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横浜隼人の野球☆コミュの2010夏 準々決勝 対横浜創学館

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「横浜隼人 延長サヨナラ
シーソーゲーム 横浜創学館下す」

▽準々決勝(横浜)

横浜創学館
004 021 000 0 : 7
012 300 010 1 : 8
横浜隼人

(延長10回)

【評】
両チーム合わせて
27安打、15得点の打撃戦を、
横浜隼人が延長サヨナラ勝ちした。
横浜隼人は延長10回、
敵失と安打、死球で無死満塁。
強行策で2死となったが、
鈴木航の中前打で試合を決めた。
計18安打も2併殺などで
攻めあぐねたが、
最後は打ち勝った。
横浜創学館は、
長尾の逆転3ラン、
岩崎の2点本塁打などで
食い下がったが、
七回以降、隼人のエース今岡を
攻めあぐねた。



【横浜隼人】
(※左から?打数?得点?安打?打点?三振?四死球?犠打?盗塁?失策)
?上野 5-1-4-0-0-0-0-0-0
?工藤 4-1-2-2-0-2-0-1-1
?中島 6-1-3-1-0-0-0-0-0
?大野 6-0-0-0-0-0-0-0-1
?鈴木航 4-0-1-2-1-1-1-1-0
?菅野 4-1-1-0-1-1-0-0-0
?上畠 5-0-3-1-0-0-0-1-0
?稲垣 5-1-1-0-1-0-0-0-0
?飯田 1-0-1-1-0-0-0-0-0
1鈴木涼 0-0-0-0-0-0-0-0-0
1今岡 4-3-2-0-0-0-0-0-0
-------------------
計 44-8-18-7-3-4-1-3-2


【投手】(左から?回数?打者?投球数?被安打?奪三振?四球?失点?自責)
飯田 2.1/3-13-47-4-1-1-3-3
鈴木涼 2/3-3-12-0-1-0-1-0
今岡 7-30-106-5-3-4-3-3

▽本塁打
長尾(飯田) 岩崎(今岡)

▽三塁打
上畠(隼人)

▽二塁打
上野、稲垣、中島、今岡(隼人)
内野、五木田、島崎、長尾(創学)

▽併殺
創学2
(五木田-遠藤-長尾) =大野(4回)
(岩崎-長尾) =中島(2回)

隼人0

▽残塁
創学9
隼人13

▽暴投
今岡

▽妨害出塁
上野
日大0
隼人1(上畠)

▽審判
島田、清水、深沢、高橋、工藤、春日

▽試合時間
3時間20分

※※※※※

【信念曲げずに力勝負】
豪打対豪打。力勝負の果てに見えたのは、
ありのままを貫き通した横浜隼人の姿だった。
延長10回。
敵失に単打、死球が絡んで無死満塁としたが、
水谷哲也監督(45)は次打者にスクイズのサインを送らず強攻。
二飛、捕邪飛に後続が倒れ、逸機したかに見えた。
しかし鈴木航の中前打でサヨナラ勝ち。
監督は「18本打っているのに、あそこでスクイズはない。
これが隼人の野球」と、
勝敗を分かつ際でも信念を曲げなかった。
これだけ肝を冷やす展開にも、
選手はよく周りが見えていた。
相手に本塁打が出た際、
隼人ベンチからはライバルへの拍手が起きた。
その真意を主将菅野は
「今まで厳しい練習に耐えてきたし、最後は楽しみたい」と話す。
昨夏の甲子園で対戦した花巻東ナインが
隼人ベンチに向かって拍手を送っていたのを見て、
取り入れたものだ。
メンバー全員を合わせると、
1日で5千回バットを振り込むこともある。
それらの鍛錬が自信に変わり、心にゆとりを生む。
ノーシードからはい上がってきた昨年の王者。
頂点に向けて、技術以上のものが求められる、
ここからが勝負だと知っている。


【鈴木航 直球狙い澄まし殊勲打】
延長10回2死満塁。
左打席に立った横浜隼人・鈴木航に、
女神がほほ笑んだ。
この日の初安打が中前にサヨナラ打となった瞬間、
左手で軽くガッツポーズ。
すぐにチームメートにもみくちゃにされ、
手荒い歓迎を受けた。
「真っすぐのインコースを待っていた」という狙い通りに、
横浜創学館の左腕中嶋から
2球目が投じられた。
「少し差し込まれたが、
振り切ることができた」。
やり遂げた満足感がにじんだ。
大会序盤は打撃不振で、
左手の力を緩め、
右手で支えるようにスイングする調整をした。
5回戦で3打数3安打。
「調子が上がってきた」と
手応えを感じていたものの、
最初の打席で空振りの三振。
三回に2点目となる右犠飛を打ったが、
納得していなかった。
気持ちを切り替える方法がある。
ピンチで常に笑うことだ。
センターの守備位置に入るとき、
ネクストバッターズサークルで出番を待つとき、
仲間に笑顔を振りまき、
1点を争うシーソーゲームの緊張を忘れさせた。
「こういうゲームができることが楽しい」。
もちろん、最後に笑った顔が、
この日一番の笑顔だった。


【尻上がりの好投】
四回から登板した
横浜隼人のエース今岡が、
7回3失点と好投。
七回以降はスコアボードに0を並べ、
サヨナラ勝ちを呼び込んだ。
ロングリリーフを念頭に、
「前半は3球勝負でいった」と
捕手の菅野。
五回、2点本塁打を浴びて
「置きにいってしまった」と悔やんだが、
その後は尻上がりに調子を上げた。
「毎年、この時期になると
スットン、スットン落ちる」(水谷哲也監督)
というシンカーが、
面白いように決まった。
「空振りも取れたので投球が楽になった」と今岡。
要所では捕手のサインに首を振り、
昨夏は先輩捕手に任せていた配球を主導した。
大会とともに調子を上げてきたエースは、
「昨年は先輩たちに連れて行ってもらった甲子園に、
自分たちで行きたい。
あの雰囲気を確かめたい」と
思いをはせていた。


【打線の火付け役】
横浜隼人の1番上野が、
5打数4安打と爆発。
計18安打を連ねた打線の火付け役となった。
「先頭打者としてチームに勢いをつけたかった」と上野。
初回、スライダーを右中間にはじき返すと、
その後も快音が止まらなかった。
第2打席は打撃妨害で出塁。
唯一凡退した八回も、
右打ちで同点の走者を三塁に進め、
役割を果たした。
延長10回は無死一塁の場面。
「次につなげたい」と
変化球に食らいつき、
サヨナラ勝ちを呼び込んだ。
昨夏もベンチ入りを果たした甲子園まであと二つ。
上野は「接戦を制したのは大きい」と振り返り、
「次の横浜戦でも、
第一打席に二塁打を放ちたい」と意気込んだ。


【「最弱」横浜創学館、非力の汚名晴らす打撃戦】
負けて悔しくないはずがない。
しかし、横浜創学館の選手は試合終了後の整列で、
笑顔さえのぞかせた。
「ここ10年で最弱」。
昨秋から森田誠一監督(45)に言われ続けてきたことだ。
指揮官の目には、打線が例年に比べて非力に映っていた。
だがこの日、そんな“汚名”を晴らすように
昨年の覇者に真っ向から打撃戦を挑み、
2度の逆転劇を演じた。
主砲長尾が三回に逆転3ランを放つなど4打点だ。
三回に1点差に迫られた際は、
内野手がマウンドに集まり、
「追い付かれても逆転してやるから」と、
先発五木田の背中を押した。
県横須賀との3回戦。
九回2死から長尾の一発で同点として延長戦を制したように、
粘り強さに自信を持つ。
試合のペースは手放さなかった。
七回以降、横浜隼人のエース今岡に無安打に封じられた。
しかし指揮官は言う。
「よくここまで打てるようになった」。
長尾は「途中から低めに集められて…。
やっぱり前回の覇者。精神的な強さを感じた」と相手をたたえたが、
4番らしい4番が見せた輝きが曇ることはない。
2本塁打で横浜スタジアムを沸かせた豪打・横浜創学館。
すがすがしさを残して球場を後にした。

コメント(1)

大接戦でしたね。

前祝いに甲子園で横浜に勝ちました。

明日も頑張って下さい。

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