馬論(ＪＲＡ日曜重賞レース予想)コミュの第33回東海テレビ杯東海Ｓ(G2)

「東海S(GII)」は13年から1月の中京開催に移行したレースとなるので、06～12年に同時期で行なわれた平安Sを含めて、過去10年の傾向を振り返りますので、参考にしてみてください。

平成28年1月24日（日）
中京11R「東海S(GII)」
ダート1800m

攻略のカギ

・人気と配当→上位人気馬に偏った予想は禁物！
1月の中京に移行してから1番人気は【2・0・1・0】でいずれも馬券絡み。12年まで同時期に行われていた平安Sを合わせても【2・4・1・3】と堅実な成績を残している。ただし、馬連が3桁配当に落ち着いたのは1回のみ。8番人気以下の伏兵が4回連対、馬連平均は3197円と中波乱傾向を示しており、上位人気馬に偏った予想は禁物。

・ステップ→GI組が主力ローテ！
ここ6年で毎年馬券絡みをしているチャンピオンズC（旧JCダート）組と、中京に移行してから3年連続で連対馬を送り出している東京大賞典のGI組が主力ローテ。両者を天秤にかけると、後者は2連覇中、過去3年4頭出走で3連対と好走率でも前者を大きく上回る。東京大賞典組に分があると見るべきか。ただし、馬券に絡む上位人気馬の大半は前記GI組で、穴を狙うなら他路線組。6番人気以下で連対した5頭中3頭は1600万組、オープン特別組で、格上ローテ組を相手に健闘して穴をあけた。今年もチャンピオンズC組、東京大賞典組以外に穴馬が潜む！？

・年齢→5歳馬が中心も高齢馬の激走は侮れない！
年齢別では5歳馬が【5・3・4・24】で他世代をリードしているが、健闘しているのが【3・4・0・35】の7歳以上の高齢馬。特に過去3年は【1・ 3・0・12】と毎年連対馬を出している。なお、前走12月出走馬にまで絞れば【1・3・0・3】。実は連対馬4頭すべてが該当する。

これが危険

・前走2桁着順！
前走で2桁着順だった馬は【0・0・1・36】。レース格に関係なく、大敗からの巻き返しは難しい。15年3着インカンテーションだけが例外だが、同馬は前々走（みやこS）を制し、前走がGIだった。

・6歳馬
【1・1・3・43】で連対率4.2%という壊滅的な数字を出している6歳馬。過去3年は13頭が出走して4着が最高。15年11着ナムラビクターを含め、3年連続で2番人気の6歳馬が凡走している。