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濃い映画 (for gay only)コミュの女優の転換点。

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「私がウォシャウスキー」。

歴史の転換期はそれが起こっているときには気づかないけれど、後から考えたらあの出来事がその後の歴史を全て変えてしまった、というものがほとんどです。
イギリスの宗教を完全に変えてしまうことになったヘンリー8世の最初の離婚しかり、第1次世界大戦のきっかけになったサラエボ事件しかり。卑近なところではウインドウズ95の発売は今から考えてみると世界のあり方を決定的に変えてしまった。

しかし、女優の転換点は、ソレとハッキリわかります。
この「私がウォシャウスキー」は上の下クラスで主演クラスを張ってきた猛女、キャスリーン・ターナーが以後、「主演級」リストから外れてしまう前の、最後の作品。
B級カルト映画(素晴らしいんですけど!)以外のナニモノでもない「シリアル・ママ」での主演はさらに完全に退路を断つものでした。

たとえば、こういう転換点。

・「モンスター」でせっかくオスカーを獲ったシャーリーズ・セロンはSFアクションの「イーオン・フラックス」で主演クラスからは降格。

・オスカー女優、ジーナ・デイビスは演技派でいればいいものを、ダンナのレニー・ハーリンに乗せられて誰も見やしない超大作アクション「カット・スロート・アイランド」と「ロング・キス・グッド・ナイト」を立て続けにコケさせて映画界からほぼ抹殺状態。

・キム・ベイシンガーはリメイクの必要のない名作「ゲッタウェイ」をダンナのアレック・ボールドウィン(アメリカの草刈正雄、足短すぎ)とリメイクしてコケ。(裁判沙汰もありましたね)(⇒ LAコンフィデンシャルで奇跡の復活。)

・メラニー・グリフィスは嵐の中で輝いて(1992)/刑事エデン/追跡者 (1992)/ボーン・イエスタデイ(1993)/ミルク・マネー(1994)のハズレ駄作を4連発、スプリンクラーのように産み散らかし、アントニオ・バンデラスとの結婚でむしろゴシップ欄の住人に。

・「ゴースト」の大ヒットで世界中にショート・ボブのデミもどきを作り出し、「女優」の域を越えて時代のアイコンにまでなったデミ・ムーアは、「素顔のままで」で腹芸ならぬ「乳芸」で笑いを取れてしまったところで転調。

しかし、なんとなく尻すぼみなキャリアの女優は、そんだけのタマなんでしょう。
地味に下り坂なアシュレイ・ジャッドやメグ・ライアンやジョディ・フォスターのキャリアのしぼみ方は、気の抜けた屁のよう。名取裕子もあのキャリアの減速の仕方はナニ?

さて、一花咲かせたA級女優たちの中では、キャスリーン・ターナーのキャリアはシャロン・ストーンとかなり似ています。
キャリアの初期でのマイケル・ダグラスとの共演(ロマンシング・ストーン(キャ)・ナイルの宝石(シャ))、もっかいキャリアの頂点時期でマイケルと共演(ローズ家の戦争(キャ)・氷の微笑(シャ))、ハードボイルドな女ヒロイン役でコケて暗転(私がウォシャウスキー(キャ)・グロリア(シャ))。

本題。
この作品も小品ながら質は割りと高いし、キャスリーンははまり役です。
シカゴの街を駆ける姿はほんとかっこいい、ちゃんとキレイ。
しかし。これの前の出演作の「ローズ家の戦争」までは「セクシーママ」で通ったかもしれないけど、この「私は・・・」では完全に母性ベースの逞しさにシフト。
かくして女優は「主演級」リストから「お母さん役」リストへと移りました。
「主演級」は「男の恋人」、「男の欲望の対象」、あるいは「同姓から見てカッコいい女性」でないとなりません。
糠ミソ臭い古女房や、二の腕ぷよぷよのオッカアではあきません。

映画デビュー作の「白いドレスの女」の妖艶さ、「ペギー・スーの結婚」のキュートさはいずこ。
最近は、舞台「卒業」で生ヌード披露(テロの1種)、ドラマ「ニップ&タック」では単発出演で、潰れた声を再生してもらうテレクラ嬢を演じてシーズン4の患者役のトップバッターに。
オカマのガマガエルのような声は健在でした。
「フレンズ」ではマシュー・ペリーの父親役演じてたの?見ないと!

あなたのお好きな女優の「転換点」映画はなんでしょう?

コメント(9)

後にも先にも、キャスリーン・ターナーほど好きになった女優はいません。
「白いドレスの女」の悪女にしびれ、その悪女を自己パロディにしてみせた
コメディ「2つの頭脳を持つ男」の女優魂に惚れ、冴えない女が
華麗に変身していく「ロマンシング・ストーン」にオカマ心をくすぐられ・・・。
そう、自分の青春時代はキャスリーン・ターナーに捧げたんです(ウソ)。
だからいつも新作を心待ちにしていた自分は、彼女がウォシャウスキーを
演じると聞いた時、心躍る気分だった。なのに・・・。
自分はまったくダメだった。彼女はそれなりにステキだったけど、
映画自体はテレビシリーズのパイロット版みたいな出来だと思った。
で、ショウゴがいうとおり、ここから女優としてダメになっちゃった。
というか少なくとも、自分が恋焦がれていたキャスリーン・ターナーじゃなくなっちゃった。

で、この転換点というテーマ、意外に難しいね。
女優開眼みたいな話なら、ジェシカ・ラングの「郵便配達は二度ベルを鳴らす」とか、
ジェニファー・コネリーの「レクイエム・フォー・ドリーム」とか割と
分かりやすいんだけど、ダメになる方はじわじわとくるから
なかなか思い出しにくい。

そろそろヤバそうという人なら、まずはニコール・キッドマン。
せっかく「めぐりあう時間たち」でオスカー女優になったのに、
「ステップフォードワイフ」や「奥様は魔女」「インベージョン」など
よくぞこんなひどい映画ばかり選んで出ている。
昨年の「オーストラリア」は大時代的な雰囲気が楽しめたけど、
少なくとも彼女のキャリアの足しにはなるような作品ではなかったな。
ていうか、もしかしたら本人にあまりやる気がない?

同じオスカー女優ではハル・ベリー。
「チョコレート」のあとボンドガールになったのはあっぱれだと
感心したけど、「キャット・ウーマン」はまずいでしょ。
その後も起死回生となるような作品には恵まれていないし。

さらにオスカー女優3連発でグウィネス・パルトロー。
これは駄作という映画もそんなにないんだけど、
どんどん影が薄くなっている。
この人が一番、この中でやばいかもしれない。
キャサリン・ターナー、
「マーリー」に犬のトレーナー役ででてたんやけど、
ほんとにマジで!?!?!?
って位の変貌ぶりでした。

「ロマンシング・ストーン」のリメイク企画はアカンやろね〜

「わたしはウォシャウスキー」ももったいない映画でした。
中途半端なセンスっていうか、正直、つまんなかった・・・汗
あらら、キャスリーンターナーねたがこんなに引きがいいとは。

ウォシャウスキー、評判悪いですね。まあディズニー傘下のハリウッドピクチャーズ制作ではあのこじんまり感はしょうがないでしょうね。
嫌いじゃないけど、確かにテレビの2時間枠もの風ですね。
赤かぶ検事補とか京都地捜検の女、とか。

僕的には「クライム・オブ・パッション」がキャスリーンの作品の中では一番かな。
加虐の阿修羅、被虐のビーナス、不壊の肉欲の象徴、Sexとヒステリーと不徳の女神を完璧に体現した売春婦役をやれそうな女優はあの頃のキャスリーン・ターナーを置いてほかにいるでしょうか?

神父の振り回す尖ったバイブを見て、中学生の時分、驚いたものです。
こっそり借りてきたそのビデオを親に見つかって、「お前にはまだ早い!」と怒られたなぁ。
キャサリン姐さん、昔と今のギャップが激しすぎるから、ついつい…

ミザリーのキャシーベイツみたいになるとは、予想外ですよ。

女優はみんなメリルストリープを目指してるけど、あの枠は一つっていうか、メリル枠てヤツやさかい、女優の生き残りってホント、大変やねんね〜あせあせ(飛び散る汗)あせあせ(飛び散る汗)あせあせ(飛び散る汗)
> じほまささん

いやぁ、確かにキャシーベイツとキャスリーン、同じような見た目になりましたね。
両方撃ち殺して熊鍋にでもしたいような顔とガタイ。(次点;ライザ・ミネリ熊、カースティ・アレイ熊。)

しかし、キャスリーンの昔はイケてたのよというオーラと現在の捨て身感はキャシーベイツにはないものです。
キャシーにキレイだった時期はあるのだろうか?(ひどい。。。)

メリル枠。。そうですねぇ。ジュディ・デンチ、ジーナ・ローランズ、グレン・クローズ、ダイアン・キートン、バネッサ・レッドグレーヴ、シャーロット・ランプリング、エマ・トンプソンからアネット・ベニングまで、中年以上の女優にオファーされそうな役はたいがいメリルができそう。
芸域が広い上にそのクオリティとブランド力はメリルはズバ抜けてますが。。うま過ぎて嫌いな人も多いですよね。

レニー・ゼルウィガーがメリル枠を狙っていそうですが、入れるでしょうか。
「あざとさが鼻について、同性には特に嫌われる」という必要条件は満たしているようです。
メリル枠のほか、
魔女の婆さん枠といえば、ハリポタや天使にラブソングをのマギースミス。
イギリスの婆さん枠はジュディデンチ。

アメリカの婆さん枠、ニューヨークならダイアンキートン、ロスならジーナローランズ。

アラフォー枠、これはサラジェシカパーカーが鉄板かな(笑)

女優の話、ついつい…
>じほまささん

「枠」なんてものが感じられちゃうのは、ハリウッドが保守化してるってことなんですかね。
こういう役にはこの女優を押しこんどきゃ間違いない、みたいな。
主演級で80年代みたいな個性的な女優たちがいなくなったし、「間違いない」キャスティングってつまんないなあ。

アラフォー枠はレニー・ゼルウィガー、リサ・クードロー、トニ・コレット、ミニー・ドライバーなんかもツボですね。
サラジェシカはギャラが高騰しすぎていると思います!
>モルダーさん

ニコールキッ子は「ギャラに見合わない」ランキングでかなり上位でしたね。
失敗作量産してるワリに、メジャー作品が途切れない。
小品だけれど最近では「白いカラス」や「毛皮のエロス」は好きだったなあ。
ダメ映画だと「ライラ」もお忘れなく!

ハル・ベリーは分かりやすい1例ですね。
キャットウーマン!悪役・添え物のシャロン・ストーンもいい味出してます。

グウィネス・パルトロウはセレブママライフでの安住を選んだタイプでしょうかね。
地味目の顔だから、若さがなくなったら平板な印象になるタイプですね。
半引退で正解かも!
本題「転換点」に戻るとw

映画ファンの間では女優とはみなされていないかも知れませんが、ジェニファー・ロペスの凋落っぷり。

「メイド・イン・マンハッタン」だなんて胡散くせぇ映画が予想外にヒットしたときにゃ、そろそろ次は無いな、と思いました。

その次の年、来ましたよ。
当時やたらゴシップ誌を賑わしたボーイフレンド、ベン・アフレックとの共演映画、「ジーリ」が大方の予想通り大コケ。
最低映画賞、ラジー賞の主要7部門にノミネート、5部門をかっさらい、「この25年で最低のワースト・コメディ賞」も受賞。

加えてわがままな姫っぷりにも非難の目が向けられるように。

滞在するホテルは部屋を真っ白に塗ること、白い薔薇やユリを飾ること、高級キャンドル(ディプティック;1ヶ5千円くらい)を部屋中に配置すること、室温は常に25.5度にすること。
しかも、同行スタッフは常に100人レベル。

加えて歌手としてのキャリアも尻すぼみ。
2007年のアルバム「ブレイブ」はジャケットにかけた撮影費5000万円の回収もできないとのニュースが流れた。

でも香水ビジネスが好調らしくしょっちゅう新しい香水を出しています。
趣味の宝石集めではすでにエリザベス・テーラーに匹敵するくらいの、芸能界随一のコレクションを所有しているとか。

「25年で最低のコメディ」が転換点でも、暗転しない生命力。

あ、でも女優として認めてないんでよろしく。

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