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ブックトークオフ――読書会コミュの★オフ会レポート第2部 第6回ブックトークオフ 2010.3.13

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★オフ会レポート第1部 第6回ブックトークオフ 2010.3.13
http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=51385454&comm_id=4501801


上記トピックの続きです。まずは「第1部」を読んだ後に、このトピックをお読み下さい。





 (第2部)


.【8】 B面の本の紹介


 8時55分頃、B面の本の紹介がスタートする。


☆ Penguin-blueさん
『三面記事で読むイタリア』 内田洋子  シルヴィオ・ピエールサンティ 光文社新書

☆ nina_oleneさん
『春の雪 豊饒の海』 三島由紀夫 新潮文庫
『黒後家蜘蛛の会』 アイザック・アシモフ 池央耿訳 創元推理文庫

☆ いまむら
『ノンデザイナーズ・デザインブック』 ロビン・ウィリアムズ 毎日コミュニケーションズ

☆ なおさん
『なぜ、「できる人」は「できる人」を育てられないのか? 』 吉田典生 日本実業出版社 NJセレクト

☆ Angelica18号さん
『回転木馬のデッド・ヒート』 村上春樹 講談社文庫

☆ 久遠さん
『神様のパズル』 機本伸司 ハルキ文庫


 9時15分頃、本日の主役と言える料理「トムヤム鍋」が登場する。テーブルBの上に置かれたカセットコンロはなかなか火が付かずに、苦労したようだった。いろいろなシーフードと野菜の入ったこの鍋は、インパクトのある美味しさだった。


☆ ひろぽんさん
『ジャンプ』 佐藤正午 光文社文庫

☆ りぴどうさん
『山谷崖っぷち日記』 大山史朗 阪急コミュニケーションズ

☆ naokiさん
『はたらくわたし』 岸本葉子 成美堂出版sasaeru文庫
『たまごボーロのように』 華恵 筑摩書房

☆ ブーキーさん
『冷たい校舎の時は止まる』 辻村深月 講談社文庫

☆ ぴんこさん
『愚者が出てくる、城寨が見える』 ジャン=パトリック マンシェット 中条省平訳 光文社古典新訳文庫
『少女怪談』 藤野千夜 文藝春秋


 9時30分頃に、B面の本の紹介が終わった。ゆるゆると、脱線しながら、楽しい時間だった。ここで「トムヤム鍋」の最後に入れる、タイ風の麺が登場。これもユニークな味となり、美味しい鍋の最後となるのだった。


 本の紹介というのは、実に楽しい。特に、紹介者が本を取り出すその一瞬がいいな、と思う。けっこう皆さん、気を使っているようなのだ。誰にも見られないようにして、鞄からさっと取り出したりする。これが、紹介の前から見えていたら面白くない。

 見えそうで見えないもの。ドキドキする感情をもてるというのも、なんだかいいと思うのだ。


 それぞれの本については、アマゾンで一応チェックはしています。この本のタイトルで検索をかければ出て来ます。しかし、気がつくと数日後にアマゾン段ボールで本が送られ、ついつい本を購入してしまっていることになるかもしれません(笑)。

 リスト作成については、いのっちさんに協力してもらっています。



.【9】 今回の賞 「naoki賞」


 このオフ会レポートでは毎回毎回、「賞」を設けている。今回の賞は「naoki賞」である。ブックトークオフの管理人自らの名前を取っての貴重なものだ。

 ひょっとしたら、直木賞を目指している人も参加者の中にはいるのかもしれない。naoki賞にウソはない。堂々と受け取って欲しい。



 ◎ naoki賞 : Angelica18号さん 『日の名残り』&『回転木馬のデッド・ヒート』


 naokiさん(ブックトークオフ管理人)よりコメント

「その心意気をたたえて。
 まだ高校生なのに、おじさんのやっているサークルに入ってくる行動力に
 敬意を表して第1回naoki賞を」



.【10】 長い長いレポートを書く理由について


 ブックトークオフの他の読書会とは違う特徴に、このレポートがあるのではないかと勝手に思っている。

 その理由について書いてみたいと思う。


(理由・その1)初めての人に参加しやすいものに

 何といってもこの理由が大きい。何せこのブックトークオフ、設立最初の頃は挫折の連続だった。ミュージシャンのデビュー当時の苦労話に、いかに客が少なかったか、というのがあったりする。バンドのメンバーよりも観客が少なかった、なんてのが普通にあったりする。
 ブックトークオフも、少ない、寂しい時期を通っている。どうやったら、参加しやすいものとなるのか。できるだけ、具体的に、その雰囲気がわかるようにありたい。その方法がレポートだ。

 読書とは「読む」という行為である。ならば、ブックトークオフを知ってもらうには、「読む」ということを通してが一番なのだろう。


(理由・その2)紹介された本を正確にまとめる

 こういう会というのは、通常はメモを取る人がいたりする。紹介の本について、メモを取らなければ忘れてしまうわけだ。しかし、飲み屋で開催しているオフ会なわけで、食べたり飲んだり、に忙しい。紹介された本のデータを正確に残したい、というのが理由のひとつである。

 基本的にひとりあたり2冊の本の紹介をしてもらっている。よって、人数×2という数の本のリストができる。しかししかし、実際に参加してもらうとわかるのだけど、これ以上の本があれやこれやと語られる。そういう意味では、このレポートは全体の中の一部と言える。参加してこそ、仕入れることのできる本のリストもあるのだと思って欲しい。


(理由・その3)参加していない人にも参加して欲しい

 ブックトークオフの良さは、実際に顔を合わせて話をすることだ。その表情があってこその楽しさがある。しかし、毎月毎月、同じメンバーが顔を合わせることができるかというと、それは難しい。何せ参加者は、宮崎だったり、富山だったり、広範囲なのだ。仕事も、年代も様々。

 参加できなかった人がいても、レポートを読むことで、参加して欲しいのだ。もちろん、レポートを読んだからといって、あの麻婆豆腐チャーハンが食べられるわけではない。けれど、参加した気分になると思うのだ。

 初参加の人に言われることがある。「初めて会ったのに、馴染んでしまった」と。2回目参加の人の表情を見ると、4、5回は参加しているような雰囲気だったりしている。


 そんなわけで、この長い長いレポートは、なんとか続けていきたいものだと思っている。

 正直なところ、最近疲れ気味だが……。



.【11】 ネットでの人との出会い


 こうしたオフ会を行う場合、当然ではあるが「オフ会そのものが、はじめてなのです」という人がいる。たぶん、ブックトークオフ参加者の多くは、はじめてなのではないかと思う。はじめてネットを通して人と会う。そして本の話をする。特別なことではなく、楽しい出会いなのだろうと思う。

 恐れることなく、参加して、話をしてみたら楽しいはずなのだ。

 ちなみに、今回不参加のむらてさんとは、それなりに古い付き合いになる。僕が東京に住んでいたときには、彼はうちに泊まったものだった。どーして、むらてさんと(それなりに)深く話をするようになったか。ネットで知り合いの関係ではあったのだが、あるとき、彼から謝りのメールがあったのだ。他の人に対して少しばかり怒ったことについて、自分が悪いと思ったみたいだった。そうしたきっかけで、それなりに話をするようになったのだと思う。

 何もなく時間が流れるよりも、それなりに事件があった方が、話をする機会もでき、楽しいものかもしれない。

 ちなみにこのむらてさん。でっかいバイクに乗っていて、見た目は怖いけど(笑)、「自分が悪いのでは」と心を痛める人なのである。

 とにかく、いろいろなタイプの人が集まるのが、ブックトークオフだ。ときには、何らかの行き違いもあるかもしれない。食べようと眼をつけていた串焼きが食べられた、熱いさんかく関係(こーゆーのを外野から見るのは楽しい)、なんてこともあるだろう。



.【12】 地震と、ブックトークオフを遮る陰謀などなど


 B面の本についても、集合写真を撮る。

 あとは、ゆるりゆるりと、自由な話がなされていた。

 2つのテーブルでの会話は、それぞれの生きてきた道のりみたいなものを、少しばかり垣間見るようなところがあったのではないだろうか。今回のメンバーには、文章を書いて生業にしている人もいる。また、仕事はしているけれど、これから大学に入り勉強する、という人もいた。

 どんな仕事をしているか。これからの夢は何なのか。そんな話をしていくことも、また本を語ることなのかもしれない。

 このオフ会の最中に地震があった。B面の本の紹介をした後くらいだったと思う。何事もなく、「ゆれているね」みたいな会話をするくらいだったが。有意義な楽しい時間を邪魔しようとする、何かの力が働いているのかもしれない。

 次のオフ会のときには、停電みたいなアクシデントがあるのかもしれない。停電の夜に、ろうそくの灯りで本の話をするのも、楽しそうではないか。



「3時間は必要だよね」というのは、最後にnaokiさんと交わした会話である。A面とB面と2冊の本の紹介をし、雑談を交わしていると、3時間はあっという間だ。

 最後にひとり4000円を徴収する。今回のコースは3980円なので、20円×12名で240円が余ることになる。後報告だが、会のストックとさせていただく。


 店を出たのは10時30分頃。夜空の星がキレイだったかどうか、見上げていなかったのでわからない。心地よい適度な酔いの夜だった。






◇ 管理人+名札作成+受付・総括責任者:naoki
◇ カメラ記録担当:naoki・いまむら
◇ 副管理人+店予約+レポート担当:いまむら

(注意)
・掲載の写真は、naoki・いまむらの撮影です。
・本のリスト作成は、いのっちさん+いまむらによるものです。違っている部分などあれば連絡をお願いします。
・参加者の中で集合写真などの欲しい方は連絡を下さい。
・このレポートの文責はいまむらにあります。


コメント(12)

この日の料理の写真のその他2です。
なおさん

ありがとさんです。
修正しました。

5回に戻りたい気持ちがあったのでしょうか(笑)。

アドレスはUPしない決まらないので、一度UPして、それから修正する作業をします。
うまくいかなかったみたいでした。
いのっちさん

参加人数については、12人が基本だろう、とnaokiさんと話をしています。
ただ、毎回ではなく、たまにはもう少し人数の多くなる月も設けるかとも思います。
開催するお店との関係もあります。
nina_oleneさん

まだまだオフ会の面白さを伝え切れていない、というのが本音です。
もっともっと詳細に、とは思うのですが、僕の文章力の問題でもありますね(笑)。
楽しんで書いていきます。
 長編レポート、お疲れ様でした!

 今回は家族旅行のために欠席しましたが、このレポートのおかげで楽しむことができました。
 いまむらさんが大変でしたら、持ち回りで書くのも悪くないかもしれませんね。
 必要であればできる範囲でお手伝いします。

 「naoki賞」、なるほど!です。
 どこかに akutagawa というハンドルの方はいませんかねぇ?(笑)

 アジア料理はどれも色鮮やかで美味しそうですね。

 次回の参加を楽しみにしてます。
JACKさん

たまに、芥川さん、という人はいますよね。
いろいろな名前の人を見てきていますが、
直木さん、という人と会ったことはありません。

来月は「和」で探しているところです。
おいしそうだし、たのしそうですね♪

臨場感あふれるレポート、
毎回楽しみにしています!

でも、御無理のない範囲で・・・・。


イチゴ♪さん

また参加してください。
第1回オフ会って、楽しかったですよね。
とてもとても。

いかに料理を美味しく表現できるか?

これが文章力なんでしょうね。もっともっと修行が必要です。


ぴんこさん

大泉図書館です。
僕が行ったのはだいぶ前のことなので、今はどうなっているかわかりませんが。
コーナーがあり、関係する本が揃っているのです。

また、大泉学園には、藤沢周平の通っていた喫茶店とかいろいろあります(笑)。

次のオフ会でまた話をしましょう。

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