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天パに悪い奴はいないξ^ω^ξコミュの天パ小説

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やあやあ、天パ諸君。


最近季節柄、気分が滅入りがちではなかろうか。


しかし!


こんな時期だからこそ!


こんな時代だからこそ!


手を取り立ち上がろうじゃないか!!!!!



(´ω`)ふふふ



そこで提案なのだが…


天パ小説を書こうじゃないか!!


ルールはひとつ!


天パが活躍すること!



では始めよう。




※リレー小説方式で赴くままに文章を羅列してね

※文章をパスしたい人の名前を最後に記入してね

コメント(10)

全寮制R女子高校。

新米教師で天パの俺は女子校というまさかの赴任先に、躊躇いを感じながらも期待を隠せずにいた。


「えー、…こ、このクラスの担任になりました、巻毛巻雄です。新人で頼りないところもあるかもしれませんが…よろしくお願いします。」

教壇に立ち、生徒たちを見渡す。

清潔に整えられた教室には自分以外男はいない。

きっと良いお家で大切に育てられたのだろう、「お嬢様」という言葉が似合う少女達は、まるで上品な人形かのようだった。


トラップにパス!


たどたどしく自己紹介を終えた俺は黒板に自分の名前を書こうとした。

すると、一人の女子がおもむろに口を開いた。



「ちょっとーexclamationなんでうちのクラスにスチールウールがあんのーexclamation & question





!?





俺は思わず目と耳を疑った。

美少女揃いのこのクラスでもとりわけ美しい綺麗なストレートヘアの娘だった。

あの整った人形からは想像できない罵倒が俺に向けられているのだ。

「ここ理科室じゃないんですけどーexclamation
「きゃははははわーい(嬉しい顔)

他の何人かの生徒も同じように俺をまくし立てた。


あまりにも意外な展開に、俺は今だに微動だにできずにいた。


「ちょっと・・やめなよ直美・・」

なるほど、全員があんな娘なわけではないようだ。


俺はようやく落ち着きを取り戻し、なんとか場を持ち直そうとした。

「お、おいおい。あんまり教師をいじめるもんじゃないぞーexclamation この天パは生まれつきなんだからなーexclamation

理想のクラスへの道のりは、なんとも険しそうである。


セジュンにパス!
何だかんだで初日のホームルームも終わり、俺は職員室に戻った。

部屋の隅に与えられた席に腰掛け、クラス名簿を開いた。

「矢木…矢木…



あ、この子か」

切れ長の目に筋の通った鼻、スポーツでもしているのだろうか、健康そうに日焼けした肌が眩しかった。

個人写真の矢木は凛とした清々しい姿でこちらを見ている。

とてもイジメにあうようなタイプには見えない。

そして驚いたことに彼女は天パだった。

むしろ親近感を覚える。

…そんなのんきなことを考えていると、突然誰かに背中を叩かれた。

「…センセ。」

慌てて振り返るとそこには先程俺のことをスチールウールだと罵ったストレートヘアの女子生徒が立っていた。

「これ、日誌です」

彼女の胸には『学級委員』と書かれたバッチが堂々と付けられていた。

どうやら彼女が実質的にこのクラスのボスであることは疑いの余地もないようだ。


「…矢木さんの写真なんか見てたの?」

「え、あ、まあ…な」

「ふうん…」


何ともとれない表情を浮かべた彼女は急に俺の耳元に近づけて来た。


「…センセ。知ってます?この学校の『髪隠し』伝説…」


ごめんパスするの忘れてたww

あえて潤さんにパス!






ふぅー

私は一日目の授業が何事もなく終わったことに安堵をおぼえながら、職員室で一息ついていた。

板書中、後ろから髪に火をつけられるのではないかとびくびくしていたがそういった新任いじめもなく、最近の子供たちしては生徒たちはまじめに授業をうけてくれた。


「巻毛先生。」

私はあの学級委員の娘が来たのかと思い振り向いた、するとそこには黒髪のこれでもかというほどストレートの美しい髪を持った白衣をきた女性が立っていた。

「あの、巻毛先生ですよね? 新しく来られた。」

「はい、そうですが」

私はその美しい髪をもった大人の色香を持った女性に見とれながら答えた。

「はじめまして、私この学校で保険医をしています、天真 直といいます。」

「ああ、そうなんですか、こんな美しい方が保険の先生ならしょっちゅう具合が悪くなりそうだ。]

何をいっているんだ私は・・・・自分が言ったことに恥ずかしさを覚えていると

「まぁ、巻毛先生お上手ですね、よかったわ新しい先生がおもしろそうな方で、よろしお願いしますね。」

「あっ、ハイ、こちらこそよろしくお願いします。」

その後、天真先生と別れたあとも職員室にいたがその日は学級委員長はやってこなかった。



トッラプにパス〜






あっという間に3日目の朝が来た。

今日は先日までとはうってかわって、怪しげな曇り空をしていた。


だだっ広い校舎は今だに構造がわからず、廊下を歩く生徒に教室の方向を尋ねるほどである。

今日の授業もなんとかこなし、生徒との接し方も板についてきた。

ただ、相変わらず矢木の席がぽっかりと空いたままであることが気になった。



そうだ、一度矢木の家に行ってみよう。


この状況で「不登校児」という言葉を連想するのは容易かった。

こういう時に手を差し伸べるのが教師の役目じゃないか。


放課後の職員会議を終えた俺は、生徒の個人名簿で矢木の住所を確認し、昇降口へ向かった

とそこで、思わず足が止まった。

下足箱の近くで立っているのは俺のクラスの学級委員、上村直美だ。

彼女はただ立ち尽くし、恨めしそうな目で空を見上げていた。


「おぅ、上村exclamationどうしたんだ?帰らないのか?」

彼女は体をビクッとさせて俺の方を振り向いた。

「なんだ・・センセですか」

「なんだとはなんだ、今日天気が悪いんだから早めに帰った方がいいぞexclamation

空を見ると、案の定小雨が降り始め、すでに敷地のアスファルトを濡らしていた。

「わかってますexclamationもう私のことはいいですからっexclamationexclamation
スチールウールはさっさと燃やされて酸化還元反応の実験でもされてなさいよexclamationexclamation


なんとも酷い言い草だ。


髪隠しについて詳しく聞こうと思ったが、それ以上に俺は矢木のことが気になっていたので、上村を残して俺は校舎をあとにした。


彼女はまだ、この曇天を睨みつけながら自分の髪をしきりに握りしめていた。



みおす先輩にぱーっすハート
雨風は次第に強くなり、私は矢木の家へと急いだ。


30分は歩いただろうか。
住宅地からは少し離れた工場地帯に彼女の家はあった。


何の工場かは分からないが、「矢木工場」と書かれた大きな看板を見つけた。



コンコン…



「すみませーん、どなたかいらっしゃいますかー?」



何度かノックしたところ、中からこちらを窺うように母親らしき女性が姿を見せた。


彼女は私も負けを認めるほどの天パだった。


きっと一度は大仏と呼ばれたことがあるだろう。

きっと修学旅行で東大寺に行ったとき、親族と呼ばれた経験があるだろう。


そんないらないことを考えている内に、彼女は口を開いた。


「…どちら様ですか?」


まるで敵を威嚇する猫ような鋭い目つきでそう言った。


…決して猫毛ではないが。








はじにぱすー(^O^)

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