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堀江史朗先生を敬うコミュコミュの堀江先生アーカイブ

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『隙間からスキマへ』(日本放送出版協会)
という本は、森繁久弥さんの書かれた本ですが、
中に、堀江史朗先生の事も書かれているので、
読んでみました。

森繁久弥さん、神戸のあたりのお金持ちのボンボンだったようです。
少年時代、神戸の海でヨットをしていたというんですから。
大学は早稲田で、演劇にのめりこんで、学生結婚をして、
NHKに就職して、満州に渡ってラジオ放送(まだテレビはない)の仕事
をし、中国奥地の少数民族への取材もしたそうです。
(テープが残っていれば貴重な資料になったと思いますが)

戦後引き上げ、新宿のムーランルージュなどで演劇活動をしているところを
堀江史朗・NHKプロデューサーにスカウトされ、
NHKラジオ『愉快な仲間』や『楽しい喫茶店』などの番組に出演、
(どちらも堀江先生プロデュース)
日本初のDJとして活躍され、国民的スターになります。

その森繁久弥さんと堀江史朗先生との出会いの場面ですが、
森繁久弥さんは、満州でラジオの仕事をしたことで、
今後一切ラジオの仕事はしない、と決めていたそうなのですが、
堀江先生の温厚なお人柄に触れ、ぐらぐらっと気持ちが傾いたそうです。
いかにもNHK然とした、官僚的な上から目線の物言いをされたら、
絶対断っていたそうなのですが、
そういう森繁さんが持っていたNHKプロデューサーのイメージと、
堀江先生は、全然違っていたそうです。
それに、この大きな仕事を、他の人にさせるのは悔しい、
という気持ちにもなったそうで、
そう思わせる堀江先生の絶妙なスカウト技が凄いです。

森繁久弥さんと堀江先生は、年齢もそう違わないんです。たった1歳違い。

その後、森繁久弥さんは、東宝映画の社長シリーズや
駅前シリーズで大人気となります。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A4%BE%E9%95%B7%E3%82%B7%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%BA

駅前シリーズと言えば、新井一先生がプロデュース。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%A7%85%E5%89%8D%E3%82%B7%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%BA


そしてその後森繁久弥さんは『屋根の上のバイオリン弾き』で伝説に……

***

森繁久弥さんは御存命ですが、
多分あまりお元気ではないのでしょう。
お元気でしたら、堀江先生のお葬式にも
ご出席したかったのでは? と思います。






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