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司馬遼太郎コミュのローマ人の物語

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次の司馬遼作品は何を読もうか悩んでいたら友人にこれを勧められました。見事にハマりながら読み進めてます…。司馬作品を読んで幕末の志士達の姿が鮮やかに見えたように、ローマの人々の姿がや生活が眼前に浮かびます。

塩野七生さんて、司馬遼太郎賞も受賞されてるんですね。
http://www.shibazaidan.or.jp/contents/zaidan/shiba_shou/index.html

コメント(41)

私も人に言われて気になってました。
本屋でみると大々的に並んでいるので結構有名なんでしょうか。
→とりあえずNo.1を購入・・(本が薄いですね)
確かに塩野さんと司馬さん好きは被るかも、
周りの友人も大概両方好きみたいです。
「ハンニバル戦記」や「ユリウス・カエサル」などは特にドラマチックな歴史小説を読んでいるような感覚になりますよね。

僕は『ローマ人の物語』を読むたびに、「司馬さんがローマ史を書いたらどうなるんだろう?」っと考えます。
それは自分もよく妄想しました(笑)>司馬さんがかいたら。
でも日本人は中国史のほうにいくとローマ史のほうには興味もたないですよね。

司馬さんのエッセイだか講演だかで「シーザーという英雄がいますが日本人からするとやったことがけたはずれでこういうのは日本の風土では生まれないでしょうな」
ぐらいの記述しかよんだことないですね。
今、塩野さんのローマ人の物語と、司馬さんのあれこれを読んでますが、まだまだ塩野さんは司馬さんとは比較にならないと思います。

塩野さんがイタリアを愛してやまないのは文章からよく判るしし、実際面白く読ませてもらってます。でも記述が客観的過ぎて小説というか歴史書を見てる感じだし、文章の修飾関係が判りにくくてすごく読みにくい部分が時々ある。

内容が内容だけに主人公を絞れない作品なので前者はある程度しょうがないとは思うのですが、後者のために結構読んでて疲れます。
あーだこーだいっても、私も面白く読ませてもらってる塩野ファンの一人ですが (。・x・)ゝ
「ローマ人の物語」には隠しテーマがある、と思いますよ。
欧米人にとってその歴史上もっとも成功した国はローマである。そしてことあるごと、その成功を参考にしようとする。米国はまさにそのような国家である、と言うことなどです。
なのに日本人はあまりにもローマのことを知らない。
それが塩野さんをしてあの長大な物語を書かせているのでしょう。
「ローマ人の物語」のユリウス・カエサルも良いですが、佐藤賢一の「カエサルを撃て」のカエサルも良い。
ローマに栄光をもたらし、西欧社会の基礎を作ったのがカエサルでしょう。彼自身、それほど大きな影響を自分が後世に与えるとは思ってなかったと思いますが。
後、歴史的に評判の悪い皇帝に同情的で、評判の良い・・たとえばマルクス・アウレリウス帝・・には辛い。
そのあたりが塩野流です。
塩野女史に必要なのは、『余談』かな(違
ああ隠しテーマまったく同感です。アメリカの政治家ってよくローマを引き合いにして演説するんですよね。市民権の問題とか。ほんと日本人はもっと知るべきですね
自分もローマ人好きです。
日本人が世界史にいかに疎いかと言うことを思い知らされる本ですね。小説という観点からみれば、簡潔に過ぎますが、古代のローマ史を知るための入門としては最適だと思います。
文庫版は28巻で止まってますが、続きが楽しみで成りません。
司馬さんと塩野さんには多くの共通点があることに同意します。
逆に決定的な違いは、確かに『余談』の部分でしょうね。
塩野さんご自身が、文章の合間に著書自身の『語り』を挿入する
名手は司馬さんで、自分にはとてもまねできないからしない、
というようなことを書いてました。
司馬さんの“間”のうまさは天性のそれです。
塩野七生さんすごく気になってるんですが
何から読んでいいのか悩んでました!
コミュ違いかもしれませんが話題が出たので便乗して
すみませんが入門オススメ本があったら
教えてください!!!!
やはり、『ローマ人物語』でしょう。

『サイレント・マジョリティ』、『マキャベリ語録』は難解で読み進めませんでした。
『コンスタンティノープルの陥落』『ロードス島攻防記』それに『レパントの海戦』の三部作がオススメですよ!
面白い本ですよね。
o(^-^)o
受験勉強のため「パクス・ロマーナ(上)」で中絶していますが、受験が終わったら再開します。
『ローマ人』はおもしろいですが、長いですね〜(^^;
1冊本なら、『チェーザレ・ボルジアあるいは優雅なる冷酷』とかええんやないでしょうか。

この本は、塩野さんの中では、日本社会に最も影響をあたえた本です。
宝塚の公演にもなりましたし、川原泉も、『バビロンまで何マイル?』でチェーザレを出してました。
久保キリコの『バケツでごはん』でも、主人公のペンギンが名前チェーザレでした。。

それに、『チェーザレ』は、「塩野さんで始めて読んで、以後引き込まれた」という因縁話が、非常に多いようです(笑
自分もそうですがw
司馬コミュで「ローマ人の物語」の話題が出るとは……。
1巻からリアルタイムで読み進め、現在最終巻をじっくりと読んでいます。
まあ確かにこれだけのボリュームの本を最初から読むのはしんどいので、カエサル編だけまず読んでみるのもいいかもしれないですね。他におすすめするとすれば「海の都の物語」でしょうか。ヴェネツィア一千年の歴史を綴った本ですが、上下2巻にまとまっていて読みやすいと思います。

塩野さんは司馬遼太郎が亡くなった時にも追悼文を書いていて、歴史作家としてやはり深い敬意を払っておられたようです。ちょっと今手元にないので内容は書けませんが、出てきたらそのうち……。
自分も『地中海3部作』から入って、『チェーザレ〜』『海の都の物語』『神の代理人』と進みました。今は文庫版で『ローマ人の物語』を追っかけてます。
あと、歴史モノ以外にもエッセイも面白いですよ。
「ルネサンスの女たち」ってのも良かったと思います。
カテリーナ・スフォルツァの武勇伝はあれに載ってたのかな?

「チェーザレ〜」とかも良かったですが、
塩野さんて、小説みたいに始めても史実の面白さや詳述に注意がいってしまい、
最終的には歴史小説というより史実講釈みたいになってしまうんですよね。

本人もその事に気づいて、以後は「ローマ人〜」に代表される史記的なスタイルに特化していきましたけど。

「チェーザレ〜」はそのスタイルを築き上げるまでの過渡期的な作品だったのかなと思います。

ちょっとズレますが、「ローマ人〜」の二巻「ハンニバル戦記」は激燃えでした。
ハンニバルかっこいいですねーアルプス越え!象は本当に必要だったのかしらないですけど連れてくことにロマンがありますよねー(笑)
自分が選ぶ塩野さんのスタンスを示す一冊は、
『マキアヴェッリ語録』ですね。
彼女の物の見方、アプローチのスタンス、他者への伝達方法が
端的に感じられます。
こんばんは
12でオススメ本をお伺いした由起夫です。
オススメしてくださった皆様ありがとうございました。
今日、本屋に行って「コンスタンティノープルの陥落」を
購入しました。
「チェーザレ・ボルジアあるいは優雅なる冷酷」とかなり悩んだ
のですが、三部作という言葉に魅かれてしまいました!
早速、読んでみたいと思います!
皆さんのオススメ本は非常に興味深かったです。
「司馬遼太郎ファンが読む他の本」
といった感じのトピックがあるかと探していたんですが。

私はここ数年、司馬さんの本と、塩野さんの本を行ったり来たりです。
塩野さんはとくに「ローマ人の物語」です。

司馬さんは歴史の中の個人。
塩野さんは歴史の中の国家。

(比較するようなもんでもないんですが)
司馬さんが書くのは小説ですが、塩野さんの「ローマ人の物語」は、物語ではあっても小説という感じはあまりしないかなと。
それはそれで好きです。

歴史は本当に奥深いですね。
それを探って、独自の感性で面白く表現してくれるお二人の作品に感謝です。
こんばんは。はじめまして

こんなトピがあったとは!

「ローマ人の物語」は古本屋さんでチョコチョコ仕入れることにしていますけど、まだ5巻までしか読んでいません。単行本が出始めてから何年経ったやら。

私も塩野さんは大好きです。特に「チェーザレ・ボルジア」好きですねえ。

今後ともよろしくお願いします。
「ローマ人の〜」は、読み応えがありますね。最初のほう読み返すと、すでに忘れていて、もう一度楽しめたりしてたらーっ(汗)
カエサルもはまって、「ガリア戦記」にも手を出したりしましたが、「悪名高き皇帝たち」に登場するクラウディウス帝の描かれ方が、司馬さんの「胡蝶の夢」主人公に対するような優しさがあって好きです。
小説というよりは伝記といった文章ですよね。
特に「ローマ人の物語」ではそれが顕著です。
何人か「余談」が足りないと書かれていた方がいらっしゃいますが、
その通り小説として読むには文章に面白みがないと思います。
淡々としすぎで事実をそのまま紹介しているだけと言えばいいでしょうか。
扱っている内容や題材そのもの、掘り下げ方などは面白いです。

また、この人も「司馬史観」のような独自の視点を持っているみたいです。
語り口が冷たいので大きく表には出てきませんが、
結構好き嫌い(と言うよりは尊敬に値するかしないかかな)で
人物のクローズアップのされ方や評価度が違いますね。
史学科出身の友人は「そこがだめだ」と言っていましたね。
小説としてはそれでいいと思いますが、
上に書いたように文章がおもしろくないので…。

歴史小説家としては宮城谷昌光の方が司馬遼太郎には近いと思います(こちらも司馬遼太郎賞受賞済み)。
こちらは逆に創作部分が派手すぎるきらいがありますが。
ようやく最終巻を塩野先生は書き上げたらしいがじぶんは文庫の『終わりの始まり』までしか読んでいない。しかし、欧米でも神聖視あるいは半ばタブーとされているローマ史を東洋人で挑戦し、かつ世界的権威の『ローマ帝国衰亡史』に対し違う史観で述べるベストセラーにて当事国イタリアで国民的受賞を果たすとは日本人として誇らしい!また『グラディエーター』という最近の映画を題材にだしたり、海外のドラマ『ROME』のヒットぶりや現在の民主主義の原型の概念理解の傾向からも非常に時を得た作品だと思う。まさに司馬史観の世界的ヒットだ!
塩野さんの『わが友マキァヴェッリ』がいいです。フィレンチェ史としてもいいですし、塩野さんのマキァヴェッリに対する惚れ込みがいいです。

『ローマ人』ではなんと言っても「ユリウス・カエサル」の巻でしょう。カエサルに対する思い入れが、この巻だけ別巻と思えるほどに迫力が出ています。
私も丁度「終わりの始まり」の文庫版を読み終えた所です。ここまでで31巻ですよ(^^;

「ローマ人〜」の評価は人それぞれのようですが、私にとってはローマ史入門書としてこれ以上無い良書だと思っています。1000年にも及ぶ歴史を淡々と書き連ねるだけでも無く、かと言って過度に装飾してある訳でもなく、喩えて言うならばタイムトラベルの出来の良いパッケージツアーのような。

当然、パッケージツアーですから細かいところで説明の足りないところや、見落としているところもあるでしょうけど、それはオプショナルツアーなり、個人旅行で補完してくださいって割り切りが大切なのかもしれません。

この本に出会わなければカエサルの呆れんばかりの天才的活躍や、ハンニバルの不屈の闘志を知らずに人生を過ごしただろうと思うと、それだけでもこの本には感謝したい思いです。
あ、そろそろ最終巻が出てきてる頃ですかね?
文庫版がなかなかでないので、ハードカバーで読み進めていって、気が付いたら文庫版が一気に追い付いてきていて、ショックを受けてますもうやだ〜(悲しい顔)
本の扉を開くだけで、遥か遠くの、二千年前の世界に旅ができるようで、「すべての道はローマに通ず」の巻が好きです。
7年もレスが無いので今更書き込んでもどうなのか、とは思いますが、司馬遼太郎ファンであり、且つローマ人の物語読了してます。一度挫折しましたが昨年再開して4ヶ月で読破しました。私には司馬作品同様とても読み易かったです。初めて西洋史に触れた思いでした、半世紀も生きてきて。街道をゆく以外の司馬作品は残り少なくなってきているので(今日は花咲ける上方武士道を読み終えました)塩野さんのローマ人の物語以外の作品に手をつけてみます。
>>[38]
司馬遼太郎さんも塩野七生さんも読み易いですよね。読み易すぎて、読み終わると、あれ?何が書いてあったっけ?ってなる事がしばしば(^^;
塩野七生先生が文芸春秋に生前の司馬先生との対談の思い出を書いておられましたペン

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