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【犬】毛色☆研究会コミュの【ちょっと横道】遺伝子の話

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積極的に毛色の話なのではないし、遺伝の法則( http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=43664073&comm_id=4312220 )に含めるにはちょっと違うし…ってな話です。

違うといっても、遺伝…遺伝子の話です。
ちょっと面白いなと思ったことがあったので、自分用メモの代わりに、こちらにアップします。

といっても、大雑把な説明しかできないので、かるーい読み物程度に思ってください。

まず、高校の授業を思い出して、細胞の話。
高校の時は、面白いと思いつつ、カタカナで書かれた単語が覚えられず四苦八苦したものですが(カタカナは今でも苦手ですあせあせ)、今なら大丈夫だろうと改めて読みましたが、やっぱり頭に入りませんでした。ので、本当に大雑把です。
明らかな間違いは指摘してください(ヒト任せでゴメンナサイあせあせ)。

ええと、細胞の中には、核があって、その他ミトコンドリアやリボソームやゴルジ体なんかがあるわけなんですが……あ、これは動物の話ですね。
植物はまたちょっと違うんですが、それは置いといて。
で、その核の中に染色体があって、染色体はDNAとタンパク質でできていて。
DNAには遺伝子がたくさん並んでて。
で、染色体は両親から1つずつもらってるので2つで1組が基本で、人間は23組と決まってて、犬は39組と決まってて、要するに、生物によって染色体の数は決まっている、ということ。
人間の23組のうちの1組は性染色体、その他の22組は常染色体。犬なら、38組が常染色体、残りの1組が性染色体。

毛色遺伝に直接関係ありそうな言葉は、2本で1組ってところかな?

でも、それもちょっと置いといて。

この遺伝子が実際のところ何をしているかというと、犬なら39組の染色体があって、それが核の中に入ってて、核の中からこれこれこういうタンパク質を作れ!って細胞内のリボソームに指令を伝えてタンパク質が作られて、そのタンパク質がいろんな器官を形作っている…んですね。
タンパク質って言ってもピンとこないかもしれないけれど、肉もタンパク質なら髪の毛もタンパク質、つまり、生命はタンパク質で作られているのだ!と思えば、いろんな種類のタンパク質でできてるのねーと納得してもらえたらいいかな、と。

で。
以下が面白いなと思ったことです。
この部分だけでも良かったのだけどあせあせ(飛び散る汗)
後で自分が読んで意味が判らないと哀しいので、一緒にアップすることにしました。


一つはメンデルの法則で有名なエンドウマメの色です。
黄色のエンドウマメと緑のエンドウマメを交配したら、1代目はすべて黄色になった、1代目同士を交配したら、2代目は黄色:緑の比率は3:1になった。遺伝子には優性と劣性がある!
って、あれです。
この黄色と緑って、私はそういう色素を持っている、と思ってたんですね。
でも、どうやら違うらしいのです。
あ、もちろん、黄色の色素も持っているらしいのです。
でもそれだけでなく、黄色のエンドウマメが持っているのは、クロロフィル(葉緑素)を分解するタンパク質を作る指令を持っている遺伝子、なのですね。
つまり、元々緑色のエンドウマメなんだけど、クロロフィルを分解するタンパク質を作る遺伝子を持っていると、緑色が作られないので、黄色が出てくる、ということらしいのです。

次に面白いと思ったのは、致死遺伝子です。
犬の場合は、Cシリーズの【ca】。
紹介されていたのはネズミで、黄色と灰色の遺伝子があって、黄色が優性なんだそうです。
ただし、優性のホモ接合となると、致死となり、ネズミは生まれてきません。
仮に、黄色になるほうを【Y】、灰色になるほうを【y】として説明しますと、
【YY】致死、【Yy】黄色、【yy】灰色
【Y】には、どんなタンパク質を作るのか指令を出す際の、記録させる部分が無い、のですね。
つまり、細胞にタンパク質を作らせることが出来ないので、致死となるのです。
でも、【Yy】だと、もう一つの【y】でタンパク質が作られるから、単に黄色になるだけで、致死にはなりません。
(注意:かなり大雑把に説明しています)

あ、犬の場合、致死遺伝子と言っても、生まれて育つこともあります。
でも、生まれてくる個体数は本当に少ないようです。

最後にもう一つ、突然変異について。
突然変異ってのは、遺伝子に傷がついたりして配列が変わったり、細胞分裂の際に間違えたり、で起こるらしいです。
大抵は、修復機能があって大丈夫。でも、時に間違えたままのこともあるみたいです。
遺伝子に傷がつく原因は、紫外線とか活性酸素とかあるみたいです。


ってな感じで、とりとめはありませんが、遺伝子の話でした。

コメント(13)

> チワちゃんさん

判りやすいと言ってくださって、嬉しいです。
でも、このトピックで、毛色遺伝に直接関係がありそうなのは、2本で1組、ってところくらいなものです(だから横路)。
毛色遺伝に関しては、メンデルの法則さえ理解していたら、十分理解できるはずです。
ということで、このトピックの頭方で紹介している、遺伝の法則トピックと、当トピックでは紹介はしていませんが、毛色遺伝子トピックをまずお読みください。
その上で、何がどう判らないのか質問していただけると、助かりますます。

ちなみに、クリームとブルーフォーンは、個人的にはあまり良い組み合わせとは思えないです。
その理由も、毛色遺伝子トピックに書いてあるはずなので、探してみてくださいね。
(毛色遺伝子トピックは、コミュのトップページに目次のリンクが貼ってあるので、そちらからどうぞぴかぴか(新しい))
それでもし、よく判らないということでしたら、そう言ってもらえますか?
> チワちゃんさん

チワワの毛色トピは、#2のコメントで紹介したトピックを読むのが前提になってるので。
だから、まず、あちらをお読みください。
それからラブの毛色、キャバリアの毛色って読んでいくのが、理解するのには正しい道ですよー
チワワの毛色って、難しいんですから!

私も、ラブ、キャバリア、シェルティときたら、ダックスの毛色に行きたかったんですが、難しくてまとまらなくて、書けていません。ダックスは、沢山資料があるのに。
でも、チワワは、おそらくダックスよりも難しいです。

チワちゃんさんには遠回りに見えるかもしれませんが、先に紹介トピックを読むほうが近道ですよー

あ、紹介したトピックのリンク先のトピックも読んでくださいねウインク

他のコミュの話をこちらでするのは違うと思いますが、チワちゃんさんは、ブリーダーになりたいのでしょう?
その為に、勉強したいのでしょう?
だとしたら、メンデルの法則や毛色遺伝の基礎はちゃんと理解したほうがいいと思うのです。
メンデルの法則は、遺伝疾患について考えていくのにも必要なことです。
毛色遺伝は、沢山の毛色を持つチワワを健全に繁殖するのに必要なことです。
クリーム×ブルーフォーンで生まれる毛色だけ判っても、チワちゃんさんがこの先に辿り着きたいところには行きつけないのではありませんか?

高校に入学するには、小学校、中学校で学んだ知識がないと、無理がありますよね?
なんとか入学できても、勉強についていけませんよね?
毛色遺伝についても同じことです。
理解するには、まず、基本的なことを知っておかなくてはなりません。

あと、この先このトピックでこの話を続けるのは、管理人的にはトピずれなので、チワワの毛色トピックに移動したいと思いますので、ご協力いただけませんか?
では、以降は

「【研究】チワワの毛色」
http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=48617263&comm_id=4312220

へお願いします。
致死遺伝子の存在は知っていましたが、それがどうして致死になるか〜?は分かっていませんでした。
タンパク質のお話、とても良く分かりました!ありがとうございます。
遺伝子の話って難しいですが、でも勉強すると面白いんですよね〜ハマります。

犬の毛色で関係ある致死遺伝子というと、マール(Mシリーズ)でしょうか?
MMになるとダブルマール(ダブルダップル)になり、
視覚障害聴覚障害内臓疾患・・と色々出てきますし。
とはいえ、生まれてくることは生まれてくるので、正確には「致死」ではないのでしょうか?
視覚や聴覚への影響は、メラニンが作られないことによって起こる・・と聞くので、
タンパク質の問題とは別なのかなーと思いまして。
>8 ルゥさん

よく判ると書いてくださって……恐縮ですあせあせ

学生時代は面白いなーと思いつつ、テストに四苦八苦していましたが、
やっぱり面白いんですよね。
ただ、やっぱり理解するのにとても時間がかかりますが…あせあせ(飛び散る汗)

あ、この致死遺伝子【Y】【y】(仮)は、とてもとても大雑把な表記です。
おそらく、犬と同じ【ca】ではないかと思うのですが、ネズミの毛色についてまで書けなかったので、シュナやシェルティのような表記の仕方に逃げてしまいましたあせあせ(飛び散る汗)

で、Mシリーズのマールですが、丁度私もちゃんと調べてみようって思ったところなんです。
ただ、わたしが聞いたところによると、Mシリーズ優性【M】は、染色体を一旦切り刻んで、再びつなぐ、みたいなことをしてるそうなんです。
その結果、色素が無い部分があり、結果的に半分色が抜けるような形で表現されるみたいです。
だから、【Mm】なら、半分で済むけど、【MM】だと全部ダメになっちゃって、部分的なアルビノ状態になる、ということらしいです。

でも、【M】は一つでも、染色体を切り刻むなんてことをしてるんですね。
そんなことをしているのに、まったく無事であるわけは無いんです。
実際は、【Mm】でも、多少の視力障害、聴覚障害があるみたいです。
ただ、飼い主がそれに気づかない程度に軽度だってことみたいなんですね。

ダブルマールでも部位によっては何事も無く生まれて育つのですよね。
無事に生まれても、どっかに障害があることもあります(重度〜軽度)。
で、もちろん、無事に生まれない場合もあり、無事に胚が成長しない場合もあると思うんです。

【ca】のアルビノも、犬では全身真っ白というのはほとんど無くて、部分的に白い部分がある状態で生まれてくるみたいです。

マールについてはもう少しちゃんと調べたら毛色遺伝子Mシリーズのところに追加しますね。


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