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Hume, Davidコミュのヒュームの本

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 はじめまして。ソフィーの世界でヒュームの存在を知って考え方に共感を覚えました。すごく粗い説明だったのでもっと詳しく知りたいのですが、人間本性論はなかなか見あたらず、売っていても高すぎて手が出せません。そしておそらく高度すぎて理解するのが困難だと思うんですが、易しくかかれた本などないでしょうか?

コメント(10)

人間本性論の抄訳は、中央公論社の世界の名著という本に入ってますよ。
他には、人間本性論の一巻を書き直した人間知性研究という本が法政大学出版局から出ています。

後者の方がとっつきやすいかもしれません。

私も今ヒュームを勉強しています。
>るいさん

 中央公論社の世界の名著【ロック ヒューム】人間知性論 人性論をヤフオクで買いました。情報ありがとうございました。
 後者の本は高くて買えませんでした…需要が少ないからでしょうかね?専門書というのは高くて困ります。そして難しい。
 本当にそのことについて理解している人は、そのことを説明するときに難しい表現や言葉を使わなくてもできるとだれかが言っていました。またある人は専門家ぶって専門用語を進発させて説明する人々は実は何もわかっていないとも言っていました。…どうでもいいんですけどね。
「人間本性論」は、岩波文庫から復刊されるそうですよ!
岩波のホームページによると、来月2月23日頃に復刊らしいです。
私もヒュームを勉強していて(といってもまだほんの少しですが)
手元にテキストがない状態だったのでとてもありがたいです。
復刊ということで、旧仮名遣いはそのままだとは思うのですが、
もしよろしければ参考になさってください。
人性論の復刊はよかったのか、悪かったのか……。
大槻訳は復刊続きですね。ロックもバークリも。
イギリス経験論トリオを勉強しているものにとってはありがたいやら、悲しいやら。
大槻訳は旧字体ですし、誤訳も多いです。ただし全訳はこの一つだけ。
『世界の名著』は抄訳ですし、誤訳も多いです。抜き出した箇所はまずまずですが、一巻の蓋然性の部分が省略されすぎています。人性論の全体を知るのには一番の近道かもしれません。
木曾訳は、かなり正確な訳です。しかし、大槻訳に対抗してか、ところどころに誤訳がみられます。原文に忠実のあまり日本語として不自然な感もいやめません。しかし、現在日本で購入可能な最高の和訳であることには変わりありません。底本もグリーン版ですし、原著とつき合わせて読む際には注意が必要。特にニディチ版を使っている人は要注意。ノートン版の人はさらに注意が必要。グリーン版とは明白に違う箇所が何箇所もあります。ノートン版はクラレンドンになりましたが、まだ見ていません。だって高いんだもん。
二巻、三巻も早く出ないかなぁ〜。がんばれ法政大学出版!!!木曾さんが亡くなってしまったのだから仕方ないですけど。
『人間知性研究』は、いい訳ですよ。ただ共訳ですので注意が必要。付録の一ノ瀬さんの解説もすばらしい。内容的には納得できない部分も多いですが、勉強になります。
解説書としては、杖下『ヒューム』が秀逸。現代の流れからは若干遅れているが、入門書としての諸要素はおさえまくっています。
老婆心ながら長い文章になってしまいました。
>ヘリオット様
重鎮となると、杖下隆英(『ヒューム』勁草書房)。
あるいは、神野慧一郎(『ヒューム研究』ミネルヴァ書房)。

ですね。若手としては一ノ瀬正樹(ただし、一ノ瀬は批判的にヒュームをとらえることが多いです。個人的なお勧めは「バークリにおける神と原因」『イギリス思想の流れ』北樹出版所収)。
現在のヒュームの研究状況を知るには、中才敏郎編『ヒューム読本』法政大学出版局、がお勧め。ただし内容的には初学者向けではないが、社会学者としてのヒュームがテーマの論文も含まれています。

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