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医療ビジネスコミュの製薬企業:日本から海外へシフト

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製薬大手:米国で販売攻勢 政府の医療費抑制策受けて
 日本の製薬大手が米国で販売攻勢を強めている。政府の医療費抑制策で国内市場の伸び悩みが顕著になっているためだ。一方の米国は年率8%前後の高成長が見込まれる世界最大の市場。国内勢はファイザーなど欧米企業の陰で守勢に立たされてきたが、05年のアステラス製薬、第一三共の誕生など業界再編を経て競争力がついてきたと判断。MR(医薬情報担当者)拡充などに本腰を入れ、生き残りを図る。

 エーザイは07年3月連結決算で初めて、米国での医薬品分野の売上高が国内を上回る見通し。しかし、松野聡一副社長は「国内が縮小均衡の中、更なる国際化なくして生き残りはない」と断言。今後も2ケタ成長を目標に取り組みを加速する。

 昨年10月には米国の製薬会社から抗がん剤4製品の製造・販売権を買収し、がん分野に進出するなど、着々と事業を拡大。MRも現在の約750人から11年度までに1500人に倍増させ、米国での売上高を05年度の2530億円から約4400億円に伸ばす計画だ。

 アステラス製薬も、北米の売上高を05年度の1453億円から10年度に約2400億円にする方針。野木森雅郁社長は「北米は国際市場の中心。最重点地域として取り組みたい」と話し、現在約650人のMRも新薬発売に合わせて拡充する考えを示している。

 第一三共は国内医薬品部門では今年4月1日までに1900人の人員を削減する方針だが、成長性の高い海外事業は米国を中心に増員する。2月に公表する中期経営計画に具体策を盛り込む見通しだ。

 武田薬品工業は、既に国内メーカー最多の2000人を超すMRを抱え、北米での売上高も3359億円に達しているが、今後も新薬発売などで拡大を図る。昨年7月には初めて不眠症治療薬でテレビ広告を開始した。

 ただ、各社とも相次いで主力製品が特許切れを迎える「2010年問題」を抱えている。後発医薬品(ジェネリック)が普及した米国では、新薬の特許切れと同時に8〜9割が取って代わられる恐れもあり、各社とも後継薬の開発や買収、提携などで業績への影響を抑えられるかが課題になりそうだ。【上田宏明】

毎日新聞 2007年1月6日 19時24分 (最終更新時間 1月6日 20時12分)

コメント(1)

前提として、アメリカの景気の悪化がなければ、

後は、開発力=投資額、がキーとなるのでしょう。

他、上記で名前の出なかった所は、非常に厳し印象を受けます。

しかし、いずれにしても、仮に日本の製薬がアメリカでうまく伸びたとしても、その分、アメリカからの日本医療市場への圧力が、余計にかかるのでは、という悪寒もします。

トヨタがアメリカで自動車を売りやすくするために、売国に協力しているのと同様に。

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