予測値により以下の1600Hz秒信号を40ミリ秒引き伸ばし、毎正秒から45ミリ秒間とする(n を 1 ≦ n ≦ 8 の自然数とする)
+0.1 × n 秒の場合 - 毎分1秒から n 秒まで
−0.1 × n 秒の場合 - 毎分9秒から 8 + n 秒まで
予測値が0.0秒の場合 - 1600Hz秒信号は本則どおり5ミリ秒間とする
毎時10分毎のポーという信号音の前(x9分30秒からx9分52秒まで)には、上記の信号音に重ねてモールス信号(信号音周波数1000Hz)の「JJY JJY hhmm(24時制の時・分を4桁数字に符号化したもの。例として、9時00分は「0900」、16時30分は「1630」)」が流れ、続いて女声の合成音声で「JJY、JJY、○時、○分、JST」とアナウンスがあり、最後にモールス信号で伝播状態のステータスが5回続けて流された。
N - 伝播状態が正常である
U - 伝播状態に異常(磁気嵐、Eスポなど)が発生する可能性がある
W - 伝播状態に異常が発生している
時計の修正に限らず、正確な周波数であることを利用してアナログ式短波受信機での受信の手助けになっていた。またアマチュア無線機等の短波無線機での周波数表示の較正にも利用された(ダブルビート法でマーカー発振器を較正、正しく調整されたこのマーカーで更に周波数表示器を修正)。