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タオバオ代行コミュの『エリアもお客さんの層も』

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弊社も小さい会社ですので、ランチェスター経営の本は愛読書のひとつに
なっております。

僕は多く本を読みますが、小説やミステリー、サスペンスなどの領域の本は
一度読むと古本屋さんに売ることにしています。




しかしながらビジネス関連の本は、自分のなかで永久保存版だなと思える
ものをキープしています。



ランチェスター経営の本もその中の一つで、売らない本と決め、数回に
渡って読んでいます。


売らないと決めたわけですから、本には赤い線やマーカーでしるしをつけ、
参考書さながらの状態となっています。


この本もずいぶん昔に書かれたもので、要所要所 少し内容が古臭く感じる
こともあるのですが、それ以上に戦略的に共感を覚える内容が多く、
中小企業経営者必読の書であるとも思っています。


とにかく事例がわかりやすく、イメージしやすく、戦略として実行しても
高望みではないため、自分1人でも実行できる内容が多く書かれています。


とかく企業戦略の本というと、


大企業向けの内容じゃないかな?と思えるような本が多く、
ピンと来ないというか、内容がカッコつけて過ぎていて、泥臭さを感じない
ため途中で飽きてしまうことが多いです。



カタカナ英語が無駄に多くて、ストンと心に落ちてこないというか、
意味不明のまま読み進めるために、消化不良を起こしてしまうのでしょうね。



ランチェスター経営の本は、全くの逆で「泥臭さ」を感じるがために
もがいている人にとっては、うってつけの内容だと思います。


ではランチェスターで、一番僕が惹かれている点は何かを言うと、
それは「エリア戦略」に関してです。



この内容は、少しでも事業戦略に迷いが生じたら、読むべき内容です。


簡単に言うと、「とにかくエリアは小さくしなさい」と書かれているのです。

不動産会社や住宅リフォーム業、はたまたコンビニの事例を含めて、
なぜ「営業エリアを小さくしたほうがよいのか」がよく理解できます。

ポイントと書かれたところには、

「敵を追い出すには営業エリアを区切って、一つずつ攻略していこう」と
あります。



上記でコンビニの例を言いましたが、これは7イレブンとローソンの徹底的
な差はエリア戦略の差であるということなのです。



7イレブンって、なぜか近くにまた7イレブンがあると気付かれたこと
ありませんか。

あれなんですよね。

我が家の前の通りには、近隣で3カ所の7イレブンがあります。

こんなに近くにあるんだと当初はびっくりしたものですが、実はそんな
光景は全国にあるのです。


FCのオーナー側からしたら、気が気じゃないかもしれませんが、
ここには明確な企業戦略があると言わざるを得ませんね。


大きな会社でさえも「エリア戦略」は大変重要視しているわけですから、
小さい会社であるほどに、ギュッと絞っていかなくてはいけないのだと
思います。




同様にお客さんの層についても絞ることを提唱しています。

ポイントには、「弱者は客層を絞ろう、誰にでも売るは強者の戦略」と
書かれています。

これもねぇ、とっても大切なことだと思うのです。
この本では、弁当箱の販売について書かれていますが、事例を読んだ
だけでも「なるほど!」と納得してしまいます。




誰にでも売るというスタンスは、かえって売上をダウンさせるというのです。


この当たりの内容は是非本をご覧ください。

小さくても勝っていけるためのスパイスがたくさん散りばめれた秀逸の書
だと思います。



僕の中では永久保存版になる条件のひとつに、

「読めば元気になる」というルールがあります。




上記の本は、間違いなくその部類に入りますし、これからの「個の時代」
にぴったりの内容ですね。



これからは個の時代、これもメルマガでは何回となく言ってきました。
いわゆるスペシャリストの時代です。



組織で言えば縦型が欧米流に徐々に 徐々にフラット組織になってきて、
スペシャリスト同士が横のラインで繋がり、一つの事業がなされていく。
こんな経営イメージが自然と具現化されていく時代です。



よくSOHOと言われますが、これらのSOHOが
横のナインで繋がりプロジェクトが進行していくということも十分に
あり得るということです。


縦型組織にありがちな意思決定の遅さをフラット組織で解消しながら、
スピーディで小回りのきく展開ができれば、何かと急ぎ要求が多い現代
にもマッチしていきます。


ただ難点は、日本人の気質に合うかどうかということと

統率をとっていく立場の人が絶対に必要であるということです。

いくらフラットと言っても「リーダー不在」では組織として変な方向へ
向かったり、わがまま言い放題で収拾つかなくなる可能性があるからです。


だから統括マネージャー的立ち場の人の存在が必要でしょうね。


これらがしっかりと組まれた組織であれば、小回り十分で、
もっとコストダウンが出来て、もっと早く仕事が回せるようになると
思うのです。


小さな会社だからとか、個人だからとか、
何も悲観することもないし、はじめから負けを認める必要もありません。


面白い時代の到来を皆さんで楽しんでいきましょう (^^)



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