馬論(ＪＲＡ日曜重賞レース予想)コミュの第56回京成杯(G3) ～平成28年1月17日(日)～

「京成杯(GIII)」の過去10年のデータを基に分析していきますので、参考にしてみてください。

1月17日（日）
京都11R「京成杯(GIII)」
芝2000m

攻略のカギ

・人気と配当→超伏兵馬の台頭は限りなく少ない！
1番人気は【3・4・1・2】の堅実駆けで、続く2番人気【3・0・1・7】、3番人気【2・1・0・7】と、3着以内30頭中、半数の15頭を1～3番人気が占めている。1、2番人気が揃って連対を外したのは13年の1回だけで、その年の馬連も4590円。6回は3桁～1000円台の配当に落ち着いており、万馬券決着は1回もない。クラシックを目指す素質馬が春の始動戦に選ぶケースが多く、超伏兵馬の台頭の余地は少ないと見る。

・ステップ→適度にキャリアを積んだ馬が有利！
最も多くの好走馬を輩出しているのは【3・1・2・21】のホープフルS組だが、好走率は【3・0・1・4】のエリカ賞組が上回る(同レースは14年を最後に休止。15年で該当するのはシクラメン賞か)。ただし、前走500万組で2着以下から連対した馬は1頭もおらず、勝っていることが絶対条件。朝日杯 FS組も【2・1・0・6】と健闘しており、距離は違えどGIで揉まれた経験はGIII戦では大きな強みになるということか。他では、ややレース間隔は開くが、【0・2・1・2】の東スポ杯2歳S組、【1・2・1・26】の未勝利組が有力。一方、新馬組は【0・0・1・12】と劣勢で、適度にキャリアを積んだ馬が有利。

・キャリア→キャリア3～4戦馬に良績が集中！
キャリア別で見ると3～4戦の馬が合わせて【9・7・2・40】で、1着馬の10頭中9頭(公営所属馬を含む)、連対馬も20頭中16頭が該当。逆にキャリア2戦馬の連対は新馬→GIIIを連勝した09年1番人気2着ナカヤマフェスタのみ。15年もキャリア3戦馬が1～3着を占めた。