週刊ブックレビューコミュの２０１２年３月の放送

【BSプレミアム】2012年3月3日（土）午前6時30分～午前7時24分
【BSプレミアム】2012年3月5日（月）午前2時00分～午前2時54分
【BSプレミアム】2012年3月9日（金）午後0時00分～午後0時54分

司会
藤沢周・柘植恵水

おすすめの一冊
　様々なジャンルのゲスト３人が自分の選んだ本を推薦するコーナーです。

書名泣ける話、笑える話　名文見本帖
著者徳岡孝夫　中野翠
出版社文春新書
書評する人関川夏央（作家）

書名嘆きの美女
著者柚木麻子
出版社朝日新聞出版
書評する人林あまり（歌人）

書名痕跡本のすすめ　古書五つ葉文庫
著者古沢和宏
出版社太田出版
書評する人佐藤純子（書店員）

特集
　旬の作家や大物作家へのインタビューから電子本などのジャーナルな話題まで、本を取り巻くビビッドな動きをお伝えします。

書名
奇縁まんだら　終り

著者・ゲスト
瀬戸内寂聴の人物絵巻「奇縁まんだら」シリーズ完結
出版社
日本経済新聞出版社
テーマ
各界物故者136人の秘話

内容
日本経済新聞に5年間にわたって連載された瀬戸内寂聴さんのエッセイ「奇縁まんだら」。寂聴さんと交流があった各界の物故者136人とのエピソードがつづられてきました。2008年から単行本が発売、先だってシリーズ完結となる「奇縁まんだら　終り」が刊行されました。横尾忠則さんが描く似顔絵も印象的なシリーズについて、瀬戸内寂聴さんにたっぷりとお話しを伺います。

【BSプレミアム】2012年3月10日（土）午前6時30分～午前7時24分
【BSプレミアム】2012年3月12日（月）午前2時00分～午前2時54分
【BSプレミアム】2012年3月16日（金）午後0時00分～午後0時54分

司会
中江有里・柘植恵水

おすすめの一冊
　様々なジャンルのゲスト３人が自分の選んだ本を推薦するコーナーです。

書名妻沼聖天山歓喜院聖天堂　彫刻と彩色の美
著者若林純撮影・構成　窪寺茂監修　
出版社平凡社
書評する人宮田珠己（作家・エッセイスト）

書名ぼくはお金を使わずに生きることにした
著者マーク・ボイル著　吉田奈緒子訳
出版社紀伊國屋書店
書評する人中島たい子（作家）

書名偶然完全　勝新太郎伝
著者田崎健太
出版社講談社
書評する人利重剛（映画監督・俳優）

特集　旬の作家や大物作家へのインタビューから電子本などのジャーナルな話題まで、本を取り巻くビビッドな動きをお伝えします。

書名マルセル
著者・ゲスト髙樹のぶ子
出版社毎日新聞社

テーマ
「マルセル」盗難の影に浮かび上がる私

内容
恋愛小説の名手が挑んだ初めてのミステリー小説。主人公は新聞記者の千晶、36歳。
自分と同じ新聞記者だった父親が遺した取材ノートから、ロートレックが描いた「マルセル」の盗難を知る。そこには自分の出生がかかわっていることを知り、その謎を追いパリに旅立つ。自らの人生を見つめ、最後は危険な賭けに出るのだった…。
京都の美術館で起こった事件をもとに描いた、「マルセル」ついてお話を伺います。

【BSプレミアム】2012年3月17日（土）午前6時30分～午前7時24分
【BSプレミアム】2012年3月19日（月）午前2時15分～午前3時9分
【BSプレミアム】2012年3月23日（金）午後2時45分～午後3時39分

　1991年4月から放送を開始した「週刊ブックレビュー」は、今年度で20周年を迎えました。テレビで書籍情報を伝える番組として、
長い間視聴者の皆様に支持をいただき、心よりお礼申し上げます。

　954回は「週刊ブックレビュー」の最終回。今まで放送してきた番組のVTR映像を蔵出しし、「特集」で取り上げた書籍や、出演いただいた著名作家の映像、印象に残る一言などをピックアップし紹介します。さらに「おすすめの一冊」で、ゲストの方々が熱い思いを込めて持ち寄った推薦本をめぐって様々な応酬もプレーバック。この20年間、どのような本がベストセラーだったのか…、司会者を担当して下さった中江有里さん、藤沢周さん、そして室井滋さんとともに、心に残る本の世界を語り合います。どうぞお楽しみに！

出演
中江有里・藤沢周・室井滋

司会
滑川和男アナウンサー・柘植恵水アナウンサー

コメント(6)

最初
全て
最新の40件

[1] mixiユーザー 02月23日 18:39

「痕跡本」先日読みました。
著者のお店もうちから近く(今は不定期休業らしい）、いつか覗いてみたいです。

[2] mixiユーザー 02月25日 11:04

しまみみさん、コメントありがとうございます。

痕跡本って何かなあと思いました。
本に残されたメモ書きや挿し紙などから、元の持ち主の想いや本との関係性を辿るのは楽しそうですね。
図書館本でも、メモや予約カードが遺されていて、あれこれ想像するのは楽しいです。

３月の放送は何回あるのでしょうか。

[3] mixiユーザー 02月26日 20:10

「痕跡本」図書館の新刊コーナーにありました。嬉しかったです。借りてきました。

[4] mixiユーザー 03月07日 06:59

３月３日の放送を見ました。
関川さんをこんなふうに見るのもこれで最後かと思うと感慨がありました。
和気あいあいの話が終わらないような合評でした。

「痕跡本のすすめ」は借りていましたので、話を聞いて興味が深まりました。
古書店にも出かけてみたいです。
本屋大賞候補の「ビブリア古書堂」との関連も感じました。

「嘆きの美女」は評価が分かれていました。
関川さんはしじいには読みにくい、藤沢さんはおじさんにはおもしろいと言っていました。
会社を辞めて自宅に引きこもりインターネットで嫌がらせ書き込みをしている２５歳の女性が主人公の作品です。

通常の放送はあと１回だけです。
最後の特集ゲストは高樹のぶ子さんです。
「マルセル」読みたいですが、まだ刊行されていないようです。

[5] mixiユーザー 03月13日 06:04

３月１０日の放送見ました。
合評がたのしそうでした。
利重さんはみんなを笑わせる力がありますね。
合評がかみ合っているという感じでした。

中島さんが「００７白紙委任状」を取り上げていました。
これは読んで良かったです。

高樹さんの前回の「トモスイ」での特集ゲストが児玉清さんの最後の出演だったというのは聞いてびっくりしました。

そして高樹さんは番組最後の特集ゲストを務められたわけですね。

最後に番組の終了を残念に思い、再生を願うようなお言葉がありましたね。

「トモスイ」は読みました。「秘水」は借りています。「マルセル」は届きました。
噛みしめて読みたいです。

[6] mixiユーザー 03月27日 21:01

「マルセル」「痕跡本のすすめ」「嘆きの美女」を読みました。
最後に紹介された本ですから、噛みしめるように読みました。

「マルセル」は読み応えあります。
美術好きの方には特にお薦めします。

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