テレビの大罪
和田秀樹
テレビでも活躍している、精神科医の和田氏の作品です。
新書本でサクサク読める流れで、和田氏の考えが凝縮している一冊です。
テレビというメディアは影響力が強い・・・が、その根幹をなしているものは、正しく情報を伝えることではなく、テレビ局の保身とも読めるものを確立して、世間体を気にするものだということが和田氏の意見と感じました。
帯にもあるように、ウエスト58ｃｍ幻想の大罪、命を大切にの報道が医療をつぶすなど、様々な視点を実際にあったニュース、時事ネタを出しながら語られています。
中には、こんな過激な表現は大丈夫なのかと心配するような一面もありましたが、私としては面白く和田氏の意見を拝読できたなというのが、率直な感想です。
読んでいて納得した部分を、ひとつ紹介します。
画面の中に地方は存在しないということです。簡単に言えば、テレビで言う世論調査はすべて東京、たまには大阪でとった統計で、日本全体の意見ではないというところです。
個人的には、納得の一言でした。
テレビを見て笑っている方、メディアの情報伝達に疑問を持っている方にぜひお勧めの一冊です。
和田秀樹
テレビでも活躍している、精神科医の和田氏の作品です。
新書本でサクサク読める流れで、和田氏の考えが凝縮している一冊です。
テレビというメディアは影響力が強い・・・が、その根幹をなしているものは、正しく情報を伝えることではなく、テレビ局の保身とも読めるものを確立して、世間体を気にするものだということが和田氏の意見と感じました。
帯にもあるように、ウエスト58ｃｍ幻想の大罪、命を大切にの報道が医療をつぶすなど、様々な視点を実際にあったニュース、時事ネタを出しながら語られています。
中には、こんな過激な表現は大丈夫なのかと心配するような一面もありましたが、私としては面白く和田氏の意見を拝読できたなというのが、率直な感想です。
読んでいて納得した部分を、ひとつ紹介します。
画面の中に地方は存在しないということです。簡単に言えば、テレビで言う世論調査はすべて東京、たまには大阪でとった統計で、日本全体の意見ではないというところです。
個人的には、納得の一言でした。
テレビを見て笑っている方、メディアの情報伝達に疑問を持っている方にぜひお勧めの一冊です。
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