ持っていたのかも……。


★ ブーキーさん (5回目)
http://mixi.jp/show_friend.pl?id=23291372
『告白』 湊かなえ 双葉社

・読書傾向は?:「少女マンガからミステリーまで」
・最近はまっていることは?:「アニメの荒川アンダーブリッジです」
・アピール!:「新地開拓中です!!」

 神奈川の東海大学前からやってきた大学2年生。回数を重ねるにつれて、表情が大人っぽくなっていると感じているのは僕だけなのだろうか。


★ ハンナさん (4回目)
http://mixi.jp/show_friend.pl?id=8066901
『棠陰比事』 桂万栄編 駒田信二 岩波文庫

・読書傾向は?:「小説、邦人作家のもの」
・最近はまっていることは?:「職種が変わった本業」
・アピール!:「また、2ヶ月以内くらいには参加させていただきたいです」

 山形県米沢市から参加。今回のオフでは、一番遠距離からの参加となるのかな。この日は、神田のホテルに宿泊したようです。


★ はなもげらさん (4回目)
http://mixi.jp/show_friend.pl?id=5279180
『自転車をめぐる冒険』 疋田智 ドロンジョーヌ恩田 東京書籍

・読書傾向は?:「雑食」
・最近はまっていることは?:「カメラ、ロードレーサー、ねこ」
・アピール!:「おたっきーです」

 みたかから、カメラを持ってきてくれての参加。今回のカメラマン担当です。お疲れ様でした。


★ TAK@ドカティスタさん (初参加)
http://mixi.jp/show_friend.pl?id=9974714
『RIDERS CLUB 7 No.435 2010 july』

・読書傾向は?:「漫画から聖書まで」
・最近はまっていることは?:「バイク、サッカー、ゴルフ」
・アピール!:「書と一緒に外に出よう」

 千葉市からの参加。身体全体で、サッカーとバイク! という印象でした(笑)。


★ なつみさん (初参加)
http://mixi.jp/show_friend.pl?id=11840663
『十二人の手紙』 井上ひさし 中公文庫

・読書傾向は?:「推理小説・ミステリー」
・最近はまっていることは?:「ラーメンズ」
・アピール!:「色々な方とお話できてよたしかったです! 今後も宜しくお願いします」

 埼玉からの参加。僕から一番遠いところの席だったのですが、胸の奥に熱い熱い本への思いがあるようでした。


★ naokiさん (9回目)
http://mixi.jp/show_friend.pl?id=404841
『サイディエゴ・ライトフィット・スー』 トム・リーミイ 井辻朱美訳 サンリオ文庫

・読書傾向は?:「なんでもこい」
・最近はまっていることは?:「試写会に行くこと」
・アピール!:「スピンオフもよろしく」

 北海道出身で足立区からの参加。いつも元気です。


★ 荒水ライミさん (初参加)
http://mixi.jp/show_friend.pl?id=5496412
『娼年』 石田衣良 集英社文庫

・読書傾向は?:「何でもあり」
・最近はまっていることは?:「映画」
・アピール!:「大学時代のアダ名は「係長」でした」

 横浜市からの参加。ほのぼのと、係長さんにように、笑顔で語ってくれました。


★ アンドウさん (3回目)
http://mixi.jp/show_friend.pl?id=7363439
『ボクは坊さん』 白川密成 ミシマ社

・読書傾向は?:「村上春樹」
・最近はまっていることは?:「ゴルフ」

 武蔵野市からの参加。冬になると、「スキー」にはまるようです(笑)。


★ いまむら (9回目)
http://mixi.jp/show_profile.pl?id=764979
『本の雑誌血風禄』 椎名誠 朝日新聞社

 最近、いろいろと疲れ気味です。
 米沢からの参加。よくよく考えると、僕の方が遠いのかな。


★ クリスティーヌさん (2回目)
http://mixi.jp/show_friend.pl?id=18742846
『別冊宝島1625 中島敦』 宝島社

・読書傾向は?:雑食
・最近はまっていることは?:乗り鉄(鉄道に乗ること)
・アピール!:死ぬ時は本に埋もれていたい!

 神奈川県から参加の大学生です。お隣の席だったことで、就職はどーすんの?なんてことを聞いてしまっていました。


★ ひろぽんさん (3回目)
http://mixi.jp/show_friend.pl?id=7121355
『熊の場所』 舞城王太郎 講談社文庫

・読書傾向は?:エンターテイメント小説
・最近はまっていることは?:マラソン
・アピール!:時代小説にはまりたい

 本厚木からの参加です。神奈川県に住んでいる人が多いように思えたりして。時代小説にはまってください!!


★ ベスさん (初参加)
http://mixi.jp/show_friend.pl?id=1768784
『武士道シックシティーン』 誉田哲也 文春文庫

・読書傾向は?:ハードボイルド系
・最近はまっていることは?:卓球、お酒をのむこと
・アピール!:初めて参加させていただきましたが、おもしろかったです

 練馬区から参加です。初参加ということで、なんとなくドキドキしている表情があったようです。


 特に初参加の皆さん!! 2回、3回と参加してください。3回になると大ベテランです。



.【4】 本を語る表情たち


 今回のオフでは、新しいことがあった。カメラマンとして、はなもげらさんに、お願いをしたことだった。

 過去のオフ会では、JACKさんに撮ってもらっていたのだが、JACKさんが欠席ということで、はなもげらさんに大役を引き受けてもらった。

 カメラマンのいないオフ会もある。無かったら無いでも、それは済む話である。しかし、あった方が格段に便利というか、良い点がある。

(1)本の集合写真がきれいになる
(2)料理の写真がきれいになる

(3)紹介者と本と間違うことなくレポートできる
(4)紹介の本がよくわかる
(5)紹介の順・流れがわかる
(6)紹介の時間がわかる

 まずは、(1)と(2)について、レポートに写真を載せたりするとき、やはりキレイな写真であった方が、圧倒的にいい。特に、料理については、「いかに美味しそうに写っているか」は大切なことだ。「ああ、こんなに楽しいオフ会なのか」という印象が残り、「よし自分も参加しよう」という気持ちになるかもしれない。参加者の顔写真などは載せないわけで、その周辺の写真というのが重要なのだ。

 特にこの会の写真について、はなもげらさんに言われたのだが、部屋が暗いことで、ボケないでいい写真を撮るのは難しかったということだった。
 僕もできるだけ写真を撮るようにはしているが、いいカメラ、いい腕というのは、必要なのだ。ちなみに、はなもげらさんのカメラは、「Canon EOS 40D」である。その前のオフ会などのJACKさんのカメラは「Canon EOS Kiss X3」。一眼レフに活躍してもらっているのである。

 オフ会レポ−トに使わせてもらっているさりげない写真は、多くの苦労の元に撮られている。

 見てもらう、という目的以外にも写真は大きな意味を持つ。今は、アンケートとして本のタイトルを参加者に書いてもらっているが、最初の頃は、メモと写真を元にして、書いていた。また、参加者に書いてもらったとしても、不十分なことも多い。単行本か文庫本か、訳者などの違うケースもあるので、そういうのは、実物を見るのが一番間違いがない。

 また、写真に記憶されている時間があることで、詳細なレポートも可能となる。


 僕はこの写真を見ながら、このオフ会を振り返り、レポートを書いている。実はこの写真がおもしろいのだ。顔写真を掲載するのは、ひとりひとりから了解を取る必要があり、現実的には難しいものがあるだろう。しかし、何らかのカタチで、顔写真という気持ちある。

 みんないい表情をしているのだ。特に今回のはなもげらさんの写真は、ジャックさんの写真とは違ったりする。
 例えば、イチローや松井などのメジャーリーガーがバットを持って構えている写真(角度がやや斜めになっている)というのは、日本のものとはちょっと違っていたりする。はなもげらさんの撮る「本を紹介する人の写真」というのは、メジャーリーガーみたいな感じなのである。
 JACKさんの写真は、日本人的で、本のカバーの裏側あたりの作者の写真という感覚。
 当たり前と言えば、当たり前なのだけど、2人の写真は全く違うわけです。「本を紹介している」というテーマは、奥の深いものがあるのでは……。

 みんなに見てもらったらおもしろいのだろうけど、ブックトークオフというライブには、単純に本のタイトル、紹介の話だけではない、内なる気持ちを表現する表情がいいのかもしれない。


 失敗しない写真を撮るにはどうしたらいいか、数を撮る、というのがある。そうなると、かなり忙しくなる。今回のはなもげらさんは、大変だったみたいだ。けれど、カメラマンにいてもらった方が、ブクトークオフ自体が、一歩上に行ける感じがするのである。



.【5】 ワクワク席替えと料理たち


 途中で席替えが行われた。中学校の頃を思い出す、楽しいひとときだ。全員が動いた結果、お隣さんが同じだったということもよくある話なので、基本的に、内側の席に座っている人に動いてもらう。

 この日の料理は「特別メニュー」ということで、店長におまかせ、でお願いしている。あたたかい季節になったということで鍋料理は無し。ちなみに「さつまいもカリ」は、どういうカタチであれ出したい定番という話だった。


 途中では、本の集合写真も撮られる。はなもげらさんは、職人さんのように、何度もいいショットを探そうと苦心している。ちなみに僕は、ネットブックを取り出し、本の入力作業を行ったりもしていた。人数が多いことで、特別作業だ。

 自由に席を移動して話ができるのが、こうしたスペースの良いところだ。別に課長さんにビールをつぎに行く必要はない。



.【6】 B面の本紹介


 20時25分にB面の本の紹介が始まった。終わったのは21時00分頃。


☆ 荒水ライミさん
『バットマン・ダークナイト』 フランク・ミラー クラウス・ジャンソン リン・ヴァーリィ 小学館集英社プロダクション

☆ いまむら
『藤沢周平の世界展』 世田谷文学館

☆ はなもげらさん
『河童が覗いたインド』 妹尾河童 新潮文庫

☆ ハンナさん
『シャーロックホームズの冒険』 コナン・ドイル 延原謙訳 新潮文庫

☆ ベスさん
『街道をゆく40台湾紀行』 司馬遼太郎 朝日文庫

☆ アンドウさん
『英仏百年戦争』 佐藤賢一 集英社新書

☆ ひろぽんさん
『のぼうの城』 和田竜 小学館

☆ なつみさん
『煙か土か食い物』 舞城王太郎 講談社NOVELS

☆ naokiさん
『あなたの不利な証拠として』 ローリー・リン・ドラモンド 駒月雅子訳 早川書房

☆ kumicoさん
『神の守り人』 上端菜穂子 新潮文庫

☆ TAK@ドカティスタさん
『footballista 週刊フットボリスタ』

☆ ブーキーさん
『“文学少女”のグルメな図書ガイド』 野村美月 株式会社エンターブレイン

☆ yutyさん
『砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない』 桜庭一樹 富士見ミステリー文庫

☆ ほんださん
『村上ソングス』 村上春樹  中央公論新社

☆ クリスティーヌさん
『不祥事』 池井戸潤 講談社文庫


 いつも思うけど、出版関係者の人がこの場にいたら驚くかもしれない。これだけいろいろな種類の本が、「おおおーっ」と盛り上がりながら紹介されていくのだ。
 ちまたには、難しそうに議論する読書会というのも存在している。各自が本を紹介するスタイルのブックトークオフは、軽いという印象があるかもしれない。

 しかし、こうやって並んだ本を見ていると、軽くは無いし、実に深い。

 A面とB面と、2冊の本を紹介するというスタイルは、たまたま始まったようなものだった。しかし、この2冊のセレクトは、その人の読書というものを、深く表現しているように思える。技術、創造性、経験、ポジション、組織か個の力か、メンタルな部分。いろいろなものが、知らず知らず表れてくるのが、2冊のセレクトだ。




.【7】 naoki賞の受賞者は?


 ときどき、ブックトークオフでは賞が贈られる。だからといって、副賞の100万円が贈られることは無い。

 今回は、管理人のnaokiさんの選考によるnaoki賞である。作家であるならば、誰もが目標とする直木賞があるが、ブックトークオフ参加者はぜひともこのnaoki賞を目指して欲しい。


--------------------------------

○ 第8回ブックトークオフnaoki賞

 受賞:なつみさん 『十二人の手紙』『煙か土か食い物』

 選考者のコメント
「 私の横に座っていたから……
  初参加で、かつなかなかの読み手と思ったので。 」

--------------------------------


 だいだいいつものことなのだが、選考者の隣の席、というのが大きなポイントのようだ。もちろん、それだけでは難しいだろう。なつみさんの本の話は、聞き入ってしまうものがあった。



.【8】 ラストはアイスクリームだ


 21時30分頃に、アイスクリームが登場する。バニラと抹茶と2種類からの選択である。ラストに冷たい食べ物があることで、気持ちも引き締まる。

 この後もあれやこれやと話が盛り上がり、3時間いっぱいで解散となった。

 2次会に行こうという話があり、数人がうろうろとするが駅を一周歩いたところで、「お散歩2次会」は終了となる。神田駅周辺は、軽くお茶を飲むようなところは無いんだよね。今後リサーチが必要となるところだ。


 今夜も楽しいオフ会だった。

 年間約12回のオフ会+スピンオフ企画。古き良き時代のF1サーカスみたいな感じかもしれない。観客の多い・少ない、いろいろな国、いろいろなサーキットでレースが行われるように、ブックトークオフは開催される。毎回違うバトルがあり、新しいヒーローが誕生していく。





====================


◇ 管理人+名札作成担当+受付・総括責任者+:naoki
◇ 副管理人+店予約担当+レポート担当:いまむら
◇ カメラ記録担当:はなもげら


(注意)
・掲載の写真は、はなもげらさんの撮影です。
・本のリスト作成は、いまむらによるものです。違っている部分などあれば連絡をお願いします。
・このレポートの文責はいまむらにあります。


コメント(2)

このレポート、1部のみとなってしまいました。
ギリギリでおさまったようです。

料理の写真です。

美味しそうですよね。
料理の写真その2

ラストのアイスクリームです。

なんだか、芸術的に感じられるアイスですね(笑)。


今回はレポート、ずいぶんと遅くなってしまいました。
ごめんなさい。
がんばって書いていきます。

ログインすると、みんなのコメントがもっと見れるよ

mixiユーザー
ログインしてコメントしよう!

ブックトークオフ――読書会 更新情報

ブックトークオフ――読書会のメンバーはこんなコミュニティにも参加しています

星印の数は、共通して参加しているメンバーが多いほど増えます。

人気コミュニティランキング