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オススメ格闘技団体の鑑賞レポコミュの2・18「ZST.9 」観戦レポートその2

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凱旋試合のはずがジンクス通りになってしまった選手の試合をどうぞ。

第7試合 ライト級シングルマッチ ZSTルール

○エリカス・ペトライティス(リトアニア)
[2R 4分03秒 KO]
●所 英男(リバーサルジム)

詳しい試合経過と写真はこちらで→ http://sportsnavi.yahoo.co.jp/fight/other/live/200602/18/a07.html

タイトル「“心”とはモチベーションの高さのことなり」

所VSエリカス
このカードが組まれたときボクは???と思った。
というのも所選手は過去に3度もエリカス選手と闘っている。
昨年、ペケーニョ選手に勝利したりホイス選手とも壮絶な試合を繰り広げた所選手にとって今年、必要なのは「未知なる強豪、もしくは他のリングのエース級とホームのリングで戦うこと」とボクは思っていたからだ。
しかし所選手のブログ(http://blog.livedoor.jp/zst_tokoro/archives/50315909.html#comments)を読んでいて主催者の狙いというものが少し見えた。

というのもボクは「所選手がこの対戦に対しモチベーションを上げきれないでいる」と感じたからだ。
そう考えると主催者の狙いが「年明けの一発目という相性の悪い時に過去に複数対戦経験のあるモチベーションを上げづらい相手。
ということはこの一戦で見事、快勝すればプロとして一本立ちさせる!
みたいな事も頭に入っているのかもしれない」と思った。

対戦カードが決まりブログを読んだときは悲観したりもしたが試合前は「今の所選手には勢いがある。
だから大丈夫だろう、去年までの所選手ではないのだから」と楽観視して試合を見守った。

だが試合が始まると悲観していた方向に試合が流れていく。
決して体調が悪いようにもみえなかったし技も出ていた。
しかしボクの目には心と体がバラバラのようになっているように観えたのだ。
それがよく出ていたのは奇襲技を出すタイミング。
技の切れは悪くないものの心がついていってないのでタイミングがバラバラだった。
それとグラウンドの状態でブレイクがかかったにも関わらずなかなか起き上がれないところ。
ダメージでなかなか立てないというよりも切れ掛かっている気持ちをなんとか奮い起こそうとしている姿にみえてしまった。

そんな状態ではペースを掴めるはずもなくなんとか凌いではいたものの徐々にエリカス選手のペースになっていき最後はエリカス選手の連打を浴びKOで敗北した。

試合後、所選手は「心がなかった。」とコメントを残していた。
巷では取材などで練習時間がどうのこうの。
環境の変化による慢心など。
敗戦の言い訳を並べている。

しかしボクは直接の原因は練習時間が思うように取れなかったとか慢心などではなく彼自身の言うように“心”すなわちモチベーションの低さにあったと思う。

つまりはまだプロになりきれていない部分が彼にはあったからだと思うのだ。
ボクはプロのファイターとは試合をするときはいかなるときでも心・技・体を高いレベルで維持してリングに上がるものだと思っている。
今回それを所選手ができなかった以上、彼のことをプロのファイターとは呼べない。
セミプロだ。

「ヒドイ!言い過ぎだ」そんな声が聞こえてきそう。
確かに言い過ぎかもしれない。しかしそれはボクが彼に本気でプロのファイターになってほしいとの表れでもあるのだ。

ボクは今、所選手が普段している清掃の仕事をしている。
自分が実際にやってわかるのだが厳密なことを言えば清掃の仕事というのはたとえ自分が出なかったとしても別の人が行ってその結果、お客さんが「綺麗になりましたね。」と満足してくださればそれでいい仕事なのだ。
確かに慣れ親しんだ現場であれば自分が出たほうがいいに決まっている。
しかし代わりが利かないわけでもない。
つまり清掃員、所英男の代わりならいる。

だがファイター、所英男の代わりは絶対にいない。
それはファンの方のみならず昨年、シンデレラボーイと称された彼の活躍を観れいた人たちならわかるはずだ。
所選手だったからペケーニョ選手に勝利できて所選手だったからホイス選手ともあれだけの試合ができたのだ。
だからこそ彼にはプロの選手として一本立ちしてほしい、成功を修めてほしいという思いが人一倍強い。

今回、所選手は負けてはしまいました。
しかし彼は冷静に反省して次なる試合に向けてもう今頃、努力を重ねていることだと思う。

今、オリンピックが開催されているからでしょうかボクは時々こういうことを思ったりします。
「時に結果は人を裏切ることがある。しかし努力したことは絶対に人を裏切らない。」

昨年の年明けの初戦も所選手は負けていて結果に裏切られました。
しかしそれでも尚、努力したことは絶対に人を裏切らないとの信念のもとに練習に励んでいたからこそ所選手はあれだけの活躍をすることができたのだ。
物は考えようです。
歴史が繰り返されたのならばまた這い上がった歴史も繰り返せば良い。
そしてその結果這い上がることができたのだとしたらそこからは自分の手で未来を切り開けばよい。

所選手同様、今回の敗戦は物語の序章に過ぎないのだと切り替えて3月15日、日本武道館に彼の応援に行きたいと思います。













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