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☆お題DE詩人☆コミュの「さく」

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はじめてのお題投下です。
ちょっとどきどき。

平仮名2文字です。
何でもアリです。
みなさまの想像力にお任せです。


…Danteさん、こんな感じでよろしいでしょうか。
よろしくなくても始めてしまいましたが(笑)

コメント(7)

嗚呼
誰も彼も
‘初め’と‘終わり’は
ただ独り

なのに
‘間’は独りが寂しくて
けれどたくさんは嫌いで

縁の糸を引き裂いて
己を精一杯に咲かせ
再度縁を手繰り寄せ
より己を咲き誇らせ

嗚呼
どうしてこんなに我儘なのだろうね
傷つけあって舐めあって
そして強くなったと錯覚するのだね

嗚呼
どうしてこんなに
「さようなら」

凍える冬の風に

微笑むのは

私とは違う

冬の旅人


「お幸せに」

私の心に

氷の華

切り裂くほどに

咲き乱れ



『冬の旅人』

朔


その日は本当に
本当に 寒かった
凍えたのはきっと身の内側で
小さな世界を憎んだ
きっと そんな自分自身を

今夜 月が昇りません
夜毎包んでくれた 月が

あの夜見た桜が瞼に蘇る度
痛いような苦しいような・・・
頭(かぶり)を振るのは最早習慣で
不意に伸ばしてしまうこの手に
あの時知った温もりを

なかなか 月が昇りません
もう随分と歩いた 夜道

月影さえ灯らぬ夜ならば
一体何を隠す事があるだろう
境さえ朧気なこの夜の中で
思いの丈は 唯、飽和してゆく

月が 月が昇ってくれません
数多溢れかえった星達は
視力落ちゆくこの目には
唯、闇に落された白い染みのようで

その日は本当に
本当に 寒かった
寒いのに邪魔な熱を持て余して
不甲斐ない自分を憎んだ
ずっと 約束を果たせなかった自分を
【さく】



「どうして?なんで?」



知らない、わからない。

わかったとしても
他人に話そうとは思わない。

「ねぇ?どうして」

壊れた機会の相手をしているみたい。

何度も何度も同じ言葉を繰り返す。

私の中に入ってこないで。

家族も、
友達も、
貴方も。

私の事なんか放っておいて。



「話してくれなきゃわからない」
話す気なんてない。
わかってもらおうとは思わない。

みんなの言葉を聞いていると、
どこからか足音が聞こえてくるようだった。

「ねぇ」
「どうして」
「なんで」

同じ言葉が頭の中をぐるぐる回る。
足音も、
次第に増えて、
音も大きくなっていく。



やめて
こないで
邪魔しないで



耳を塞いでも、
目をつぶっても、
言葉と足音は頭のなかに響いていた。



壊れてしまう。
誰かに私を知られたら、
私は壊れてしまう。



「ねぇ」
「なんで」
「どうして」



うるさい
うるさい
うるさい



さく…さく…さく…

足音が、また増えた。

ヤメテ…
コナイデ…
コワレテシマウカラ…



私は壊れたロボットのように、
そう繰り返した。

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