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アムネスティ子どもネットワークコミュの【AI発表国際ニュース】イラン:未成年時犯罪者に対する処刑の停止を

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アムネスティ発表の国際ニュースをお送りします。
本文にも記載がありますが、イランは1990年以降、世界で最も多くの未成年時犯罪者を処刑してきた国です。

このニュースはアムネスティのHP上でも読むことができます。
http://www.amnesty.or.jp/modules/news/article.php?storyid=320

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アムネスティ発表国際ニュース
(2007年6月27日)

アムネスティ日本 <info@amnesty.or.jp>
http://www.amnesty.or.jp/

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イラン:未成年時犯罪者に対する処刑の停止を
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AI Index:MDE 13/078/2007

「娘のデララは、無実の罪を着せられました...正しい裁きが下る日まで、私た
ちを助けてください。ここには、ヒューマニズムも正義もありません」。2007年1
月11日、死刑囚デララ・ダラビの父親は語った。

アムネスティ・インターナショナルはイラン政府と司法当局に対し、これ以上未成
年時犯罪者を処刑しないために執行停止命令を出すよう、また、未成年の犯罪者が
死刑判決を受けないように法律を改正するよう求める。アムネスティの新しい報告
書によれば、未成年時の犯罪で死刑判決を受けている人が、イランには少なくとも
71人いる。イランは、1990年以降、世界で最も多くの未成年時犯罪者を処刑してき
た国である。

「18歳未満の時の犯罪、つまり未成年時の犯罪によって死刑判決を言い渡される国
は、事実上、世界じゅうでイランだけです。このような恥ずべき行為は終止符を打
ち、罪を犯した子どもを処刑することは誤りであると考えている国際社会と歩調を
合わせる時が来ているのです」と、アムネスティ中東・北アフリカ部長のマルコ
ム・スマートは述べた。

新しい報告書『イラン:子どもたちを処刑する最後の国』で、アムネスティは、未
成年時の犯罪で死刑判決を受けていることが判明している71人の名前を列挙してい
るが、報告されていない死刑のケースが多いと考えられるため、実際の数字ははる
かに多い可能性があると記している。1990年以降に処刑された24人の未成年時犯罪
者のうち11人は、執行の時にもまだ18歳になっていなかった。残りの人びとは、死
刑判決を受けてから執行までの間に18歳になったか、あるいは裁判で死刑判決を受
けた時にはすでに18歳になっていた。

「イラン当局は、未成年時犯罪者を処刑していないと言っていますが、今年に入っ
てこれまでに、すでに2件を記録しています。1人は、19歳のモハマド・ムサビで、
16歳の時の犯罪によって4月に処刑されました。もう1人はサイド・カンバル・ザヒ
で、5月27日にザヘダン刑務所で絞首刑になりました。処刑の2カ月前に、6人のバ
ルチ族の人びととともに死刑判決を言い渡された時、彼はまだ17歳でした」とマル
コム・スマートは言った。

新しい報告書でとりあげている7つのケースの中に、アテフェ・ラジャビ・サハー
レのケースがある。彼女は、「純潔を汚す罪」で死刑判決を受け、2004年8月に16
歳で絞首刑となった。処刑の翌日、裁判所職員は、ラジャビは22歳だったと新聞に
語った。このケースによって、イランの司法制度が子どもを保護していないことが
わかる。またこのケースは、死刑の執行さえも18歳になる前に行なわれる場合があ
ることを示す証拠である。報告書には、18歳未満の時の犯罪で処刑されたケースが
さらに17件紹介されている。

未成年時犯罪者の処刑は、イランでの処刑全体からみればわずかだが、このこと
は、未成年時犯罪者の処刑を全面的に禁止している国際法にもとづいたイランの約
束と義務を政府がないがしろにしていることを示している。2003年以降、イラン以
外で未成年時犯罪者を処刑したことが記録されている国は、中国、スーダン、パキ
スタンだけである。ただし、中国とパキスタンは、未成年時犯罪者は処刑していな
いと主張している。イランの未成年時犯罪者の執行数は、毎年、他のすべての国の
合計よりも多い。

政府や司法当局の中には、未成年時犯罪者に対する死刑を廃止しないまでも、減ら
すことに賛成の人びともいるようだが、進展はあまりにも遅い。たとえば、2001年
に提出された法案は、未成年者に対する死刑の廃止への道を開くか、あるいは少な
くとも未成年時犯罪者の死刑相当犯罪の数を減らすことになると思われるが、この
法案は今もまだ、政府と司法当局で審議中である。

未成年時犯罪者が処刑され、イランの死刑制度全体に問題がある中で、よい兆候も
ある。とくに、未成年時犯罪者に対する死刑を廃止しようという動きが高まってい
る。この動きの先頭にいるのは、勇気ある人権擁護活動家たちで、すでにいくつか
のすばらしい成果をあげた。

「アムネスティは、年齢や罪状、被告人の性格などにかかわらず、すべての人に対
する死刑に無条件に反対しています。すべての死刑は、人間の尊厳に対する冒とく
であり、人権侵害です。世界人権宣言に謳われている生命権を否定する計画的残虐
行為です」とマルコム・スマートは語った。

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