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新型コロナウイルス禍で生活困窮が深刻化する中、貧困問題に取り組む「反貧困ネットワーク埼玉」などが二十一、二十四の両日、さいたま市と熊谷市で生活相談会を開く。弁護士や司法書士ら専門家が対応し、その後の生活保護申請にも同行する。
生活保護の申請数は昨年度、コロナ禍の影響で十一年ぶりに増加した。しかし、同団体によると、役所の窓口では「若いから働ける」などと申請を断られることが少なくないという。
行政が申請者の親族に、申請者を援助できるか問い合わせる「扶養照会」も申請をためらわせる理由になっているほか、制度を利用することへの負い目や恥じらいの意識も根強い。
団体には最近、仕事と住居を同時に失った二十、三十代からの訴えが相次いでいる。「道の駅庄和」（春日部市）で車上生活をしている人もいた。団体代表の藤田孝典さんは「一人でも多くの人の命を救いたい」と相談を呼び掛けている。
二十一日は午後一〜四時、さいたま市大宮区宮町の埼玉中央法律事務所で。二十四日は午後一〜五時、熊谷市宮町の熊谷商工会議所で。事前予約不要。問い合わせは、反貧困ネットワーク埼玉＝電０４８（６８７）０９２０＝へ。 （近藤統義）
新型コロナウイルス禍で生活困窮が深刻化する中、貧困問題に取り組む「反貧困ネットワーク埼玉」などが二十一、二十四の両日、さいたま市と熊谷市で生活相談会を開く。弁護士や司法書士ら専門家が対応し、その後の生活保護申請にも同行する。
生活保護の申請数は昨年度、コロナ禍の影響で十一年ぶりに増加した。しかし、同団体によると、役所の窓口では「若いから働ける」などと申請を断られることが少なくないという。
行政が申請者の親族に、申請者を援助できるか問い合わせる「扶養照会」も申請をためらわせる理由になっているほか、制度を利用することへの負い目や恥じらいの意識も根強い。
団体には最近、仕事と住居を同時に失った二十、三十代からの訴えが相次いでいる。「道の駅庄和」（春日部市）で車上生活をしている人もいた。団体代表の藤田孝典さんは「一人でも多くの人の命を救いたい」と相談を呼び掛けている。
二十一日は午後一〜四時、さいたま市大宮区宮町の埼玉中央法律事務所で。二十四日は午後一〜五時、熊谷市宮町の熊谷商工会議所で。事前予約不要。問い合わせは、反貧困ネットワーク埼玉＝電０４８（６８７）０９２０＝へ。 （近藤統義）
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