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【犬】毛色☆研究会コミュのMシリーズ(マール)

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全身に不規則に現れます。現れたところは、元々あった色を半分抜きます。
MM(ダブルマール)となると、障害が出ることがあります。

優性:M(マール柄を現す)
劣性:m(マール柄が出ない)


MM……ダブルマール(ダブルダップル) 
    ※眼球萎縮、眼球欠損、難聴、内臓疾患など健康に害が出る可能性あり
Mm……シングルマール(シングルダップル)
mm……変化なし

毛色遺伝子の情報を、高頻度に切り接ぎしてしまう遺伝子です。
この、切り接ぎが行われた箇所が、元々あった色を半分抜く、という形で表現され、あのような毛色になります。

1970年代のドイツの研究者により、ダップル柄のダックスの難聴の研究がなされ、統計結果が残されています。
それによると、
 MM……54.6%
 Mm……36.8%
が、難聴だったということです。

マール柄の出る位置は、特に決まってはいません。
親犬の柄が全体に散っているものでも、その子犬の柄は違う部位に出ることがあります。
決まってないために、MMの時も、命や健康にまったく関係のない部位でマール遺伝子が働いた場合、健康そのものの犬が産まれます。
その逆で、視神経に関係すれば視力を失い、聴覚神経に関係すれば省力を失い、内臓に関わればその部位に疾患がおきます。
親の柄を見てのコントロールはできません。
逆に言えば、親犬がマール遺伝子由来の難聴であっても、その難聴のみが子犬に遺伝することはありません(マール柄の出る位置によっては同じく難聴になることはもちろんあります)。


というようなことから、MM=ダブルマール(ダブルダップル)は禁止されていて、犬種によっては、シングルであっても、茶色い色に入るものは犬種標準で禁止されているものもあります。
禁止されている理由は、マール柄が入っていても判断し辛いことがあり、間違って、MMの子犬を産ませてしまうようなことを、防ぐためです。

ダックスの場合、シルバーダップルと交配して良いのは、ブラック&タンと、言われているのは、濃い色でないとダップル柄が入っているかどうかが判り辛いからですが、現在のダックスの状況からすると、相手がブラック&タンであっても、子犬がブラック&タンとシルバーダップルしか(あるいはそのどちらかが)産まれないということはないため、これは迷信と考えたほうが良いです。

マール(ダップル)柄の地肌はまだらなので、両親のどちらかがマール(ダップル)の場合は、地肌もしっかり確認することが必要です。
(黒い被毛の部分は青っぽい色、レッドの部分はピンク色の地肌)
鼻に現れた場合、マールの部分はピンク色で、これは成犬になっても色が抜けたままになります。




代表犬種
Mm コリー、シェルティ、ボーダーコリー、オーストラリアンシェパード、ダックス、チワワ、ポメラニアンなど
mm ほとんどの犬種

色素ポイントへの影響…あり(基本的にマールはどこにでも出ます)

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2010.1.19 色素ポイントの記述を追加

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