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S-SENCE from Life Art visionコミュのCause&Effect全曲解説

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エッセンスコミュに参加して頂きありがとうございます!

発売から少し経ちましたがアルバムをより楽しんで貰えるように
全曲解説&それにまつわるetc.を書きたいと思います。

相当長くなると思うので時間のある時にでもゆっくり見て下さいね。


まず始めに…
今回のアルバムはコンセプトアルバムです。
LAV活動休止〜『燭影magnum』以降の、つまり僕が釧路を離れてからの
目線で感じたことを形にしました。
その核となる考え方が『Cause&Effect』でいろいろな思考の旅を
繰り返しつつも最後はそこに着地します。
アルバムの流れには意味がありますが曲中で同じフレーズを
使ったり別の曲に繋がるような意味を持たせたりいろいろ仕掛けが
してあるのでアルバム中で行ったり来たりして貰えるとより深く
理解できるかな?と思います。

それと今回スキットもなしで全曲ラップしたのも意図的なものです。
後輩の某MCにアルバム通して聞くと疲れると言われましたが
それで良いと思ってます。笑
所謂BGMではない1ラッパーの作品です。
心地良いメロディーよりも響き重視のフローよりも
言葉が真っ直ぐ入るように意識してラップしてます。
僕が韻にこだわるのはその言葉を効果的に聞かせるためです。
ソロ作品としていろいろな部分でエゴを通したので
『もっとこうすれば』みたいなのは多々あると思いますが
ありのまま受け止めて頂ければ幸いです。

アルバム中の1曲でも1フレーズでも聞いた人の耳に残って
何かの『きっかけ』になればと願っています。

それでは全曲解説!


■01.∞ 〜infinity〜■
メビウスの輪のように表と裏(※)が繋がり永遠に8の字を描き続け
幕の内一歩のデンプシーロールのように前に進み続ける。
可能性は無限大。釧路から全国がテーマだったLAVから次の
流れを生み出す決意表明をイントロ的に。

※表と裏の繋がりについては4曲目のHIDE&SEEKへ。


■02.alchemist■
パウロ・コエーリョのアルケミストのように全てのことに
前兆があって導かれ、『偶然も必然』的な考え方の基に
自分がやるべきことを自分らしくやることで道は開けるって
こと書きました。text946ページ。つまり釧路が原点ってとこも
忘れずレペゼン。


■03.My Words■
自分の言葉に意味があるかよりも自分の言葉に
意味を持たせることが大事。そのためには光だけではなく
影も必要。楽天的なポジティブは胡散臭いし生きた言葉は
ネガティブを乗り越えて生まれると思ってるので。
受け売りじゃなくどう消化するか?って事ですね。
何故MC BATTLEに出るかって部分にも触れてます。


■04.HIDE&SEEK■
ジキルとハイドの話は有名だと思いますがやっぱり
表裏一体だと思うんですよね。
誰にでも二面性はあってどっちも自分ってところで
確実に自己矛盾(※)は生まれる。
それを理解出来るか出来ないかで全然考え方が変わってくるかな…と。
例えばアートかビジネスかみたいな葛藤も。

ちなみに27才で亡くなった才能溢れるアーティストがたくさん
いるので引用させてもらいました。


※『未熟者故に幾つもの矛盾抱えて』のリリックがある
alchemistへ。


■05.掌■
cosmic rhapsodyで使った『釈迦の掌でdance』ってフレーズから
広げました。情報に踊らされず音楽で踊ろう。
世の中で売れてるもの=いい物ではないし同じ物差しで
測れないものを無理やり測っても本質は見えない。
踊らされてるのを楽しむくらいの余裕を持って楽しもう。
あなたはどんなものに心を躍らされますか?


■06.THE SHOW■
この曲は毎年恒例になってきたゴールデンウィークの
アテネスタジオ合宿でリリック書き〜recまで3時間くらいで
こなしました。一部録り直しはしてますが…
当初アルバムに収録する予定はなかったんですが
気に入っていたしテーマ的にもバッチリ。
そしてマイメンのハイソ、雄大を紹介したいって事も含め収録。
ラップすることが日常になっていてそれがそのままSHOWに
昇華されるってことを表現してます。


■07.Cause&Effect■
僕の解釈では原因と結果。どんなことにも理由がある。
良いことも悪いことも失敗でも成功でも。
自分の行いがそのまま結果に出ると思うんですよ。
それを素直に受け止めることが出来れば成長出来ると
思うし。自分の人生のテーマみたいなもんです。

あと余談ですがマイク持つと変わるよね?的な事を
よく言われるんだけど(笑)
『握ったマイクは鏡 全て映し出す我が道』ってラインが
ある通りラップが自己表現なんでそっちが素だと思うんですよね。
ラップで言いたいこと言ってるし普段はおとなしいもんですよ…
だからライブでは必要以上に声張るしブレスも乱れまくるけど
それが『LIVE』つまり『生きる』ってことだと思うし。
歌じゃないからキーがどうこうとかうまくまとめるつもりもない。
全部ぶつける感じです。


■08.20世紀少年■
これは20世紀少年が映画化される前に漫画でインスパイアされて
作った曲なんですがストーリーがどうこうよりケンジが
歌っていた時代錯誤のブルースのように必ずどこかで誰かの心に
響くようなものが出来ればいいなって思いが強くて…



■09.Beatmakers Diary■
この曲は唯一テーマをbeat makerのNikaidoGuernicaに貰いました。
昨今のデジタル化、セラートの普及は便利になったし良い面は
当然増えましたがrootsは忘れたくないなと。
僕もほとんどアナログは買わなくなってしまったけどアナログの
良さは何にも変えがたい。針が飛んだり、テープが伸びてしまったり
リリックにある通り無駄だらけのHIP HOPに何故か愛着が湧くんですよね…
アイディア勝負ってところも魅力だったりするし(※)
今はCDすらなくなりかねないしCDを守れって歌う日も来るのかも。

※アイディア勝負ってところはmaiden voyageへ繋がります。


■10.maiden voyage■
この曲のおかげでアルバム制作に火がついたしいろんな意味で
核となる曲です。実はこのトラックMTRオンリーで作ったんですよ!
このトラックを作ったカゼッタは大の付くほどのレコード馬鹿で
給料の大半をレコードにつぎ込んでて機材よりレコード、飯よりレコード
くらいの勢いで買ってました。酔っ払うとレコード愛を語り泣き出す
熱い奴です。笑  そんな彼が唯一持ってた機材がMIX CD制作用に
購入していた8トラックMTR。それで緻密なeditとloopとアイディアを
駆使して仕上げて来ました。
そこに凄くHIPHOPを感じたんですよね。あるものでどれだけ出来るか。
背伸びをして機材を買うことも良いかもしれないけど今あるもので
どうやってやろうか?って気持ち。そこにとにかくやられた。
それと長年一緒にやってきてお互いいろいろあったけどまた
気持ちを新たにがんばろうって意味も込めて、カゼッタの
処女作として(正式には同時に結構な曲数のデモをくれたから1作目では
ないけど)maiden voyageってテーマにしました。

旅は道連れ一緒に行こう!


■11.ツバサ■
歌い出しが『処女航海』で繋がっていますがmaiden voyageとツバサと
paradoxxxで陸海空の3部作です。順番は海空陸と変わりますが…
ツバサは空。ここで言うツバサはきっかけや可能性のことを指してます。
何が自分を後押ししてくれるか?例えば『一言シャウト 他人事ちゃうぞ』の
ラインですが、UMBのDVDを見て本当に他人事じゃないと思えたMCは
どれくらいいるでしょう?きっかけは至る所に無数に転がっています。
『鳥の視点』はSOUL SCREAM/tou-kyouからの引用ですが視野を広げる
ことは次のステップへ繋げる重要な要素。
殻に閉じこもらず枠に捕らわれず…
I can FLY!


■12.paradoxxx■
海、空と来てツバサの最後のフレーズ『イメージが着地』で
陸で地に足を着けます。
これは元々札幌のDJ GONGさんと作った曲で思い入れの強い曲。
歌詞カードのspecial thanxはその記録として。
自分的北海道アンセム。
世の中残念ながらチャンスは平等じゃない。でも逆境の中やり続ける
ことは物凄い力になる。厳しい道だからやりがいもある。
未だに世間じゃ『YO!YO!』とか『チェケラッチョ』のイメージで
白い目で見られたりもするHIP HOPでも譲れないものがある。
車やアクセサリーで見栄や成功の証を見せつけるより大事な
ものがある。
北海道で活動してきたことは何よりも大きな力になってるし
これからも変わらない。

ちなみに『いつでも環境はリスクを越え いつでも感情は理屈を越える』は
アルバム中一番お気に入りのパンチラインです。

※『パワーバランスlike a 陸海空』ってことでTHE SHOWへ。


■13.息吹■
いろいろな土地で出会った人たちへ向けた曲。
自分はやっぱり釧路のみんなに聞かせたくて作ったんだけど
その時しか感じることが出来ない空気感だったり思い出は
あるけどやっぱり今日を生きなくてはいけない訳で…
再会すれば一気に距離が縮まる感覚は誰もが経験したことが
あると思うしその時を笑って過ごせるようにそれぞれの道を
お互いがんばろうって意味を込めて。
思い出にすがるんじゃなくて胸に刻んで新たな道を行こうって
前向きな曲にしたつもりです。



『※』でいくつか繋がりを紹介してみましたがまだまだあります。
いろいろな聞き方をして貰えれば嬉しいです。

以上!読んでくれた方、長々とありがとうございました!

コメント(3)

作詞者自らの解説ホンマに贅沢ですよね★
これを読んでもっかい聞きなおしてみます★
やっぱりあたし、このアルバムが、大好きです。
歌詞カードみなくても、全部歌える自信あります♪笑

これからも、ずっと応援してます☆
☆祝☆1周年

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