タオバオ代行コミュの『感動を与える手段』

小説を読んで、テレビドラマを見て、映画を見て、音楽を聴いて・・・
「感動した～～～～」と　思えるものに　誰しも出会ったことがあるでしょう。

グッと歯を食いしばらないと、ツーーと涙が流れてしまうような感動です。

僕の家には、自分の部屋があります。
でもドアを開けると、すぐの場所がリビングになっています。

先日こんな経験をしました。
部屋でアメリカンPOPを聴いていて、けっこう気分がノリノリだったので
すが、ちょっと喉が渇いたので、リビングに出て冷蔵庫の中を物色しました。
ふとテレビを見ると、「余命何ヶ月○○」という番組でした。
一瞬にして、気持ちがテレビに向かい、立ったままずっと見続けてしまいま
した。

「これやべぇ、ぐっと来る」

つい、数秒前まで部屋で　「フンフンフ～～ン」と陽気風だったのに、
一瞬にして、気持ちが切り替わりました。

けっこう人間って、「感情の継続」がないものなんですね。
シチュエーションが異なれば、感情も瞬時に切り替わるということです。

外部環境の変化によって、感情の継続性が失われるわけです。

ところが、人間は自分の感情を故意に「こういう方向にもっていきたい」
ということもあるのです。

僕がyoutube で「泣ける歌」を探しまくった行為がまさにそれです。

Happyになりたい気分、身の毛もよだつ恐怖を味わいたい気分、
大笑いしたい気分、シリアスに考え込みたい気分、誰も気にせず泣きたい気分
などなど、いろいろな気分になりたいので　それを求める・・・・

WEBサイトをカチカチカチと　意味もなくクリックしている人たちという
のは、「何かを探している」のですよね。

皆さんもお気づきだと思いますが、WEBが果たす効能効果が格段にあがって
きています。
感動を簡単に探せる場所になっているとも思うのです。

そんな風に考えますと、WEBサイトはエンターテイメント性の高いものが
要求されてくるのでしょうね。

カチッとクリックして、あるサイトを訪れました・・・

次に違うところを見るために　カチッと押すまでに　どれぐらいの時間を
要しますか？
早ければ１秒かからないのではないでしょうか。

サイトの「滞在時間」というのは、とっても大事だと思うのです。

Youtubeでは、関連動画が次々（勝手に）出現してくるので、どんどん
つられてみてしまう・・・これなんかも　「滞在時間を長くさせるため」
の術なのではないでしょうか。

これなぁ～～～、ウチも見直さなくてはいけませんね。

商店街でもなんでもそうですけど、「賑わいの雰囲気」があるのとないの
とでは、きっと売れ行きも違うことでしょう。

WEBでもその「賑わい」を演出していかないとならないのだと思います。

感動を与える手段はいっぱいあります。

感動を受け止めるのは、目と耳からの情報が圧倒的に多いです。

WEBの滞在時間をぐっと増やすということは、テレビみたいな
エンターテイメント性をもっともっと出していければ十分に可能です。

秋の夜長、パソコンの前で意味もなく

カチカチカチ　した人

何をお探しでしたか。