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アイドルもクラシック音楽も好きコミュの松浦亜弥シングル楽曲に於ける調設定と歌唱音域について

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別トピでひろっぴぃ〜さんにお預けした作業ですが、気になってしまって、自分でやってしまいました。
しかも、またまた長くなるので(いつも長くてすみません)、別トピにさせて頂きました。


発端は、ひろっぴぃ〜さんが提唱された、松浦亜弥のシングル楽曲における調設定の分析について、私が、音域設定も検証すべきでは、とした内容です。
「ハロー系楽曲を音楽理論的立場で考察」
http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=3419043&comm_id=430901

ひろっぴぃ〜さんの作業を踏襲させて頂きつつ、新しいものも含めて(「松浦亜弥」名義に限定)もう少し詳細に検証してみました。



【ドッキドキ!LOVEメール】2001/4/11(松浦14歳)
<調設定>ロ長調(B major)転調なし
<音域設定>全体=a♯−d♯''(頭声ではg♯''まで到達)(完全11度/頭声含めて短14度)
Aメロ=a♯−b' Bメロ=b−a♯' サビ=d♯'−d♯''
間奏=f♯'−g♯''
<備考>サビでd♯''まで上がっている他、間奏で頭声によりf♯''、g♯''を出している。松浦全シングル楽曲中、頭声を含めるなら最も広い音域を用いている。また、初期松浦の高い音域を最大限に活用し、若くして多様な歌唱技術を手にしている松浦の能力を引き出している。

【トロピカ〜ル恋して〜る】2001/6/13(松浦14歳)
<調設定>嬰ハ長調(C♯major)〜サビでホ長調(E major)に転調して終わる
<音域設定>全体=a♯−c♯''(短10度)
Aメロ=a♯−g♯♯'(a') Bメロ=a♯−a♯' サビ=b−c♯''
<備考>サビでホ長調に転じているので、冒頭は嬰ハ長調と考えるべき。
サビは、ほとんどe'−c♯''の音域で、終わりの「とらなくちゃ」の部分のみ低いbやc'を歌う。
この楽曲のサビのコード進行については下記トピの7を参照。
http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=3162700&comm_id=430901

【LOVE涙色】2001/9/5(松浦15歳)
<調設定>ハ長調(C major)〜最後のサビで変ニ長調(D♭major)に転調して終わる
<音域設定>全体=a−d♭''(減11度=長10度)
Aメロ=c'−b' Bメロ=a−a'
サビ=c'−c''(最後のリフレインでd♭'−d♭'')
<備考>最後のサビリフレインで半音高く転調するのを見越して、やや控えめな音域設定になっている。
最後の「メールは返さない」の「い」で、元のメロディーよりオクターヴ高くなって、全曲中の最高音で伸ばす。

【100回のKISS】2001/11/28(松浦15歳)
<調設定>ハ長調(C major)転調なし
<音域設定>全体=a−c''(頭声ではe''まで到達)(短10度/頭声含めて完全12度)
Aメロ=a−c'' Bメロ=c'−c''' サビ=c'−c''
間奏=g'−e''(e''は頭声)
<備考>4thシングルだが、デビュー前の楽曲であることに注意。1stに比べて若干低めの設定だが、それは曲調によると思われ、頭声のe''など、高めの音も含まれており、初期松浦の歌唱音域が高いことを裏付けている。

【♥桃色片想い♥】2002/2/6(松浦15歳)
<調設定>嬰ヘ長調(F♯ major)Bメロでイ長調(A major)に転調
<音域設定>全体=c♯'−c♯''(頭声ではf♯''まで到達)(完全8度/頭声含めて完全11度)
Aメロ=c♯'−g♯' Bメロ=c♯'−a' サビ=c♯'−c♯''
間奏=f♯'−f♯''(f♯''は頭声)
<備考>歌唱方法に様々なつんく♂メソッド(微妙なポルタメント、発音の異化等)が適用されている。全体音域が高く見えるが、間奏の「あ〜やあやややっやっやや」の部分で頭声で上がっているだけである。(なお、「ピ〜チ!」と叫ぶ部分は、ほぼc♯''である。)
頭声を除くと最も音域の狭い楽曲でもある(恐らく、ポピュラリティを獲得した松浦のシングルとして、カラオケでも気楽に歌えるもの、という意識が作用していると思われる)が、ここでの要注目点として、「キュルルン」の「ルン」と、「桃色のファンタジー」の「桃」の音程が等しいc♯''であるにも関わらず、前者が頭声、後者が胸声を用いている点である。これによって、「ルン」の部分で、聴き手の萌え心を掴むことに成功している。つんく♂が、当時の松浦の音域のチェンジ部分(頭声と胸声の変換点)を心得ていて、それを絶妙に配置した結果であろう。この部分の音色変化に注目して再聴してみることをお薦めする。

【Yeah!めっちゃホリディ】2002/5/29(松浦15歳)
<調設定>変ロ長調(B♭ major)Aメロでト短調(G minor)に転調(平行調)し、終止もト短調
<音域設定>全体=g−c''(完全11度)
Aメロ=g−g' Bメロ=d'−b♭' サビ=d'−c''
<備考>Aメロの異様な低さ(最低音g)が最大の特徴。そこから、当時の松浦の最もハッた声域(a'−b♭'−c''の辺り)を中心にしたサビまでの構成が見事。

【The美学】2002/9/19(松浦16歳)
<調設定>ロ短調(B minor)転調なし
<音域設定>全体=c♯−c♯''(WAOではe''まで到達)(完全8度/WAO部分含めて短10度)
Aメロ=d'−a' Bメロ=c♯'−a' サビ=c♯'−c♯''
<備考>松浦シングル初の短調楽曲。シングル楽曲中、「桃色」と同様の音域設定で、やはり全シングル楽曲中最も狭い音域であるが、「桃色」と比して全体に中低音域を中心にしていて雰囲気はだいぶ異なる。「それでいいんだよ」に向けて音域を上げていく構成。(頭声のe''は、叫び部分のみ。)

【草原の人】2002/12/11(松浦16歳)
<調設定>変ニ長調(D♭major)Bメロで変ロ短調(B♭minor)に転調(平行調)
<音域設定>全体=b♭−e♭''(完全11度)
Aメロ=b♭−e♭''(頭声で到達)
Bメロ=b♭−b♭' サビ=b♭−b♭'
<備考>珍しく、Aメロで音域を広く設定している。「青春のこの胸を」の上下行音階で、きれいに胸声から頭声に移行している松浦の歌唱に注目したい。
最後のリフレインでのd♭'音のヴィブラート唱法への移行、オクターヴのメロディーラインなど、作詞者、美空ひばりの歌唱を意識していると思われる。

【ね〜え?】2003/3/12(松浦16歳)
<調設定>嬰ヘ長調(F♯major)A-Bメロはホ長調(E major)に転調
<音域設定>全体=b−d♯''(長10度)
Aメロ=b−e'、及びg♯'
Bメロ=b−g♯'、及びc♯''(「わ!」)、d♯''(ひっくり返した音程)
サビ=c♯'−a♯'、d♯''(ひっくり返した音程)
<備考>この楽曲は、音域設定における絶妙な配分が特筆すべき。
まず、Aメロでは、松浦のウィスパー音域(b−e')を用いている中、時折通常音域のg♯'をひっかけている。そして最後の伸ばしでは通常の発声でg♯'を歌う。
続いてBメロでは、主として低めの胸声音域b−g♯'を用いていて、時折ひっくり返す唱法によってd♯''に到達。そして「わ!」におけるc♯''の頭声にもっていく
さらに、サビでは、より高いc♯'−a♯'をメインに据えつつ、やはりひっくり返すd♯''を用いている。しかしここでの引っ掛け方は、a♯'→d♯''という4度の音程関係になっており、Aメロのウィスパー音域におけるd♯'→g♯'の引っ掛け方と共通している。
このように、様々な声質を用いつつ、巧妙な音域配分によって、引っ掛ける効果を共通した音程関係にすることに成功している。

【GOOD BYE 夏男】2003/6/4(松浦16歳)
<調設定>嬰ヘ短調(F♯minor)A-Bメロは嬰ニ短調(D♯minor)に転調、更にサビのリフレインでト短調(g minor)に転調、最後は主調嬰ヘ短調で終止
<音域設定>全体=a♯−d♯''(完全11度)
Aメロ=a♯−a♯' Bメロ=c♯'−d♯''
サビ=c♯'−c♯''(リフレイン後半で半音上に転調しd'に到達)
<備考>転調を多用。しかし全て短調に統一。
頭声を用いずにd♯''に到達しているのは、1stシングル以来のこと。ただし、この音は一瞬(「人並み程度」の「み」)である。でも、伸ばす音としても、半音上がったサビのd''は、頭声ではない。松浦の通常歌唱音域をフルに活かした楽曲と言える。

【THE LAST NIGHT】2003/9/26(松浦17歳)
<調設定>ニ短調(D minor)転調なし
<音域設定>全体=f−c♯''(増12度=短13度)
Aメロ前半=f−a' Aメロ後半=c'−c'' サビ=d'−c♯''(頭声)
<備考>演歌に挑戦、ということについては賛否が分かれるだろうが、松浦の低音が拡張されたことは確か。
サビにおいてc♯''に到達するが、これは、敢えて頭声で発声されている。全体に低音に偏ったウィスパー的な発声を用いているために、本来通常発声でも出せるc♯''を頭声で出すことが選ばれており、その結果、感傷的な表現に成功している。
なお、この頭声によるc♯''へ到達する過程は、サビ全体を反復進行によるメロディラインによって徐々に音程を上げていく手法で、最後の瞬間に到達させている。そして、「冬が始まる」1フレーズで下行する、という構成。

【奇跡の香りダンス。】2004/1/28(松浦17歳)
<調設定>嬰ヘ長調(F#major)転調なし
<音域設定>全体=a♯−c♯''(短10度)
Aメロ=a♯−a♯' Bメロ=a♯−a♯' サビ=d'−c♯''
<備考>演歌から一転、今度はロックヴォーカルを意識した歌唱だが、前作に続いて、全体に音域を低めに設定している。現在のところ、アップテンポなポップチューンに分類できる最後のシングルであるが、音域を低く設定していることで、年齢相応の表現(ロックヴォーカリストとしての表現)が意図されていると言える。

【風信子(ヒヤシンス)】2004/3/10(松浦17歳)
<調設定>変ロ長調(B♭major)転調なし
<音域設定>全体=f−d''(長13度)
Aメロ=f−g' Bメロ=g−c'' サビ=c'−d''
<備考>谷村新司による楽曲。松浦全シングル楽曲中、通常唱法の範囲としては最も音域が広い。谷村新司が当時の松浦の音域を最大限に使うことを意識したのは間違いないと思われる。

【Your Song〜青春宣誓〜】2004/7/14(松浦18歳)
<調設定>ト長調(Gmajor)間奏メロで変ホ短調(E♭minor)への転調を経て、サビリフレインで変イ長調(A♭major)に転調、そのまま終止
<音域設定>全体=g−c''(完全11度)
Aメロ=g−a'(2回目はWoh部分でb'まで上がる)間奏メロ=e♭'−b♭'
サビ=b−b'(最後のリフレインで半音上がってc'−c''になる)
<備考>サビの半音転調があるが、それにしても全体として低い音域に納めている。前作で谷村新司によって全音域を駆使したのに対して、落ち着いて聴ける音域に限定した、ということだろう。

【渡良瀬橋】2004/10/20(松浦18歳)
<調設定>変ニ長調(D♭major)間奏メロで同主短調(嬰ハ短調)に一時的に転調
<音域設定>全体=a−d♭''(減11度=長10度)
Aメロ前半=a♭−a♭' Aメロ後半=b♭−d♭''
サビ前半=d♭'−d♭'' サビ後半=a−b♭' 間奏メロ=c♯'−b'
<備考>森高千里詞、斉藤英夫曲による楽曲。前作より若干高い設定に見えるが、メロディーの主体は低い音域なので、全体の印象は前作とあまり変わらない。

【ずっと好きでいいですか】2005/2/23(松浦18歳)
<調設定>ニ短調(D minor)サビ最後のリフレインで半音高く変ホ短調(E♭minor)に転調
<音域設定>全体=a−d♭''(減11度=長10度)
Aメロ=d'−b♭' Bメロ=c'−c''
サビ=a−c''(半音高く転調してb♭−d♭''に上がる)
<備考>つんく♂詞、今井千尋作曲による楽曲。サビの音域の広さが特徴。歌唱力の安定してきた松浦の良さを引き出す設定になっている。

【気がつけばあなた】2005/9/21(松浦19歳)
<調設定>ハ長調(C major)転調なし
<音域設定>全体=a♭−c''(長10度)
Aメロ=b−c'' Bメロ=d'−b' サビ=c'−c''(take me please のみa♭に下がる)
<備考>全体はほぼオクターヴの音域に収まっていて、「take me please」の「take」のみa♭まで下がっている。このような狭い音域のみの楽曲は、近作には珍しい。CM用ということで口ずさみやすさが意識されているのかもしれない。

コメント(13)

上記の検証を、音域のみに限定すると下記のようになります。

【1】a♯−d♯''(頭声g♯''まで)
【2】a♯−c♯''
【3】a−d♭''
【4】a−c''(頭声e''まで)
【5】c♯'−c♯''(頭声f♯''まで)
【6】g−c''
【7】c♯−c♯''(WAOではe''まで)
【8】b♭−e♭''(頭声で到達)
【9】b−d♯''(d♯''はひっくり返った音程)
【10】a♯−d♯''
【11】f−c♯''
【12】a♯−c♯''
【13】f−d''
【14】g−c''
【15】a−d♭''
【16】a−d♭''
【17】a♭−c''

14歳の松浦は、技巧的には群を抜いていたわけで、つんく♂は、その技術を最大限に発揮させる楽曲をまずは歌わせます。
その後は、「めちゃホリ」に至るまで、音域はどちらかというと下がっていきます。(「桃片」の音域が狭いのは、上述のように、ポピュラリティを意識してのことでしょう。)これは、年齢を重ねるにつれての微妙な変化をとらえてのことと思われます。

「美学」は、ユニセックス、というかボーイッシュなビジュアルとあいまって、粗野な語り風の音域(狭い音域設定)が意図されています(結果的に「桃片」と同じ音域になります。)

この後は、様々な観点で表現の幅を広げていきます。

「草原」では、頭声と胸声を音階でつなげる歌唱によって、広い音域を実現。
「ね〜え?」では、事実上の音域はかなり狭く低めに設定し、ウィスパーヴォイスを駆使しつつ、チャーミングに裏返す唱法を導入。
「夏男」は、d♯''までを頭声を用いずに実現。通常歌唱での音域をフルに使った楽曲。(これ以後は、音域をどんどん下げている。)
「Last Night」では、低音を拡張。

そして、「奇跡の香り」で、アップテンポの楽曲としてはa♯−c♯''という音域設定が、「大人の歌手松浦」の設定として定着したのではないでしょうか。
「風信子」では、スローテンポの楽曲における「大人の歌手松浦」の極限音域、f−d''を駆使します。
その後は、この2つの楽曲の音域設定内での歌唱に限定されています。(テンポ感などによって、微妙に変化しますが。)

全体としては、頭声の使用が徐々に削減されていく傾向と、「夏男」を頂点に、歌唱音域が徐々に下がっていく傾向にある、ということが大きな流れとして指摘できます。

中でも、前述のように、「桃片」の「キュルルン」など、この音域でなければ表現できない要素もふんだんに盛り込まれており、多くの場合、当時の松浦にとっての最良の音域設定が選択され、その結果、必然的に調設定が確定しているのではないか、ということが推量できます。
以前、別トピで調設定の重要性について、雰囲気と実際の演奏に際する問題から言及しましたが、生楽器の導入率と調設定の直接的な因果関係は、それほど厳密には指摘できませんでした。
僕の結論としては、やはり、どちらかというと、これらの音域設定によって導かれた調設定、というのが実際なのではないかと思います。

また、これらの考察によって明確になったこととして、残念ながら、恐らく、今の松浦には、初期の楽曲をそのまま歌うのは(不可能ではないにせよ)困難なのではないかと思えます。
そして、多くのファンが密かに期待するような、初期の楽曲表現に見られたようなはじけた松浦は、今はもう望めないかもしれません。

しかし私見によれば、初期松浦は若いのに技巧派、という意味での歌唱力で群を抜いた存在だったのに対し、現在は、正真正銘のディーヴァとしての力を備えつつ(あくまでも「つつ」ですが)あります。(そしてその中間の時期は、若干、歌唱技術についても過渡期、模索期だったように思います。)

つんく♂の作曲技術が真に発揮されるのはアイドルポップであり、スローバラードでは中々売れる作品を世に出せずにいますから、その意味では、近年、松浦の楽曲について他人の力を借りることを選択しているのは(多くのファンの声に従ったということでもありましょうが)正解だと言えます。
事実、現在の彼の最良のインスピレーションは、Berryz工房に向けられていると思えます。(その割りにヒットしないのは、今のメディアとの関係上、いたしかたありません。)

「NAMIDA」がどのようなものに仕上がるか、興味深く見守りたいと思います。
ひろっぴぃ〜さんが早速ミスを発見して下さいました。

「100回のKISS」の<音域設定>部分
誤 Bメロ=c'−c'''
正 Bメロ=c'−c''

これ、眠い中書いていて、まだまだミスがあろうかと思います。ので、修正しないで掲載しておきます。皆さん、ご指摘下されば幸いです。

それと、音名についてまとめてあるサイトもご紹介下さいました。
参考資料:「音名について」
http://www.ne.jp/asahi/suimin/japan/gakuten/onkou.gif

ただ、本稿での音名表記の基本は英語表記になっているのですが、それについての記述がありません。音域については上記サイトのドイツ式、というやつになっています。自分でも英語式の音域表記法についてまとめたサイトを探したのですが、見つかりませんでした。
ややこしいですけど、下記のようになっています。

ド=c、レ=d、ミ=e、ファ=f、ソ=g、ラ=a、シ=b

ヘ音記号第2間のド=c
ト音記号下第1線上のド(中央ハ音、いわゆる真ん中のド)=c'
ト音記号第3間のド=c''

ご参考になさって下さい。
ひろっぴぃ〜さんのご指摘により、下記のミスが更に発見されました。
「The 美学」
誤 <音域設定>全体=c♯−c♯''
正 <音域設定>全体=c♯'−c♯''
「渡良瀬橋」
誤 <音域設定>全体=a−d♭''(減11度=長10度)
正 <音域設定>全体=a♭−d♭''(完全11度)


それから、ひろっぴぃ〜さんによる上記の音域図の作業、大変すばらしいですね。

ただ、これほど見事な表ができてしまうと、せっかくなので、僕が詳述しなかった、未使用音域についてもできれば厳密に反映したいな、という欲求が生じてしまいました。

またまた他人の下駄をはかせて頂いて、
1)使用している音としていない音を明確化
2)頭声音域と胸声音域の差異を視覚化できないか
・・・などを考慮して、若干補正したのが下記の表です。

×=音域外 ●=胸声使用音 ◆=胸声音域内未使用音
○=胸声音域と頭声音域の中間、頭声使用音の間
▲=頭声使用音 ■=頭声だが、ひっくり返った音、叫びなど
(ポルタメントやずり上げによって経過する場合のみの音は未使用音とした)

   f   g   a  b c'  d'  e' f'  g'  a'   b' c''  d''  e''f''  g''
01 ×××××●●◆●◆●●●●●●●●●◆●◆●○○▲○▲
02 ×××××●●●●◆●●●●◆●●●●●●×××××××
03 ××××●◆◆●●●●●●●●●●●●●●×××××××
04 ××××●◆●●◆●◆●●◆●●●◆●●○▲○▲××××
05 ××××××××●●●●●●●●●●○○▲○○○▲▲××
06 ××●◆●●◆●●●●◆●◆●◆●●◆●○■××××××
07 ××××××××●●◆●◆●●◆●●●◆●○○■××××
08 ×××××●◆●●◆●◆●●◆●◆●◆●▲○▲×××××
09 ××××××●◆●◆●●●●◆●●●○○▲○■×××××
10 ×××××●◆◆●●●●●●●●●●●●●●●×××××
11 ●◆●◆●◆◆●◆●◆●●●●◆●●◆●●×××××××
12 ×××××●●◆●●●●●●◆●●●●◆●×××××××
13 ●◆●◆◆●◆●◆●●◆●●●◆●●◆●◆●××××××
14 ××●◆●◆●●●●●●●●●●●●●●××××××××
15 ×××●●●◆●●◆●●●●◆●●●●●●×××××××
16 ××××●●◆●●●●●●●●●●●●●●×××××××
17 ×××●◆◆●●◆●◆●●◆●●●◆●●××××××××
   f   g   a  b c'  d'  e' f'  g'  a'   b' c''  d''  e''f''  g''


◆(音域内未使用音)の分布が低音域に含まれる場合、低音の限定的な使用(一部分のみの使用)が認められるということです。
更に、一般論として、◆(音域内未使用音)が多い楽曲は、ダイアトニックな楽曲(半音階をあまり用いていない楽曲)であると言えます。
ただし、「LOVE涙」や「青春宣誓」「ずっと」など、同じサビを転調して繰り返すような場合は、ダイアトニックな楽曲であっても表としては◆は少なくなります。

また、念のため繰り返しますが、「桃片」のc♯''は、胸声でも頭声でも使用されており、そのことがとても効果的なのですが、ここでは便宜上、▲で表記しました。(「ピ〜チ!」の音程もほぼc♯'')

それから今回、「めちゃホリ」の「ズバッと」でひっくり返す部分について、その音程も考慮に入れました。(「ね〜え?」でこの手法を駆使することの伏線になっていると考えられます。)

「草原」では、頭声と胸声のチェンジが巧妙で、どちらともとれる発声になっていますが、恐らく、d♭''については頭声で、場合によってはc''についても頭声のように発声していると思われます。(表中はd♭''から頭声としました。)

今回の作業の結果、頭声の使用が削減されていき、かつ、頭声による歌唱というよりは、ひっくり返すのみだったり叫んだりという唱法にシフトし、遂には高音域の使用を見せなくなる・・・という流れが、鮮明に認識できるのではないでしょうか。
たいへんに専門的かつ詳細な分析のあとで
書きにくいのですが

以前 あややSTYLE というサイトで
ニセPaPaさんという方が
あややの年明けの新曲はすべて嬰ヘ長調
ということを述べておられました。

作曲者のつんく♂が意図して行ったのか
たまたま偶然なのかは不明ですが
#が6つ(もしくは♭が6つ)もつく
比較的珍しい調性が3年も続くのは
やはり何らかの意図があったのでしょう
http://ameblo.jp/miki0018/entry-10007369016.html

確かに傾向として
デジタルでリズミカルな曲は#や♭の多い調性
バラード系では調号の少ない調性
という傾向は見られるようですね
電気楽器は調性による鳴り方の差がない
といわれますが
音を持続させることの多いバラード系で
A D E などの開放弦の多いキーが
選ばれることが多いようですし
鍵盤楽器は白鍵と黒鍵の時間差が
微妙な影響を与えることも考えられます
とにかく調性の選択というのは興味深い部分です。
> 雅没徒さん

僕は、これらの考察によって、調性の選択について意図があったのではないか、という仮定を否定しているつもりはありませんが、「生楽器の導入率と調設定の直接的な因果関係は、それほど厳密には指摘できませんでした。」というのは、事実なのです。
例えば、「ドキラブ」にも「めちゃホリ」にもアコースティックのストリングスが使用されています。更に、「渡良瀬橋」は変ニ長調という♭の多い調ですが、ここでもストリングスは使用されています。また、ギターについては、ほとんどの楽曲で使用されています。

ただし、「黒鍵」というのは、ある程度正鵠を射た指摘で、「桃片」における「桃色の季節」は黒鍵のみ、「ね〜え?」におけるサビ全体も、ほとんど黒鍵のみ(ブルーノートとしてのa'が用いられているが)で構成されています。とりわけ「ね〜え?」については、メロディーラインを考える上で、黒鍵を触りながら書いた、という可能性もあるかもしれません。

しかしながら、僕が上記の考察で最も重要だと考えているのは、これらの楽曲の調性が、録音当時の松浦にとって、最も適切な音域であるということです。つまり、この調でなければ、これらの楽曲の魅力(及び歌唱の魅力)を最大限引き出すことはできない、ということなのです。

「桃片」における頭声と胸声のチェンジ音「c♯''」については既に述べましたが、この音の効果については、半音たりとて変更不可能です。

「ね〜え?」については、ひっくり返す音程「d♯''」について、やはり半音たりとて変更不可能ですし、ウィスパー部分も、上げても下げても効果が半減します。

「ダンス。」については、ロックヴォーカルを狙って低めの設定、といっても、この状況で既に発音不明瞭(笑)ですから、これ以上は下げられません。しかし、最高音「c♯''」については、この唱法としては最も適切な音で、録音当時の松浦にd''そのものは出せたでしょうが、そうすると、この曲の歌唱全体のワイルドな雰囲気が損なわれてしまいます。

・・・これら3曲の調は、松浦の声を想定するならば、揺るがせない部分だったわけで、その意味では、3曲が同じ調性であるということは、偶然的な結果だったと考えられます。

ただし、つんく♂が、どのような順序で作曲を進めたのか、については、本人のみぞ知る部分です。
例えば、まず調設定を確定し、その中で、松浦のヴォーカルを考慮したメロディを作曲した、ということも、考えられます。

つまり、僕の考察は、作られた結果の音楽を、その当時の松浦が移調して歌唱することは、楽曲の性質を損ねることになる、ということを示したのであって、必ずしも、調設定が後付けであることを証明したことにはなりません。

ただ、ここで今ひとつ思い出したいこととして、つんく♂が、必ず自分で仮うたを録音して、歌手に聞かせているという事実です。仮うた段階で、必ずいつも、リリースする調と同じ調設定であるとは限らないと思います。(彼自身の音域の問題もありますので。)
となると、作曲段階では、調設定はともかくとして作曲し、歌入れまでの仮定で、音域との調停で調設定を確定した、という順序が、最も現実的なのではないかと推察されます。

器楽曲ではありませんので、歌を作曲する場合は、やはり、誰が歌うのか、(即ち、その歌手の音域がどうなっているのか)ということが最も重要です。
事実、クラシックの歌なども、歌手は自らの音域に合わせて自由に移調して歌います。調性の雰囲気が損なわれようとも、自分の歌唱として最も適合した音域を選択することが、一番に優先されるわけです。

少なくとも、調性の雰囲気を最初に想定して作曲する、ということは、こと歌に関して言うと、あまり意味をなさない、というのが、実際のところなのではないでしょうか。
(カラオケではそんなことお構いなしでみんな自由に移調しますし。)
> 実は去年のNHK「夢・音楽館」という番組でドキラブをアレンジの都合上1音下げて変ロ長調で演奏していました。でも松浦亜弥は何の抵抗も無く平気。今の松浦亜弥が歌うのであれば、逆にロ長調よりもこの半音下がった変ロ長調の方が音域上歌いやすかったかも知れません。

寡聞にして存じ上げませんでしたが、しかしこの事実は、ひろっぴぃ〜さんがおっしゃるように、僕の検証をある程度実証しているのではないでしょうか。
アコースティック伴奏者たちが変ロ長調の方が都合がよかった、ということも事実でしょうが、今の松浦亜弥には、「会いたくなった」のd♯''を(歌えない、ということではないにせよ)きれいに歌うのは難しいわけです。
14歳から5年間を経て、恐らく、半音から全音程度、歌のポジションが下がってきています。

僕が、「半音たりとて変更不可能」と申し上げているのは、あくまでも「録音当時の松浦」についてであり、時間が経過するとともに、半音から全音、下げた方がきれいに歌える、ということは生じてくると思います。
今のところ、d''を歌うのには抵抗ないようですが、d♯''を頭声でなくとるのは困難なのでしょう。
『ドキLOVE』のキー設定について、手持ちのソフトから最近のものを3点ほど検証してみました。
全て似たような時期のものですが、興味深いことがわかりました。


1)後浦なつみコンサートツアー2005春 トライアングルエナジー
 2005年4月10日〜5月08日(5月1日収録 東京・中野サンプラザ)

オリジナルカラオケ、即ちロ長調の原調、ソロで歌唱。
しかし、最高音である「会いたくなった」の「な」(=d♯'')については、やはり、以前の歌唱に比べて苦しさがあります。
1度目は、音程の正確さが売りの松浦にしては、ちょっと低目のあたり方をしています。
更に、2度目の方は、ややずり上げることでこの音程に到達しています。

2)松浦亜弥コンサートツアー2005春 101回目のKISS-HAND IN HAND-
 2005年2月25日〜5月7日(5月5日収録 東京・中野サンプラザ)

上記公演と完全に時期がかぶったツアー。収録日はこちらの方が4日だけ遅いけど、ツアーそのものはこちらの方が先に組まれています。(実際のセットリストには変動がある可能性もあるかも? …すみません、その確認はできていません。)
ここでの歌唱は、ゲストのメロン記念日とともに、5名のゴスペルversionとして歌っています。
そして、調性は、原調より半音下がった変ロ長調となってます。(でも、開始してからしばらく歌っていくうちに、少しずつ音程が下がっていってます。少しですが。)
伴奏がないということで、このキーが意図した通りのものかどうかはわかりませんが、それなりにきちんとコーラスワークを施していて、練習はきっちりやったのだと思われます。
松浦は終始、主旋律を歌ってますが、この、半音下げる処置は、アレンジ段階から意図されたものだでしょう。
カラオケを用いないことによって、キーの設定は自由化するわけです。それなら、少々原曲のキーがきつくなってきた松浦は、半音下げることを希望したのではないでしょうか。
もちろん、コーラスパートをメロディ上部にも組んでいるから、あんまり高いとメロンが苦しい、という配慮があった可能性も否めませんが、こういった場合にやはり最も優先されるのは、メインのヴォーカルパートの歌い易さです。(高いパートは柴田らの安定した頭声唱法であれば半音の変動には耐えられることでしょう。)
本来、上記のように同時期の「後浦なつみツアー」では原調で歌唱しているわけですから、同じキーで歌う方が歌い易いはず。それを敢えて下げてコーラスを施しているところを見ると、このキー設定は不可避のものとして選択されたと推察できます。

3)ハロ☆プロ パーティ〜!2005 〜松浦亜弥キャプテン公演
 2005年5月21日〜6月26日(6月25日収録 兵庫・神戸ポートピアホール)

19歳の誕生日に地元兵庫で組まれた公演。上記ツアーから1ヶ月を経ずして行われたもので、いつもながらこのハードスケジュールの中、よくぞセットを覚えてやり通しているな、と、感心しますね。。。(そしてついでに言えば、この誕生日DVDは、会場をピンクサイリウムで染めたヲタ心に涙をこらえる松浦の姿に、何度観ても感涙モノであります。)
ここでの歌唱は、再び無伴奏で、「アカペラバージョン」というクレジットとなっています。実質的には前回のアレンジを踏襲しつつ、「W」の2人が参加しているので若干の変更が見られます。(更についでに言うと、最後の部分は午後ティーCMネタから、他のメンバーによるサプライズ「ハッピーバースデイ」コーラスのプレゼントに繋がっていて、それもまた感動的。)
さて、こちらの場合、始めるにあたってきちんと音取りをしています。前回の反省(?)か、人数が増えたからかは分かりませんが、ピッチパイプまで準備して正確な開始音をとる手法は、本格的な感じを受けますね。(逆に、松浦が厳密な絶対音感を有していない証拠でもありますが。)
さて、DVDに収録されているピッチパイプの音は、f♯'の音です。この開始音から判定できる設定調は、イ長調ということになります。つまり、1ヶ月前の変ロ長調に比べても、更に半音下げていることになります。
もちろん、人数が増えたことによって上声のコーラスが増強されて、そのせいで高音への配慮をした、という仮説もあり得ますが、やはり、メインヴォーカルへの配慮と見るのが妥当でしょう。
しかし、話はこれで終わりません。実は、ピッチパイプの音が示しているイ長調で、始まるかと思いきや、既に開始時点から、だいぶ低い音程で始まっています。これが誰のせいかは判定できませんが、全体的に低くなってしまう傾向が、リハーサル段階からあったのではないでしょうか。ピッチパイプを敢えて使うことにしていたのも、そのためかもしれません。
しかし、わざわざピッチパイプを使ったのも空しく、音程はどんどん下がり、結局、変イ長調まで下がっています。だから、少なくともこの日の公演は、実質的には「変イ長調での歌唱」、ということになります。
これは、さすがに低すぎると思います。低音部分は、逆にちょっと歌いにくそうな感じを受けますから。


以上の検証をまとめると、

1)オリジナルのロ長調
2)ゴスペル版・変ロ長調
3)アカペラ版・イ長調(実質変イ長調)

ということになります。たった1ヶ月の間に、このような試行がなされているわけですから、『ドキLOVE』の歌唱については、松浦自身もちょっと迷いがあるのかもしれなません。

ただ、少なくとも、「できることなら下げて歌いたい」と希望していることだけは、どうやら確実視できそうです。


ひろっぴぃ〜さんが教えて下さった「夢・音楽館」は、更に1年前のものですが、しかし、ひろっぴぃ〜さんの時代区分に従って松浦の声を想定するなら、その時期に既に、できれば下げたい、と考えていたことが想像できます。

なお、問題の楽器編成ですが、バスクラリネット以外は移調楽器はありませんし、バスクラという楽器はせいぜいベースラインを担当しているだけでしょうから、よほどの複雑なソロパッセージでもない限り、プロの演奏家がロ長調(記音変ニ長調)の楽譜を見てクレームをつけるということはありません。(オケに、トラで『春の祭典』を吹きにいく仕事に比べれば、100倍楽な仕事です。)
従って、この編成だとすると、編成の都合で変ロ長調にした、ということは、どうやらなさそうです。


・・・以上になりますが、ちょっと今、「松浦全シングル楽曲」での検証作業を、「松浦全楽曲」に拡張しようかと考えています。

例えば、『シャイニング デイ』については、最高音d♯''もあるし、頭声でのg♯''も出てきていますが、上記2005年5月の「101回」ライヴでも、この楽曲をちゃんと歌っています。
そう考えると、もちろん今でも、『ドキLOVE』も歌えないことはないのだと思います。(アンコールだから喉を配慮することなく歌い切れる、ということもあるでしょうけど。)


なお、僕はオンエアチェックまではきっちりやっていませんので、上記の検証につきまして、オンエアとかライヴでの歌唱も加味して補完して下さるとありがたいです。
宜しくお願いします。
ひろっぴぃ〜さんの証言によって、
松浦が相対音感であることがよくわかりました。
「全然」の強調は、むしろ自分としてはその方が楽、と思っていたからかもしれません。

ちなみに、トロンボーンはB♭管だけど実音表記、チューバは、いくつかの管長の楽器があって、人によって使っている楽器が異なりますが、いずれにせよ実音表記です。
トロンボーンは、グリッサンドを多様するようなアレンジであれば、変ロ長調にするメリットも考えられますが、そうでもない限り、ロ長調がことさらに困難、ということはありません。

最低音域の音の可能性などの関係で、変ロ長調の方が適切、という場合が考えられますが、その映像を見てみないと判定は難しいです。

いずれにせよ、今後の松浦は、アカペラバージョンでしか『ドキLOVE』を歌わないかもしれない、という危惧はあります。

新しいアルバムで、『ドキLOVE2006』みたいな、新ミックスで半音下げたカラオケを作成すればいいのではないでしょうかね。松浦も新テイクで。
【砂を噛むように…NAMIDA】速報です。
(この楽曲の作詞作曲、成立の裏事情などは、既に様々に語られていますので、ここでは敢えて触れません。)

<調設定>ハ長調(C major)間奏メロで変ホ長調(E♭major)に転調、サビリフレインで変ニ長調(D♭major)に転調。
<音域設定>全体=g−e♭''(短13度)

今回は、このトピ内のこれまでの考察から導かれる予想に反して、かなり音域の広い楽曲ですね。。。

この楽曲では、Aメロ、Bメロ、サビのいずれにおいても、高音域のc''とd''を隣接させて用いています。(サビの反復で半音上に転調した際は、d♭''とe♭''になる。)
しかも、サビでは、高音域から低音域まで、全音域が駆使されています。
このような配分は、サビにキャッチーなものを求めるより、歌唱技術を聞かせることに重きを置いた結果と考えられます。

各部様々な箇所で散見されるc''d''(あるいはd♭''e♭'')はいずれも、「絶妙な頭声」によって歌われています。
これは、【草原の人】によって獲得された、胸声と頭声の境界をスムーズに移行させる技術に他なりません。

かつての【ドキLOVE】におけるような、胸声のまま到達させるd♯''ではありませんから、松浦亜弥の音域が再度上昇している、ということではありませんが、ここ最近では最も高い音域を含む楽曲と言えることも事実です。

松浦亜弥の胸声〜頭声のチェンジ音は、かつてはc♯''あたりだったと推察されますが、近年は、c''に下がってきていると思われます。
しかし今回の歌唱では、このことを絶妙に活かしていて、異なる音色を意図的に配置し、それと同時に音色変化のスムーズな移行を実現しているのです。

楽曲の良し悪し、売れ行き予想等はともかくとして、この楽曲の歌唱によって、「歌手松浦」は、確実に一歩前進したように思います。

(この書き込みは、本日のANN放送を1回聴いただけのものなので、暫定的なものとさせて頂きます。)

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