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フィリア美術館コミュの宇梶静江 古布絵展 2011.4.28-6.28

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宇梶静江 古布絵展

2011年 4月28日(木)〜6月26日(日)
9:30〜17:00
(最終日は15:00まで)

宇梶静江さんのこれまでの創作をひとつひとつじっくりご覧いただけるように展開します。
宇梶さんの古布絵は、古い和服地等を自由な発想で組みあわせつつアイヌの伝統的な刺繍を活かして制作したもの。3冊の絵本の原画と、掛け軸に仕立てた一点もの等です。

宇梶静江さんは1933年北海道浦河生まれ。働きながら苦学、上京して結婚。詩作もする宇梶さんですが、二児の母の、いわゆる普通の家庭人だったそうです。しかし1972年朝日新聞投書欄に「ウタリ(同胞)よ手をつなごう」と呼びかけたことで、アイヌ解放運動家としての道を歩みます。たくさんの賛同を得ますが、アイヌであることを伏せて暮らす同胞の反感も呼ぶなど、苦悩の日々でもあったそうです。
アイヌ刺繍を始めたのは62歳になってから。“目で見るアイヌの叙事詩”を作りたいとの思いから、北海道ウタリ協会札幌支部主催の講座に入り、アイヌ伝統の紋様や刺繍、アイヌ文化の勉強をし直しました。
宇梶さんは「わたしにとっての創作活動は、自分の生きる糧として続けてきたもの。生きていく上で、自分を勇気づけるためにやってきたことですから、じつはアーティストとして活動しているという意識はありません」とおっしゃっています。しかし宇梶さんの作品には生き生きとしたカムイ(神)が宿り、自然と人間が調和した大らかで美しい世界がひろがっています。
本展では、宇梶さんのこれまでの創作をほぼ網羅して展観いたします。作品にこめられた多様ないのちへの慈しみを多くの方々と分かちあえるよう願っています。

<主な著書>
『トーキナ・ト アイヌの神話 ふくろうのかみのいもうとのおはなし』福音館書店
『セミ神さまのお告げ アイヌの昔話より』福音館書店
『シマフクロウとサケ アイヌのカムイユカラ(神謡)より』福音館書店
『アイヌの治造物語 思いはこずえからこずえにつなげて』同成社

●会期中のイベント

◎5/22(日)「アーティスト・トーク」午後2時〜
作品をご覧になりながら、宇梶静江さんのお話しをききます。
入館料のみでご参加いただけます。お気軽にご参加ください。

◎6/26(日)午後4時開場.午後4時半開演 (午後3時でいったん閉館します)
「あやなすひびき」朗読:中尾幸世 笙:田島和枝
○チケット
前売券:3,500円 前売ペア券(お二人で) 6,500円
当日券:3,800円
全席自由席(茶菓あり)

前売券は、フィリア美術館(メール・FAX)でご予約の上、
メール・FAX・インターネットからご予約いただけます。
お支払いは郵便振替となります。

■メール・FAXでのご予約の流れ

1. お名前・ご住所・電話番号・チケットの種類と枚数を記入して、フィリア美術館宛てに送信してください。
◇メール送り先 → organ2011@philia-museum.jp
◇FAX送り先 → 0551-36-4221
2. 数日内にお支払い等についてご案内いたします。
3. チケット代金をお振り込みください。
4. ご入金を確認次第、チケットを郵送させていただきます。

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