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ブックトークオフ――読書会コミュの☆読書会レポート☆ 2026年10月24日(土) 神保町でふたつの本のまつりを楽しむ ―― 神田古本まつり&神保町ブックフェスティバル 散策&成果シェア会

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開催概要

日 時:2026年10月24日(土) 10:00〜17:00頃
場 所:神保町周辺(靖国通り・すずらん通り)、成果シェア会は「Bee-Room 神保町」
参加者:4名(男性3名、女性1名)+主催者

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告知ページでは

秋の神保町では、二つの本のまつりが開催されます。
一つは恒例の「神田古本まつり」。靖国通り沿いに100台を超える古書ワゴンが並びます。
もう一つは「本の街 神保町ブックフェスティバル」。すずらん通りに出版社などのワゴンが並びます。

二つのまつりの会期が重なるのは、10月24日(土)・25日(日)の二日間だけ。
今回は、その初日である10月24日(土)に、両方のまつりを散策し、見つけた本を語り合うシェア会を開催します。古書と新刊、二つの本の世界を一日で味わえる、本好きには見逃せない一日です。

・第66回 東京名物 神田古本まつり(靖国通り沿い):古書店の古書ワゴンが並びます。
・第34回 本の街 神保町ブックフェスティバル(すずらん通りほか):出版社などのワゴンが並び、新刊や出版社ならではの本に出会えます。

二つの会場は歩いてすぐの距離なので、行き来しながら楽しめます。

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ということで、開催しました。

☆当日の模様☆

■あいにくの雨の初日

二つのまつりが重なる、待ちに待った初日。ところが、当日はあいにくの雨でした。神保町駅A7出口に集合し、目印のリボン胸章を付けて、それぞれ傘を片手に散策へ。

雨の影響で、出店しているワゴンは半分ほど。それでも、例年に比べると人出が少なく、本がゆっくり見られるという、雨ならではのよさもありました。

■散策の合間に

お昼は各自で。本の街・神保町は、カレーの街でもあります。

■成果シェア会

14時半頃からは、レンタル会議室「Bee-Room 神保町」に場所を移して成果シェア会。テーブルの上に、それぞれの戦利品が並びました。

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自己紹介

◯「この春、就職で東京に帰ってきたんですけど、実は神保町ってまったく回ったことがなくて。ぜひ行ってみたい、いっぱい回れたら楽しいだろうなと思って来ました」

■「暇なので、本のイベントがあったら日本全国飛び回ってます。神保町でイベントがあるなら、これは行かなあかんやろと来てみたら、雨で半分ぐらいしか店がやってないと。でも例年に比べるとだいぶ空いてたので、本は見やすかった。それはそれで、ちょっとよかったです」

●「僕もあんまり、神保町の古本まつりとかに行ったことがなかったので、いい機会だなと思って。来週ちょっと控えているものがあるので、その予習も兼ねてます」

◆「土曜日は普段仕事があるので、読書会には行けないことになってるんですけど、有給を取ってリフレッシュしたいというのもあって。秋のブックフェスティバルと古本まつりに行きたいと思っていたので、じゃあこの二つが一緒にできる読書会があるじゃないか、と申し込みました」

主催者「楽しみにしていたんですが、雨でね、残念でした。それでも、ところどころ回れたのでよかったなと思っています」

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参加者の購入本 ―― 何を買いましたか?

◯「書店員さんがいい人だったので、なんとなく、普段の自分なら絶対買わないものを買ってみました。これは表紙が面白くて買ったんですけど、ちらっと読んでみたら中高生向けの本かなと。失敗かなと思いつつ、読んでみようと思ってます」

「今回の目的は、万城目学さんの本を買うこと。森見登美彦さんが好きなのに、なんで万城目さんを読まないんだと主催者からさんざん言われ続けていたので(笑)。見つけて、今日の目的を果たさねばと思って買いました」

「海外文学は、読書会に行ったときに何を読んだらいいのか分からなくて。こういう機会なので、面白そうだなと思ったものや、表紙に惹かれたものを。途中の古本屋さんでは、SFと推理小説を扱っている@ワンダーさんで、主催者のおすすめを見てみました。なかなか手を出さないんですけど、今日はもう何でも面白く思えて」

「その場で買わないとやばいと思うと、直感で買ってしまうんです。だいたい失敗も3分の1くらいありますけど(笑)。最後に寄り道したら2冊で100円とあったので、買うつもりはなかったけど買ってみました。白石一文さんの本は、『一億円のさようなら』を読んだのがきっかけ。金沢に住んでいたことがあるので、あの路地のあの店だって分かるくらいの描写に感動して」

「今日は現金だと思って下ろしてきたのに、ほとんどカードで買っちゃいました。全部で4〜5千円くらいかな」

■「巨大な重機の本。子どもが大好きなやつですね。石川県の小松駅のすぐ近くに、実物がドーンと置いてあるんですよ。たまたま見つけて、これは買わねばと」

「これは『本のある空間採集』。面白いのが、個性派の本屋さんの店内が図になっていて、寸法まで細かく全部書いてあるんです。日本全国の本屋さんが載っていて、東京もいろいろ。たとえば荻窪のTitleさんは有名ですよね。それからReadin' Writin' BOOKSTOREさん。新聞記者だった方が始めた本屋さんで、もとは材木倉庫だから、店内がすごく広々としていて、結構好きな本屋さんです」

「第二会場で買ったのはこれ。一箱古本市の創始者のひとりで、本にまつわる有名なライターの方の本です。結構好きで、こういう本が出ているのは知っていたのに、なぜか買わずにいたんですよね。もうすぐ続編が出るらしいです」

「今回いちばんの収穫はこれ。ひとり出版社を始めた方の本で、300円でした。出版不況で本が出しにくくなっている一方で、個性派の書店は増えていて、ひとりで出版社を始める人もそこそこいる。でも、情熱だけではやっていけないので、そのご苦労話が書いてあるようです。日本はなんだかんだ言って出版大国で、取次という出版流通がしっかりしているから、本さえ作れば、あとは運んでくれる。諸外国に比べると、出版社を始めるハードルはすごく低いんです。とはいえ、取次との取引もすぐにできるわけではないので、そのあたりの苦労も書いてあるんじゃないかな。普通の本屋さんでは売っていない本なので、これが今日いちばんの収穫ですね」

●「僕は本を新品ではあまり買わないんです。物をあまり所有したくないという主義もあるし、ケチなので(笑)、だいたい中古で。今日も、欲しい本が中古であったら買おうと思っていました。読みたい本は、覚えていられないのでメモしてあるんです」

そのメモに並んでいたのは、ミラン・クンデラ『存在の耐えられない軽さ』、井原西鶴『好色一代男』、バルザック『ゴリオ爺さん』、『チャタレイ夫人の恋人』の作者D・H・ロレンスの作品、ディケンズ『ハード・タイムズ』、ゾラ『獣人』、横光利一『機械』『頭ならびに腹』、遠藤周作『沈黙』、宮沢賢治『春と修羅』、小川洋子『完璧な病室』、大江健三郎『あいまいな日本の私』。さらに、読書会で薦められたアントニオ・タブッキ『インド夜想曲』『島とクジラと女をめぐる断片』、ロマン・ロラン『ジャン・クリストフ』『ベートーヴェンの生涯』。

「百円であったら買おう、と思って」

横光利一はもう文庫で手に入りにくいのでは、『機械』なら教科書に載っている、とメモの一冊一冊に話が広がりました。

◆「今回はブックフェスティバルがメインになっちゃったんですけど。前から気になっていた本があって、ほかで探しても見当たらなかったので、どこの出版社か調べてみたら、今日出店していた。それがいちばんよかったです。真っ先に買ったのが『血肉となる読書』。同じ出版社の『「学び」がわからなくなったときに読む本』なども読んできたんですけど、こっちのほうがなんだか面白そうだなと」

「近くにあった作品社さんでは『哲学者カフカ入門講義』。カフカがすごく好きで。昔『変身』を読んだときは、こういうお話なんだという感じだったんですけど、社会人になって読んでみたら、虫になった主人公が『仕事行かなきゃ』って。そこかい、みたいな(笑)。仕事したくないときに読むと、すごくいいらしいです。この本には『変身』は載ってないんですけど、ほかの作品がどう読まれているのかなと」

「これはほかのところで買ったんですけど、『その悩み、古典が解決します。』。哲学バージョンの『その悩み、哲学者がすでに答えを出しています』がうちにあって、古典もあるのかと。日本の古典なんですけどね」

「最後に、東京創元社さんのところに人が並んでいたので、どんな本を売ってるんだろうと見てみたら、海外ミステリーが多くて。イギリスが好きなので、『51番目の州』と『チャーチル閣下の秘書』の2冊を買いました」

「古本のほうも回ったんですけど、そんなにお金があるわけじゃないので我慢して。お目当ては司馬遼太郎の『国盗り物語』だったんですけど、全巻揃っているのがなくて、断念しました」

△「太田出版さんのワゴンで、ちょっと面白いなと思った本を。それとゾンビの本。こういうときしか買わないだろうと思って、つい買ってしまいました。亜紀書房さんでは、店番をしていた方のおすすめが上手で。この情熱をもって薦めてくれるので、本当にお好きなんだろうなという説明で、つい買っちゃいました。漫画なんですけどね、かわいいんです」

「古本屋さんでは、佐藤正午さん。好きなんですけど、自分の本棚にはなかったなと思って。あと舟橋聖一の『花の生涯』。大河ドラマの第一回の原作ですね。有名だけど、なかなか見かけないなと思って」

「それから、ちょっとした知り合いの本。作家デビュー前に少しだけお話しする機会があって、その後いろいろあってエンタメ系の作家になった人なんですけど、本を買ったことがなかったので。古本で買っても意味ないなと思いつつ(笑)、ちょっと読んでみました」

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雑談

ひと通り紹介が終わったあとは、まつりの感想から。「海外文学は結構あったけど、日本語の文学だとエッセイが多い気がした」という声に、「立ち止まったワゴンによって全然違うんだよね」「この日は雨で、半分は閉まっていたから」という話も出た。「次回は、そっちも探してみたい」と、早くも来年の楽しみができた様子。

エッセイは、意外と小さな出版社が出しているもののほうが面白かったりする、という話から、ロイヤルホストが好きな人たちが書いたエッセイ集『ロイヤルホストで夜まで語りたい』の話題に。さらに、本郷三丁目で金曜日だけ営業しているバーでの読書会で見かけたという、サイゼリヤのことだけを書いたZINE、崎陽軒のシウマイ弁当を「どの順番で食べるか」だけを集めたZINE、東京都内の駅の出口の写真だけを集めたZINE(池袋は出口が50何番まであるそう)と、ほとんど流通しない、それでいて妙に惹かれる本の話で盛り上がった。ちなみに、シウマイ弁当はまずシウマイから、いや梅干しから、と食べ順でもひとしきり。

ほかにも、横浜の有隣堂さんの新しいお店では、ひとり出版社の本を並べつつ、服やグッズまで売っているという話や、大阪工業大学の学生さんが作っているという文豪グッズのカプセルトイ(全50種類)の話も出た。作品の言葉を使ってよいところ、いけないところ、著作権やその周辺の権利を、グッズづくりを通して学んでいるのだという。

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今後の予定

・11月7日(土) 【第2回 わかちあい読書会】読書会初心者限定! はじめての読書会
 https://peatix.com/event/5198266
・11月8日(日) 文学フリマ東京43を一緒に楽しもう!
 https://peatix.com/event/5198444
・11月23日(月・祝) お散歩読書会 ―歩いて巡る、書店・古書店・ブックカフェ in 再びの吉祥寺
 https://peatix.com/event/5199406
・11月28日(土) 大人な読書会 好きな本をゆるりと語ろう 〜神保町散策・課題本『スプートニクの恋人』・二次会つき〜
 https://peatix.com/event/5199795

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関連リンク

今回のイベントページ:https://peatix.com/event/5177453
Peatix:https://peatix.com/group/28669
ブログ:http://nands.way-nifty.com/booktalkoff/
ブックトークオフ:https://www.facebook.com/booktalkoff
Facebookグループ「読書会 オフ会・オン会」:https://www.facebook.com/groups/896017927477343

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