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自主映画制作コミュの【近畿】自主制作映画『ピラルクー』役者募集 17〜60歳の方

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武蔵野美術大学4年の横山と申します。
この度は卒業制作を制作するにあたって、出演して頂ける方を募集しております。
内容は以下の通りです。よろしくお願いします。


【募集内容】
一平役(主人公)・・・20歳前後の男性。2週間ほどの撮影になります。

主人公達の両親役・・・40〜60歳の男女。3日ほどの撮影になります。

※奈良県での制作にあたり、近畿地方在住という条件で募集しています。
近畿出身で関西弁を喋れる方等も、スタッフと借家で住み込み可能という方がいましたら是非。
ギャラに関しては自主制作ということもあり基本的にお支払いできませんが、生活費などなどの問題がある場合は要相談とさせていただきます。
交通費、食費等は全額こちらで負担いたします。



【作品タイトル】
『ピラルクー(仮)』

【どのような映画か】
父親との喧嘩がきっかけでドブ川沿いでのサバイバル生活を始めた主人公が、そこで出会った釣堀の少女と共に魚を捕る日々の果てに、親、そして町から旅立って行くコメディ。

【企画意図】
悲しくも、何かに認められたいという欲求が人間という生物には存在するわけで、そのために人々は何かを成し遂げたり、自身の想い、気持ちを他者に伝えたりするわけですが、では今、都内以外のほとんどの、大自然が残っているわけじゃなく、かといって物凄い都市でもないよくある中途半端な田舎町で、人々はどのようにこれらを満たしていけば良いのか。
この映画は普段は何のスポットライトにも当たらない、そういった町に住む人々の精一杯の自尊心を得ようとする様をユーモアを交えて肯定していきます。
人間って駄目だけど、彼らが感じる寂しさや面白さをふんだんに描ければという思いです。

【あらすじ】
 夏。山に囲まれ、中央をどぶ川が流れる田舎町。運動神経くらいでしか褒められることのないこの町で、無駄にプライドの高い高校3年の一平は進学、就職等の進路のことは考えず、ネットで自作のポエムを投稿し自尊心を得る毎日をおくっていた。
 ある日、自分のことを一向に認めようとしない父親との壮絶な口論の末、自分一人で生きていくと家出を決意。が、数日にわたり友人宅での門前払いが続きどぶ川橋下でホームレスとなる。それでも力強く生き抜こうとする一平だったが、不良の暴力や工場汚水の異臭から体力は限界に。壮絶なサバイバルライフをおくる一平はとうとうどぶ川の中に沈んでしまう。
 偶然その川で鯉を捕っていた釣堀で働くチエは一平に魚捕りの仕事を条件に寝床を提供。かくして、一平、チエ、チエの父との共同生活が始まる。釣堀にピラルクーがいると信じ込む中卒の変態女(チエ)や汚水まみれになる仕事に嫌悪感を抱きつつも一平はたくましく成長し、いつしか二人の間には深い絆が成立する。
 しかし、そこへ突然現れた一平の父は、息子に進学を望む熱い思いを一平に伝える。そして父の熱意に打たれた一平は受験戦争へ飛び込む。再び父と二人っきりの生活をおくるチエだったが、突然の父の死。それを知った一平は釣堀にかけつけ、チエをなぐさめるのだが、自身の自尊心の塊とも言えるポエムを嘲笑され壮絶な喧嘩を繰り広げる。池に投げ捨てられるポエム帳。それを取り戻すために水の中へ飛び込んだ一平はピラルクーの幻影を見る。そして逃走したチエを追って山中をさ迷う一平は、山の反対側に広がる、神々しいまでの夜景を見つける。


【制作期間、場所】
撮影につきましては予備日も含め、8月12日〜8月28日までを予定しています。
ちなみに全篇、奈良県での撮影となります。
交通費等は全額支給。
一軒家を借りてスタッフは2週間ほど住み込みます。

【制作方法】
インデペンデント映画の制作ということで演出における、監督、現場スタッフ、役者等の立場による役職の徹底はあまりしたくはありません。この作品についての芝居の演出などを自由に意見しあい、インデペンデントにしかできない、よりクリエイティヴな制作状況を作り出したいという思いからです。
実りある映画作りと出会いが築けたらと思います。



登場人物


田中一平(17)
田舎町に住む高校3年生。普段は竜太、純也とつるんで行動している。
特に娯楽、文化のない田舎に鬱屈としており、年上のヤンキーのいじめから怯える日々をすごしている。勉強も特にできるわけではなく、人に褒められる機会が皆無な彼は、自作ポエムをネッ       トの掲示板に投稿し、馴れ合いコメントで自尊心を得てなんとかプライドを保っている。
万引き等はしないし、不条理なことには強い反感を持つ。不良の命令に逆らったりもする。
この町の若者はこの時期、進学して町を出るか、町で就職するという二択をせまられるのだが、彼自身は「自分程度のおつむで進学するお金はもったいない」と思っており、なんとなくだが、親と同じ公務員として町で働くと思っている。
童貞。


チエ(18)
町の釣堀で働く中卒女。一平たちとは同級生。釣堀を経営している父と二人暮し。 
母親は彼女が幼初期に 男と駆け落ち。そのせいもあってか過度なファザコン。しかし家の外ではふてぶてしい女として同年代の男女からは一目置かれている。そのふてぶてしさのせいか、友達はいない。
一人娘ということからか、どうせ自分は家業(釣堀)を継ぐことになるのだろうという進学してもしなくても行く先は同じということで中卒という選択肢を選んだ。ある種の諦めの良さがある。
釣堀にはピラルクー(淡水魚で最大の魚)が住んでおり、そいつが魚を食い尽くすため、毎日ドブ川に魚をとりに行って補充している。(しかし実際には経営難から魚の仕入れができないだけである。)
そのため、ピラルクーの餌として池にパンや豚肉を投げ込んだり、ピラルクーを呼ぶ儀式として奇行をしたりする。しかし、ピラルクーという嘘か真かわからないものが彼女の自尊心を支えている。
学歴コンプレックス気味。


次郎(45)
チエの父。妻に逃げられ、その影響もあってか経営している釣堀も破産寸前の駄目な感じの男である。チエが高校に行かなかったことにもある種の責任を感じている。本人には言わないが、釣堀の仕事をやめて、今からでも学校にいってほしいと思っている。が、ピラルクーを否定することができない。男手一つでチエを育ててきた。が、女性的な部分(生理だとか、化粧だとか)に関してはうまく教えることができず、困惑している。友達もいなく、学校に行っていないチエのた めか、舞い込んできた一平を快く引き受ける。


勝平太(50)
一平の父親。町役場で働く公務員である。趣味は詩吟でよく家で練習している。
一平には進学してほしいと思っている。


弘子(47)
一平のオカン。旦那と同じ職場で働く公務員。
息子と旦那が喧嘩する時は静かに見守っている。
家ではほぼ常に顔パックをしている。


竜太(18)
一平の友達。ずんぐりむっくりな少年。いつもぴちぴちなリュックを背負っている。無口でほとんど無表情。勉強はできないこともないが、親が銀行員ということもあり、卒業後はコネで就職することが決まっている。本当にどうでもいいこと、意味の無いことを興味本位でやってしまう部分がある。DJ山田のラジオのヘビーリスナー。
放送が途絶えた理由を探ろうと、DJ山田の家を探しまわる。


純也(17)
一平のダチンコ。ひょうきんな性格。やんちゃですぐ調子にのってしまう。しかしとてもピュアな少年。ブドウ農家の息子で、高校卒業後は家の跡をつぐことが決まっている。ということのちょっとした反抗心からか、夜中に部屋をこっそり抜け出てコンビニに煙草を吸いに行くという習慣をもつ。
煙草の銘柄はいくら吸っても味がよくわからないのでわかば。
昔、チエのことが好きだった。


マー君(20)
地元の不良。一平たちの先輩にあたる。進学も就職もせずにのらくらしており、年下の彼らを見つけると、ハードすぎる暴力を行う。学生気分から今だに抜けきれない部分があり、よく学校に忍び込んで一人で野球の練習をしている。
チエには少し気がある。


DJ山田(24)
マー君よりさらに年上。自作番組(というか日常のエッセイ)をミニFMで放送している。        本人としてはどこかの誰かが聞いててくれればという思いだが、彼の両親を除くほぼすべての町中の人が彼の放送を聞いたことがあり、町内では駄目な大人として有名人。同時にミュージシャンになろうという夢があり、弾き語りの練習を家でしている。その際にその自作曲の下手糞な歌声が外に漏れまくっており、ラジオ以外でも近隣では名物と化している。ラジオ生放送中の様子を母親に目撃され、それ以来放送が中断されている。
今で言うニート。


駄菓子屋のおばちゃん(60)
一平たちの溜まり場である駄菓子屋のおばちゃん。店内ではいつもDJ山田のラジオが流れている。


釣り吉(45)
次郎の親友で釣堀の常連客。
そして実はケイコ(チエの母)の兄である。ケイコのこともあり毎月お金を次郎にいくらか渡している。チエはそれらのことを知らない。


ケイコ(41)
チエの母。チエが幼初時代、田舎の虚無さに耐え切れず、男と都会に駆け落ち。
依存性が強く、その後も転々と男を変えまくる。
娘のチエが気になってるのか、時々遠くからチエの様子を眺めに来る。


ピラルクー
チエが釣堀に潜んでいると信じ込んでいる巨大魚。ピラルクーの存在がチエの自尊心を支えている。妄想に近い存在だが、奇々怪々な踊りをすると、反応して水中から巨大な気泡を出す。
最終的に足が生える。


【連絡先】
監督 横山拓矢
PCメール saturday_park@yahoo.co.jp

またはmixiのメッセージでもかまいません。


【この募集について】
 役者さんとお会いする時はできるだけ演技を見させて頂くべきだと思っております。しかしながら私のほうで用意できる場所が奈良県のスタッフ滞在地の借家まで来て頂いて演技をして頂くか、もしくは役者さんの方から演技の出来る場所など教えて頂ければ伺います。とりあえず話すだけでも、という場合は喫茶店などでお話する事になると思います。
 お会いする前にパソコンに顔写真と簡単なプロフィールを送ってくださると助かります。質問等ありましたら気軽にメールしてください。3日以内に返信がない場合は、お手数ですがもう一度送ってください。
 募集の〆切は、一応7月25日(土)までです。よろしくお願い致します。

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