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いしいひさいちコミュの架空選手名鑑

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いしい作品には、野球のネタが多くあり、少年野球から草野球、プロ野球まで、さまざまな選手が出てきます。

見た目がすごい選手、能力がすごい選手、名前だけしか出てこない選手…などなど、架空の選手だけでチームも作れるんじゃないかと思います。

そこで、膨大な作品群の中から印象に残る架空選手を、選手名鑑風に紹介してみようと思います。

コメント(30)

【選手名】バッジョ
【特徴】スポーツ紙に『読売にバッジョが来る!』の大見出し。サッカー好きの久保くんは、

「読売ヴェルディにイタリア出身で、サッカートップリーグのセリエAのスター、ロベルト・バッジョが入団する」

と大喜び。

しかし、記事をよく見たら、

「アメリカの野球のマイナーリーグの3Aからバッジョ内野手33歳が読売ジャイアンツに入団する」

という話でずっこける、というもの。
【選手名】ハニャコトン・ゲミンショモ
【特徴】ヤクルトに新外国人が入団することとなった。ヒロサワら選手たちは、

「とにかくすごいヤツが来る」

と噂します。そして現れたのは…

『バルコン星人』のハニャコトン・ゲミンショモ選手。人間ですらありませんでした。

が、本人いわく「ピッチャー」だと言って、「♪シトシトピッチャ、シトピッチャ〜」と歌ってみたり、バッティングの方が得意だと言って、さっぱり打てなかったり…とまるで期待はずれ。

そのくせ、「日本の野球は練習をしすぎる。要は開幕までに間に合わせればいい」などと、文句だけはいっちょまえの選手でした。
【選手名】ハイキング
【特徴】80年代ごろは日本のプロ野球とアメリカのメジャーリーグとの実力差は今以上に開いていたように思います。

アメリカから来る外国人の中にも日本の野球をナメているんじゃないか、という選手もいて、アメリカでは実績十分の大物スターだったのに、日本に来たらちょっと怪我をしたぐらいですぐに帰国するような『ハズレ外国人』もいました。

スカウトたちが、

「なかには観光気分で来る選手もいる」

と言いながら見ていた新外国人選手候補の中に、ハイキングという名の選手がいました。その触れ込みが、

『右投げ右打ち。強肩遠足』
【選手名】不明
【特徴】プロ野球のスカウトが見つけてきた掘り出し物の選手。なんと160キロを投げるという。

これはすごい、とスカウト部長が視察に行くと…

球速160kmではなく、160kgの岩を投げる男でした。
【選手名】上新庄
【特徴】阪神の新庄剛志選手には双子の兄がいて、弟と同じ阪神に入団することになります。

ところが、見た目どころか名前も『新庄剛志』で一緒。どうにか区別しようということで、

兄が『上新庄』、弟が『下新庄』という登録名になりました。

…バイトくんたちの住処、仲野荘のある界隈の地名ですね。
【選手名】グレンボー
【特徴】5位6位が当たり前だった90年代の阪神タイガース。当然外国人選手もハズレばかりで、1年限りどころかシーズン中にクビになる選手もたくさんいました。

いしい先生も、

『どうせすぐいなくなる阪神の外国人選手の似顔絵なんていちいち描いていられない』

とばかりに、適当な顔を描いたりしていました。

95年と96年に在籍した、バリバリのメジャーリーガー、グレン選手と若手のクールボー選手。2人とも約1年半と、当時の阪神にしては当たりの部類の外国人選手でしたが、いしい先生の手によって、『合成表記』され、『グレンボー』という1人の外国人選手にされてしまいました。

1人で2人分なので、打点を上げると2点入りますが、凡退すると一気に2アウトになります。
【選手名】ソンナ・A・ホーナー

【特徴】ヤクルトに入団したボブ・ホーナーがモデル。
日本のプロ野球チームに入団する際に記述式のテストを課され、
「入団テスト?オウ、海の向こうに私の知らない野球があった」
と驚くが、そのテストがエイズに罹患してないか調べるテストで怒るというオチ。
>>[7]
名前をよく見ると、「そんなアホな」になるのもいいですね。

【選手名】?
【特徴】ドバシ監督の頃だったかのヤクルトの新外国人候補。メジャーリーグの下部組織、マイナーリーグでよく打っているらしいとの情報。

「レベルが下のリーグで打っていても意味がない」

というドバシ監督に対し、スカウトは、

「でも、連続試合出場記録を更新していて、『アリゾナのキヌガサ』と呼ばれているんです」

と薦めました。一度もメジャーリーグに上がれていないだけなので、ドバシ監督に

「なおさら悪いわ!」

と一蹴されました。

個人的に『アリゾナのキヌガサ』という語感がすごく気に入っています。とんでもないバケモノ感がします。
>>[8]
がんばれタブチくんに、タブチとヤスダの特徴を兼ね備えた「安田淵」という選手が登場したのを思い出しました。

【選手名】安田淵
【特徴】巨人の秘密兵器。初出場でいきなり先発しかも打順が五番。どんなすごい選手が出てくるかと思ったらタブチのような豊満体型にヤスダの顔そのもので、テレビで見ていたミヨ子(タブチ妻)が思わず茶を吹く。しかも投げてはヤスダのようなヘロヘロ球で、打ってはタブチのごとく三球三振。

アナウンサー「これのどこが秘密兵器なんでしょうか?」
解説者「だから…秘密にしときたかった兵器なんじゃないですか?」
【選手名】でこ山
【特徴】いしい作品の中でよく出てくる名字の一つ、でこ山。架空野球選手でも数人いるのではないかと思われますが、今回は投手を紹介します。

巨人の王貞治選手が、ホームランの世界記録をあと1本で更新する、と話題になっている時の作品。今のエンゼルスの大谷翔平選手のように、打席に立つごとに注目が集まりました。

対戦する投手だった、でこ山選手。

でこ山「あーやだなー、ホームラン打たれたら一生言われるんだろうなあ…。映像も流されるだろうし…」

でこ山「勝負はやめて歩かせちゃお。ボール球を投げて…」

シュッ

打たれないようにするために勝負を避け、わざとボール球を投げようとしたら、手元が狂って王選手の頭部を直撃。翌日のスポーツ紙には…

『王、頭部死球で再起不能!』
『記録更新は不可能か!』
『リメンバーでこ山!』

…手配犯のように顔写真を載せられ、みんなに覚えられてしまいました。
【選手名】?
【特徴】盟友、星野監督率いる中日ドラゴンズのオーストラリアでのキャンプを視察で訪れるタブチくん。

球速160キロを投げるという、先住民のアボリジニの選手を入団テストしているのですが、星野監督は「全然あかんわ」と呆れていました。

剛速球を投げるのですが、大きく変化して、自分の後頭部に直撃しました。

アボリジニは狩りの時にブーメランを武器として使っていたそうです。
>>[11]
【選手名】?
【特徴】さらに怪力の打者もテストしているのですが、「あいつのせいでケガ人続出じゃ」と星野監督を悩ませています。

鋭いスイングでバットを振り回しますが、そのままバットが回転しながら周囲に飛んでいき、練習する選手にぶつかります。

アボリジニは狩りの時に武器としてブーメランを使っていたそうです。
【選手名】下山田
【特徴】無名校の高校生ながら、球速150キロを投げる逸材。ビデオテープを見ても、確かに本物のスター候補のようです。

スカウト部長「どこにも知られていないな?」
スカウト「このビデオテープをばらまいてなければ…」

『下山田くんの全貌』というビデオテープが出回っていました。本人が売り込みのために製作したようです。
【選手名】山田
【特徴】メジャーリーグで活躍した日本人選手のパイオニア、野茂英雄投手の高校の後輩。彼の協力なくしては野茂の伝家の宝刀フォークボールは完成しなかったという。

記者が取材に行きます。山田選手はどんなボールでも捕る名キャッチャーか、それともフォークボールを教えた名ピッチャーか…?

実際は鼻の穴がでかいだけの男で、野茂投手がフォークボールの握りの2本指を彼の鼻の穴に挿して、シャドーピッチングをして鍛えていたという。
【選手名】?
【特徴】ヤクルト監督野村克也氏の息子。優勝目前の藤田元司監督率いる巨人の胴上げを阻止しようと、3軍で鍛えていた秘密兵器。

野村監督いわく、

「ええ球を投げよる、2塁に」

やっぱりキャッチャーでした。
>>[17]
【選手名】?
【特徴】対巨人用の秘密兵器、野村監督の息子はキャッチャーでした。ヤスダコーチに、

「キャッチャーは古田がいるので別にいりませんよ」

と言われた野村監督が連れてきた秘密兵器第2弾はかつての野村監督の盟友、南海の大エース、杉浦忠投手の息子でした。

これまた父親譲りの豪快なアンダースローのフォームから…

グルグルと腕を回して投球。

野村「ソフトボール選手とは知らなんだ」
【選手名】スタイナー
【特徴】ヤクルトの新外国人選手。『3Aの三冠王』の触れ込みで来日。オーナーが視察する中、打撃練習は空振りばかり。

オーナー「どこが3Aの三冠王だ!ぜんぜんダメじゃないか!」

コーチ「あ、いや、ハイスクールの『3年A組の三冠王』なんです」

スタイナー「チームノタメニガンバル」

コーチはオーナーにどつかれました。
【選手名】田中
【特徴】プロ野球チーム、『北大阪マヨネーズ』の外野手。足・腰・肩・ヒジ・スネ・首・股関節・手首・肉離れ・トラコーマ・尿管結石・慢性胃炎・高血圧など次々に故障し、『214試合連続試合欠場』を記録中。

ただの使えない奴ですが、ひそかに話題になっているので、チームも簡単にはクビにできなくなりました。
【選手名】山田、山本
【特徴】地方球場で開催された阪神ーヤクルト戦。試合途中でヤクルトの山田選手が打席に立ち、阪神の山本投手がマウンドに上がりました。

実況アナ「この山田選手と山本選手はご当地選手だそうで」
解説者「ほう」

実況アナ「しかも親戚ということらしいです」
解説者「へえ」

実況アナ「親同士が法事の席次でもめにもめて、また、借りた畑を返す返さないで相当いがみ合っているそうです」
解説者「ドロドロしてますね」

…山本投手が山田選手の顔面にボールをぶつけました。
【選手名】山本
【特徴】プロ野球チーム『北大阪マヨネーズ』の選手。

契約更改では成績不振のため年俸はダウン。さらにエラーの数がリーグトップだったため、『タイトル料』の名目でさらにダウンとなりました。

『タイトル料』といえば、普通はボーナス的にプラスされるものなのですが…。
【選手名】鶴橋
【特徴】とあるチーム(作中ではチーム名の言及なし)のプロ野球選手。名前からして近鉄バファローズの選手かな?契約更改でなんと90%ダウンの15万円を提示されました。

大幅ダウンの理由は…

『130試合の全試合フル出場で、420打数0安打、打率.000、打点0、盗塁0、エラーが85』

という空前絶後のひどい成績。

選手「使う方が悪いんですよ!」
査定係「出る方もどうかしとるわ!」

…結局、「どうかしてる」と言われつつも、鶴橋選手はサインしてしまいました。
【選手名】弁当
【特徴】明石東高校出身の東淀川大学野球部の選手。

人気も実力もない野球部。応援の観客も少なめ。

そこでキャンパスで学生にアピール。

「野球部の応援に来てください!弁当が出ます!」

これにつられたバイトくんたちが我れ先に送迎バスに乗り込み暴動寸前。これには呼び込みをしていた学生も、

「来るな!満員だ!」

と悲鳴を上げます。

そして弁当目当てに集まった、ひしめき合う観客の中、響いたウグイス嬢のコールは…

「1番、レフト、弁当くん。明石東高校」

…スタンドで大規模な将棋倒しが起こりました。
【選手名】水谷
【特徴】バイトくんたちが所属する草野球チーム、『下新庄ピンクソックス』。新メンバーとして加入したのが水谷くん。なんとあの池田高校でクリンアップを打っていたという。

水谷くんの抱負

水谷「まかせてください!イノシシ打法を見せつけてやります!イノシシ打法は無敵です!ぼたん鍋はみそに限ります!イノシシは偶てい類イノシシ目です!イノシシの子供はうり坊と言います!」

…イノシシのことしか言ってません。というか、そもそも『イノシシ打法』とか聞いたことないので、バイトくんたちもざわつきます。

バイト「おい、あいつ、『どこの池田高校』だ?」
>>[25] 笑福亭仁鶴師匠のご冥福をお祈りします(「池田の猪買い」は絶品でした)。
>>[26]
なるほど、落語の演目でそういうものがあったんですね。ということは水谷くんの『池田高校』は、大阪府池田市にあることになりますね。

別の作品でも、オーストラリアの『アボリジニの血を引く外国人選手をテストしたけどダメだった』というものがあり、オチが、

『投げたボールがぐるっと円を描いて自分の後頭部に当たった』
『バットをスイングしたら回転しながら飛んでいってチームメイトを直撃した』

となっていました。調べてみたら、『アボリジニが狩りの時にブーメランを使っていた』ということが分かりました。いしい作品には『オチの元ネタ』があったりするようですね。

『オチの元ネタ』がわからなくても面白いけど、わかるとさらに面白くなりますねえ。うーん、奥が深い!これは作品をまた読み返さないといけないなあ。
>>[24] 2009年の日本文理準優勝メンバーに切手君がいました。
【選手名】先輩
【特徴】高校の野球部の練習。大会前に先輩が手伝いに来てくれました。

A「すみません。先輩に球拾いなんかさせちゃって」
先輩「いいよいいよ。それより今年こそ、オレたちが行けなかった甲子園に行ってくれ」

カーン!
バシッ!

カーン!
バシッ!

B「すごいな先輩。どんな球も完璧に捕っているぞ」

C「監督、先輩ってポジションはどこだったんですか?」
監督「球拾いだよ」

…たぶん、性格のいい先輩でしょうねえ。
【選手名】山田
【特徴】ドラフト会議のくじ引きでヤクルト入団が決まった新人投手。さっそくインタビューを受けます。

アナ「山田くん、ヤクルト入りが決まった今のお気持ちをお聞かせください」

山田「ハイ、ヤクルトに入ったら、原さん、バースさん、真弓さん、高橋慶彦さん、宇野さんら素晴らしい打者と対戦できますし…」

山田「江川さん、桑田さん、北別府さん、大野さん、遠藤さんら素晴らしい投手と投げ合えます」

アナ「頑張ってくださいね」

山田「ハイ、自分で頑張るしかないですから…」

…当時のヤクルトは弱くて、相手は強敵ばかり。あこがれの選手は他のチームの選手だったようですね。でも、弱いからすぐレギュラーにはなれそう。

ヤクルトスワローズの優勝で、いしい先生も喜んでいることでしょう。

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